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女正月を楽しむ

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 先日、マナー文化教育協会において『女正月』についての研究会がございました。
 1月15日は『小正月』で、15日の朝は家族の健康を祈念し、1年中病気をしませんように、と「小豆粥」(「15日がゆ」ともいいます)をいただきます。
 また、全国の神社、村や町で正月飾りや古い御札、書初め等を燃やす「とんど(どんと)焼き」という行事もございます。大きな火を焚く事は魔除けや世界を清浄するという意味合いを持ち、この火に当った者は病気にならない。この火で焼いたお団子をいただくと無病息災でその年を過ごせる。また、書初めが高く燃え上がれば字が上達する、等とも言われます。
 そして、1月15日は『女正月』でもあります。
 本来、1月15日で正月の全てが終了すると言われ、暮れの大掃除から、おせち料理作り、年始客の接待等々、何かと忙しかった女性達のお正月疲れを取るための休息日であります。14日は「女の年取り」と言ってお夕飯は男性が作る地方や、15日のお昼から晩にかけて「女の酒盛り」といい、男子禁制の酒宴を開くところなどもあるそうです。
 現代においては共働き、核家族化もすすみ、女性だけが忙しく立ち振る舞うということはあまりございませんが、お正月が明け、お互いに労いつつ『女正月』を楽しむのもよろしいのではないでしょうか。
 研究会ではお正月に因んだ設えをし、屠蘇器で1年間の邪気を祓い長寿を願って御屠蘇をいただき、また「歯固め」の行事に因み「菱葩餅」をいただきました。「歯固め」は平安時代、お正月の宮中の重要な行事「お歯固め」なるものがあり、「歯」を「齢」と解して、歯を固める=長寿の素と考えられていたようです。白いお餅(羽二重餅)に菱形の紅色のお餅を張りぼかし、白味噌餡と甘い蜜漬けゴボウを挟んだ「菱葩餅」はとても美味しかったです。新年のお菓子、初釜のお菓子としていただきます。
 その他にも、おめでたい文様(宝尽や亀甲、鳳凰等)やおみくじのお話、回文を使ったおめでたい掛け軸のお話等を聞きながら皆で『女正月』を楽しませていただきました。
 年の初めの年中行事、これからも1年間の健康と長寿を願い大切に伝え、行っていきたいと思います。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ☆Fain☆ カテゴリー 季節の行事

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イラスト : 花びら餅

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2010年01月22日 12:11に投稿されたエントリーのページです。

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