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『なるほど・ザ・おせち』

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 「おせち」は、季節の変わり目の大切な日をお祝いする行事のために、神様にお供えする料理「御節供」(おせちく)を略したものです。正月は年に何度もある節日の中で一番目の節日であり、最も重要な正月料理を「おせち」と呼ぶようになりました。もともとは平安時代の宮中行事でしたが、江戸時代に一般大衆に広がりました。
 福を重ねる、めでたさが重なるという意味で重箱に詰めますが、これは年賀に来るお客さまにも振る舞えますし、保存もしやすい利点があります。正式には五段重で、各段の料理の数は、五種、七種、九種の吉数で詰めると縁起がよいとされています。
 一の重には、数の子、黒豆、田作りあるいは、たたきごぼう、紅白かまぼこ、伊達巻き、昆布巻き、栗きんとんなどの祝い肴を詰めます。二の重には、ぶり、鯛、海老など縁起のいい海の幸の焼物。三の重には、れんこん、里芋、八つ頭、くわい、ごぼうなど山の幸の煮物。与の重には、紅白なます、菊花かぶなど生野菜を日持ちするようにした酢の物や和え物。五の重は年神様から授かった福を詰める場所として空けておくか、予備の料理を入れておきます。
 おせち料理は祝い箸でいただきたいものです。祝い箸は、祝い膳に使われる丸箸で、長寿をもたらすという柳の木で作られています。祝い箸は神様を迎えるハレの日に使われるため、神様の口と人間の口用に両端が細く削られています。家族それぞれ自分の名入りの水引がついた箸袋におさめ、お正月の三が日に使います。子どものころの、箸袋に家族の名前を墨で書いている父親の姿が脳裏によみがえります。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin カテゴリー 情報

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フォト : おせち


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2009年12月11日 11:35に投稿されたエントリーのページです。

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