
昨年は猛暑の夏の影響でマツタケの発生は、例年より1か月ほど遅れたようですが、今年はマツタケのご機嫌はいかがなのでしょうか。
数十年前まではマツタケの発生量は多かったのですが、年々少なくなり、最近出回っている大部分は、中国、韓国、カナダなど外国からの輸入品です。日本で流通している9割以上を外国産が占めています。外国産は国産の3分の1程度の値段で買うことができますが、日本人には外国産は香りが今一つ納得できないのです。因みに外国産は、マツタケご飯やてんぷらにするのがおすすめだそうです。
昔は人が山に入って燃料として薪を取り、肥料として落ち葉を取っていました。これが肥料分の少ない所を好むマツタケの生育に好条件となっていましたが、人の生活が変わって石油や化学肥料を使うようになり、薪や落ち葉を取らなくなりました。その結果、山が荒れてマツタケが育たなくなったのです。
しかもマツタケは、人工栽培が非常に難しいのです。他のキノコ類は枯れ木などでも育ちますが、マツタケは生きた赤松などの根にしかつきません。
マツタケが豊かに自生するには、山の枯れ木や落ち葉を取り除き、きれいな山作りを行えば可能になります。人は便利な生活を得たために、知らず知らず失くしていくものがあります。マツタケもその一つだったとは・・・。
もし万が一、マツタケをお買い求めになられる場合は、全体がずんぐりした形のカサが開ききっていないもので、軸が太くしっかりしたものをお選びください。
冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin カテゴリー 季節の話題
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フォト : まつたけ