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渋谷の「フグ」から家族団らんの「福」

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週末の夜、たまたま渋谷の街を車で通過中、ユニークなふぐの看板を見つけました。ふぐ料理店の玄関の真上の壁に掲げられた大きなフグの顔にはびっくり!立体的に造られている正面から見たフグの顔は、街の灯りの中、貫禄たっぷり銀色に輝いて見えました。

そういえば、しばらくふぐ料理を食べていません。
フグは魚の王様。中でもトラフグは最高級で、ふぐ鍋、ふぐ刺し、ふぐ唐揚げ、湯引き、そして雑炊・・・想像しただけでも幸せな気分です。
しかも、他の魚に比べコラーゲンの多いフグは、ローカロリーで心強い女性の見方でもあるのです!

私は山口県下関市の出身なので、子供の頃からフグはさり気なく我が家の食卓に上っていました。料亭の味には追いつかないかもしれませんが、母のつくる刺身は身が厚く、今考えてみればこれほど贅沢なことはありません。朝はお味噌汁の具として、寒い夜には「ふぐちり(関西ではてっちり)」と呼ぶ「ふぐ鍋」が定番メニューでした。

でも、子供だった私にはその味がどうも解らなくて、「美味しい」と言ったことがないように思います。母をがっかりさせてしまったのかな・・・。せっかく私たち家族に喜んでもらおうと用意してくれたふぐ料理だったのに「ありがとう」も言っていないなんて、私はなんという親不孝者なのでしょう。遅ればせながらの反省です。

飽食の時代と言われるようになってから久しくなりますが、食が溢れると同時に今や暮らし方まで変わってきました。家族団らんでの食事も少なくなってきているというのは、本当に寂しいことですね。

さ、今夜あたり久しぶりに「福」につながる「ふく(ふぐ)」鍋でもいただいて、身も心も温まってみましょうか。

※下関では「ふぐ」と濁らず「ふく」と呼ぶと言われています。ただし、この言葉を使うのは観光業界関係者や料理店関係者などで、私たち一般の者はやはり「ふぐ」と呼びます。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Nyan カテゴリー 季節の話題

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イラスト : Demieのオリジナルイラストより「ふぐ」

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2008年01月26日 09:07に投稿されたエントリーのページです。

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