2012年10月12日

自然を愛する月見の習慣

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毎夜訪れる中秋の月を楽しんでおいででしょうか?
今年の名月は9月30日が十五夜、10月27日は後の月、十三夜です。古来、月はどちらの月も眺めることを良しとしてきました。秋風がたち始めると夜空へも目が向き、月ならず秋に輝く星までもが楽しめます。月の出が日に日に遅れることから、古来から月の出に合わせた言葉で表現するのも言葉遊びのようでおもしろいものです。

十五夜(じゅうごや)、その翌日が十六夜(いざよい)、さらにその翌日は十七夜(たちまち)、それに続き十八夜(いまち)、十九夜(ねまち)、二十夜(ふけまち)
…と月の出を待ち、言葉とともに楽しみます。

外国にみる月によせる信仰や月と兎の伝説など、月のことを知るにつけ興味は募ります。はるかな月に思いを馳せ、尾花を飾り、御酒を用意。大宮人の如く観月の宴へと自らをいざないます。またとないこの月の月をお伽草子の主人公になりすまし、月からの使者が光の梯子をつたって迎えるであろう…と、秋の夜は「しばし現世から遠ざかることも可能なり」と待ち侘びてみます。

昭和44年、月面に着陸した宇宙飛行士ニール・アームストロング船長の言葉。「人類の第一歩」月面着陸はまさにビックニュースでした。
日本人宇宙飛行士 星出彰彦さんは、今、宇宙に滞在。船外活動と合わせて貴重な実験に時を費やし活躍中です。月に住むという兎の伝説はインドの神話から伝わったもの。あの三蔵法師の編集による「大唐西域記」によるものです。
刻々とすべてが変化する中でも、自然への畏敬と賞賛は日々の生活習慣のごとくに大切に、と思うことしきりです。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow  カテゴリー 風習
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2012年10月05日

健康な心身を培う日 --- 体育の日---

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 1961年制定の「スポーツ振興法(現 スポーツ基本法)」では10月の第一土曜日を「スポーツの日」としていましたが、祝日ではありませんでした。その後日本で始めて行われた「東京オリンピック」の開会式の日(10月10日)を「体育の日」とし、祝日に定めました。(現在はハッピーマンデーの制定で10月の第2月曜日が体育の日になっています) オリンピック東京大会の輝かしい成果と感動を記念して「国民がスポーツに親しみ、健康な心身を培う日」として国民の祝日に制定されました。
 この「スポーツに親しみ」というのは「皆でスポーツをしよう」という意味で、「健康な心身を培う」ために身体を動かそうという目的があります。
 オリンピックといいますと、今年行われたロンドンオリンピック&パラリンピックが記憶に新しいかと思います。始まる前から大勢の出場選手の練習や記録会の様子をテレビでとりあげ、その華やかさの裏にある過酷さや選手の葛藤、周りで支える家族、仲間、応援する人々を映し出し、本番での応援にも力が入りました。時差のあるロンドンですが、私はどうしてもリアルタイムで応援したくて、寝不足が続いてしまいました。
 そんな大活躍のオリンピック選手達は、日本に戻ってからもさまざまなイベントに登場し、大活躍しています。「皆でスポーツをしよう」ということで、将来活躍するであろう子供達や一般市民とスポーツを通じで交流し、私達にスポーツの楽しさを教えてくれています。私達が「スポーツに親しむ」のにとても良いイベントだと思いました。オリンピックに出場したスター選手と一緒に泳いだり走ったり、組み合ったりと、とてもステキな思い出になり、また力にもなるのではないでしょうか。
 「体育の日」は「皆でスポーツしよう」という日ですので、ここに合わせたイベント(運動会やその他スポーツ大会)が沢山行われますが、その日1日ではやはり身体を作り上げることはできません。前出のようなイベントや地域でのイベント等、スポーツに親しむための催しは1年中様々な形で行われています。「体育の日」をきっかけに、健康な心身を培い、そして運動を楽しんでできるように、日頃からスポーツに親しまれると良いのではないでしょうか。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ☆Fain☆ カテゴリー 年中行事
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2012年10月01日

「いいことVoice」

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【Campus Diary2013に「いいことVoice」が掲載(石井洋子監修)】

コクヨのCampus Diaryは人気商品です。
そもそもコクヨのCampusノートは、東大生が発案「字がきれいに書ける」で評判となった御存知の商品ですが、新たに「いいことVoice」をお載せしDiary2013年版が発売されています。
「いいことVoice」は、様々なカテゴリーからマナーを捉えています。つまり、いいこと知って良かった、役に立つ、ステキになるなど、やってみようかな!真似してみよう!と思っていただけたら締めたものなのですが…
知って良かったと思っていただけましたら、つけやきばでもいずれ本物になります。オフィシャルでもプライベートでもまさに「いいことVoice」なのです。
では、どのような「いいことVoice」があるのかとDiary2013年3月をひもときます。
“ハガキは封書を簡略化したものです。冠婚葬祭の連絡、封書の返事、大事な御礼やお願い事などは封書を使うようにしましょう。”とあります。
ハガキや封書は心を相手に伝える道具ですが、その道具の使い方を心得て大人のお付き合いを豊かにステキにしてまいりたいものです。
文化は今も至るところで生き続けています。“知るはよろこびなり”毎月のいいことVoiceをどうぞお楽しみくださいませ。そして日常生活に活かしていただけましたら幸いです。
(またスクーリングを通してマナーを学ぶ機会をお作りいただくことも可能です。)


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 いしいようこ  カテゴリー 情報
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2012年09月26日

故郷のまつり --- 祭りばやしが聞こえる---

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400年の歴史を持つ豊鹿島神社のまつり(祭礼)が近年9月の第2土曜、日曜に行われている。今年も9月8日、9日、好天に恵まれ残暑の厳しい中、「まつり」という独特の熱気の中に営まれた。
我がふるさとはトトロの森近く、村山貯水池のふもと多摩モノレールの終点、徒歩で約30分。マイカーが無いと不便であるが、昔と変わらない良き伝統と暮らしが残っている、東京の片隅である。
豊鹿島神社の御祭神は武御加豆智命であり、その事蹟は古事記にある如く天孫降臨に功のあった高天原随一の武神とされている。武運長久、農業守護、国土開発の神である。

いつの頃からであろう…
参道にはぎっしりと露店が並び人々が行き交い、子供たちのはしゃぐ声がしていた。浴衣姿の男女に時代を反映した様子も垣間見られ、夜店の光景は光と匂い、賑わいと、独特である。
森に囲まれた神社の境内には、紅白の幕で覆われたやぐらが高くそびえ圧巻。その周りは三重に取り巻く白線が描かれている。脇にお茶処があり、むぎ茶とカルピスのサービスは男衆の当番である。宮司を先頭に、神輿が地域を巡るべく境内を午後1時に出発。宮入りは午後7時である。男階段をかけ上り、宮入りまでの道のりは6時間に及ぶ。地域の平安を祈り五穀豊穣と活性、人々の幸せを願い、各地区を巡るのである。今年も無事に一連のまつり行事は閉じられ、七五三、新嘗祭、やがて新年を迎える大祓いと続く。
亡き人とともに踊ることを目的に、今年も私は踊りの輪の中に加わる。幼い浴衣姿の女の子の手をひきながら…
行く場所があり、会いたい人がいる。しあわせを噛みしめたまつりであった。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow  カテゴリー 年中行事
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2012年09月21日

秋分の日

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 今年の秋分の日は9月22日にあたります。秋分の日は9月23日と思っていらっしゃる方が多いと思いますが、必ずしも23日ではないのです。
 祝日のうち、春分の日と秋分の日は法律で具体的に月日が明記されず、それぞれ「春分日」「秋分日」と定められています。春分の日と秋分の日については、国立天文台が毎年2月に官報で公表し、閣議で来年の日にちが決定されています。
 地球が太陽の周りを365日と約6時間かけて1周するため、4年に1度「うるう年」としてその周期のズレを調整しますが、きっちり調整できるわけではないので、太陽が秋分点を通過するのは23日に限らないことになります。
 秋分の日は春分の日と同様に、昼と夜の長さが同じになる日ですが、まだまだ夏の気配が残ります。秋分の日を中心とした前後3日間が秋のお彼岸です。秋分の日の3日前の日が彼岸の入り、3日後を彼岸の明けといい、秋分の日は彼岸の中日となります。彼岸とは仏教用語からきたもので、亡くなったご先祖様の霊が住む世界のことです。
 秋分の日は、「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」国民の祝日とされています。家族そろってお墓参りに行ったり、ご先祖様を供養する法会が行われています。
 秋の七草にもかぞえられる萩にちなんで、秋のお彼岸に食すものをおはぎと呼びます。春のお彼岸に食すのは、牡丹の花にちなんでぼたもちと呼ばれます。萩は小さな可憐な趣の花ですので、おはぎは春のぼたもちより小さ目に作るとされています。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin  カテゴリー 年中行事
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2012年09月17日

「敬老の日」に寄せて

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9月の第3月曜日は「敬老の日」。日本は世界屈指の長寿国。未来を生きることはできないけれど、身近な、人生の大先輩の皆様に触れて、感じて、未来の自分を想像することはできます。

おばあちゃんたちの原宿と呼ばれる東京・巣鴨地蔵通り商店街。縁日ともなれば、激動の時代を生き抜いてきた皆さんで大賑わいです。商店街入り口付近にあるマクドナルドも、縁日の日中はシニア世代の皆さんで満席になりかねないほどの勢い。ところどころに席を陣取っている女子高校生グループとも自然に同化し、元気の元はここにもありました。お仲間同士で「今日も暑いねえ」「うん、暑いねえ」、「これ、おいしいねえ」「うん、おいしいねえ」と、何でもないような言葉をお互いに繰り返す。相手を気にかけ合う心地よい関係は、こうして築いていくものなのですね。

愛知県では、おそらく日本最高年齢であろう、平均年齢92.5歳のキャンペーンガールが誕生。以前ブームを巻き起こした「きんさん・ぎんさん」の4人の娘さん達が、振り込め詐欺などご高齢の方の被害を防ごうと、県から大役を任命されるという活躍ぶりです。

エンターテインメントの世界では、映画「あなたへ」に主演した高倉健さんが81歳というのには驚きましたが、いぶし銀のごとく、深い人間味を湛えた魅力は増す一方です。その高倉健さんがインタビューの中で、生きるために始めた俳優の仕事ではあるが、この作品と出会い、これまでにはないものを学ぶことができたと、飾らない素顔を見せてくれました。映画の中でさまざまな生き方に挑んできた高倉健さんの言葉に胸を熱くしたのは、きっと私だけはないでしょう。ちなみにこの映画は、今年のカナダ・モントリオール世界映画祭で、人間の内面を豊かに描いた作品に贈られる「エキュメニカル賞特別賞」を受賞しました。

こうした皆さんのように、きっぱりとした切れ味の良いものの言いよう、常に自分らしい姿でいられるようになるには、私の経験などまだまだ未熟で遠く及びません。一見豊かな時代のようでも、途方もなく心に負担を強いられ、自らを追い込んでしまうような深い悩みを抱える人が若年層にも広がっています。生きることの達人である人生の大先輩の皆様に、生き抜くための心得をご伝授いただけると心強いのですが・・・。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 nyan  カテゴリー 年中行事
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2012年09月05日

気持ちの良いコミュニケーションの為に

 先日行いました公開講座では、コーチングスキルを通して「人間関係を円滑にする極意」をテーマに基本スキルをいくつか学びました。
 円滑なコミュニケーションを行うためには相手の話(声)をよく「聴く」こと。そして、自分のフィルターを通さず、相手のありのままを受け入れる「認める」こと。これを踏まえ、「聴く」と「認める」の具体的方法をお伝えしました。
 皆様には実際に具体的な方法を用いながらお話をしていただきましたが、感想を伺ったときに、とても興味深いお話がありました。
 「人とお話するときは【笑声】で話す」と言うこと。【笑声】ステキですね。
 実際多くの方は、人と笑顔で接することを心掛けていると思います。私も、出来るだけ笑顔で接するようにしています。初対面の場合はもっと笑顔を意識します。けれど、もし電話であったら顔は見えません。いつも対面で話をするわけではなく、電話で話をすることも多々あるのです。そんな時、顔が見えないからといって暗い声やつまらなそうな声をしていたら、本当は相手にそんなに悪い感情がなくても、あまり良い印象は受けませんね。でも、明るく楽しそうな声であれば、印象もとても良くなると思います。私も、暗くて陰気な、つまらなそうな声より、明るく楽しそうな声の方を聞きたいです。
 この言葉を聞いて、ちょっと調べてみましたら「笑声力」を謳った本がありました。笑声はとても大切なのですね。
 【笑声】は読んで字のごとく笑っている声ですが、ではどうやって出すのかというと、表情なく話していたのではなかなか難しいので、やはり顔も笑っていないと出せないと思います。笑顔を作って声も笑うのが一番です。
 目には見えなくても、嫌な(実際は嫌ではないのかもしれませんが)感情が伝わるような声では絶対に良いコミュニケーションはとれません。先日私もとった電話口で、暗く陰気な、そしてつっけんどんな喋りをされて、とても不快な気持ちになりました。この人とはあまり話したくないな、とさえ思いました。反対に、綺麗な明るい声での電話応対はとても気持ち良く、こちらも自然と笑顔が出る感じでした。【笑声】に対する返答は、こちら側もきっと【笑声】になっていたと思いますし、丁寧な受け答えをしていたと思います。声ひとつでとても不思議ですが、【笑声】は本当に大切だな、と感じた瞬間でした。
 コーチングスキルの中に、ペーシング(相手にペースを合わせる)というものがありますが、顔が見えないからこそ相手にペースを合わせて丁寧に、その時に楽しそうな笑声で話すことが大切だと思いました。
 気持ちの良いコミュニケーションをするために、これからは【笑声】も意識していきたいと思います。
 今回は、とても素敵な気づきを下さったことに感謝した講座でした。ありがとうございました。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ☆Fain☆ カテゴリー コミュニケーション
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2012年08月21日

まわり道

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 少し帰りの遅くなった日に、いつもなら早く片付けをして休むためにテレビなどつけないのですが、音がないのは寂しくて、ついテレビに手を伸ばしました。そこでやっていたのはティーン向けの番組だったのですが、通常はゴールデンタイムに放送しているものの再放送でした。「こんな夜中に・・・ でも今の若い子は夜更かしだから・・・」などと考えながら聞きながしていると、なんだか興味深い言葉が飛び込んできました。
 「まわり道も悪くない」
 ある24歳の女性は、学校を卒業したものの就職できず、かといってしたいこともなくバイトで過ごした4年間。そこで出逢った大人達(ご年配の方々)の言葉に支えられ、いつしか介護の職に就きたいと老人福祉施設で働きながら介護の資格をとる準備をしていました。仕事にも大分慣れてきて、お年寄りからの嬉しい言葉に支えられながら頑張っています。
 また、もう一人の学生の女性は、土いじりが好きというだけでなんとなく入った農業短大で、結局何を学び、将来どのような職に就きたいかも分からず。そんな時にあるNPOの活動を知り、親を説得して休学し、人手不足に悩む村へ単身農業を学びに向かいました。まだその生活も始まったばかりで手応えは掴めていないようですが、それでも1年間この生活をしてみれば、その先も見えてくるにちがいないと思いました。そのまま農業を続けるかもしれない。農業を続けるために、まずは知識を取り入れたいと、短大に戻って勉強しなおすのかもしれない。彼女は何れにせよ、今の自分とは違っていると言っていました。もっと貪欲になれるのではないかと。
 こんな、まわり道をしながらも自分に合った仕事、自分のやりたいことを見つけ、それに向かって進み始めている。まわり道は必要なことだったのかと思いました。
 そして、いま注目されている事として「ギャップ・イヤー」が取り上げられていました。
 「ギャップ・イヤー」とは 【出展:フリー百科事典 ウィキペディア】高等学校からの卒業から大学への入学、あるいは大学からの卒業から大学院への進学までの期間のこと。英語圏の大学の中には入試から入学までの期間をあえて長くして、その間に大学では得られない経験をすることが推奨されている。 ということですが、それを日本でも導入されている大学があり、ギャップ・イヤー入学をするという男の子が出ていました。彼は人と話すことがとても苦手で、今までは勉強ばかりで内に篭っていたそうなのですが、このギャップ・イヤー中に自転車で日本一周をするそうで、既に東京から出発して関西地方、九州を回って今は北海道まで行っています。アルバイトで貯めたお金を使っての節約旅行で、旅の途中で知り合った人のお宅に泊めていただいたり、質素な食事をしながら移動しているそうですが、彼はこの旅行で確実に変わり、今では人と話すことも苦ではなくなったそうです。とても強くなったとご自分でおっしゃっていました。2年浪人もして、更にギャップ・イヤーも使い、とてもまわり道をしているけれども全然無駄ではなかったと言います。私も本当にそう思います。無駄なように見えても、自分のしてきたことに無駄なことなどひとつもないのです。
 前出のお嬢さん達も、自転車旅行の彼も、まわり道も悪くないと感じていました。これからどうしたら良いか、何をすべきか、見つけられずに悩んでいる人は沢山いると思います。そんな人たちにとってとても心強いお話だったと感じました。若いうちはいっぱい悩んで、あがいて、まわり道をして。でもそのまわり道を通して成長することができたら、目標になることを見つけられたら、強くなれたら本当にいいと思います。勿論失敗や挫折も沢山あるかもしれません。でもそれが必ず糧になると思います。
 私も沢山まわり道を、今でも遠回りをしていると思います。ですが、出来事ひとつひとつが少しずつでも自分の糧になっていることも知っています。若い方々には難しいし、苦しいかもしれませんが、まわり道は決して怖くないと言うことを知って欲しいと思う番組でした。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ☆Fain☆ カテゴリー こころ豊かに
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2012年08月09日

「処暑(しょしょ)」 --- 暑さ和らぐ---

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8月23日には処暑(しょしょ)を迎えます。処は「留まる・止まる」という意味で、この頃には夏の暑さもおさまり朝夕が過ごしやすくなります。風に涼しさを感じるようになると、意識はたちまち身近に秋を見つけようと変わり始めるのですからおもしろいものです。日影と日向のくっきりと分かれたコントラストも心なしか淡く見え、残り少ない夏を惜しむかのように鳴く蝉たちの声は次第に晩夏を告げるツクツクボウシに変わり、蝉時雨はやがて虫時雨へとバトンタッチされていきます。私たちはこうして季節の移ろいの中にいることを実感していくのですね。

このように思いは先へと進んでいくのですが、残暑から逃れるにはまだ少々の時間が必要。私は未だ夏バテ対策に余念がなく、毎朝食後、番茶に梅干を入れて飲んでいます。折よく、ある方が驚きのお茶をごちそうしてくださいました。その方はいつも私に元気を分けてくださる何事もポジティブ思考の素敵な女性で、この度はそれはそれは熱いショウガ茶でした。ティーバッグのショウガ茶に熱湯を注ぐと、カップの中は透き通った黄金色となり、味はけっこうなパンチの効ききよう。私には即効性があったようで、体じゅうの細胞がプチプチッと弾け目覚めていくような不思議な感覚に。それ以来私の朝食には、番茶+梅干にショウガ汁が加わることとなりました。もちろん、ご馳走になったショウガ茶も、近いうちに見つけにまいります。

夏の終わりを元気に乗り切り、私も自然の変化とともにいよいよ一年後半のハイライト、豊かな実りの季節に臨みます。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 nyan  カテゴリー 季節の話題
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盆踊り

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 夏休みの楽しみのひとつに『盆踊り』がありました。私が楽しみだったのは、浴衣を着ることと、やぐらの周りをお囃子の太鼓や笛に合わせてグルグル回って踊ることと、夜店の数々です。
 この『盆踊り』は、そもそもは盆の時期に死者を供養するための行事で、その行事内で行われる踊りです。とても古い行事で、平安時代から行われていました。
 子供の頃は、供養等とは考えず、夜出歩けることや学校の友達と騒げることが嬉しかったのですが、改めて紐解いてみると、元々は仏教行事で念仏踊りが、盂蘭盆の行事と結びつき、精霊を迎える、死者を供養するための行事という意識になっていったそうで、地域によっては初盆の家を各戸を回って踊るところもあるようです。
 このように、夏休みの楽しい行事である盆踊りも、意味を知るとそれを意識して踊ることができるのではないでしょうか。
 『盆踊り』は、公園や学校の校庭のような広場の中央にやぐらを立て、やぐらの上で音頭とりが音頭を歌い、参加者はその周辺を回りながら音頭に合わせて踊る形式が一般的です。近頃はスピーカーから音楽を流したりするだけの所もあるようですが、やはりやぐらの上で和太鼓を叩く姿はカッコイイですし、その音は情緒があって良いと思います。そんなドンドンという迫力のある音を聞きながら、浴衣を着た町内会のご婦人の背後に着き、その踊りを真似ながらグルグルグルグル・・・ 楽しいですね。
 私の知る盆踊りは、○○音頭で、踊り子は浴衣を着用することが多く、同じグループである時は揃いの浴衣を着ることもあります。また女性は団扇を背中の帯に差し込み、男性は鉢巻をして腰に印籠をぶら下げて踊ることもあります。
 地域によってそれは様々、ネーミングもそれぞれです。ソーラン節やズンドコ節、沖縄のエイサーなどもそうです。狐などの仮面をつけて踊る場合や、舞台化粧並みの厚化粧をそて華やかな衣装で踊る場合もあります。
 また、『盆踊り』は日本国内だけでなく、日本国外にも広まってきております。いろいろな所で継承されていっているのですね。世界には約500くらいあるといわれています。ハワイやカリフォルニアでは、日系移民コミュニティーにより、類似の行事が開催されています。それらは「ボン・ダンス」と呼ばれていますが、レパートリーは現地のものに置換されているそうです。また国内でも、太鼓や笛だけではなく、エレキギター等の洋楽器を使ってアレンジしたものも沢山あり、また違った感じを楽しむことができますね。
 今年の盆踊りは、りんご飴や焼きそばを楽しむだけではなく、『盆踊り』の意味を考えつつ、賑わいを楽しめたらいいな、と思っています。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ☆Fain☆ カテゴリー 季節の行事
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2012年08月03日

立秋

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 立秋は二十四節気のひとつで、初めて秋の気配が現れてくる頃を指し、毎年8月7日か8日頃に当たり、今年は8月7日になります。8月22日、23日頃の処暑までの期間を表すこともあります。朝夕が涼しくなり、秋の気配が立つ日で、暦の上では秋になりますが、実際には残暑が厳しく一年で最も気温が高く暑い時期です。立春からちょうど半年が経過したことになり、立秋から立冬の前日までが秋です。
 立秋の日が暑さの頂点ということで、翌日からの暑さを残暑というわけです。この日から手紙や文書の時候の挨拶は、暑中見舞いではなく残暑見舞いとなります。
 長梅雨で立秋までに梅雨が明けない場合は、梅雨明け宣言はされません。これは、立秋を境として立秋以降の長雨を秋雨としているからです。オホーツク高気圧の勢力が強いために梅雨前線が東北地方から北上できずにそのまま秋雨前線となって次第に南下していくパターンです。東北地方などでは数年に一度の割合で梅雨明けの発表がされないことがあります。梅雨明け宣言は、酷暑に立ち向かう覚悟を促すきっかけとなり、ぜひとも梅雨入り宣言とセットで毎年お願いしたいところですが、自然のなせる業となれば納得です。
 夏の全国高校野球選手権大会は、毎年立秋の頃に開幕します。今大会の開幕日は8日で、代表49校の甲子園練習は始まっています。
 各地で夏祭りや花火大会が開催され、楽しい夏休みの思い出作りの幕開けです。

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2012年07月25日

夏休み


 夏休みは、ちょっぴり長いお休みと言うこともあり、大人になっても楽しみです。子供の頃は1ヶ月以上もお休みということもあり、宿題は二の次で毎日がワクワクしていました。
 最近はハッピーマンデーが定着し、3連休やGW、シルバーウィークなど、連休が増えてはきましたが、それでも、夏休みはなんとなくウキウキして、旅行やイベントの計画をたててしまいます。
 7月に入って、各地で海開きや山開きとなりました。海水浴や山登りは夏休みの一番楽しみなイベントです。子供の頃は海へ潜って魚を見たり、小さなカニを捕まえたり。日帰りは難しい山へ行って、夏なのにまだ雪(氷)の残る山をアイゼンを付けて登ったり。普段は出来ない自然とのふれあいがとても楽しく、いつもとは違った経験に心を躍らせていました。私にとって、この夏休みの思い出は、とても貴重な経験となりました。
 また、夏休みには花火や夏祭り、キャンプやBBQ、商業施設や遊戯施設等でも沢山のイベントが催され、家族や友達と出かけるのも楽しいですね。お仕事をされている方の中には、地元を離れ、別の土地にいらっしゃる方も多く見受けられます。そんな皆さんは、夏休みに故郷へ帰り、地元のお祭りや同窓会(顔合わせ)等をされ、懐かしい顔もちらほら、ということもあるのではないでしょうか。
 このような、纏まったお休みでのメリットは、いつもは出来ない事ができるということです。テレビや本等でしか知らないことも、実際に体験をしに行かれる機会を持つことができます。私も前述のように、登山という体験をしたことで、頭では分かっていても、実際身体を使ってみてその大変さを知り、また自然の素晴らしさを体感することができました。
 このような実体験は、子供でも大人でも、皆が経験できることです。
 さて、皆さんは今年の夏をどのように過ごされますか?いつもはできないけれど、お休みを利用してちょっと足を延ばし、何かを「やってみる」というのも良いのではないでしょうか。今年も何かひとつ、心に残る思い出を作ることができるといいですね。

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2012年07月12日

「おくずかけ」

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 お盆は祖先の霊が家に帰ってくるとされており、家族みんなで迎えておもてなしをします。7月に行う地域と8月に行う地域とがありますが、各家では13日に迎え火を焚いて先祖の霊を迎え、16日には送り火を焚いて霊を送ります。庭先や部屋の仏壇の前などに盆棚をつくり、帰ってくる霊が迷わないよう、供える花の中にホオズキを明かりとして添えます。キュウリやナスで作った馬や牛は霊の乗り物に見立てたもの。あれこれと手間のかかる準備ですが、家族と故人の思い出話をしながら、ご先祖さまを思いながら・・・というのが何よりの供養なのでしょう。

 各地のお盆の風習もさまざまのようです。夫の実家のある宮城県仙台市では、お盆に「おくずかけ」が欠かせません。ほのかに味付けされた、とろりとした野菜たっぷりのつゆで、同じく宮城県白石市特産の「白石温麺(しろいしうーめん)」をいただく。400年余り前、胃に病を持つ父のために孝行息子がつくった白石温麺は油を使用せず、体にも心にもやさしい素麺として広く愛されています。「おくずかけ」の作り方も簡単。簡単でいて、その美味しさは絶品!ただし、その深い味わいは、私のような昨日今日の馴染みしかない者に出せるものではありません。

 料理の手順はごくシンプルなので、ご紹介をしておきますね。なす、にんじん、ごぼう、しいたけ、こんにゃく、油揚げなどを1cm角に切り、だし汁で煮ます。干しシイタケがあれば、その戻し汁をつゆに加えると一層風味がよくなります。野菜汁が煮えたら、醤油や塩で軽く味を調えて豆麩を入れます。最後に白石温麺を茹でて野菜汁の中に入れ、片栗粉でゆるくとろみを付けて出来上がり。

 私の夫の実家ではご紹介したような調理法ですが、器に盛った白石温麺の上からとろりと野菜の餡(あん)をかける家もあり、やさしい夏の滋味豊かなご馳走がご先祖様と私たちをつないでくれます。

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2012年07月04日

七夕

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 中国の伝説に、7月7日に天の川をはさんできらめく牽牛星と織女星の七夕物語があります。農耕に熱心な牽牛という青年と結婚した織女が、牽牛に夢中になり技芸をおろそかにし機織りも怠けるようになったので、父王の怒りに触れ二人は引き離されてしまいました。泣き暮らす織女を見かねた父王が、年に一度7月7日の夕だけ逢うことを許したという地上のロマンスが、銀河の天の川のこと座のベガ(織女星)とわし座のアルタイル(牽牛星)に見立てて考えられるようになったのです。この物語をもとに中国では、技芸の上達を願う「乞巧奠(きっこうてん)」という行事が行われるようになり、日本に伝わりました。

 日本には古来より、棚機つ女(たなばたつめ)の信仰があり、中国からの「乞巧奠」が結びついて七夕まつりが生まれました。棚機つ女の信仰とは、若い乙女が機織り小屋に籠って神を迎え、村人たちの穢れを祓い禊(みそぎ)を行うという祭事です。

 技芸の上達を願うことから、笹竹に願い事を書いた短冊を結びつけ、庭先に飾るようになりました。昔は笹竹を川や海に流し、天の川に流れついたら願い事が叶うと言われました。この「七夕流し」の風習は、現在では環境的に難しくなりましたので、火で燃やすことが多くなったようです。

 本年の仙台七夕まつりは、「願い・希望・感謝」のテーマで準備が進められているとのことです。


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2012年06月14日

夏至

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 夏至とは二十四節気の一つで、北半球では一年の中で一番昼の時間が長い日です。逆に一番短いのは冬至で、昼の長さの差は5時間近くにもなります。昼の長さと夜の長さがほぼ同じになるのが春分と秋分です。春分→夏至→秋分→冬至→春分と一年をきっちり4分の1ずつに分けて季節はめぐります。今年の夏至は6月21日です。

 夏至には冬至と違って、この食べ物を食べましょうという習慣はないようですが、最近よく耳にするようになったイベントがあります。キャンドルナイトという言葉を聞いたことはありませんか? いくつか主催者の違うイベントがあるようですが、夏至の夜に電気を消してキャンドルの灯りで過ごしてみようというものです。環境について考えようと始まった試みですがすこしずつ浸透してきましたね。各地で様々な催しがありますし、家庭で簡単にできることですので参加してみてはいかがでしょうか。キャンドルだけで過ごす夜、きっといつもと違う時間が流れることでしょう。そう遠くない昔、まだ電気が発明されていない頃は毎日がキャンドルナイトだったのですね。

 今年の夏も節電が呼びかけられています。サマータイムを導入する会社もあるようです。せっかく朝早くから明るいのですから早起きして涼しいうちから活動するのが効率的かもしれません。毎年この時期になると私も早朝の時間の使い方をあれこれ考えます。新聞を家族の誰よりも早く読んでしまったり、簡単な掃除や仕事の準備をしたりと案外はかどるものです。夜の過ごし方、朝の過ごし方、自分の生活を見直すきっかけになるかもしれませんね。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Fuwari  カテゴリー 季節の話題
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2012年06月11日

黄色いリボン … 父の日…

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 父の日は、1909年に、アメリカ・ワシントン州スポケーンのソノラ・スマート・ドッド婦人が、彼女を男手1つで育ててくれた父を讃えて、教会の牧師にお願いして父の誕生月である6月に礼拝をしてもらったことがきっかけと言われています。
 当時、すでに母の日が始まっていたので、彼女は父の日もあるべきだと考えて、嘆願して始まりました。
 母の日のお花がカーネーションなのに対し、父の日はバラです。婦人が父の日に父親の墓前に白いバラを供えたからとされているようです。母の日のように、父親が健在であれば赤いバラ、亡くなった者は白いバラを贈ります。
 アメリカで正式に祝日となったのは1972年のこと。日本では、1950年頃から広がり始め、一般的な行事となったのは1980年代です。また、日本では、ファーザーズ・デー委員会という団体の『父の日の黄色いリボンキャンペーン』が、「黄色」をイメージカラーとして、その年話題になったお父さんにイエローリボン賞を贈っています。「黄色」は身を守るための色。「黄色いリボン」は「愛する人の無事を願うもの」です。黄色にはステキな意味もあります。うれしさ・楽しさ・暖かさ・幸せ・希望・向上。そんな黄色がイメージカラーとなっています。
 ベストファーザー イエローリボン賞は、毎年いろいろな分野のステキなお父さんが受賞されます。昨年は宇宙航空研究開発機構「はやぶさ」のプロジェクトマネージャーさんや、プロレスラーの方もいらっしゃいました。今年のベストファーザー賞はどなたが受賞されるのでしょうか。最近ではお父さんの活躍がめまぐるしいので、どんなステキなパパが登場するのか楽しみです。
 また、黄色いリボンキャンペーンでは、ベストファーザー賞だけでなく、お父さんへの感謝の気持ちを黄色いリボンに託して贈り物(「似顔絵」でも「作文」でも)をしましょう。お父さんを家族みんなで祝い、そして、みんなで素晴らしい家庭をつくることを誓いましょう。といった主旨があり、また、親のいない子達へのチャリティーキャンペーンでもあります。
 毎日が忙しく、日頃お父さんに感謝の気持ちを伝えられていない方も多くいることではないでしょうか。もしかしたら離れて暮らされている方も沢山いらっしゃると思います。いつもは思っていてもなかなか伝えられない感謝の気持ちを、父の日にはしっかり伝えたいですね。私も今年のプレゼントは黄色いリボンに思いを託し、遠くに住む父にプレゼントを贈りたいと思います。

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2012年06月05日

芒種から入梅へ

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稲や麦などの芒(のぎ)のある穀物の種を蒔く頃を二十四節季の一つ「芒種(ぼうしゅ)」といいます。芒とは穂先についているトゲのような突起のことで、新暦の6月5日に節入りするこの頃は農家が麦の刈り取りや田植えなどで多忙を極める時期です。

そして暦の上では芒種の後の最初の壬(みずのえ)の日に「入梅」を迎えますが、現在では気象庁などが発表する「梅雨入り宣言」が目安に。入梅とは梅雨の季節に入ることを言い、ちょうど梅の実が熟すころにあたることから名づけられたともいわれています。この時季の草木は深く呼吸をするかのように存分に水を得て活力にあふれます。また、青葉に残る水滴が陽射しを受けて輝く美しさは、思わず足を止めて眺め入ってしまうほど。私達はつい「うっとうしい」と形容しがちな梅雨ですが、自然にとっては恵の雨です。

梅雨の楽しみの一つに挿し木があると聞きました。ガーデニングが趣味の方にとっては、梅雨こそ挿し木を楽しむ季節かもしれません。「梅雨挿し」と言われ、この時季に挿し木をするとどんどん増えて、種から育てるより早く楽しめるのだそうです。特にバラ、アジサイ、ラベンダーやローズマリーなどのハーブは梅雨がよいようです。花屋で購入した切り枝、切り花で十分。バラはミニバラなら鉢植えでもよく育つし、アジサイも花の色に応じて用土を選び鉢植えにすれば、好みの色に花を咲かせることができます。

庭のないマンションで暮らす私にも、ベランダで花やハーブを再生し、四季を通して成長を楽しめる。ただ、失敗しないようにコツを心得ておかなければ。たとえばアジサイは、花芽のついていない新芽の部分を十数cmほどのところで斜めに切り、一時間ほど水を吸わせてから土に挿し込む。後はとにかく根が出るまで水を切らさないことが肝心なのだそうです。なるほど、挿し木は梅雨が最適というのも納得。「うっとうしい」などという言葉は忘れてしまいます。

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2012年05月31日

芒種

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 芒種(ぼうしゅ)とは、二十四節気の一つで、小満から15日目頃。芒種の芒は(のぎ)と読みます。芒(のぎ)とは、稲や麦等の穂先についている針のような硬い毛のことです。その芒(のぎ)のある麦を刈り、稲を植える時期という意味です。
 この芒種の時期には、田んぼ体験をさせていただける所があります。お米作りを通しいのちの循環を学ぶ「体験の場」をつくっているそうです。農家の方のお話を伺い、作業を知り、体験をします。普段私達はスーパーや、最近ではインターネットで簡単にお米を購入し、食卓に並べています。理科の授業等で稲作については勉強したと思いますが、やはりそれは机での勉強に過ぎませんので、その苦労は分かりません。こちらでは、田植え、草取り、生き物調査、稲刈りと、季節ごとにいろいろな体験をするそうです。泥に入り、腰を屈めての田植えや、普段触れ合う事のできない生き物に触れ、最後にはそれを自分の手で収穫。それは大変な作業かもしれませんが、とても貴重な体験になると思います。どれだけの手がかかったものが私たちの食卓に並ぶのかも、身を持って体験できるので、そのありがたさも分かると思います。勿論農家の方々はそれ以上に大変なお仕事をされています。体験できる事はほんの一部分かもしれません。けれど、少しでもその労が分かる事は、とても貴重なことだと思いました。このような体験をすることによって、もっとお米を美味しくいただけるようになるのではないでしょうか。
 しかしながら、体験に行かれれば良いのですが、稲を植えて田んぼを作るのはなかなか時間もとれず難しいという方が大半です。そこで、何か収穫ができる植物を植えてみるのも良いのではないでしょうか。最近ではプランターやペットボトルでも育てられるお野菜が沢山出ています。畑の経験がなくても、机の上で簡単に食べられる植物を育てる事が出来ます。
2012年の芒種は6月5日です。この日に私も何かひとつ、サラダの付け合せにできるくらいのお野菜作りに挑戦してみようと思います。収穫のご報告ができるようにがんばります。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ☆Fain☆ カテゴリー 年中行事
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2012年05月24日

衣替え

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日本では6月と10月に衣替えの習慣があります。学生や企業の制服が夏服あるいは冬服に変更になります。
中国の風習に倣って平安時代に始まった習慣で、これを「更衣」と呼んでいました。天皇の着替えの役目を持つ女官の職名も更衣と呼んでいましたので、民間では更衣と言わず、衣替えと言うようになりました。
江戸時代の武士も、年に4回ほど季節に合わせ衣装を替えていたようです。明治時代になると、国家公務員の制服が定められ、夏服が6月1日から9月30日、冬服が10月1日から5月31日と定着しました。これが学生服にもおよび一般庶民が倣うようになったのです。

収納する衣服は、カビと虫対策を万全にして、次のシーズンまで大切に保管したいものです。衣類に付いた食べ物じみなどの汚れは虫の大好物ですから、一度でも着た物は必ず洗ってから収納します。
カビの原因になるのが湿気で、湿気は虫の大好きな環境でもあります。虫干しをして湿気をよく取り除きます。クリーニングから戻ってきた衣類などは、ビニールをはずして蒸れないようにします。収納後も2週間に一度は戸を開けて、箪笥やクロゼットに風を通すことが必要です。収納箱や箪笥にギュウギュウ詰めにすると、頑固な皺ができたり、型くずれの原因になります。
防虫剤は乾燥剤と一緒に併用するとより効果的です。

着物の衣替えは、10月1日から5月31日までが袷(あわせ)、6月1日から30日と9月1日から30日までが単衣(ひとえ)、7月1日から8月31日までが薄物(うすもの)とされています。着物文化ならではの季節に合わせた風習が伝わっています。

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2012年05月10日

「母の日」

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世界中で行われている「母の日」の行事。発祥はアメリカという説もありますが、定かではないようです。母の日は国によってその時期は異なりますが、日本では5月の第2日曜日。一年で最も陽射しの強い初夏。私たちはこの光の季節に母の日を迎えます。

今、井上靖の自伝的小説を映画化した「わが母の記」が世代を越えて共感を呼んでいます。この映画を観た感想には日本らしい家族の風景に心を打たれたという声が多いようです。認知症で記憶が失われていく母であっても、子への愛情は決して消えることはない。誰もが心に響く親子の姿ですね。

私はまだこの映画を観ていないのですが、良い映画だと分かっていてもなかなか腰が上がりません。実は、私は涙溢れる人情ものや悲劇の結末が待ち受けているものには後々まで想いを引きずってしまう、ちょっとやっかいな性格をしています。映画の途中で生前の母を思い出し嗚咽してしまっては、それこそ周りの観客の皆さんに迷惑をかけてしまうというもの。息子の背に負われている母親の幸せそうな顔のシーンなど大スクリーンで観てしまっては、私はもうボロボロ、たまりません。そのくせ、あのシーンではどんな言葉が交わされるのだろう・・・と、気持ちが入り込んでいってしまいます。

小さくなった母の体を私は映画のように背負ったことは一度もありませんが、母は数え切れないほど何度も何度も私を背負い、また抱いてくれたでしょうに。十分な親孝行なんて本当にできなかった。5月の空の彼方で、「この親不幸者!」と母が笑っていそうです。せめて母のお気に入りだったピンクのカーネーション、思い出と一緒に仏前に供えよう。


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