
3月の連休に日光を旅してまいりました。
日光金谷ホテル、新しくなった神橋を左手に見ながら、大谷川を渡り、東照宮へ向かいました。桜にはまだ早い季節でしたが、東照宮ファンは多いのでしょう。たくさんの観光客が詣でていました。
隙間なく彫刻で飾られ、一日眺めても見飽きない「日暮御門」とも呼ばれる陽明門をくぐると、心が改まる感じがします。門は建物の顔と言われますが、陽明門は将軍家の地位と権力の象徴です。
東照宮は、三代将軍家光が深く尊敬する祖父家康を「東照大権現」として祀るために造営しましたが、日光を指定したのは家康の遺言でした。当時の天道思想によると、天帝(宇宙の主宰者)は北に住むとされており、日光は江戸城のほぼ真北にあたります。死後天帝と一体になることが家康の願いであったと推測できます。日光が江戸の真北であることに気づいたのは、東照宮禰宜の高藤氏が宿直の夜に陽明門の真上に北極星がまたたいていたからだそうです。
東照宮にはその他、「見ざる言わざる聞かざる」の「三猿」、奥宮まで階段を上ると左甚五郎作と伝えられる「眠り猫」、下で拍子木を打つと鈴の鳴き声を上げる「鳴龍」があります。境内の日光杉も見事です。
日光はいつ訪れても東京より空気がひんやりしていて、身の引き締まる清麗さを感じます。
それは、陽明門の上に毎夜、北極星が輝いているせいかもしれません。
冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin カテゴリー 情報
-----------------------------------------------------------------------------
フォト : 日光東照宮「見ざる言わざる聞かざる」の「三猿」