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仰げば尊し

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今日は近隣の小学校の卒業式に参列いたしました。 冷たい雨の卒業式となりましたが、立派な六年生の巣立ちゆく姿に寒さも忘れました。

式はまず、卒業証書の授与から始まります。ひとり一人が壇上に上がり、校長先生から卒業証書が手渡されます。

列席した学校では、毎年六年生と卒業のお茶会をしていますので、子どもたちの顔は知っています。担任の先生は、元気過ぎて…とおっしゃいますが、お茶の体験の時は、礼をわきまえてふるまってくれるのです。 きれいに掃除された清々しい空間… 誠意をこめたおもてなしは、子どもたちにも通じるのだと思っています。子どもたちは、使いなれない言葉を少し照れながらも使い、正座をし、背筋を伸ばして、『なりきる』のです。なりきることも大切で、なかなか、『なりきる』ことさえ難しいことなのです。『なりきり』=『型』だと思います。まず型から入ってみる。そして、そこに『血』を通わせることができたら本物になります。

さて、式典は、式辞、告辞、祝辞と進み、いよいよ、子どもたちの『門出の言葉』になりました。子どもたちはこの日のために何回か練習をしたのでしょう。途中五年生の送る言葉を交え、歌あり、リコーダーありの掛け合いと群読。 ことばを言いながら、目をこする姿も見られます。 そんな姿をみると、こちらも目頭があつくなります。

『なりきって』式典に臨んだブレザー姿の彼らは、歩き方もお辞儀も立派にされ、暗記したことばを披露した時、心の奥から、込みあがるものが、涙となってにじみ出たのでしょう…。 真面目に取り組む気持ちが『血』を通わせ、美しい姿となり、涙を溢れさせたのではないでしょうか?

この子供たちの涙を見るたびに、みんな幸せになってほしいと強く思います。この純粋な気持ちを持ち続けてほしいと思います。よい環境で育ってほしいと思い、涙がにじんで参ります。

20年来賓として参列しているこの学校の卒業式で、今日、初めて『仰げば尊し』を聞きました。列席の来賓の中からも涙を拭う姿が見られました…。

73名の子どもたちが全員、感謝の気持ちを忘れないでよい人生を歩んでくれることを、心から祈りました。体育館の屋根に響く土砂降りの雨音をも伴奏にしてしまうような、美しい『仰げば尊し』を聞きながら…。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 usagi カテゴリー 季節の行事

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フォト : 山本健二 歌唱アルバム第17集「仰げば尊し」


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2010年03月29日 10:56に投稿されたエントリーのページです。

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