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おもてなしの心

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 私は1ヶ月〜2ヶ月に一度、心身共に疲れた折に訪れる場所があります。港区北青山の地から中央区銀座の京橋に近い場所に移られて5年程たつそのリフレッシュスポットに私はおじゃましてはすっかり元気をもらって帰ることを楽しみにドアーをノックするのです。
 今回皆様にご紹介致しますのは、この場所で目にとめたドアハンガーと、そこに流れる無言のメッセージです。
 ドアハンガーとは一体何でしょう?ドアノブハンガーと言った方が想像しやすいでしょうか、私達が日ごろ自室前やオフィスの応接室などに、勉強中・会議中などと簡単に必要な事をしるすプレートのことなのですが、ご家庭でお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかもこのオフィスにあるものは季節を代表する美しいお花が使ってあり、いつも生き生きとした表情で客人を歓迎する、それはみごとな姿勢が感じられる作品なのです。
 例えば1月ならば南天と松ボックリに紅白の幅広のリボンで新年のおもむきを表現したものが飾られており、各月によって種々の花、葉、実を使ってあるため、なるほど今はこのような季節なのだ、と感じとれる一品に出会える喜びは格別なものがあります。
 最初は何気なくただ美しいといった直感的な見方でとらえておりましたが、ある時、何ヶ月かあけてうかがった際に、ハッとする鮮やかなハイビスカスに麻なわをあしらった大胆でスカッとした何とも素朴な夏に出会えたため、私は思わずどこで求めましたの?と伺いましたところ、季節の植物をパーツとしてだけ求めて女性の(k)店長さん自らが作っていることを知り、尚のことビックリしました。手先の器用さに感嘆することはもちろん、配色、材料の取り合わせなど、何にもまして毎月ごとに変えていくつもの種類を作られるその時間を考えた時、以前のようにはっきりと四季の変化が感じられない昨今だからこそ、日本の年中行事の特徴、季節に代表される植物などをもって客人を迎え、日本の風土・文化を大切にして、ようこそ、と言葉ではなく文化や自然を自分が時間をかけて伝えたいという心が表されたこの作品に、私は「もてなす」という言葉に対する表面的でない深い知覚を感じました。
 新しい年の始まりです。心を磨いてまいりましょう。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Angel カテゴリー マナー(心)

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フォト : Angel撮影「ドアノブハンガー」

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2008年01月10日 10:48に投稿されたエントリーのページです。

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