
素晴しいご褒美!
小田原を通過するアナウンスが流れ、通路側の私は富士を探す。すると、雪をいただいた美しい春富士が目の前に飛び込んでくる。まさに一瞬の出来事であった。
東京発7:10’ のぞみ9号 博多行の車中は、サラリーマンと思しき人で満席である。新大阪まで乗車の私は、手持ちの朝食をほおばり、窓からの景色を追っていたのである。いつものことながら、日本の原風景を探し、また出会えたとほっとする。春の景色は、気だるいほどの色と形を呈しながら、それでもしっかりと根を張り留まっている。またまた“しあわせ”とつかの間、車中を楽しむ。
やがて、掛川を通過するアナウンス。左側の窓から、今度は鯉のぼりが飛び込んでくる。探していたわけではないが、鯉のぼりの泳ぐ姿に思わず身を乗り出したいほどであった。素晴しいご褒美と感動である。
これから向かう、初めて会う生徒の方々に、今目にした日本の原風景がお土産となる。季節の営みは今も健在。初節句を迎える家なのであろうか… 思いは巡る。
春富士と鯉のぼり、どちらも眺めようとしてもなかなかお目にかかれない。よい時に乗車したものであると…
見覚えの地下鉄を乗り継いで、現地に到着。九州から、四国から、島根と、大阪と出身地は様々。彼女たちに、富士と鯉のぼりの泳ぐ様の話をする。会いたいと願っていると向こうから飛び込んでくる。イメージしていると、そうなった喜びは格別。リクルートする彼女たちにもきっとそんな思いの実現する日がやってくる。その日まで一日一日を大切に、夢に向かって歩んでほしいと!
冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題
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フォト : 富士山と鯉のぼり