
9月29日に新潟県佐渡島で、昨年9月に引き続き2回目のトキ放鳥が行われました。昨年放鳥された10羽のうち雌4羽は本州に渡り、雄はすべて佐渡島に残ったので、繁殖は残念ながら成功しませんでした。1羽ずつ木箱に入れて放鳥したストレスが原因ではないかという専門家からの指摘があり、今年は9月1日から放鳥ケージに移し、ケージのネットを開いて自然に飛び立つのを待つ方式を採用したとのことです。
昨年の放鳥10羽のうち7羽の生存は確認されているわけですが、7羽が越冬したということはすごい快挙だと思います。雌同士ともに行動しているものもいるようですが、単独で餌を探し命を繋いでいるのかと思うと身震いします。
トキは江戸時代頃まで日本中の里山にいました。トキのエサはドジョウ、タニシ、カエル、サワガニなどで、トキは人が暮らす里山の近くが大好きで、人と共生して生きてきました。日本の原風景にトキはよく似合います。
明治時代になって、狩猟による乱獲と工業化による自然破壊や環境汚染で絶滅の道を辿ったのです。
昨年トキは27年ぶりに佐渡の空を舞いました。そして今、27羽が日本のどこかの空を自由に舞っています。飛翔する時の裏羽根の朱鷺色の鮮やかさは、絶世の美しさです。その美しさと強さで私たちに夢を運んでほしいと願います。
冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin カテゴリー 季節の話題
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フォト : トキ
※ 羽の緑や黄、濃いオレンジは個体識別用のアニマルマーカーの色