
銀座ミキモト本店前に高さ10メートルのクリスマスツリーがお目見えしました。群馬県嬬恋村から根付きのままのモミの木を運んできたそうです。日本ではモミの木が使われていますが、モミの木は日本特産の木なので、ヨーロッパでは欧州トウヒやドイツトウヒを使うのが一般的です。
ツリーには常緑の針葉樹が使われますが、これは永遠の生命力の象徴ということで用いられるようになったようです。
クリスマスツリーの起源はドイツで、宗教改革で有名なマルチン・ルターが、火のついたロウソクを灯して飾ったことが最初だと言われています。次第にロウソクに変えて金銀の玉の飾りや、様々なオーナメントを飾るようになりました。ツリーの先端には、キリストの降誕を知らせたベツレヘムの星を意味する星飾りが付けられます。
もうひとつクリスマスモチーフの象徴として、日本では欧米の習慣にならいクリスマスリースを玄関の扉に飾る家も増えています。リースには、常緑樹の殺菌作用を利用して魔除けにしたとか、豊作を願って玄関を飾ったなどのいわれがあります。リースに使われる樹木は、ツリーと同じモミの木やキリストの受難を表すひいらぎです。麦の穂、葡萄の蔓、松ぼっくり、リンゴなども豊穣のシンボルであり可愛い飾りになります。
リースにクリスマスの4週間前から毎週1本ずつロウソクを灯し、クリスマスイブの日に最後の1本を灯してお祝いするアドベントクランツという習慣も欧米にあります。
日本では宗教的意味合いは影をひそめていますが、街の中を華やかに彩るクリスマスイルミネーションは心が温かくなります。子どものころの、サンタクロースが届けてくれたプレゼントを見つけた時の喜びがよみがえるからでしょうか。
冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin カテゴリー 季節の話題
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フォト : ミキモトのクリスマスツリー