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八朔

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 八朔(はっさく)とは、八月朔日の略で旧暦の八月一日のことを指します。この頃は早稲の穂が実る時期で、古くから農民の間で初穂を恩人などに贈る風習がありました。この慣わしは田の実の節句とも言われていました。「田の実」を「頼み」にかけて武士や公家の間でも日頃お世話になっている人に、恩に感謝する贈り物をするようになりました。

 京都市東山区の祇園の花街では、八朔は特別な日にあたります。実りに感謝した祈りの日は、花街でも「田の実」が「頼み」に変わり、祇園の芸舞妓さんが、日頃お世話になっているお茶屋さんや師匠に挨拶をして回る慣わしの日になったのです。八月一日の暑い盛りの日に、花見小路、切通し、祇園白川などで黒紋付の正装姿の芸舞妓さんたちの「おめでとうさんどす」の声が響きます。八朔は、芸舞妓さんを追っかけるカメラマンや観光客も溢れ、祇園の花街は賑やかな華やぎの一日となります。
 
 八朔といえば柑橘類のハッサクがあります。八月一日頃から食べられるようになることからこの名が付けられたようです。祇園の舞妓さんに比べると、この広島県原産の果物は地味な印象ですが、由来の名前は堂々同じですね。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin  カテゴリー 年中行事

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フォト : 京都の八朔イメージ


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2010年08月02日 09:49に投稿されたエントリーのページです。

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