
「芒種」とは、二十四節気の一つで「小満」から数えて15日目頃、太陽の黄経が75度の時で6月6日頃にあたります。二十四節気とは、太陽の黄経に従って1年を24等分して、それぞれの節気にふさわしい名前を付けたもので、中国で太陽の動きに合わせて作られ、日本に導入されました。
「芒種」の「芒」は、「のぎ」と読み、稲や麦などの穂先についている針のような固い毛のことです。「芒種」はつまり「のぎ」のある穀物の種を播いたり、苗を植え付ける意味で、田植えの時期を指します。麦を刈って稲を植える時節でもあることから、麦など殻のあるものを取り入れるという意味であるとも言われています。いずれにしても農家が忙しくなる時期です。
各節気を三分した七十二候によると、「芒種」の初候は蟷螂(かまきり)が生まれる頃、二候は蛍が現れ始める頃、三候は梅の実が黄ばみ始める頃と言われています。(七十二候は自然や気象の変化、動植物の活動などを表します。)
「立夏」と「夏至」の間にある二節気が5月21日頃の「小満」と「芒種」で、沖縄ではこの頃が梅雨の時期なので、梅雨のことを「小満芒種」(スーマンボースー)と呼びます。九州、四国、近畿、関東は「芒種」の前後に梅雨入りし、東北は少し遅れて梅雨入りとなります。
「芒種」は蒸し暑くじめじめする時期ですが、稲作が盛んな日本にとっては命の源ともいえる天の恵みの時なのです。
冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin カテゴリー 年中行事しきたり
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フォト : 芒種イメージ