夏が終わり、空を流れる雲にも秋の気配が感じられる頃になりました。少し前までは夕方の6時、7時といっても明るかったのに秋の日はつるべ落としとはよく言ったもので最近はあっという間に暗くなります。
今年は10月8日が二十四節気の寒露にあたります。秋分のあと15日目にあたりますので、いつも8日というわけではありません。寒露というのは野草に宿る冷たい露のことをいいます。一気に秋の深まりを思わせる言葉ですね。
各地から紅葉の便りが届きはじめるのもこの頃です。暑くもなく寒くもなく観光にもぴったりのこの時期をいかに風流に過ごそうかと考えるのも楽しみですが、たとえ遠出はできなくても結構、秋は身近にもあるものです。我が家の柿の木は今年もたくさんの実をつけています。去年はあまり数が多くなかったようで、統計をとっているわけではないのですが、どうも一年おきに多い年と少ない年が繰り返されるような気がします。
今年は実が熟すのが早く、気がついた時にはもう鳥たちにずいぶんついばまれていました。まだ葉はほとんど落ちていないので気づかなかったのですが、鳥たちのほうが目ざといようです。住宅街の真ん中にあるたった一本の柿の木ですが、もしかしたら毎年楽しみにしてくれているのかもしれません。
毎年、実がなり、葉が落ち、冬の間はずいぶんすっきりと枝だけになってしまいます。そして春になるとまた若芽が出て枝も伸び、葉が茂り控えめな花が咲き・・・その繰り返しをいったいどこまでつづけていくのでしょうか?当たり前のように繰り返されることがとても不思議にそしていとおしく感じられる秋の夜長です。
冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Fuwari カテゴリー 季節の話題
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フォト : 柿の木