今や空前のペットブーム。動物病院では飼い主たちが「もうすぐよ・・・。」などとバスケットの中の猫や犬たちに声をかけながら、心配げな面持ちで受診を待っています。我が子同然なのですよね。
我が家には、猫が2匹(両方ともメス)います。(普段は女の子、あるいは娘ふたりと呼んでいます・・・”^_^”)。年上のほうは8歳のベテラン、おまけにアビシニアンという気位の高い性質を持つ猫種ということもあり、診察時にはお医者様(女性)も内心ドキドキのよう。でも猫もよく理解するものですね、現在かかりつけのこの病院なら大丈夫。カチコチに緊張して肉球から汗がにじみ出てくるものの、唸ることもなく、おとなしく受診してくれるのです。以前お世話になっていた病院では毎回興奮し、爪を立てて大騒ぎになり、本当に申し訳ないことになっていたのですが・・・。
気の強い我が家の猫が、なぜ素直に受診してくれるようになったのでしょう?
この病院は、1階が犬専門、2階が猫専門になっていて、お互いが気配を感じ合わないように工夫されています。猫専用の玄関ドアを開けると、明るいオレンジ色やクリーム色でコーディネートされたキュートな待合室。誰一人として大きな声を出す人はいません。お医者様(女性)によると、「ネコちゃんには、どんな時も静かに穏やかに話しかけないといけないの。」とのこと。そして、病院スタッフ全員が、まるでデリケートなガラス細工を扱うかのように優しく猫の体に触れるのです。仕事に取り掛かる身のこなしもゆったり穏やか、物を取り上げたり置いたりする時も無駄な音を立てない、歩く音も・・・静か、スタッフ同士の会話も小鳥のさえずりのよう。さすがに猫の習性をよく研究し、スタッフ全員に行き届いている動物への心配りは、プロフェッショナルならではのもの。人間社会と同じく、ここでも相手を理解することから始まっているのですね。
何より感動したのは、仕事に慣れきって感情が希薄になっていないこと。
重い病気を抱える動物の身になる思いやり、時には悲しみは、仕事を超えたものがあります。
猫にもそんなスタッフの皆さんの気持ちが理解できるのですね。飼い主でさえ、この病院に来ると心が癒されるのですもの。
猫にだって、プロとしてのマナーはちゃ〜んと解るのですにゃん(=^・^=)
冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Nyan カテゴリーマナー(仕事)
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フォト : ネコの写真(フリーフォトより)