田舎の家(山梨)の隣りに、親戚の一人暮らしをしている松江おばさんが、ネコのチャコと暮らしている。茶色の丸顔のネコで、チャコちゃんと言ったり、チャちゃんと言っている我家をよく訪れる。早い時は、朝5時頃窓を見るともう座っている。「早く戸を開けてよ」とおばの目を見上げるので、戸を開けると一目散でかけて来るらしい。主人がラジオ体操をする時も、一緒に伸ばしたり転がったり足元でしている。少しの魚や甘いお菓子が大好きだが、そんなに食べない。遊びに来るのが目的らしい。いつだったか、足を黒ネコのボスに噛みつかれ、後ろ足一本がブラブラになり折れてしまった。おばは困って、町の医者に入院をさせ、固定させて一週間ほどで退院したが、消毒のため通院しなければならなかった。雨の日、バスに乗って病院に出掛けようとするが、チャコは隠れて出てこない。困って私も一緒に探した。バスの時間が迫るが出てこない。そこで主人が、「チャコ チャコ ニャーオン」と二度ほど呼ぶと、「ニャー」と一言いって出てきた。主人は動物好きのせいか、動物も主人を好きである。その日は自動車に乗せて病院に向かった。チャコは、よその野良猫が来ると自分の食べ物を食べさせ、自分は我慢するとてもお人(?)好しである。私達が長く留守をすると、“行ったのに又いないや”という顔をして不機嫌そうに帰って来るそうだ。「いつも世話になるネ」と、おばは採れた野菜を持って来てくれる。
主人の歌に“呼ぶ声に応えて顔出す孫と猫”という句を詠んでいるが、猫はチャコである。
冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 コラールピンク カテゴリー こころ豊かに