
上野の東京都美術館で開かれているフェルメール展に行ってきました。日本での知名度はピカソやルノワールなどには及びませんが世界的にはかなり有名かつ評価の高い画家です。‘光の天才画家’とよばれ自然光および影を自在に操るといわれます。彼の作品は展覧会に出品されることが非常に少なく、今回日本で7点の作品が一度に鑑賞できるのは貴重なケースです。その理由の一つは現存する彼の作品が極端に少ないということでしょう。世界中を探しても三十数点、その少なさから‘フェルメール巡礼’という、彼の作品のすべてを訪ねる旅があり、ファンの間では人気だそうです。(ちなみに現在、六本木で開かれているピカソ展にはそれだけで200点以上の作品が展示されているそうで、いかにフェルメールが寡作の画家がおわかりいただけるでしょう。)
先日テレビでこの展覧会に関する番組がありましたし新聞等でかなり宣伝をしていましたので混雑を予想し、開館前に到着するように家をでました。20分前に着いたのですが、50人以上の列がすでにできていました。私が並んだあとにもぞくぞくと列がのびていき人気の高さがうかがえました。
美術展ではよくあることですがフェルメール以外の作家の作品も同時期の作品として展示されます。そこで混まないうちに前の方はとばし、まずフェルメールを目指しました。(もちろんあとで戻り最初から見直します。東京都美術館は順路を逆行してもあまり迷惑にならないので、そういうことができますが、どの美術館でもできるというわけではありません。)
フェルメールの絵画にだけは部分を切り取った説明が別に示してあり、作品の中のこの女性は何の象徴か、中に描かれている絵は何をあらわしているか、などこまかく書いてあり、とても親切だと思いました。
本物にしかない魅力は画集やテレビでは伝えきることはできません。フェルメールの作品を見ていて、その思いがますます強くなりました。彼の描く女性の肌、この透明感はまさに‘筆舌に尽くし難し’です。12月14日迄ですので本物を鑑賞しに上野まで足をのばすことをおすすめします。
冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Fuwari カテゴリー 情報
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フォト : フェルメール展