
--- 風で竹の葉がガサガサと音をたてることからガサ市と呼ばれている---
東京浅草の歳の市では、羽子板市が名高い。12月17日から19日迄の3日間市が立ち、その賑わいはメディアを通して伝わってくる。羽子板市は表通りに華やかに存在し、誰でも知ることであるが、ガサ市は浅草寺でも観音堂の裏手に正月用のお飾りを売る卸市が14日から10日間立つ。
松飾りやしめ縄飾り、青竹が並ぶ、その青竹の葉がガサガサと音をたてるのでガサ市と呼ばれるのであるが、ここ浅草寺の地域に根ざした言葉、東京独特の季語である。羽子板市は師走に入ると各地で催され、季節の風物としてお馴染みである。毎年訪れるこの浅草は、14日に一斉に門松が軒並み飾られて、道を行く人々に年神様を迎える準備が始まったことが覗えて、何やら慌しい中に清々しささえ抱かせる。今年はガサ市をのぞいてみようと思う…
乾燥した空気の中、音と竹の葉の香りはどのようなものであろうと、いささか楽しみでもある。
東京に住む俳人星野氏の句に
「今年また、風のガサ市 始まれり」
とある。風のように過ぎた一年の時間を思うのであろう…
冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題
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フォト : ガサ市