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夏衣から単衣(ひとえ)へ

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 菊、月にうさぎの柄が目に入る、九月・長月に入りました。
 盛夏でのきものは夏衣(なつごろも)。この夏衣とは、薄もの(絽・紗・上布など透けるきもののことを指す)のきものを身につけることです。まだまだ残暑の続く日々ですが、この行き会いの季節に虫の音が時を告げ始めました。
 和服は、六月と九月には単衣を着用します。この九月は落ち着いた色を選び、まだしばらくは夏帯で季節を表現し楽しみます。長襦袢は薄ものに塩瀬の衿をつけ、単衣のきものに合わせ、袖から風を通してしばらく着用するのがこの季節の私好みの着方です。薄ものを名残り惜しむかのように、袖口、身八つ口から長襦袢の色が見えるだけでも涼しげです。
 TPOに合わせて季節を纏い演出する術は、いつの時代も素敵ですが、礼を尽くして振る舞うことの出来るのも大人としての豊かさの表れなのでしょう…
 久しぶりの単衣のきものは、十月の袷に入るまでの短い間を楽しみます。六月のそれとは違った色、文様、材質とバリエーション、考えている間に過ぎ行きそうで、油断がなりません。少しの心遣いが自分も周りも楽しくさせてくれます。名残りも先取りも、また、見たてもオシャレのポイント。季節を身に纏い、またその中に溶け込んで楽しみたいものです。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題

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フォト : 夏衣 イメージ

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2010年09月06日 09:36に投稿されたエントリーのページです。

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