2010年09月03日

秋味

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 イワシが豊漁である。サンマに変りそうな気配に少し心配。秋の到来は味覚からと言いたい。潮の流れによる温度の変化からか、本来、サンマの漁獲とともに、今年のサンマの味は?と元気な声とともに秋味の便りが聞かれるというのに、今年は主役がイワシに取って代わりそうである。青魚はことに美味。秋の味覚になくてはならない。イワシもよいがやはりサンマを!オーソドックスに炭火で焼いた大きめな一尾に、大根おろしをたっぷりとそえ、すだちをギュッと搾って豪快にほおばる。うーん、やはりサンマに限ると今年も言いたい。
 落語のはなしではないが、殿様のことばの、「目黒のサンマ」ではないが、サンマを焼き、人々に振る舞う目黒の商店街の様子は、毎年お馴染みである。イワシでは話にならない、というとイワシに失礼。怒られそうであるが、魚の違いは大いにある。イワシはタタキで、サンマは塩焼きで…と今年も秋味を楽しみたいものである。
 先日のニュースでは、一尾500円もしていたが… 庶民の食から遠い存在になりそうな今、なんとか秋味を楽しめる季節であってほしい!と願いたい。
 「6日の夕食は、サンマを炭火で焼きます。どうぞお出掛け下さい。」とご案内をいただく。せっかくの機会、間に合うように足を運ぶことにする。お供は何がよろしいだろう!… 楽しみである。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題

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フォト : 焼きサンマ イメージ

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2010年09月02日

新学期

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9月に入りました。長い夏休みも終わって、学生の皆さんは新学期のスタートです。
 長いお休みの間には、家族と旅行をしたり、宿題や研究をしたりと、いろいろな体験をし、大きく成長した人も沢山いると思います。でも、いつもと生活リズムが違って、新学期にはリズムを取り戻すのが大変な人も、中にはいるのではないでしょうか。
 新学期には夏休みの宿題である作品展などもあるようです。皆それぞれに思い思いの作品を製作し、中には大人顔負けの作品を作る人などがいて、私もそんな作品を見るのが楽しみだった記憶があります。
 最近は2期制の学校や、その地方によって新学期のスタートは前後するものの、その殆どは9月1日が新学期となるようです。
 その、9月1日は『防災の日』でもあり、新学期のスタートは防災訓練が行なわれています。
 9月1日は関東大震災、または二百十日にあたり、「防災への備えを怠らないように」と戒めも込められ全国各地で防災訓練が行なわれる日となっています。災害はいつ襲ってくるか分りません。年に一度の防災の日に、避難路、防災道具、持ち出し物等、しっかり確認し、安心して生活したいものです。
 そんなスタートの新学期、これから秋、冬にかけて行事も目白押しです。文化祭や秋の遠足、運動会、受験… 仲間と力を合わせて行なう行事や個人で挑むもの、いろいろです。しっかりと目標を立て、沢山のものに挑み、良い思い出を沢山作って欲しいと思います。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ☆Fain☆ カテゴリー 季節の話題

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フォト : 東京消防庁 平成22年度防災週間ポスター


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2010年09月01日

秋草によせるおもい

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 箱根仙石原の湿生花園の女郎花(オミナエシ)が見頃である。ワレモコウもそろって楽しめるとの情報をいただく。また、秩父の七草寺では、秋の七草を七寺にそれぞれに植え、それらの花々を持ち寄って供養する。毎年情報をいただくのに、訪れることが出来ずに、秋草に思いを馳せる。
 古来から日本人に親しまれ、その姿を写しとり、万葉歌に装束に、家具調度品にと、日本人の美意識を重ねて親しみ、今に至っている。
 夏の盛りに国立能楽堂のコレクション展に足を運ぶ、その折の能装束の素晴しさに目を奪われたのである。桃山時代の装束から、特に江戸時代の装束の華やかな色と文様が、迫力いっぱいに語りかけてくる。白地に金箔で女郎花・桔梗・萩・薄のすり出しは、やさしく風に揺れる姿の草花を写している。豪華絢爛な能装束で、幽玄な霊の世界を静かな動きから表現する能。納涼能での女人装束は、離れて全体像を役に重ねて楽しむことが出来たが、目の当たりに存在するその色と文様の見事さは、古代人の草花に寄せる思いが今も伝わってくるようであった。「網代撫子文様」の見事さなどは、はるかに能楽を通して楽しむのはこの上ないことと。舞台上の能役者の装束をつけた姿を想像した次第である。
 奈良時代に、山上憶良が秋の野の花を詠んでいるのは有名である。この秋草が美術品にあらわれるのは平安時代になってからのこと。桃山時代を経て、文化の大成は江戸時代に及んだ。先人の残した、豊かで美しいこれらの品々は後世に残されていく。
 季節をいとおしみ、様々にゆだねることの出来る幸せを感じている。

「秋の野に咲きたる花を指折りかき數ふれば七種の花。萩の花尾花葛花なでしこの花女郎花また藤袴朝がほの花」 (「万葉集」岩波文庫)

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題

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フォト : 女郎花


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2010年08月25日

魂の記録

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--- 知られざる海老蔵の世界を垣間見る---

 NHK TVの“プロフェッショナル”は、長年に渡り様々な分野で活躍の第一人者、プロの「仕事への流儀」を語ってもらい、映像と共に脳科学者とアナウンサーが、プロフェッショナルから引き出す、トークも交えた得がたい番組である。この度、久しぶりにスペシャル番組として登場。この番組の最後を飾るのに相応しい歌舞伎役者 市川海老蔵が出演する。まさに、魂の記録であり、匂いたつオーラと存在感、21世紀の歌舞伎界を背負って立つ、愚直に歌舞伎に打ち込む知られざる海老蔵の世界を垣間見た90分であった。

 350年前からの海老蔵の先祖は、市川団十郎からスタート。7代目、9代目、11代目と市川家の世界は演技の型が続く。海老蔵は、1日4演目、年間500回の出演。ほとんど休むことなく歌舞伎づけ。歩くのではなく、飛ぶことにである。まるで生き急ぐかのように… そこにある彼の思いは、今をどれだけ突き進めるのか。若い時こそ身に付けるべきと、歳を経て本物になることへの喜びの姿であった。6月に座頭として、熱狂的なロンドン公演を成功させている。そこには壮絶なまでの演技との戦いがあったことを知る。

 市川家の型は見得と睨みに代表される。海老蔵の襲名披露(平成16年5月・6月公演)での美しく、型の決まった睨みの姿は、今も瞼に残る。助六、松王丸の見得を海老蔵は、「無心でやる見得がよい」と… また、「役の性根をつかみ、型でないものが出ること」これを、「役者として大事にしている流儀」であるともいう。

 今は、守りたいものが増えた。結婚は楽しいもの、おもしろいもの、と語っている。家族との会話のことである。団十郎は父であるが、彼には常に師であったからなのであろう。… 団十郎の芸を引き継ぎ、5才で初舞台、今、32才の彼は、11代の祖父のように格好よくなりたいと、祖父の写真を常に身近に置く。自分を祖父に重ねてイメージしているのであろう… 役者としても人としても益々魅力あふれた将来であって欲しいと見守り続けたい。歌舞伎にすべてを捧げる彼は、「苦しいから乗り越える喜びがあると気づき、昨日の自分を越えることを経験し続けること」と、プロフェッショナルとしての覚悟のほどを言っている。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 情報

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フォト : パリ公演全記録 十一代目市川海老蔵 襲名披露 [DVD] より


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2010年08月23日

いのちの授業

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--- いのちの大切さを学ぶ--- 「葉っぱのフレディ -- いのちの旅--」から

 ミュージカル「葉っぱのフレディ」の出演オーディションを受けに来た、小学4年生から大学生までの200人に、日野原重明先生は、いのちの授業をなさいました。
「死は終わりではなく変化の一つ、いつかは死ぬ、でも命は永遠に生きている。」先生は最後にこう結んでおいでです。「君たちは大人になったら、いつか人のために時間を使う努力を!人の役に立つことを…と、約束して欲しい。」と言葉を重ねます。現在98歳の氏は、2年先までスケジュールがうまっておいでとのこと。
 ミュージカルの本場ニューヨークで、この夏3日に渡る5回の公演を実現すべく企画をし、8月13・14・15日と、「いのちの大切さを訴える」と… 公演のための長年に渡る資金集めの活動を続けられ、オバマ大統領に手紙もお書きです。海外で初公演。原作にない老いた医師を登場させていますが、これは氏に重なるように思えます。
 この度、ニューヨーク公演に先立ち、東京公演が7月30・31日・8月1日と、春組・夏組による5回の公演がありました。
2000年の初演以来、あらゆる年齢のお客様より、感動と絶賛の拍手を浴びてきたミュージカルは、子供達の演じる葉っぱたちと老人や若者たち、人間が繰り広げるファンタジックで美しいいのちの物語です。葉っぱの誕生から土に還るまでの…
 会場に足を運んだ私は、子供たちの、舞台から発するメッセージが胸に飛び込みます。90分に渡るいのちの授業(ミュージカル)は、会場の親子連れ、若い女性、シルバーエイジのご婦人らに再びこのミュージカルを…と、胸に記したように思えました。いのちの授業を受けに足を運びたいと…。私もその一人です。公演の幕が上がろうとする直前に、日野原氏の声が響きました。「大勢の方の寄付で、この度、ニューヨーク公演が実現します。」と感謝の言葉と、ウェルカムのテープによる挨拶が流れました。
俳優(故)森繁久彌によるCD、日野原氏の出演の舞台など、耳に目にしていましたが、思いを込めて臨んだこの度の舞台から、また、氏の著「フレディから学んだこと」から、さらにいのちの授業を受け、学びました。
 生きがいをもって 生き生きと人生をおくれるよう!そのためにも、人間のいのちにふれ、生と死を静かに考え、子供から老人にいたるすべての人に、いのちの教育が大切である…と、日野原氏からの教えです。
 「葉っぱのフレディ -- いのちの旅--」は、レオ・バスカーリア作、みらいなな訳、童話屋から発刊。1998年10月に初版され、爆発的人気にて、子供たちに大人に…と読まれ、私も子供と読んだその一人です。この度新たに手にした本の帯には、ミュージカル「葉っぱのフレディ」ニューヨーク公演にむかう!アメリカで生まれ、日本で育った「葉っぱのフレディ」。そのミュージカルをニューヨーク公演する。私の夢がついに叶います。聖路加国際病院理事長 日野原重明 とあります。
 企画・原案とも、氏によるものです。いのちの大切さを、葉っぱのフレディを通して訴え続けられて…
この公演が、日本の各地でなされ、たくさんの方々の心に届くことを祈らずにおれません。いのちの授業は、私たちに訪れる人生の四季を意義深く受け止め、生ききる事と受け止めました。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 いしいようこ カテゴリー 情報

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フォト : 「葉っぱのフレディ」のご案内

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2010年08月20日

夏を彩る“シルク・ドゥ・ソレイユ”

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 新潟の花火、青森のねぶた、秋田の竿灯、仙台の七夕、徳島の阿波踊り、立秋を迎えたブルーの夜空に輝く一等星と流星群。一戦一戦白熱の戦い、若さのほとばしるプレーの高校野球。この夏を彩る姿は今年も酷暑を吹き飛ばすほど、それぞれ活気に充ち、迫力あふれる伝統行事が夏を賑わし通り抜けてゆく。
 旧暦の七夕も朝顔も、流れ星も秋の季語。やがて行き合いの季節に相応しい季節の営みに変化。虫の音が初秋の訪れを告げる。
 この夏、新たに経験した、私の夏の彩り…
“シルク・ドゥ・ソレイユ「ZED」”は言い尽くせないほど観るものを魅了し、圧巻であった。オリンピックで活躍した世界中のトップアスリートが、アーティストとして出演するレジデントショー。音楽が生であることから受ける感動とメイク、衣装。サーカステントの内側からの印象は素晴しく印象的である。入場前にショーのレクチャーを受けて、予備知識を得る。これはショーをより理解するためのもの。歴史、規模、内容、アクロバットを引き立てる機能性と美しさを兼ね備えた衣装。メイクはその人物の感情をメインにメイク、音楽はオペラのフィーリングがキーワード。2,000人のメンバーの中で唯一の日本人、稲垣正司は12年連続金メダリスト、バトンを披露する。動物を使わないサーカスショーなどと言われ…シルク・ドゥ・ソレイユ「ZED」は、日本人アーティストの「バトン」が旅の始まりを告げる。ストーリーは天と地という異なる二つの世界を冒険する女神や大地の神、魔術師などの出会いを重ねて成長していくZED。果てしなく、美しく、紛れもなく神業を披露。特定の音楽とセリフを使わない、観る人それぞれの感性で受け止め、楽しむ事ができる、まさに神業。肉体を極限までに駆使し、美しく、アーティストの演技は息をのむ。連携プレイは、どれほどの訓練を続けたことか。彼らの人生をかけて、私たちの目の前に繰り広げられるシルク・ドゥ・ソレイユは新たな夏の彩りであった。長いこと目にしていない美しく特別な光景が、いっそう瞼に刻まれる。
東京ディズニーリゾートで9月26日まで観賞できる。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 情報

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フォト : シルク・ドゥ・ソレイユのご案内

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2010年08月19日

夏が旬の「鮑(あわび)」

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 夏が相応しい言葉の“ボーイ・ハント”はすでに死語(?)。 懐かしくお思いの方もおいでであろう…
 今では“婚活”なる言葉がボーイ・ハントにとって代わり、夏だけでなく季節感のない言葉として就職活動と同様に婚活も様々な出会いを通して行われている。
 8月が旬の鮑は、2枚の貝を持たない巻貝のため、常に「ふた」となる相手を求めていると考えられ、「鮑の恋の片思い」という辛い恋心を表現する慣用句も生まれていることは知るところであるが…
 鮑は生でも、煮ても焼いてもとてもおいしく、中国料理、フレンチ、日本料理にと高級食材の一つとして使われ、ことにめでたい席では、伊勢エビと同様に喜ばれ、日本全国で生息し、収穫され、人気の高いことでも有名である。
 鮑は太古の時代から人々の口を喜ばせていたようで、縄文時代以降の貝塚から、貝殻が出土していることでもうなづける。日本書紀には倭姫命(やまとひめみこと)が、伊勢の国に来た際、海女が献上した鮑を大変気に入り、毎年伊勢神宮に貢納するよう命じたという神話が残っている。以来、鮑を薄く切って乾燥させたの斗鮑が納められるようになる。結婚式の結納には欠かせない一品として残り、現在も使われている。
 鮑の旬は、産卵期を前にした8月頃。水温が低下し始め、産卵期を迎えると、多くの産地で禁漁期間が始まる。鮑は4年で10cmほどしか成長せず、乱獲を防ぐために長崎では、縦長10cm以内の鮑は水揚げしないという決まりがある。漁獲量の制限も高級食材とされる理由の一つであろう…。
 かつて若かりし頃、宅配された生の鮑の料理に苦慮、にがい思い出がある。多めに塩をふり、中まで身をギュッと締めると、磯の香りとコリコリした食感が楽しめる。刺身にバター焼きにと、旬を味わいたい。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題

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フォト : 鮑料理


PS.鮑は儀式用の肴として、祝意をあらわすもの。折った色紙に挟み、進物に添えられる。現在は紙で代用のの斗を使う。

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2010年08月18日

旧暦の行事

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 東京ではお盆を7月にする方が多いようですが、8月にする地方も多くあります。‘お盆休み’といえば8月ですから8月のほうが一般的なのかもしれません。有名な京都の‘五山の送り火’も8月ですね。大文字焼き(五山の送り火の別名)は一度、実際に見てみたいと思っている行事の一つです。五山とは、大文字山、西山・東山、船山、左大文字山、曼荼羅山と呼ばれ、それぞれ大文字、妙・法、舟形、左大文字、鳥居形、の形に火床が組まれます。(西山・東山での妙・法は二山二字ですが、一山一字として扱われるそうです。)8月16日の午後8時から少しずつ時間をずらして点火されます。すべて見えるスポットはきっと地元の方が詳しいのでしょうが、ホテルを選べば屋上から見えるそうです。暑いさかりに暑い京都というのも覚悟が必要ですが(個人的に暑さが苦手なので)いつかこの目でと思っています。

 七夕祭りは7月7日にすることが多いようですね。幼稚園や保育園で子どもたちが短冊に願い事を書いてお願いする光景が目に浮かびます。お盆が7月と8月にわかれたように、七夕も7月と8月にわかれました。仙台の七夕祭りは8月です。7月だとまだ梅雨があけきらず、雨模様のことが多いですが、8月になれば天気も安定し、彦星と織姫が会える確率も高くなりそうです。夏休みなので観光客も行きやすいですね。仙台ほど有名ではないですが、愛媛県の内子町の七夕祭りも素敵でした(こちらも8月です)。地元の学生が輪飾りで作った絵画作品もあり、美しさにみとれました。たとえ規模は小さくても地方のお祭りにはその地方独特の良さがあるものです。地域の繋がりを確認する場としてもしっかりと守っていってほしいです。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Fuwari カテゴリー 年中行事

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フォト : 仙台七夕まつりの案内

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2010年08月17日

終戦記念日

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 8月15日、今年は65回目の終戦記念日を迎えます。1982年に8月15日を「戦没者を追悼し平和を祈念する日」とすることが閣議決定されましたが、一般的には終戦記念日、終戦の日と呼ばれています。1965年からは、8月15日に政府主催で全国戦没者追悼式が日本武道館で開催されており、天皇皇后両陛下がご臨席されます。
 1945年8月15日、昭和天皇がポツダム宣言の受諾を玉音放送により日本国民に布告されました。日本政府が降伏文書に調印した日が9月2日でしたので、アメリカ合衆国をはじめ国際的には、9月2日を終戦の日とする国が多いのです。日本の小学生用と中学生用の社会科教科書の多くは、昭和天皇がポツダム宣言を受諾した8月14日か、玉音放送をされた8月15日を終戦の日と記しています。高校生用の日本史教科書になると、多くは、降伏文書調印の9月2日を終戦の日としています。終戦に至る諸々の手続きにより、何を以って終戦とするかという公的な線引きは難しいのだと思います。
 8月6日の広島市への原子爆弾投下、8月9日の長崎市への原子爆弾投下、そして15日の玉音放送、日本国民の魂にとって、終戦の日はやはり8月15日です。
 祖先の御霊が家に迎えられる旧盆にもあたります。残暑厳しい盛夏の正午、全国高等学校野球選手権大会会場の甲子園にも黙祷のサイレンが鳴り響きます。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin  カテゴリー 年中行事

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フォト : 映画「火垂るの墓」海外版


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2010年08月12日

立秋を過ぎたら「残暑見舞い」

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 暦の上ではもうすぐ秋。「立秋」とは名ばかりの暑い日が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
 そんな、夏の暑さの厳しいこの時期に、相手の健康を気遣い、思いやるという意味で、「暑中見舞い」や「残暑見舞い」を出します。
 同じ様に、年初には「年賀状」を送りますが、年賀状はなかなかお会いできない方や、年に一度のご挨拶として沢山の方に出されるという方も多いようですが、「暑中見舞い」や「残暑見舞い」は親しい間柄同士で交わされることが多いようです。学生の方などは夏休み期間で、ひと月以上お休みになりますので、その間にご機嫌伺いの様な便りを出す方が多いのではないでしょうか。
 また、夏休みという事もあり、友人や親戚などへ滞在のお礼状として送ったり、ご無沙汰のお詫び状として出すのもよろしいかと思います。
 そして、出す時期ですが、「暑中見舞い」は梅雨明け頃から立秋(8月7,8日頃)まで、「残暑見舞い」は立秋を過ぎたら、となります。
 葉書ですので、簡易なものになり、特に決まり事などはありませんが、時候の挨拶の言葉、相手の健康を気遣う言葉、自身の近況報告、相手の健康を祈る言葉などを添え、読みやすく、そして思いやりのある言葉を綴りたいものです。
 今年の夏は殊更に残暑が厳しくなりそうです。もうすぐ「立秋」、お知り合いの健康を思いやり、「残暑見舞い」を送られてはいかがでしょうか。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ☆Fain☆ カテゴリー 季節の話題

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フォト : 残暑見舞いイメージ


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2010年08月06日

立秋とは名ばかり

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 今年の立秋は8月7日、暦の上ではもう秋です。うそでしょ?と言いたくなる最近の気温ですね。それでも‘秋’ですから立秋を過ぎてから出す手紙は‘暑中見舞い’ではなく‘残暑見舞い’になりますのでお気をつけください。
 立秋とは二十四節季の一つで、ちょうど夏至と秋分の真ん中にあたります。秋分と冬至の間が立冬ですから、立秋から立冬までが‘秋’になります。夏至→立秋→秋分→立冬→冬至という感じです。

 それにしても今年の夏は暑いです。雨が降れば豪雨ですし、晴れれば酷暑。記録的に熱中症になる人が増えているので水分、塩分の摂取をお忘れなく。特に高齢の方はエアコンを使用しない方が多いと聞きます。以前はエアコンは身体に悪いという印象が確かにありました。でも最近のエアコンは性能もぐんとよくなりましたから、毛嫌いせず、上手に使うといいと思います。
 水分を摂ることはよく言われますが、塩分も忘れずに摂ることをおすすめします。スポーツ飲料や、梅干しなどもいいと言われています。塩分の摂りすぎは、やはり身体に悪い印象がありますが、身体には大切なものですからこちらも毛嫌いしないでくださいね。熱中症は重症化すると後遺症が残ることもあり、時には死にいたることもありますので、どうぞ十分にお気をつけください。

 気象庁もまだまだ暑い日が続くと予報しています。今年は8月だけでなく、9月まで暑いそうです。夏は暑いもの、覚悟を決めて無理せず夏を乗り切りましょう。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Fuwari カテゴリー 季節の話題

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フォト : イメージ

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2010年08月02日

八朔

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 八朔(はっさく)とは、八月朔日の略で旧暦の八月一日のことを指します。この頃は早稲の穂が実る時期で、古くから農民の間で初穂を恩人などに贈る風習がありました。この慣わしは田の実の節句とも言われていました。「田の実」を「頼み」にかけて武士や公家の間でも日頃お世話になっている人に、恩に感謝する贈り物をするようになりました。

 京都市東山区の祇園の花街では、八朔は特別な日にあたります。実りに感謝した祈りの日は、花街でも「田の実」が「頼み」に変わり、祇園の芸舞妓さんが、日頃お世話になっているお茶屋さんや師匠に挨拶をして回る慣わしの日になったのです。八月一日の暑い盛りの日に、花見小路、切通し、祇園白川などで黒紋付の正装姿の芸舞妓さんたちの「おめでとうさんどす」の声が響きます。八朔は、芸舞妓さんを追っかけるカメラマンや観光客も溢れ、祇園の花街は賑やかな華やぎの一日となります。
 
 八朔といえば柑橘類のハッサクがあります。八月一日頃から食べられるようになることからこの名が付けられたようです。祇園の舞妓さんに比べると、この広島県原産の果物は地味な印象ですが、由来の名前は堂々同じですね。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin  カテゴリー 年中行事

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フォト : 京都の八朔イメージ


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2010年07月30日

納涼文化と避暑

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 兼好法師は「徒然草」の中で「家のつくりやうは、夏をむねとすべし。冬はいかなる所にも住まる。」という。
 平安時代の寝殿造りはまさに、日本の夏を少しでも快適に過ごす為につくられていたようなもの。床下も高く、天井も高い。御簾で仕切られた広間の様子は、源氏物語絵巻にもその様を見ることが出来るので、いかに夏向きであったかが理解出来る。
 襖を外せば大広間になる家で生まれ育つ… 天井も高く、踏み石に上らなければ家に入れないほど床も高く、縁の下には風が見事に吹きぬけていたのは、私の嫁ぐまでの我家の話しである。たらいに張った水のぬるむのを待って行水をし、浴衣を羽織る。うちわを片手に縁台に座り、井戸水で冷やしたスイカに舌づつみ。蚊帳をつった夜は戸を開け放し、風鈴や虫の繊細な音に涼を感じた。世界文学全集を持って土蔵に入ることも夏休みならではのこと。時にはお化け屋敷をのぞき、怪談話しに耳をかたむけ、背中にゾッと寒気を感じたりと…思い出は尽きない。 川辺の夕涼みや打ち水をした縁台での語らいに盛夏をしのぐ。これは庶民の納涼文化である。避暑という発想が乏しかったのは、江戸時代までの日本人。京都や江戸の猛暑を耐えるのは、将軍も天皇も庶民も同じであった。暑さは皆平等であり、氷室から切り出された氷を、天皇や将軍へ献上する行事もなされた。今もその様式を伝統としてみることは出来るが…
 皆で揃って打ち水作戦をし、猛暑をしのぐ。暑さから逃げ出すことの出来ない日々は、そうして先人の知恵が地域の人々とのコミュニケーションも含めて、私たちを楽しませてくれる。今様の納涼文化である。
 涼を求めて雪や寒気の残る所に出掛けてもみたくなる。暑さを避け、しばらくは居を移すことを始めたのは明治以降のこと。カナダ人宣教師のアレキサンダー・ショーが軽井沢に別荘を作り過ごしたのが初め。今ではこぞって暑さを避けるようになり移動する。文化的な生活もよいが、先人の残した知恵と工夫を駆使して、平等の暑さを、いかに快適に…と愉しみたい。

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フォト : 軽井沢 ショー記念礼拝堂

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2010年07月29日

中華のレッスン

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 先日、マナー文化教育協会主催の「中国食文化に学ぶ」に参加いたしました。毎年、夏の恒例行事になりましたこのレッスン、今回は池袋にありますホテルメトロポリタン2階「桂林」にて開かれました。

 中国料理は、北京、広東、四川、上海の四つが有名ですが、今回は四川料理です。会食の前に中国の地図を見て四川の位置を確認するところからレッスンは始まりました。四川は内陸にあります。高温多湿の気候から香辛料をたくさん用いるようになったと言われています。四川料理といえば‘辛い’というイメージですね。今回も最初にピーナッツに唐辛子をまぶしたものと、唐辛子そのものが登場しました。見るからに赤く辛そうです。恐る恐るいただいてみますと心地よい辛さで、美味しくいただくことができました。

 日本以外の国の料理をいただく時、その国の食文化を学んでおくことは大切なことです。中国料理なら、会話をしながらとにかくにぎやかに楽しくいただく、何度でも乾杯をする、お皿はもちあげない、などが特徴でしょうか。そして、今回は違ったのですが、円卓でターンテーブルを使用する場合は時計まわりに回す、先の人がとりすぎない、まわした時にぶつからないようにテーブルからはみださないように物をおく、などがあります。基本的にはお箸やレンゲを使用しますから、日本人にとっては西洋料理ほど緊張せずにすむようです。

 美味しい料理を前にすると人間は不思議と笑顔になりますね。初対面の方とも話ははずみ、楽しいひとときを過ごすことができました。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Fuwari カテゴリー 文化

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フォト : 中国地図

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2010年07月27日

『夏の雲は忘れない』 1945・ヒロシマ ナガサキ

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 「夏の会」所属女優出演 女優たちによる朗読劇のタイトルである。
 2010年の今夏は終戦65年の夏である。
 平和都市宣言をした、私の住む流山市の広報にて、早い時期から終戦65周年連続公演があることを知る。戦争を知らない世代が多くなった今、「大切なものを伝えていきたい。」と活動をする女優たちの公演である。
 毎年この季節になると、TV・ラジオを通して演じられ、また、地元の体験をテーマに女子学生による演劇やミュージカル仕立てのものが行われている地域もある。戦争をテーマにすることは大変難しい。なぜなら、今の平和を享受することなく、また今でもそのことから受けた思いを背負って生活をしている、忘れることの出来ない人々が、世界があるからである。
 起きた事をプラスに考えることが出来たらどんなに幸せであろう…!怒りや悲しみ、親子の絆、愛の深さを我がことのように思い考え、他者を思いやることが出来たら、世界は幸せであろうに!… 今生の別れにと、ベートーベンのピアノ・ソナタ「月光」を弾き、沖縄の空に出撃していった青年の話しはいく度も聞いている。第2弾として、ピアノ・ソナタ「月光」による朗読劇が行われる。身近においでの方のご手配にて、この夏は会場に足を運ぶ。毎年巡ってくる夏。この日、過去の上に今がある。深い思いで望もう…

PS.平和都市宣言のまち流山がおくる、戦後65周年連続公演は、流山市文化会館大ホールにて行われる。

第1弾 7月31日(土) 『夏の雲は忘れない』

第2弾 8月7日(土) 『月光の夏』
     心の目で観る、味わい深い感動のドラマをおとどけします。
     戦争犠牲者の鎮魂と平和の祈りを込めて…。 (作者/毛利恒之)


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題

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フォト : 『夏の雲は忘れない』パンフレット

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2010年07月26日

土用 --本日、土用丑の日--

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 猛暑の続く日々である。
 この暑い夏をのりきる為に、ニンニクやあんころ餅、鰻を食するのは、古来からの慣わし。土用の丑の日は、鰻料理店も予約が殺到。デパ地下も行列が出来るほどである。また、この季節、寒シジミと同様に夏のシジミも美味。土用シジミとして店先を賑わしている。
 先日、丑の日を前にひと足早く神楽坂にある鰻料理店に出向き、鰻料理を愉しむ。鰻の白焼きに、すりおろした本わさびをたっぷりとつけ食す。冷酒に白焼きがマッチしているのか、白焼きを冷酒が引き立てているのか、おいしさは格段であった。もちろん蒲焼もお重でいただいたのであるが、お供にシジミ汁をあわせ、そのおいしさに喉がなるほどであった。シジミはご存知の通り、栄養価が高いことで鰻と一緒に食べれば効果倍増。タウリンやアミノ酸が弱った肝臓を回復させる効果をもっている。シジミは汁にしてその身は食べないのがほとんど。しかし、大きいシジミは殻を入れる器を用意して身もいただいてしまう。鰻料理には、肝吸いが定番であるが、暑い夏にはシジミ汁もおすすめである。肝は肝焼きにしてたっぷりと粉山椒をふりかけ、これもまたとないご馳走。元気が出ることこの上なし。
 暑さを乗り切る工夫はあれこれあるが、体の内から元気にと、かの日はまさに、先人の慣わし通りに鰻三昧であった。

PS.土用中は葬送をひかえることもしていた。土用波、土用干し、土用休み、土用三郎などの言葉もある。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題

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フォト : 鰻とシジミ汁

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2010年07月16日

海の日

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 海の日は7月の第三月曜日で、今年は7月19日になります。海の日は平成7年に制定され、制定当初は7月20日に決められていましたが、平成13年の祝日法の改正によって、ハッピーマンデー制度により平成15年からは7月の第三月曜日となりました。もともと7月20日は、海の記念日とされていました。これは、明治9年に明治天皇が東北地方を巡幸され、初めて船に乗船されて、青森から函館を経由して横浜に到着されたのが7月20日であったことに由来します。
 
因みに、戦前は祝日と祭日の両方がありましたが、戦後昭和23年の国民の祝日に関する法律の公布、施行によって、祝日だけになりました。国民の祝日は年間15日ありますが、ハッピーマンデー制度が取り入れられたのは、他に成人の日(1月第二月曜日)、敬老の日(9月第三月曜日)、体育の日(10月第二月曜日)があります。

 国民の祝日に関する法律によりますと、海の日の趣旨は、海の恩恵に感謝するとともに、海洋国家日本の繁栄を願う、となっています。海の日は、壮大なスケールの構想の上に制定された祝日なのだと改めて思いました。日本の生活、産業、経済、文化は海に守られ育てられて栄え、歴史を刻んできました。海の日は、生命が生まれた豊穣の海に感謝の思いをいたす日本固有の大切な祝日であると思います。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin  カテゴリー 年中行事

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フォト : 海の日ポスター(国土交通省)


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2010年07月15日

年代物のワイン

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 先日、私たちの結婚に際し、仲人を務めてくださった大学時代の恩師のお宅に招かれました。お招きの趣旨は‘新婚旅行のお土産のワインを皆で飲みましょう’というもの。あの当時すでに年代物、私たち夫婦は春に銀婚式を迎えたのでいったいどんなことになっているのやら。

 お目当てのワインはシャトー・ムートン・ロートシルト、1970年物です。今でこそワインのラベルに絵画が用いられることは珍しくなくなりましたが、ムートンはその先駆けとなったワイナリーでした。ピカソやミロ、ウォーホルなど、ボトルは著名な芸術家の作品で飾られました。私たちが買い求めた年はマルク・シャガールの絵です。(今ちょうど上野でシャガール展が開催されています。)

あの時、新婚旅行先のパリで買い求めた時点ですでに15年物。それから25年を恩師の家で過ごし、つごう40年の時を経て眠りから覚めるのです。ワインはあけるとすぐ酸化が始まるということで、グラス、お料理と準備万端ととのえて、いよいよコルクを抜きました。 

 奥様が作ってくださったローストビーフとそれはそれはよくあって、食事をますますひきたててくれる深い味わいのワインでした。一口目より二口目とだんだんに味がなじんでおちついてきます。私のようにワインに詳しくないものにもその変化は感じとることができました。

 食事の途中で私たちの結婚式の写真(集合写真と2人の写真)まで出してきてくださったのには驚きました。もう何年も見ていない写真です。懐かしくもあり、気恥ずかしくもありです。ご無沙汰ばかりの私たちですが、銀婚式を覚えていてくださって、そのお祝いをしてくださったのだと。そのためにあのワインを大切にとっておいてくださったのだと、幸せな気持ちになった夜でした。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Fuwari カテゴリー おもてなし心

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フォト : シャトー・ムートン・ロートシルト

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2010年07月13日

お盆

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 お盆の過ごし方で最近一番多いのはもしかしたら「何もしない」かもしれません。私のまわりでも「お盆っていつ?」とか、「一周忌や三回忌の時だけすればいいんじゃないの?」などとおっしゃる方もいます。皆様はどうなさっていますか?

 我が家では義母がおがらなどを用意してくれます。そして、7月13日の夕方になると、素焼きの薄いお盆を玄関のそばに置き、その上に折ったおがらと丸めた新聞紙等をおいて火をつけます。火が弱くなったころ合いを見計らって、外から家の方に向かって火の上をまたぎます。その時にご先祖さまも年に一回、家に戻ってくると教えられました。そして、お盆の間は家にご先祖さまがいらっしゃると。7月15日(16日のところもあります)の夕方には送り火を焚き、今度は家の中から外に向かって火をまたぎます。こうしてご先祖さまをあちらの世界へお送りするのです。

 迎え火は、早く帰って来て欲しいから夕方早めに、送り火はゆっくりしていってほしいから遅めにと思うのは家族のご先祖さまへの思いの表れでしょうか?

 最近は住宅事情の関係で火を扱うのが難しいお宅もあるでしょう。マンション住まいの知人がマンションの廊下で迎え火を焚いてご近所の方に怒られたという話を聞いたことがあります。お盆の過ごし方も時代とともに変わっていくのかもしれません。

 日本で一番有名な送り火は京都の‘五山の送り火’でしょうか。旧暦なので8月16日ですが、いつか京都を訪れて実際に見てみたいと思っています。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Fuwari カテゴリー 年中行事しきたり

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フォト : おがら

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2010年07月12日

お中元

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 お中元の中元は、中国の道教の行事である三元(上元、中元、下元)のひとつを指します。もともと道教では、中元は人間贖罪の日として、一日中火を焚いて神を祝う風習があり、その後死者の罪を赦すことを願う日となりました。中国仏教ではこの日に、祖先の霊を供養する盂蘭盆会を催しました。中元と盂蘭盆会が習合して一体化したのです。
 日本ではこれがお盆の行事となり、お世話になった方々に贈り物をするお中元が派生しました。日本では中元の日付は、明治の改暦により、お盆と同じように地域により、7月15日または8月15日になりました。おおよそ東日本では7月15日、西日本では8月15日ですが、全国的な標準は7月15日となっています。ほとんどの地域でお盆と日付が一致しますが、お中元が7月15日で、お盆が8月15日の地域もあります。
 
 お中元の贈答は、贈り先の日付の月初めから15日ごろまでに届くようにします。お中元は(お歳暮も)贈り始めたら、相手との付き合いが終わるまで続けるのが基本ですので、1回だけ感謝のしるしとして贈るなら、御礼の形で届けるのもひとつの方法です。
またお中元はお祝い事ではないので、喪中であっても贈ったり贈られたりは差支えありません。お返しも必要ありませんが、お礼状だけは差し上げたいところです。
 先方の嗜好に合った品選びに苦慮される方が多いのではないかと思います。品選びのポイントは家族構成でしょうか。案外、先様の嗜好というのはわからないものです。私はビールが届くと「ヤッター!」と歓喜の一声ですが、妹のところは誰もビールを飲まず、いつも拙宅に宅配便で回ってきます。このような贈答品流れは相当予想されます。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin  カテゴリー 季節の行事

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フォト : お中元イメージ


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