以前コーチングを習っていた時によく聞かれた質問に「10年後にどうなっていたいですか?」というのがありました。この『10年』は5年だったり極端にいえば明日だったりしましたが、私はこの質問が苦手でした。なりたい自分なんてわからない、あんなふうになりたいなんて憧れる人も特にいない・・・
そもそも私がコーチングを習い始めたのは‘楽になりたかった’から。人間関係や仕事、家事、いろいろと抱えていて疲れていました。でも、コーチングを習えば前向きに明るく生きていける、そう思って勉強をはじめました。ところが私には目標がありません。こんな仕事がしたいとか、何年後には年収いくらとか、クライアント(契約をしてくださるお客様)を常時何人抱えていたいとか・・・私はコーチングを仕事にしようとは思っていませんでした。自分が人生を営んでいくその助けになればと思っていました。ですから数字で表せる目標は持っていなかったのです。
そんな私ですがコーチングを習い始めて一つ大きく変わったことがあります。自分が何に価値をおいて生きているのかを考えるようになったことです。
結局、私がなりたい自分とは、ストレスをあまりためず楽に過ごしている自分。頑張り過ぎず、自分にとって価値が低いと思ったものはいさぎよく切り捨てる。必要な物だけのこしてあとは処分したり。体も物もいらない物はそぎ落として、すっきりと生きていきたい。つまり私の目標とは仕事とか肩書きとかそういうものではなくて、精神的なものだったんですね。
自分が何に価値をおいて生きているのか、それは簡単なようでなかなか自分自身ではわからないものです。コーチとの対話の中で、それに気付いた私は幸せだと思っています。
「あなたが大切にしているものは何ですか?」
冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Fuwari カテゴリー コーチング