
皆さんは思い出として何かを残そうとした時、どの様な形で残されていますか?
写真を撮ってアルバムにする、スクラップブックを作る、BOXに思い出の品を保管する、DVDに収める、等々。それは人によって形は様々です。
私が勤めている会社の最寄に、歌舞伎座がございます。既にご存知のとおり、歌舞伎座は2010年4月までの「さよなら公演」をもって閉場し、再開発によって新歌舞伎座に生まれ変わります。その新歌舞伎座の外観は現在の雰囲気をできるだけ受け継ぐようですが、その奥には複合ビルが併設される予定になっております。
その歴史ある現在の歌舞伎座を思い出として残したいということで、前を通りかかると多勢の方達がカメラにその姿を収めています。大変趣のある素敵な建物ですので、私も写真を撮らせていただきました。
そんな中、道を隔てた所に一人の男性がしゃがんで何かを描いています。ちょっと見せていただくと、それは歌舞伎座の絵でした。とても繊細で心のこもった絵です。写真とは違い、それを直ぐに映し出すことができませんので、きっとその建物の歴史を感じながら、今まで生活しているなかで普通にそこにあった(明治の頃からの物で、関東大震災や戦争の大空襲を経て昭和26年(1951年)に現在の歌舞伎座が復興しました)建物にさよならを思いながら一筆一筆描いていたことと思います。
写真やビデオ等は簡単に、そして鮮明に今の思い出を残すことが出来ます。私も活用しています。でも、歌舞伎座の前で会ったその男性の様に、目で見て、その場の空気を感じながらそれを絵に残すという行為が、私にはとても素敵に映りました。
まだまだ何かを形に残す方法は沢山あることと思います。
成長の過程や、自分がしてきたこと、見てきたことを記憶ではなく形にする時、あなたはどのようにして残していきますか?
冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ☆ Fain ☆ カテゴリー 情報
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フォト : 新歌舞伎座