
お盆の過ごし方で最近一番多いのはもしかしたら「何もしない」かもしれません。私のまわりでも「お盆っていつ?」とか、「一周忌や三回忌の時だけすればいいんじゃないの?」などとおっしゃる方もいます。皆様はどうなさっていますか?
我が家では義母がおがらなどを用意してくれます。そして、7月13日の夕方になると、素焼きの薄いお盆を玄関のそばに置き、その上に折ったおがらと丸めた新聞紙等をおいて火をつけます。火が弱くなったころ合いを見計らって、外から家の方に向かって火の上をまたぎます。その時にご先祖さまも年に一回、家に戻ってくると教えられました。そして、お盆の間は家にご先祖さまがいらっしゃると。7月15日(16日のところもあります)の夕方には送り火を焚き、今度は家の中から外に向かって火をまたぎます。こうしてご先祖さまをあちらの世界へお送りするのです。
迎え火は、早く帰って来て欲しいから夕方早めに、送り火はゆっくりしていってほしいから遅めにと思うのは家族のご先祖さまへの思いの表れでしょうか?
最近は住宅事情の関係で火を扱うのが難しいお宅もあるでしょう。マンション住まいの知人がマンションの廊下で迎え火を焚いてご近所の方に怒られたという話を聞いたことがあります。お盆の過ごし方も時代とともに変わっていくのかもしれません。
日本で一番有名な送り火は京都の‘五山の送り火’でしょうか。旧暦なので8月16日ですが、いつか京都を訪れて実際に見てみたいと思っています。
冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Fuwari カテゴリー 年中行事しきたり
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フォト : おがら