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師走こそ走らずに(^o^)

師走に入りました。街はなんとなく活気付いてきます。デパートのお歳暮商戦、
クリスマス商戦、イルミネーション。忘年会に年越しの準備…と。
家でも暮れの大掃除のリストを掲げ大晦日までにお正月の支度をしなくては
なりません。年賀状書きもあります。銀行は混雑し、車は渋滞する。歩く靴音
もカツカツとスピードを増し、人々の顔もどことなく険しくなってきます。
師走とはよくぞ名付けたものであります。
しかし、こんな時こそ、ちょっと視点を変えてゆったりと過ごす日をつくらなくて
はならないような気が致します。
『忙中閑あり』
私は夜ばなし(口へんに出ると書く)の茶事の伴とう(亭主の手伝いをする役目)
を致しました。【夜ばなしの茶事】とは、ちょうど今頃の時期、寒さも厳しくなりつ
つあるこの時期に、夕刻から夜にかけて催される茶事です。
ゆらめく蝋燭の灯にゆったりと流れる時間。和気あいあいとおしゃべりに花を咲
かせます。炉の大きめの炭の起こりによく沸いた熱いお釜の湯。寒いこの時期
に最高のもてなしです。亭主はこの日のために何日も前から準備をします。
食材を集め、献立をたて、試作試食し、庭の手入れ、炭の準備…。お迎えの間
際に水を打ち、飛び石の余計な水を布で拭きます。ハラハラと枝から離れる落
ち葉を何度も拾い、つくばいに水を入れ、湯おけを備えます。
そうなんです。茶事のゆったりとした流れの裏側は、実は大忙しなのです。
しかし、懐石料理を茶室に運び出す時もお点前の時も、何事もなかったかの
ようにゆったりと振る舞います。
『忙しい』とは、心を亡くすと書きます。忙しい師走には、「忙しい、忙しい」と
いわずに眉間にシワを寄せないでにこやかに穏やかに用事を済ませたいも
のですね♪
師走に、夜ばなしの茶事が教えてくれました(^_^;)


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 usagi カテゴリー 季節の話題

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2007年12月11日 09:35に投稿されたエントリーのページです。

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