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2008年11月 アーカイブ

2008年11月04日

キャリーバッグとマナー

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新聞の夕刊に“「マナー頼み」キャリーバッグ、トラブル多発"の記事があった。3年程前からキャリーバッグが関係する事故が目立つようになったそうです。私にとっても、海外、国内問わず、仕事の絡んだ旅では荷物が多い(殆ど例外なく着物一式入れていきます)ので小型のキャリーバッグは必需品です。
このキャリーバッグは二人分のスペースを有する「旅の連れ」であります。しかしながら、この「お連れ様」に無関心なご主人様が多いのも事実です。新聞を読んで納得しました。
午前8時、朝のラッシュのたった今も、キャリーさんが私の足にぶつかって行きました。しかし、ご主人様は少しも気づかず先を急いで行ってしまいました。キャリーさんは「ごめんなさい」とでもいうように、一瞬飛び上がり、また体勢を整えて必死でご主人様について行きます。 『人の振りみて我が振り…』、私の連れのキャリーさんもあんな風に必死でついて来てるのかしら…とふと思った瞬間でした。
キャリーバッグを使うときに肘を伸ばして低い位置で引く人が多いです。これでは、人とバッグで占める場所が広がります。更に、低い位置にバッグがあるため、歩行者の視線には入り難いため、急いで歩く混み合った駅構内ではぶつかったり、躓いたりしてしまうことが多々あります。しかも、最近では日常の移動にもキャリーバッグを使う人が増えて、地下鉄でも、通勤ラッシュ時でも、あちらこちらでキャリーさんに遭遇します。
渋谷のロフトの話では、今年のキャリーバッグの売り上げは昨年の1.5倍だそうです。事故やトラブルが発生するはずであります。
JR東日本やJR東海では、アナウンスやポスター、電光掲示板などで注意を呼びかけているものの、駅構内の移動時の事故防止策は乗客側の対応に頼らざるを得ないのが実情…と、記事に書いてありました。更に、メーカーに改良を求める要請も出しているとのことです。
私はキャリーバッグを引く時は、なるべく肘を脇に引き寄せて、体に添わせるように高めの位置で引くようにしています。そのほうがスペースもとらず、コンパクトで見た目にもスマートです。
腕を前に水平に伸ばした距離を半径としたサークルを【パーソナルゾーン】といいます。安全地帯とでも申しましょうか、人と人が不快を感じないで安心していられる距離の空間です。
せめて、この空間の中に収まるようにバッグを引き寄せて歩いてみてはいかがでしょうか…?安心、安全、美しさ。マナーの大事な要素です(^o^)
せめて、混雑した駅構内では、引き方に工夫してカッコ良く歩きたいものです。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 usagi カテゴリー マナー公共

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フォト : キャリーバッグ

2008年11月05日

いらない物を捨てる

最近、家が散らかっています。

以前はゆったりすっきりとしていたのに、それがどうでしょう。今はどこもかも物があふれています。生活していればある程度、物は増えていきます。‘買ったら捨てる’を実践できたとしても限度があります。我が家では行き場所のない物が床に積まれ、そこがいつしかその物の指定席となっていたりします。お恥ずかしいかぎりです。

収拾がつかなくなってきていると感じたら、私は自分がここに招かれたお客様になったつもりで部屋を見渡してみることにしています。お客様になって物を一つ一つ見ていくのです。これは本当にここに置いておくべきものだろうか?もしくは、本当に必要なものだろうか?と。とりあえず置いてしまってそのまま‘風景’になってしまっている物が案外あるものです。30秒以内に使い道を言えない物、もしくは大事にしている理由を言えない物は、まず捨ててしまって大丈夫です。

それでもいきなり捨てるのは躊躇するという時には保留のリストにのせてみます。なんでもいさぎよく捨てられる人には必要ないでしょうが、人間みなそうとはかぎりません。それでも無理して捨てていくのは勇気もいるし、気分もあまりよくありません。

掃除でも料理でも家事はあまり無理していると嫌いになってしまいますから無理は禁物です。「いらないかも」と思った物はとにかくリストアップして意識することです。そして数時間か数日か過ぎて、やはりいらないと納得できたら捨てましょう。万が一、捨てるのをやめたくなったらそれはそれでいいのです。とっておく意味がみつかったのですから。

11月の声を聞くと、そろそろ年末の大掃除のことが気になりはじめます。掃除の前にまず、いらない物を捨ててすっきりしましょう。そうすれば今年の大掃除はいつもより効率よくできることでしょう。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Fuwari カテゴリー 心構え

2008年11月06日

文楽

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文楽を観劇する機会をいただき、知人と二人で行って参りました。
私は、文楽には馴染みが薄かったので、興味深く思っておりました。観客席は満席となり、いよいよ舞台は幕開けとなりました。
 響き渡る大夫の声は、時には怒り、時には嘆き、まさに変幻自在。場面に合わせて打ち鳴らす三味線の音色。まるで、魂を入れたかのような人形のしなやかで繊細な動き。これらがハーモニーとなり、壮大な空間を作り上げました。そして、人間の大きさに満たない人形の舞台の上での存在感に圧倒されました。閉幕した後、二人で異口同音に「素晴らしかったわね!」。
文楽は平成15年、ユネスコの「人類の口承及び無形遺産の傑作(世界無形文化遺産)」の宣言を受けたそうです。私の様に馴染みのない方でも、この様な日本が誇る伝統文化に触れてみるとみるのも良いかと思います。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ブレンド カテゴリー 情報

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フォト : 文楽ポスターより 国立文楽劇場
http://www.ntj.jac.go.jp/cgi-bin/pre/s_top.cgi?type=4

2008年11月07日

世界遺産『熊野古道』を訪れて

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世界遺産である和歌山県の熊野古道へ行ってまいりました。
日程的には2日という短い行程でしたので、那智の滝へ行き、熊野那智大社、熊野本宮大社をご参拝、熊野本宮大社旧社地・大斎原、湯の峰王子を見て帰るといった短いコースでありました。
しかしながら世界遺産というこの地に立っただけで、大変厳かな気持ちになり、いつまでも守り続けたい大切な財産だと感じました。

そんな素晴らしい熊野古道を歩いていて、少し気になったのは私たちに注意を促す大きな看板です。「ここで○○をしてはいけません。」といった事柄なのですが、建物や自然とどうしても調和せず、残念な気持ちになりました。
それだけ心無い方がいらっしゃるということでしょうか・・・

この、詣道を歩くためには皆さんに守っていただきたいというルールがあります。

1. 「人類の遺産」をみんなで守ります。
2. いにしえからの祈りの心をたどります。
3. 笑顔であいさつ、心のふれあいを深めます。
4. 動植物をとらず、持ち込まず、大切にします。
5. 計画と装備を万全にゆとりをもって歩きます。
6. 道からはずれないようにします。
7. 火の用心を心がけます。
8. ごみを持ち帰り、きれいな道にします。

以上のことなのですが、世界遺産を守るといった主旨だけでなく、毎日の生活の中でひとりひとりが心がけていきたい事ばかりですね。
誰に言われるのでもなく、大きな看板を見なくとも皆がこのようなルールを自然とできるようになるといいですね。

温泉も硫黄の香り漂う、柔らかい気持ちの良いお湯でありました。
世界遺産『熊野古道』、次は時間をかけてゆっくりと詣道を歩いてみたいと思います。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Fain カテゴリー 情報

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フォト : 世界遺産『熊野古道』伊勢路より
http://www.pref.mie.jp/KODO/

2008年11月10日

鉄腕アトム考

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『鉄腕アトム考』
手塚治虫生誕80年に寄せて


鉄腕アトムは、私が小学生の頃、大好きなアイドルだった。 

もともとは1950年代に少年向け漫画雑誌で連載が始まったのだが、1960年代に国産アニメ第1号としてテレビに登場し、あのテーマソングに乗って白黒の鉄腕アトムがお茶の間で活躍した。

あのテーマソングは今、JR高田馬場駅で発車メロディとして流れている。この曲は何度聞いても飽きない。聞いているとアトムのように10万馬力で頑張れるように思える。手塚プロダクションの最寄り駅が高田馬場駅であった所以だそうで、手塚プロのスタジオの最寄り駅、武蔵野線新座駅の発車メロディとしても流れている。

アトムは、近未来を舞台とした設定の原作では、2003年4月7日が誕生日であり、現実のその日にアトムは埼玉県新座市の市民権を得ることができた。

先日、私は埼玉県の天覧山をハイキングした折、天覧山登山口近くの公園でアトムの像に再会した。アトムが大空を目がけて飛翔する姿の像の下に、アトムのメッセージが彫られている。

「人と人、人と自然、人と機械が
 いつまでも 仲のよい ともだちで ありますように」

 小さい頃は、何故アトムに惹かれるのかわからなかった。

 アトムは、心を持った最初のロボットだったんだ!!


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin カテゴリー 情報

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フォト : 鉄腕アトム 手塚治虫漫画全集より
手塚治虫さん生誕80年 出版、イベント相次ぐ 産経ニュースより
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/081027/gam0810271759001-n1.htm

2008年11月11日

成長の祝い 七・五・三

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11月15日に、晴れ着を着てお宮参りに行く七五三は、子供の成長と健康を願う風習です。平安時代に公家で行われていた、節目の儀式に由来すると言われ、江戸時代以降は11月15日に祝うようになり、現在では、11月の声を聞くと、土日祝日には着飾った七五三の姿を見ることが出来ます。早め早めとせかされるごとくに混雑を避け、写真館で前撮りといって、貸し衣装で色々なポーズで写真に収まるのが流行っているようです。そのような折、私も早々と祝いの席に招かれ、着飾ったいくつものポーズで立派なフレームに収められたフォトを目の当たりにしました。もちろん私も、「祝・袴着」としたためた5歳の男の子の祝いを携えてのことです。昔から七五三は数え年で祝っていましたが、最近は満年齢で祝うことが多いようです。兄弟がいる場合など、どちらかに合わせて、二人同時にと微笑ましい姿を見ることもありますが、昔のように、七五三がそろってお祝いの出来る家庭は稀のようです。古式ゆかしい祝い着でお参りする正装の子供達と両親の姿を見るにつけ、こちらも幸せな気分になるものです。子供は神からの授かりものと言われていた時代もあり、我がことのように成長を見守り、幸せを願いたいものです。いや、社会全体でとそんな気持ちになれたら嬉しいですね。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 年中行事

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イラスト : 七五三

2008年11月12日

11月11日 --- いい日 いい日 ---

11月11日、介護の日がスタートしました。「いい日、いい日にかけて、介護職に携わる人と、介護される人に思いやりと優しさを」と厚生労働省の提唱です。
 もう何年になるのでしょう!「ホームヘルパー」の資格を取り、ヘルパーとして仕事に就く人が誕生しはじめました。福祉に関心を持ち、人の役に立ちたいと思う若者も多く、大学で福祉の勉強をする人達が多くなっています。日本に、海外から介護の仕事をすべく、ホームヘルパーの勉強をして、実習を積んで帰国するようにもなってきましたが、先日、知人が入居している老人ホームを訪れました。入居の方々は、手厚い介護を受けています。訪問者の私にまで、お茶を運んでくれた介護士の若者のなんとやさしかったことでしょう…やさしさにふれることは、大切なのですね。
「介護を受ける人」「支える人」どちらにも毎日がいい日になるように願いつつ。


PS. かつて、ホームヘルパーライセンス取得に際して、マナーのカリキュラムがあり、講師としてお手伝いをしました。10代から60代までの方々が、熱心に目標に向かって学んでおいででした。
この11月11日をどのように思いでしょう…

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 情報

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2008年11月14日

炉開き

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炉開き --- 11月は茶人のお正月 ---

 11月は茶人のお正月と言われます。何故かと申しますと、この月に炉を開き、火を入れ、茶壷の口を切って、茶を取り出し、そのお茶で点てた茶を服します。まさに「炉開き」と「口切り」の時節ですので、一般のお正月気分となり、茶人にとっては大切な月、大切な行事となります。
 10代から茶道の稽古を始めた私は、この月に礼装をして、師の炉開きの稽古に伺いました。11月の初めの稽古は、今も格式のある伝統行事として親しまれ、いそいそと礼装でのぞみます。
 炉開きは、陰暦10月の亥の日に行われたことから、11月の最初の稽古は、炉を開いてお茶をいただきます。半年間眠っていたお茶をいただきますので、お目出たいわけです。(大河ドラマの篤姫も、11月のある日炉にてお茶を点て、さしあげていました。)挨拶は「炉開きお目出とうございます。」と申し、お菓子は、善哉をいただくのが習わしです。善哉は、五穀豊穣の象徴でもあるからです。毎年この日は楽しみにお稽古にのぞんでいます。茶事形式の稽古では、御酒も添えられ、おなます柿と栗もいただき、濃茶で気分一新となるわけです。

PS. 炉は、11月から翌年の4月、それを過ぎると風炉になります。茶室はそれまでの風炉から炉に切り替えます。そして半年間壷の中で熟成された茶葉をいただきます。まさに新茶をいただくことから、新年と言われるのです。初めて壷の封(口)を切ることから、口切りと言われます。
「門を開けば落葉多し、雨を聴きて寒更尽き」…無可上人
初冬の、ものかなしい、まさに、寂枯の極みとでも申しましょうか… 雨の音は落葉の音であったのです…。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 いしいようこ カテゴリー 季節の話題

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フォト : しるこ碗

2008年11月15日

夢に向かって走る

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2000年シドニー五輪金メダリスト高橋尚子が現役引退を発表した。
高橋尚子といえば、2005年まで彼女を指導し「二人三脚」と評された小出義雄監督が有名である。小出流「ほめて育てる」の方法で選手を育成し、数多くの女子アスリートを世に輩出した。
小出監督はスポーツのコーチとしては日本ではおそらく初めてであろうコーチングのスキルを取り入れて、高橋を指導したのである。意識的に取り入れたというより、小出監督は、無意識にコーチングスキルを身につけているナチュラルコーチであったような気がする。
コーチングはああしろ、こうしろと選手に一方的に技術を伝授するのではなく、どうしたらいいと思うか選手に考えさせるところがコーチの手腕である。選手は自分が考えたことなら、やってみようと動機づけられる。やってみてうまくいったら、コーチが「できたね」「よくなったね」と認めてくれる。これが達成感を生み、さらにやる気が高まり、上の段階に進むことができて、目標に近づくのである。

高橋引退に対する小出氏のコメントが新聞に載っていた。
「僕と一緒にやっている子が、世界一になれないわけがないと思って指導してきた。・・・」
小出氏自身の自信も気迫に満ちているが、高橋を心から信じる信頼感がコーチングのまさに真髄を突いている。

引退の理由は、心と体のずれを感じたということだった。

高橋尚子はこれからの人生においても、夢に向かって走ると思う。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin カテゴリー コーチィング

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イラスト : マラソンランナー

2008年11月17日

ママさん宇宙飛行士誕生

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--- ママさん宇宙飛行士誕生 ---

 再来年、アトランティスに乗り込む宇宙飛行士の山崎直子さんは、6才の女の子の母親。9年前に選ばれ、その後、結婚・出産と、家事・子育てもこなしながらの飛行士。その彼女に宇宙への切符が渡されたのです。
 テレビの画面にうつる山崎直子さんは、美しい笑顔で語ります。「今度はママがあれに乗るんだ、うれしい!」と6才の娘がそう言いました。「先輩の仕事ぶりのおかげで、私にも機会を与えられました。いい仕事をして、後輩につなげていきたい。」と。(スバラシイ!)
 小学校低学年の頃に、アニメをみて、大人になったら宇宙に行けるとその頃思ったそうである。4、5才の頃から、月や星を、そして空をあおぐのが好きであったと… 多くの子供たちへ夢を持ってほしいとメッセージを送っておいでです。
成功を願わずにはおられません。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 情報

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フォト : 宇宙飛行士の山崎直子さん
産経ニュースより 「継ぎはママが乗るんだ」シャトル搭乗の山崎さん笑顔で会見
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/081111/trd0811111045007-n1.htm

2008年11月18日

フェルメール展

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 上野の東京都美術館で開かれているフェルメール展に行ってきました。日本での知名度はピカソやルノワールなどには及びませんが世界的にはかなり有名かつ評価の高い画家です。‘光の天才画家’とよばれ自然光および影を自在に操るといわれます。彼の作品は展覧会に出品されることが非常に少なく、今回日本で7点の作品が一度に鑑賞できるのは貴重なケースです。その理由の一つは現存する彼の作品が極端に少ないということでしょう。世界中を探しても三十数点、その少なさから‘フェルメール巡礼’という、彼の作品のすべてを訪ねる旅があり、ファンの間では人気だそうです。(ちなみに現在、六本木で開かれているピカソ展にはそれだけで200点以上の作品が展示されているそうで、いかにフェルメールが寡作の画家がおわかりいただけるでしょう。)
 先日テレビでこの展覧会に関する番組がありましたし新聞等でかなり宣伝をしていましたので混雑を予想し、開館前に到着するように家をでました。20分前に着いたのですが、50人以上の列がすでにできていました。私が並んだあとにもぞくぞくと列がのびていき人気の高さがうかがえました。
 美術展ではよくあることですがフェルメール以外の作家の作品も同時期の作品として展示されます。そこで混まないうちに前の方はとばし、まずフェルメールを目指しました。(もちろんあとで戻り最初から見直します。東京都美術館は順路を逆行してもあまり迷惑にならないので、そういうことができますが、どの美術館でもできるというわけではありません。)
 フェルメールの絵画にだけは部分を切り取った説明が別に示してあり、作品の中のこの女性は何の象徴か、中に描かれている絵は何をあらわしているか、などこまかく書いてあり、とても親切だと思いました。
 本物にしかない魅力は画集やテレビでは伝えきることはできません。フェルメールの作品を見ていて、その思いがますます強くなりました。彼の描く女性の肌、この透明感はまさに‘筆舌に尽くし難し’です。12月14日迄ですので本物を鑑賞しに上野まで足をのばすことをおすすめします。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Fuwari カテゴリー 情報

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フォト : フェルメール展

2008年11月20日

ボジョレーヌーボー解禁

ボジョレーヌーボー解禁 --- 11月20日 ---

 ボジョレーヌーボーの中吊り公告を見つけました。11月の第三木曜日。今年もその時がやって来たのです。今年のワインの出来は?“ボジョレーヌーボー”かつてずいぶん騒がれましたが、最近は静かになっています。それでも初もの好きの日本人はまだまだ…好奇な目で楽しむのも伝統になっているようです。先日、ひと足早く山梨ヌーボーを楽しみました。山梨ヌーボーは11月3日に解禁でした。キリリとした辛口の白。その味は、松花堂弁当と見事にマッチ。黄金に紅葉したイチョウの木々の向こうに富士山がそびえ、山々に囲まれたこの地は、豊かな大地の恵みいっぱいに輝いていました。日本のワインも、世界に誇れるほどに向上し、和食とともに日本通の人々に愛されているようです。海の幸、山の幸、(畑・田の幸)と豊かな食材は、地元で丹精に完成されたお酒によく合います。身近にある食にあわせて、各地のお酒、ワインをしみじみと味わってみたくなりました。まさに「食は文化なり」です。そこには、様々に文化の融合があります。人が集まれば集まるほど、地域が広がれば広がるほどに…
 「ワインは人生の味も深めてくれる」と言いますね。

とっておきのワインの紹介です。
・ボルドーワインはワインの女王(プレゼントにはボルドーを…)
・モーゼルワインはローマ帝国の遺産(ドイツの白ワインはさすがです。)
・ハンガリーのキフワインは、奇跡が生んだ蜜の味(幸せに酔いしれます。)
・ポルトガルの宝石はポートワイン(輝くルビー色の赤は宝石です。)

P.S. 今年は、ワインのボトルがペットボトルもあるとのこと。おいしさに変りはなさそうだが、より安く気軽にとのことでしょうか…

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題

2008年11月21日

祭りをつづる

新嘗祭(にいなめさい)-勤労感謝の日
 新嘗祭(にいなめさい)という近年あまり耳にしなくなった祭儀は、宮廷及び皇室にて最も貴ばれてきた儀式で、旧暦の十一月の二番目の卯(う)の日に挙行されていました。明治五年十二月三日を境に太陰太陽暦から太陽暦への改暦が行なわれてからは十一月二十三日へと挙行日が改定され、戦後は「勤労感謝の日」に名称も改まって現在は国民の祝日となっています。
 ところで、なぜ皇室ではこの新嘗祭を大事としているのでしょう?神道的な皇室の見方に関わる事なので仔細は記しませんが、食物は食べられることによりその種子が大地に根づいて再生(復活)するという考えに基づき、天皇がその年に実った新穀(しんこく)を神殿に供え、つまり八百万の神(やおよろずのかみ)に奉じ、自らも食して翌年の豊作を、すなわち今年の種子が大地にしっかり根づくことを祈願するという解釈が一般的です。
 しかし、神代からの歴代の天皇の皇統譜とされる「古事記」を繙(ひもと)いてみると、状況はいささか複雑になってきます。
 日本の国土創成及びその様々な自然・文化を司る神々を誕生させたとされる伊耶那岐命(いざなきのみこと)、伊耶那美命(いざなみのみこと)の両神ですが、この神々の誕生の過程で美神(伊耶那美命)は命を落としてしまいます。死後は人間の死を掌(つかさど)る黄泉国(よもつくに)の大神となったため、岐神(伊耶那岐命)は地底の黄泉国を訪れますが、現し国(うつしくに)に戻って死の穢(けが)れを禊(みそぎ)により落としたところ、岐神が左眼を洗った時に誕生したとされるのが天照大御神(あまでらすおほみかみ)という太陽の神です。この太陽の神に岐神は「御頸珠(みくびたま)」という自身の御首飾りを与えました。この首飾りにも神の名があり、それを御倉板挙の神(みくらたなのかみ)と言います。つまり神聖な倉の中の棚に祭った神という意味です。
 日本では、倉の中の棚に祭るのは穀物、特に米なので、米の神を身につけた天照大御神は太陽の神であると同時に穀物の神でもあるということになります。さらにこれだけにとどまらず、岐神は天照大御神を高天の原(たかあまのはら)といういわゆる天上界の主宰神としました。従って日本神道の体系においてはこの天照大御神が最高の神であるということになりますが、八百万の神を祀(まつ)る立場から見れば特段に区別するわけではありません。
 また、天照大御神の両手には五百もの珠が統(す)べられた御統の玉(みすまるのたま)が巻かれており、これを噛んで吐き出した息から五神が生まれ、これが日本各地の氏族の祖先、ひいては日本人の祖となったとされております。それゆえに新嘗祭において祭壇に供えた米を食すことは穀物の神かつ我々の祖先である天照大御神を食すことでもありますから、これによって種子となる我々の子々孫々が末永くこの地に繁栄するようにと願ってこの祭りは大事とされてきたのです。
 悠久の神話は、またそれを紡(つむ)ぐ時代の歴史でもあります。祭りを各地で楽しむことは、それを執(と)る各地の神々と共に現代の歴史をも楽しんでいることと言えるのでしょう。祖先をうやまい子孫の繁栄を願うことに今も昔も違いはないのです。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Angel カテゴリー 年中行事

2008年11月25日

さすがに極上のカスティラ

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--- とうらい物の長崎のカステラを皆でお福分け ---

 ポルトガル人からの伝来の南蛮菓子は、400年の歴史を経ても、今の私達をとりこにします。どこに秘密があるのでしょう… このカステラは永い時を経て会得した「手わざ」によるもの。寛永元年(1624年)創業以来からの手作り製法。職人の「手わざ」。永い時の積み重ねのうちに、鍛えぬいて会得した技術の賜物です。ひとりの職人が最後まで仕上げる。分業化の時代に考えられません。ミキサー等は使わないのです。カステラのしっとりしたおいしさの決め手は、ひとえに卵の泡立てにかかっているとのこと。香りの他に、しっとりとした味わいの生地づくりが基本だそうです。
 大人から子供まで、牛乳とともに栄養満点に、また、ストレートの紅茶にブランデーをおとし、大人の仲間と、煎茶とともにしっとり和風に… カスティラに余計な飾りは必要なし。しっとりしたカスティラを口に含んだだけで、口福になります。箱の底についたザラメは見逃せません。さらに極上でいっそう味わい深いものですから…

PS. 贈答には、歴史と文化を誇る老舗の品を…と、羊羹はやはり虎屋、カステラは福砂屋と、いただく方の喜ぶ姿をイメージして、こちらも嬉しい気分になりますが、皆様はいかがですか…

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 情報

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フォト : 福砂屋のカステラ

2008年11月26日

体育系家庭教師

先日、私の友人から体育の家庭教師のアルバイトを始めたと聞きました。幼稚園児や小学校低学年の子どもを1時間30分個人的に預かり、子どもの住居近くの公園や児童館で運動の実践指導をする家庭教師です。鉄棒の逆上がりやマット運動、短距離の走り方などを教え、サッカーやキャッチボールなどの相手をするのです。

このビジネスは、まさしく現代の親のニーズに即している感があります。お受験過熱は一向に冷めていないご時世ですし、幼稚園受験や小学校受験では運動能力を重視する学校もあるようです。受験のみならず、親にとっては我が子の運動能力は非常に気になるところです。勉強もできて、運動能力も高く運動会ではリレーの選手、これが親の切なる願いです。

昔は近所の仲間たちと原っぱや公園で転げまわって遊ぶうちに、楽しさの中から自然に運動能力は培われていったものです。ですが、現在子どもたちをめぐる環境は、めまぐるしく変化しています。
 
文科省は今年から「学校支援地域本部」という事業に取り組み、地域のボランティアを学校現場に生かす仕組みを推進しています。家庭、学校、地域で連携してともに子どもを育てようという主旨です。

子どもたちには多くの人間と関わって、運動能力のみならず、生きる能力を身につけてもらいたいと願います。人は誰と出会えたかによって人生が変わります。子どもから、出会えてよかったと思われる大人になりたいものです。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin カテゴリー アイデア

2008年11月27日

クッション言葉が必要

 先日、会社の後輩に電話応対のことで注意をした。その理由は、クッション言葉が使えていなかった為である。注意をしたときの電話の応対はこういう内容であった。当社の社員の親族より、至急の連絡(祖母が亡くなった)をしたかったが、本人の携帯等も全くつながらず、やむを得ず会社に電話をし、何とか連絡を取ってもらいたい旨の内容であり、会社では特段の配慮が必要(当社では)なケースであった。こんな場合をあらためて考えてみると、親族からの電話ということで、その際には緊急性の可能性が大と考えるべきであり、また、それは瞬時に頭の中を切り替えることが必要となる。その上で理由を確認するのであるが、このときには必ずクッション言葉をプラスして確認すべきであり、ストレートに、「どういったご用件でしょうか。」等というのは適切ではない。その言葉の前に、「誠に恐れ入りますが」「申し訳ございませんが」「すみませんが」等というクッション言葉をつけるべきである。また、数日前には上司より、電話応対がまだまだであるという指摘を受け、よく指導をするよう注意をされたばかりあった為、指導する立場である私自身、更なる指導の必要性を感じる機会ともなった。
 自分の周囲にいる「コミュニケーションの達人」を見ていると、このクッション言葉を見事に使いこなしていると感じる。電話のみならず、普段の会話の部分から、自然にクッション言葉が使えるようになれるよう、指導をしていこうと考えたのである…

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Oyasai カテゴリー コミュニケ―ション

2008年11月28日

紅葉ライトアップ

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六義園 --- 紅葉と大名庭園のライトアップがスタート ---

 紅葉狩りに出むきました。
 今年で8回目を迎える六義園の「紅葉と大名庭園のライトアップ」は、連休の初日からスタートです。私達は、朝からの授業を終了し、夕方5時にライトアップされた公園の正面から入門。古式ゆかしい門構えが迎えてくれます。四季折々の自然が楽しめる評判の庭園は、朱色や黄金色に色づく紅葉に、水面に映し出される紅葉は幻想的な彩りとともに、見事に景色がライトアップされています。往路脇のライトは竹で覆われ、その姿はまるでかぐや姫のようです。静かに暮れ行く中で、にわかカメラマンも見事な景色にシャッターを押します。私達は庭を巡る園路を歩きながら、移り変わる景色をいそいそと楽しみます。さすがに名園です。都会の中にこんなにも深くて美しい広大な自然が大切に保存されていることに驚きです。
 特別名勝 六義園は、現在残された数少ない大名園の一つ。国の特別名勝として、文化財保護法により指定されています。
 元禄15年に回遊式築山泉水庭園として完成。園名は、古今和歌集の序文に見える六義にちなみ命名され、国内88箇所の名勝とともに、元禄時代を代表する和歌趣味豊かな大名庭です。あの柳沢吉保が、駒込のこの土地を将軍から賜り、自ら設計をしました。
 次回は、陽だまりの中ゆっくりと訪れたいものです。水鳥の鳴く声、流れ行く水音、カサカサと踏みしめる落葉、銀杏。吹上茶寮では、抹茶のサービスもあります。甘味で暖がとれるもみじ茶屋も風情をそえています。移り行くしっとりとした情緒の庭園を楽しみました。
ライトアップ 11/22から12/14 9時から21時まで。
駒込駅前の染井門も開門しています。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 いしいようこ カテゴリー 季節の話題

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フォト : 六義園の紅葉

About 2008年11月

2008年11月にブログ「冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

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次のアーカイブは2008年12月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

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