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バス停での会話

私がバス停に近づいたとき、ちょうどバスは走り出した。
「残念!もう少しだったのに。」時刻表を見ると、次のバスまで12分あります。
おもむろに近づいてきたご婦人が私に尋ねました。
「あとどのくらいでバスはきますか?」
「たった今行ったばかりなので、あと12分ですね。」と私。
ご婦人は話し出しました。
「私は今、額を買いに行ってきたのですよ。四つばかり入っています。
和布などつなぎ合わせて作った絵を額に入れて、孫やひ孫のお祝いのとき、
祝い金と一緒にあげるんです。」
「あらぁ、それは素敵ですね。心のこもった手作りのものを戴いて、
お孫さんたちもとてもよい記念になりますね。」私は答えました。
「邪魔になるかもしれないけど、作ることが好きなのです。」
とご婦人は嬉しそうに話しました。
「私は92歳になりました。」年齢を聞いて私は思わず驚きの声をあげて
しまいました。
しわの数も少なく、声に張りもあり、74、5歳ぐらいかと思っていたからです。
「88歳までは、一人で旅行もしていました。皆はやめるように言うけれど、
自分の体のことは自分が一番よく分かっているから、“大丈夫”だと私は行き
ました。3年前、自宅の階段で転んでからは、旅行はぴたりとやめました。」
私は、このご婦人とのバスを待つわずかの間の会話で考えました。
誰もが等しく年をとっていきます。このご婦人のように、元気に素敵に年を重ね
て生きたいものであると考えると同時に、また、年齢を理由に行動を制約しす
ぎることは慎みたいと思います。
なにしろ自分のことは自分が一番理解しているハズですから。
これから高齢化社会に向けて明るく元気にポジティブに生きましょう。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ブレンド カテゴリー マナー(心)

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2007年11月24日 09:22に投稿されたエントリーのページです。

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