
皇室ゆかりの名宝を一堂に集めた特別展、御物および、正倉院や三の丸尚蔵館など宮内庁が所蔵する作品の数々が公開されています。近世から近代にかけての絵画の名品の数々。狩野永徳「唐獅子図屏風」、伊藤若冲の代表作「動植綵絵」(30幅が一挙に公開)はまさに白眉と表現されています。
明治時代に美術工芸作家の保護と制作の奨励とを目的に制作された、絵画伝統工芸の名品の数々は明治時代の、威厳と風格、豊かさの象徴として想像するにあまりあるものです。NHKの元アナウンサー加賀美氏のナビにていざなわれ、ゆったりと時を持った次第です。
図録の主催ご挨拶を紹介いたします。
「天皇陛下御即位二十年を記念して、特別展「皇室の名宝?日本美の華」を開催いたします。
今回の展覧会は、御物および、正倉院や三の丸尚蔵館など宮内庁が所蔵する作品の数々を一期と二期に分けて、名作を中心に紹介するものです。
一期は、「永徳、若冲から大観、松園まで」と題し、「近代絵画の名品」と「近代の宮殿装飾と帝室技芸員」の二章で構成し、狩野永徳や伊藤若冲らの代表作から、帝室技芸員となった横山大観、海野勝珉らの絵画や工芸作品を展示いたします。
二期は「正倉院宝物と書・絵巻の名品」と題し、四章構成として、東京で久々の公開となる正倉院宝物や考古遺物にはじまり、小野道風、藤原定家らの名筆や絵巻の競演、天皇の書(宸翰)から皇室に伝わる名刀まで、古代から江戸時代にいたる日本美の精華をご覧いただきます。
本展覧会は皇室ゆかりの名宝をこれまでにない規模で公開するもので、長い歴史の中で皇室に護り伝えられた美と伝統に親しんでいただければ幸いです。」
御即位10周年記念に、また、三の丸尚蔵館にも度々訪れていますが、私は公開の前日10月5日に会場に足を運びました。NHKテレビでの作品の紹介もありますが、御即位記念日の11月12日は入場無料とのことです。2期の公開には、胸の躍る思いで再々訪れるつもりでいます。赤坂の迎賓館も国宝に指定されます。12日にはお庭の公開もあるそうです。開かれた世界はどのようになっているのでしょう… 扉のあちらの世界を、私たちが目にし、訪れることが出来ます。長い歴史の中で育まれた時代の息吹と美しい世界、芸術文化は、平和であればこそと、先人の残した宝は修復され、公開されます。素晴しいことですね。
東京国立博物館 平成館にて 会期は10月6日から11月3日迄
冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 いしいようこ カテゴリー 情報
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フォト : 皇室の名宝展