
暦の上ではいよいよ冬に突入です。そろそろ朝夕は冷え込みが厳しくなってくるころ。着る物もセーターやダウンといった冬物を纏った方を多く見かけるようになりました。いよいよ冬支度です。
私が住む地区にはボランティアセンターがあり、そこでは様々な催しをしております。地域の小さな子供からお年寄りまで多勢の方が集まって、その時々のイベントを楽しんでおります。
そこで先日行なわれていたのが干し柿作り。軒先に皮を剥いて湯通しした渋柿を沢山干しています。都内では珍しい光景です。
干し柿はドライフルーツの一種で、柿の果実を乾燥させたもの。冬の保存食でありました。1本の紐に数個から十数個の皮を剥いた柿を結んで連にし、雨を避けるために柿を結んだ紐を家の軒先など屋根の下につるして乾燥させるので吊るし柿とも呼ばれます。
干し柿に用いられる柿は渋柿で、乾燥しやすいよう、果実が小型の品種が多く用いられます。乾燥させることによって渋みが抜けて甘味が強く感じられるようになります。甘柿は渋抜きをしなくてもそのままいただけますが、糖度そのものは、実は渋柿の方がはるかに高いそうです。
乾燥した後の柿の表面に付着している白い粉は柿の実の糖分が結晶化したものです。
柿にはビタミンCが大変多く含まれておりますが、干し柿にするとなくなってしまいます。その代わりにビタミンAが干し柿にする前の二倍となります。また食物繊維も豊富です。但し、食べ過ぎるとタンニンの作用で鉄分の吸収が妨げられるという悪影響もありますので、摂取量には気をつけて、一日に1個から2個でやめるようにして下さい。
その他にも、昔は冬支度としていろいろな保存食作りをされていました。収穫した物を干したり、漬けたりと上手に保存する知恵は素晴らしいものです。環境や材料調達等の問題もありますが、自分でも出来る事を少しずつでもこのように経験しながら学ぶ事が出来るのはとても貴重だとおもいます。簡単にできることからちゃんと学んでいきたいものですね。
この干し柿の出来上がりがとても楽しみです。作られた方々にとっては今までで一番美味しい干し柿になることでしょう。
冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ☆Fain☆ カテゴリー 季節の話題
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フォト : 干し柿