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女正月は艶やかな“細雪”の観劇

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 明治座のある人形町は、静かな佇まいの中、紅白のもち花と正月飾りの見事さは、江戸の歴史・文化をその佇まいに残しています。明治座までは、和服で歩くのにちょうどよいほどの距離、約500メートルぐらいでしょうか…
 伝統の技を残す人形焼店、型抜きを誇るかつての水飴屋の和菓子店。漬物に甘酒、明治の初めから営業している豆腐店など、横目で楽しみ到着、開演を待ちます。
 本日の席は出演者のご手配によるもの。前列から4番目の中央の席に、美しい四姉妹のごとくに並びます。息遣いまで聞こえるほどの舞台との距離。目の前の美しい着物姿に、言葉に、所作にストーリーに目は奪われ、初春の細雪はお正月に相応しく、艶やかに幕があがっていました。あの谷崎文学を菊田一夫が脚本。ロングセラーの演目にて、名女優がそれぞれに演じています。儚くも美しい四姉妹の物語は以前、帝劇でも華のように咲きほこる女優たちの舞台を楽しみました。舞台は昭和10年代なのに心に染み入ります。何がそうさせるのでしょう!… 時代は変わっても、見る人の心に人を思う優しさも大切な心遣いと、環境に適応しようとする自立心と努力、現代こそ必要とされる生き方であると… そう思えてなりません。だからこそ生き生きと心に響くのでしょう…!
 カーテンコールの美しい紅しだれをバックに、四姉妹の優雅な姿はまさに圧巻。女正月を堪能した次第です。
 初春の行事に小正月があります。この1月15日は女正月とも言われ、女性たちが大正月の忙しさから解放され、芝居見物や初釜、初春を楽しむ会合に出掛けます。きもの姿が目につき、かつて成人式はこの15日に行われ、華やかさを誘っていました。小豆粥を食し、正月飾りをどんと焼きにくべ、無病息災を祈り五穀豊穣を願い、寒餅をついたりします。寒中の行事は、寒さを吹き飛ばすほど、勇壮、豪快に行われます。かつての宮中行事の「左義長」は現在も行われているように、書初めも火の中にくべ祈るなど、各地に伝統は残されています。

細雪…
 映画・舞台で度々上演され有名です。「春の雪」(東宝映画にてマナー指導)出演の尼門跡つきの尼僧を演じた女優 三谷さまの平成21年の年賀状からこの一年後に、この度観劇が実現(かつて帝劇にても上演出演です)。思いを伝えることの大切さは、様々な手段からコミュニケート。観劇の目的から新たな思い出と人への思いが心が生じます。楽屋にささやかな楽屋見舞いをお届けし、初めてお作りの名入りの手ぬぐいは、舞台をつとめる祝いの記念にご用意。私たちの手元に爽やかに残ります。次女(幸子)の友人として登場。しなやかなお姿が印象的。この美しい情緒豊かなお芝居は明治座にて28日まで上演。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の行事

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フォト : 明治座公演「細雪」

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2010年01月19日 09:44に投稿されたエントリーのページです。

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