桜の咲き始めた大安吉日の日曜日(3/29)、『マナー講師認定証書授与式』が執り行われました。
授与式の会場となりましたグランドプリンス高輪貴賓館は、もとは、明治天皇の御用邸として建設される舘でした。しかし、建設中の明治41年、明治天皇の第六皇女常宮昌子内親王と竹田宮家の第一王子恒久王のご成婚に際し、下賜されたお屋敷です。
そんな貴賓館桐の間にて厳かに式典は執り行われました。
理事長始め院長はもとより、そして私ども講師陣にとっても、年に一度の晴れやかな誠にうれしい日であります。
その晴れの場を、ここ貴賓館桐の間にて執り行うのも、執行側の思いと意図に基づくものと思われます。
『式典』を執り行う場合、まず決めなくてはならないのが『会場』です。その『式典』の『格』を決める一番大きな要素となります。
この『格』が参加する方々の『心構え』を作り、服装、髪型、姿勢へと波及して『場』が演出されます。 その参加する方々の『場』への期待は、執行側の滞りない準備へと
> 駆り立てて下さいます。室礼、花、証書に書き込まれるお名前のひと文字ひと文字。その名前を書くための墨のひと磨りひと磨りにまで至ります。
そして会場では、私どもの動き、お辞儀のひとつひとつの動きに込められていきます。
とりわけ式進行を司る役割は重要であります。
一番最初に発せられる声のトーン、響き、間……。これらによってこれから始まる式典の流れが作られていきます。
私もその流れに心を添わせ役割を担わせて頂きます。
毎年、桜の咲くこの時期に行われるこの『式典』。私にとっても学びの場であり、また、とても居心地のよい空間であります。
同じ演出をしても、参列する人の醸し出す雰囲気によって『場』は変わります。
『場の格』を決めるものは気取りではありません。むしろ気取りのない 『素直な心』と『真摯な態度』と『優しいまなざし』だと感じています。
今年の認定証書授与式も恙無く執り行われました。
巣立ちゆく方々のご活躍を心からお祝い申しあげます。そして、おかげ様で私もまた、毎年新たな気持で4月を迎えることができます。
この場にご一緒させて頂きましたことに感謝致します。
『式典』は厳かにそして…優しいまなざしで…
冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 usagi カテゴリー 行事