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2009年07月 アーカイブ

2009年07月02日

明日の社会を担う人達へ伝えたいこと

 先日、内定者フォローのスタートとして、在宅学習用のレジュメを作成した。社会人としての心構えをはじめとする様々な内容である。例年であれば、秋頃に集合教育の形をとって実施していたが、前倒しでこの時期より学習させる機会を与え、来春には即戦力と同等(難しいが…)レベルまでを目指すのが理想である。なぜこのような時期からやるのかという質問を受けたりするが、重要なポイントとして、入社前のほんのわずかな時間等で、社会人のイロハを教えるのは至難の業である。この4月1日にデビューした新人たちも、毎日が色々なシーンで戸惑いの連続である。やはり、社会人としての言葉遣い等はそう簡単にマスターは出来ない。だからこそ、今の時期から良い人材を探し、そしてその人材を少しずつ教育していく。しかし、人にはそれぞれ個性があり、いかにそれをつかみ、また、発展・成長させていくか… そういう意味では、指導(教育)する役割の者は責任重大なのである。来年の4月のデビューに向け、学習内容を検討し、さらには秋スタートの集合教育の企画もしなければならない。仕事はどんどん増えていくが、その使命感は何よりも負けない意志で支えている。明日の社会を担う人々の成長の力添えが出来るなんて最高である。微力ではあるが… そしてその中で、マナーについては特に声を大にして伝えようと強く心に決めている。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Oyasai カテゴリー マナー

2009年07月06日

星に願いを<七夕(たなばた)>

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七夕は、桃の節句や端午の節句と並ぶお節句のひとつです。
乞巧奠(きっこうでん)という中国の星の伝説(お祭りでもある)が、奈良時代に中国から伝わり、日本古来の行事と融合して出来たもので、それが変化し、現在のような竹笹に願いを書いた短冊を飾ったり、各地で様々なお祭りが行われたりする行事になったと言われています。
七夕の恋物語(織姫と彦星のお話)はよくご存知かと思いますが、中国では、この二人の逢瀬を祝い、織姫(機織りの名手)にあやかって機織りの技が上手くなるように、ひいては手芸や手習いの上達を願って、巧みになるように乞う祭り(奠)という意味の「乞巧奠」が催されるようになり、また日本でも宮中儀式として取り入れられるようになりました。
七夕のお祝いについては分りましたが、では、なぜ七夕を「たなばた」と読むのでしょうか。
これは、日本では七夕は稲の開花期にあたり、水害や病気などが心配な時期であり(半夏雨の時期で大雨が続く時でもあります)、また、お盆の準備をする時期でもあります。
そこで、収穫の無事を祈り、棚機女(たなばたつめ)という巫女が水辺の棚の上に設けられた機屋で棚機と呼ばれる機織り機を使って先祖に捧げる衣を織り上げて、それを祀って神の降臨を待つ禊の行事があったそうですが、やがてこの行事と乞巧奠が交じり合って現在のような形に定着しました。もともとは7月7日の夕方を表して七夕(しちせき)とよばれていたものが、棚機(たなばた)にちなんで七夕(たなばた)という読み方に変っていったそうです。
また、七夕には笹に願い事を書いた短冊(五色=青・赤・黄・白・黒)を飾りますが、本来はサトイモの葉に溜まった夜露を集めて墨を磨り、その墨で文字を綴って手習い事の上達を願いました。サトイモの葉は神から授かった天の水を受ける傘の役目をしていたと考えられているため、その水で墨を磨ると文字も上達するのです。
七夕の由来は、織姫と彦星の恋物語だけではなく、豊作を祈ったり、手技の上達を願ったりと、様々な思いが織り込まれています。そんないろいろな願いに思いを馳せながら、ご家族や仲間同士、七夕を過ごしてみてはいかがでしょうか。
星に願いを込めて… ということで、星をモチーフにしたお料理やお菓子でテーブルを彩るのも楽しいかもしれませんね。
今年の七夕は素敵なミルキー・ウェイが見られることを願いつつ・・・

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ☆Fain☆ カテゴリー 季節の行事

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イラスト : 七夕飾り

2009年07月07日

文月の到来

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 梅雨明けの待たれる日々であるが、雨の中の紫陽花はことのほか風情がある。物憂げに語る姿のようでもあり、キリリとした隅田の花火はうつむいた若い女性の浴衣姿のようにも見える。
 夏越の祓いを済ませた7月の京都は、祇園祭一色となる。湿気が多く暑さの厳しいこの季節は、過ごし難いばかりか、疫病が流行るなど、昔は人々に多くの悩みをもたらしたことから、街中災いを清め祓ったのが夏祭りの起こりとか… 無病息災を願う祇園祭から始まり、京の夏の行事は貴船の水まつり、大文字の送り火、万灯祭、清水焼の陶器まつり、貴船・鴨川・高雄の納涼床、保津川下り、宇治の鵜飼、と京の夏の夜も楽しみがいっぱいに繰り広げられる。懐かしい思い出とともに、年を経て違った感動に出会うことを願いながら訪れてみたくなる。
 7月の誕生石はルビー。その宝石の言葉は、情熱・仁愛・威厳である。炎のような真紅の輝きを放つルビー、そのルビーのごとく燃えるような情熱と深い愛に満ちた日々でありたいと思うのは真夏の夜の夢であろうか…


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題

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フォト : 貴船の水まつり

2009年07月08日

家族葬

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 過日、私の姉が亡くなった。三つ年上の姉でした。故人の希望で葬儀は家族葬で行った。友人が多い姉でしたが、お断りをしました。甥と姪、私達夫婦、仲の良かった友達で6名の出席者です。
 会場の正面に花につつまれた姉のあり日の美しい写真が微笑んでいた。その下に姉が眠っている様に静かに居た。好きだったカサブランカの白やピンクの花、バラやカーネーション、白とピンクの花々に会場がつつまれている。私達は椅子から立ち、黙祷をする。そして、白いカーネーションの花を一本一本献花し、思い出のメロディーの流れる中、姉を偲ぶ“知床旅情”が流れた時、思わず涙か流れて泣いた。姉の家に遊びに行き、帰りのバスを見送ってくれた時の姿が浮んできた、姉が手を振っていた。外は急に雨が降り出し、涙雨だと皆で話をした。次の日は葬儀となり、花をたむけ、姉の周りを隙間なく花でいっぱいにした。静かに語りつくせなかった話を、心の中でした。甥も姪もしっかりしていて、私達を気遣ってくれる。家族葬は初めてのことでしたが、姉らしく清らかで清々しかったと皆で話した。二階の会場で食事をとりながら、思い出話に花を咲かせた。窓から見える海、ディズニーランドの島が見える。海の地平線の彼方に飛行機が飛ぶ、姉があの海の向こうに旅立って行ったように思えた。忘れられない、悲しくも美しい葬儀でした。
 多くの葬儀を見てきましたが、これからは家族葬・友人葬も多くなり、より思い出深い日として広く行われるようになると思います。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 コラールピンク カテゴリー 葬

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フォト : 白いカーネーション

2009年07月09日

お盆

 もうすぐお盆です。旧暦では8月ですが、私の住む東京では7月13日(12日)にお迎え火をたき、ご先祖様をお迎えいたします。
 
 私は小さい頃から東京で暮らしておりますが、両親の出身が四国だったため、小学生の頃はいつも四国で夏休みを過ごしました。祖父母の家に一か月ほど帰るのが常でした。普段できない経験ができることが楽しみでしたが中でもお盆は記憶に残っています。
 8月12日だったのか13日だったのかは、はっきりと覚えていませんが、女性は御仏壇のまわりをきれいに整えたり、お供えの料理を作ったりいたします。そして、男性はお墓の掃除などをしていたように思います。夕方になると男性が全員で提灯を持ってお墓にご先祖さまをお迎えにまいります。女性はころ合いを見計らい、門のそばにおがらをつんでそれに火をつけて待ちます。そこに、火をともした提灯を下げて男性たちが帰ってきます。そして、おがらの火をまたいで家に入っていきます。お墓からご先祖さまをお連れした、そしてお盆の間は目には見えないけれど、ご先祖さまが同じ家に帰ってきていらっしゃるといわれました。不思議と怖さは感じませんでしたが、子供心にもどことなく身が引き締まる気がし「ご先祖さまがいらっしゃるのなら、いい子にしなきゃ」などと思ったものです。

 今の東京ではお迎え火をたくのも大変です。マンション暮らしの知人が廊下でお迎え火をたいてさんざん怒られたという話を聞きました。昔からの風習が廃れていくのは残念ですが、やはり時代に合わせていかなければならないのでしょう。

 そして15日(16日)には送り火をたいて、ご先祖さまをお送りします。家に仏様がいらして御仏壇があるご家庭では、大切にしていただきたい行事だと思います。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Fuwari カテゴリー 季節の行事

2009年07月13日

団扇

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 浴衣ブームやクールビズ、エコ対策と、団扇の存在が見直されている。我家では手の届くところに団扇があり、涼を呼ぶ目的だけでなく、季節に合わせた飾りものとして、絵柄もつくりも楽しんでいる。この団扇づくりも季節産業なのであろう…?夜半のTVでは、浮世絵のごとく団扇を手にした、湯上りの姿であろうか、帯を角出しに結び、白地に藍の絵柄の着物を纏い、美しく舞を舞っている女人に遭遇した。(NHK花舞台、清元舞踊、湯上り)
 美しい江戸団扇はおなじみであるが、この7月の土用の頃は、風に乗ってやってくる蒲焼の芳しい香りに、パタパタッと小気味よい団扇のリズム、職人さんが手にする渋団扇は、かつてはどこの家庭にもあった台所用品である。
 団扇の起源は、紀元前3世紀、周の時代の中国とされている。日本へはあの高松塚古墳の壁画に高貴な女性がうちわを手にしている姿が描かれていることから、7世紀から8世紀の奈良時代頃にはあったことになる。神事に使われていたのが、平安時代に入ると貴族など身分の高い人々の間で、顔を隠す、日よけにするなど、アクセサリーとして流行した。やがて戦国の世に軍配団扇が誕生し、現在では大相撲の行司が持っているのがそれである。江戸時代、江戸団扇は大流行、浮世絵や役者絵など、芸術的な要素を取り入れている。鰻屋では、蒲焼が流行した江戸時代から今日まで、必ず欠くことのできない必需品として使われている。
 楽しい句のご紹介
--- 鰻屋は団扇で美味しさたたき出し---  牧野充志

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題

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フォト : うちわ

2009年07月14日

甲州印伝

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 山梨に、甲州印伝といってとても素敵な袋物で鹿革に漆の模様をうかせた、古くからの特産工芸品としてあります。“印度伝来”によるところから、印伝とゆわれてきたと聞いています。
革工芸は遠く奈良時代に、ふすべ技法で作られた文箱(東大寺蔵・国宝)が知られていますが、時代とともに発展して来ました。鹿皮は体になじみ、強度もそなえているため、戦国時代では武将の甲胃や武具に用いられ、輝かしい威光の象徴となったのです。見事な図柄にインパクトある技法は意気をのむほどです。私達の先駆者はなんとセンスのある人々なのでしょうか。大いなる野望は戦場のみならず、身につける物にこれほどまで光り輝かせることで自身をアピールする戦国武将の繊細さと大胆さに驚きを感じました。
江戸時代に入ると、中着・早道・財布・たばこ入れなど、実用と装飾を兼ね備えていることから、庶民に愛好されたようです。私も前々よりバッグを欲しいと思っていました。東京育ちの自分にも違和感を感じないのは、和服の染めに用いられている小紋と同じような文様が多いからだと気づきました。例えば、黒地に白いトンボや梅の花が一面にちりばめられていたり、菖蒲・小桜・青海波が並んでいたり、黒地に赤、赤地に白の模様であったり、江戸小紋に見る小さな小さな模様です。洗練された現代にも輝きを失いません。黒地に白いトンボの柄が気に入っていますが、ちょうど良い大きさのバッグがなかなか見つかりません。印鑑入れ、キーカバーはこのトンボ柄で使っています。先日、甲府で少し現代調なのですが、ベージュ地に茶の草花が描かれているボストンを思い切って購入しました。大切に長く使ってゆきたいと思いました。
山梨の風土に適し、このような粋で実用的でセンスのある工芸品の有ることを、山梨を応援する者の一人として誇りに思うこのごろです。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 コラールピンク カテゴリー 情報

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フォト : 印伝の模様

2009年07月15日

バスでの出会い

 先日、ちょっと混み合ったバスに乗ったときのことです。前の方に空席がなかったので後ろの二人掛けの座席に座ろうと後部へと進んでいきました。私の前にいた着物姿の婦人が私を振り返り「よろしかったら、奥に座っていただけませんか?」とおっしゃいました。着物姿で奥の座席には座りづらいのだとわかりましたので「○○で降りますが、よろしいですか?」とお断りして奥に座らせていただきました。

 二人で並んで席に座ってからちらっと拝見するととても素敵な夏物をお召です。これはいったいなんという着物なのだろうかと興味がわき、思わず話しかけてしまいました。その方の着物は夏大島というのだそうです。水をはじきやすいので多少の雨なら大丈夫と教えてくださいました。私が着物に興味を持っていること、多少サイズが合わなくても母の着物をなんとか直して着ようとしていることなど、とりとめもない話をしながらバスの中を楽しく過ごすことができました。その方は私が母の着物に興味を持ったことがとても親孝行だとおっしゃってくださいました。
 私が着付けを習い始めて1年以上になりますが、まだまだ着物の知識はおいついていきません。今回はバスの中が思いがけず着物教室のようになりました。こうして見ず知らずの先輩方からも教えていただけるなんて、学びの場はどこにでもあるのですね。

 今までは街中で知らない方に声をかけてお話をするのは‘おばさん’のすることだと思っていました。今回の経験で私もしっかり‘おばさん’の仲間入りです。でも楽しい経験はどんどんしなくては。お相手の方にご迷惑にならない程度に‘おばさん’になろうと思います。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Fuwari カテゴリー マナーこころ豊かに

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2009年07月16日

夏休みのラジオ体操

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 夏休みになると、早朝に首から出席カードをぶら下げて公園や学校の校庭へ向かう児童を見かけるようになる。町内会や自治会が主催するラジオ体操会に参加する子どもたちだ。お母さんと一緒の子もいるし、お祖母さんやお祖父さんと出かける子もいる。これはなかなかいい催しものだと思う。「早寝、早起き、朝ごはん」の良い習慣が続けられる。ラジオ体操から帰って家族一緒に美味しく朝ごはんが食べられる。
 最終日には、皆勤賞や参加賞として鉛筆、お菓子や図書カードなどが出されることが多い。低学年のうちは出席カードに印を押してもらったり、この賞品を楽しみに通う子どもも多いが、高学年になると段々朝寝坊の誘惑が強まり、お菓子などでは通って来なくなる。
 少子化や場所の確保の問題から、ラジオ体操会の期間が年々短くなる傾向にあり、実施を取りやめるところも見られるそうだ。
 ラジオ体操は第1から第3まであるが、一般にラジオ体操と言えば第1を指すことが多い。ラジオ体操第1は、子どもからお年寄りまで誰でもできることを目的とした体操で、小学校から工場などの職場まで広く使われている。だからみんなが知っている。
ラジオ体操第1は日本人の心の夏休みだ。80年余り続くこのラジオ体操会の良い習慣がずっとずっと受け継がれていって欲しい。良い習慣を続ければ十分な睡眠と適度な運動、脳の活性化が促され、子どもたちの健やかな成長が育まれると思う。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin カテゴリー 季節の話題

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イラスト : 夏休みラジオ体操


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2009年07月17日

土用

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 土用は、本格的な暑さが始まる前の「夏の序章」、先人がもたらした土用の知恵もいろいろあります。夏に備え、快適な夏を迎える習慣の一つに「鰻を食べること」があります。暑い時期を乗り切る栄養をつけようと江戸時代に始まったといわれ、あの平賀源内の名コピー「本日、土用丑の日」と掲げたところから、江戸庶民がこぞって鰻を食したとか…。確かに鰻を食べると元気百倍。(白焼きで、うな重で、加えて肝焼きも極上ですね)苦手な方には申し訳ないほど栄養満点、元気いっぱい夏を乗り切れるのはまさに鰻のおかげ、多くの方が実証済み(?)。美味なる食です。また、鰻に限らず、土用餅・土用しじみ・土用卵など、食養生の習わしもあり、土用に灸をすえると、土用灸も特効があるとされていたといわれます。
本来土用は、立春・立夏・立秋・立冬前の18日間のことですが、7月下旬から8月上旬までの「夏の土用」を指しています。丁度、暑中にあたり、暑中見舞いを送る時期でもあります。さあ、今夏も体に良いことと取り入れて、元気に夏を乗り切りたいものです。
万葉の歌人、大伴家持の一首
「 石麻呂に我物申す夏痩せに良しといふものぞ鰻捕り喫せ 」

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題

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イラスト : 鰻重


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2009年07月21日

「言葉を届ける」大切さ

「言葉を届ける」大切さ <ボイストレーニングと話し方>

 マナー文化教育協会の研究会で『ボイストレーニングと話し方』を学びました。「言葉を発する」から「言葉を届ける」レッスンです。
 まずこの「言葉を届ける」ということを聞き、私自身、言葉を発してはいるものの、相手に届けてはいないという事に気づきました。
 ボイストレーニングということで、まずは発声練習から行いました。喉で発するのではなく、お腹から声を出すトレーニングです。お腹から声を出すには、姿勢を正し、しっかり立って喉を潰さないように声を出すのですが、思っていたよりも難しい動作です。けれど、呼吸の仕方や姿勢をよくすることで体も温まり、声を出す事がとても心地良い感じでした。普段からこのような方法で背筋を伸ばして声を発していると、血液の流れも良くなり、風邪もひきにくくなるそうです。姿勢も良くなり、周りから見てもとても印象が良くもなりますね。声を出す事ひとつをとっても、良い事が沢山あるということが分りました。
 そして、「言葉を届ける」ということ。普段、相手の目を見て話す、というようなことはしていますが、話し方としては自分なりの話し方しかしていなかったように思います。1対1であれば相手はその方だけなのでそんなに気にしなくても自分に話しているんだ、ということは分りますが、心に響くかといえば、そうではないかもしれません。また、これが対多勢になりますと、話を聴いて下さる方皆に届くように話さなければいけませんが、ただ言葉を発しているだけではなかなか伝わらないと思います。とても良い事を言っていても伝わらないのでは仕方ありません。そのようなときに、何処に届けたいかを意識して声を発すると、聞く側に伝わってくるということが分りました。何処かに目標をおき、そこに言葉を置くということが大切だということです。
 また、話し方として言葉を明るくしたり、暗めにしたり、少し上げてみる等、変化をもたせるといったことをする事で、よりしっかりとこちらの言葉が届くようになるのですね。
 これからは自分の発する言葉を大切にし、「言葉を発する」から「言葉を届ける」ということを意識しながら会話を楽しんでいきたいと思います。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ☆Fain☆ カテゴリー マナー言葉

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2009年07月23日

『コーチングを学ぶということ』

 コーチングは、対話によって相手を勇気づけ、気づきを引き出して自発的行動を促すコミュニケーションスキルです。コーチングのプロコーチは、クライアントがヤリタイことをやり、ナリタイ自分になるためのパフォーマンス向上のサポートをします。
 コーチングを学ぶことの効用に、セルフコーチングがあります。今自分は何をすることが最善かを見つけていくことができます。自分が自分自身の心に問いかけていきます。

 「私にとって今一番重要なことは何?」
 「それはどういう方法でやりとげることができる?」
 「自分にとってやりやすい方法はどれ?」
 「制約になっていることはある?」
 「何日あれば達成できる?」

これらの問いかけによって、優先順位がつけられ、自分のなすべきことが整理され実際に行動に結びついていきます。
やらなければと思いながら、なかなか行動の第1歩が踏み出せないことがあります。忙しさに追われて目をつぶってしまっていることもあります。セルフコーチングのスキルを身に付けていると、自分を動機づけて「ヤリタイ!」と思えてくることがあります。私の場合は、あまり乗り気でないことがあれば、それが楽しくなったり、やりがいになったりする要素を何か見つけるようにしています。それが見つかると、俄然やる気がムクムクと湧いてくるのです。
 コーチングスキルを身に付けて、ぜひご自身が自分にとっての最良のコーチとなっていただければと思います。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin カテゴリー コーチング


コーチングについては  http://manaken.net/coaching/ 

2009年07月24日

エッフェル塔 120歳のお祝い

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 フランス革命記念日の14日、パリのエッフェル塔の開業120周年を祝い、約15,000発の花火が夜空を彩った。会場周辺では、人気歌手のコンサートも行われ、市民ら約70万人が熱狂したそうである。
 エッフェル塔はフランス革命100周年の1889年パリ万博に合わせて建設された。日本ではこの日7月14日は「パリ祭」として、シャンソン歌手によるコンサートが恒例となっている。今年も11日、盛大に往年の女性歌手 石井好子氏を筆頭に、芦野宏、加藤登喜子等、多数の歌手が舞台を飾り、ポエムにメロディーに90分あまり観客も一体となってシャンソンに酔い、フィナーレは「パリ祭」の歌で締め括られた。仏の革命記念日は、美しくパリに寄せる想い、憧れとともにかつてのルイ王朝の華やかな貴族社会がベルサイユ宮殿と重なる。革命記念日200年、1989年に私はパリを訪れたが、街中はあの三色旗で飾られ、パリの市民がどれほどにこの革命記念日を大切にしているかがうかがい知れた。その後も数回にわたり、ドイツ経由でまたオーストリアからとパリに立ち寄ったが、パリ滞在が目的で訪れたのは2回ほど、その中でもあのエッフェル塔を仰ぎ、凱旋門を目指して美しい振袖姿を先頭に着物美人が凱旋、パリ市民を魅了した。エッフェル塔を背に全員での集合写真は圧巻であった。これは、パリの国際会議場での日本民族衣裳「十二単」のショーをパリの人々にご披露するものであった。ナレーションは美しいパリジェンヌ。パリっ子も十二単の見事さと彼女の日本的な姿に驚嘆していた。
 文化を大切にする国民。プライドを持ち、日々の生活を生き生きとオシャレに暮らすパリ市民。私達も日本女性として誇らしい想いでパリで過ごしたことが思い出される。
 東京タワーもお祝いの美しいイルミネーションが度々夜空を飾っていた。その姿は、クィーンのごとくに…。歴史と文化はその国の、そしてそこに住む人々に守られ、大切に引き継がれている。こうして海を越えて時を共有し、感動をも得られることに、今を生き続けられる幸せを思う日々である。

PS. このナレーションを担当したパリジェンヌは、かつて、着物の正式なきかたのプライベートレッスンをさせていただいた。日本人のごとくに美しい着物姿でフランス語の紹介はそれは見事であった。まさに文化の融合。彼女は5ヶ国語をこなし、日本が大好き。すでに30数年の在住である。縁あって、年に数回ご自宅を訪れるが、そこここに日本文化が香っている。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 いしいようこカテゴリー 情報

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フォト : エッフェル塔

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2009年07月25日

皆に好かれるということ

 全英オープンゴルフが行なわれました。そこに出場している石川遼選手は皆さんよくご存知かと思います。まだ17歳であるのに、素晴らしい実力の持ち主であります。
 この石川選手、ゴルフの腕前も然ることながら、爽やかで礼儀正しく、大変好感度の高い方で、試合中のコメントもしっかりしています。ある人が、どうしたらそんなにしっかりするのか?と質問すると、「6歳の頃、ゴルフを始めたばかりのときから、マナーとエチケットができないやつにはゴルフをやる資格が無いと言われてきました。」とのこと。それを基本に今迄やってこられたのですね。そして、それはしっかりと身についています。ある日、石川選手はゴルフ場のトイレでびしょびしょになっている洗面台を拭いていたそうです。本当に気遣いのできる人ですね。
 このような方ですので、誰にでも好かれるし、皆さんに応援していただける。本当のプロなのだと思います。
 「月刊 石川遼」では、石川選手のお父さんがこのようなことを書いていらっしゃいました。
 「遼は小さい頃から皆に好かれるように気を配っていた。自分の夢、目標を分ってもらえるように一生懸命話していた。そして、好意を持って応援してもらえるようにしていた。そうでなければ、小さな子供が大の大人よりも良い成績で一緒にコースをまわっていたら皆おもしろくない。嫌われると結果として自分がプレーしにくくなる。」
 ということ。このようなお父さんの言葉によって今の石川選手があるのですね。
 好かれる人は応援したくなります。自分の夢や目標をしっかり掲げ、日々努力をし、応援してくれる方々に感謝する。本当に素晴らしいことです。
 このような石川選手だからこそ、今後とも活躍を期待し、いつまでも応援し続けたいと思います。
 がんばれ!石川遼君!!

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ☆Fain☆ カテゴリー マナーエチケット


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2009年07月28日

「言葉を届ける」大切さ

「言葉を届ける」大切さ <ボイストレーニングと話し方>

 マナー文化教育協会の研究会で『ボイストレーニングと話し方』を学びました。「言葉を発する」から「言葉を届ける」レッスンです。
 まずこの「言葉を届ける」ということを聞き、私自身、言葉を発してはいるものの、相手に届けてはいないという事に気づきました。
 ボイストレーニングということで、まずは発声練習から行いました。喉で発するのではなく、お腹から声を出すトレーニングです。お腹から声を出すには、姿勢を正し、しっかり立って喉を潰さないように声を出すのですが、思っていたよりも難しい動作です。けれど、呼吸の仕方や姿勢をよくすることで体も温まり、声を出す事がとても心地良い感じでした。普段からこのような方法で背筋を伸ばして声を発していると、血液の流れも良くなり、風邪もひきにくくなるそうです。姿勢も良くなり、周りから見てもとても印象が良くもなりますね。声を出す事ひとつをとっても、良い事が沢山あるということが分りました。
 そして、「言葉を届ける」ということ。普段、相手の目を見て話す、というようなことはしていますが、話し方としては自分なりの話し方しかしていなかったように思います。1対1であれば相手はその方だけなのでそんなに気にしなくても自分に話しているんだ、ということは分りますが、心に響くかといえば、そうではないかもしれません。また、これが対多勢になりますと、話を聴いて下さる方皆に届くように話さなければいけませんが、ただ言葉を発しているだけではなかなか伝わらないと思います。とても良い事を言っていても伝わらないのでは仕方ありません。そのようなときに、何処に届けたいかを意識して声を発すると、聞く側に伝わってくるということが分りました。何処かに目標をおき、そこに言葉を置くということが大切だということです。
 また、話し方として言葉を明るくしたり、暗めにしたり、少し上げてみる等、変化をもたせるといったことをする事で、よりしっかりとこちらの言葉が届くようになるのですね。
 これからは自分の発する言葉を大切にし、「言葉を発する」から「言葉を届ける」ということを意識しながら会話を楽しんでいきたいと思います。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ☆Fain☆ カテゴリー マナー言葉


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2009年07月29日

納涼能

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納涼能  <五流総出演みごとなものでした>

 国立能楽堂で7月17日開催された納涼能。今年も「場に臨んで本物から学ぶ」と、校外授業として出向きました。
ユネスコによる人類の無形文化遺産の能楽は、現在五つの流派によって様々に番組が組まれます。この度はなんと、五流が勢ぞろい。能二番、狂言一番、仕舞三番からなり、ミニ講座も番組の始めに組まれています。
チケットを求めた時からワクワクしていましたが、期待通り4時間あまり、見事なものでした。番組の始めは、観世流梅若宗家による半蔀、昨年の源氏物語1,000年紀では、夕顔の精を取り上げたこの「半蔀」を数回にわたり楽しんだものです。夕顔が光源氏との思い出を語る評判の曲で幻想的な能です。(梅若宗家は昨年、世界遺産の上加茂神社にてロシアのプリマ、プリンセツカヤとボレロを共演でした)和泉流狂言では、蚊を追いはらう道具として大きな渋団扇が登場。太郎冠者と大名、蚊の精とのコミカルなやり取りは笑いを誘います。仕舞は宝生流・金春流・喜多流の宗家によるもの。美しい所作と、お謡は黒紋付長着と仙台平の袴の正装にて魅せられました。型をとうして心を伝える見事なものです。金剛流宗家による能、「大江山」はあの有名な鬼退治の様子が、宗家の酒天童子と鬼のシテにてワキも6人の登場。にぎやかに活気あふれる曲です。ここでは軍配団扇が登場しました。能舞台は、舞台の寸法が決まっており、全国どの舞台でもシテが面をつけ、視界が狭い状態でも能が演じられ、もともと野外にあったため、演能が天候に左右されていたものですが、能舞台はすっぽり劇場に入り、それより能楽堂と呼ばれています。能の見所は、美しい仕舞と古典文の謡曲にあります。美しい古語を体全体で声を出す謡と、品格のある仕舞はかつてお仕舞やお謡といって、日本人のお稽古の一つとなっていたものです。茶道や華道・書道を極めるのと同じ日本人の大切な素養であり、大いに役立つものとされてきました。今では、ピアノ・バレエ・サッカーなどに取って代わってしまいましたが… 今さらに必要であり無駄ではない美しい所作と響き渡る声は、人格形成の一部となるものでは…と。しみじみと納涼能を味わった次第です。

PS. 四人囃子は能を盛り上げる大切な囃子方です。太鼓・笛・大鼓・小鼓が曲にあわせて登場します。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題

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フォト : 納涼能パンフレットより


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2009年07月31日

八月の歳時記  < 八朔 >

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 八月は天の川が輝き、秋の始まりとなる。八朔は旧暦八月一日のこと。八月八朔が略され、八朔と呼ばれるようになる。
 八朔と聞くとどうしても八朔柑を思い起こすのだが、八朔柑が果物屋の店先に並ぶのも間もなくのことであろう…。
 古来から農家では、台風や虫の被害の無きようにと祈願されていた。今でもこの「八朔祭」は全国の神社でも五穀豊穣を祈って行われている。八朔は夏から秋への季節の変わりを告げる節目。まだまだ暑さはこれからが本番。雨の被害も重なって、細長い日本列島には予期せぬことが多々起こり、身近に発生していなくても我がことのように心が痛む。天災は免れないが、あの46年ぶりの美しい皆既日食の現象から、新たな時代が安全で安心な社会を、紛争のない世界をと願ってしまう。

PS. 夏本番の熱気あふれる行事には
○ 青森のねぶた祭・山形の花笠祭・仙台の七夕・徳島の阿波踊り・京都の五山の送り火
立秋、お盆をはさみ処暑にむかう、それぞれ熱い想いが交差する。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題

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フォト : 仙台七夕ポスター

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