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2010年11月 アーカイブ

2010年11月01日

紅葉狩り …2010秋のハイキング…

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 “紅葉の信濃路、自然歩道と軽井沢歴史の旅”に参加。旧軽井沢のバス停より、草軽交通のバスに乗車し、小瀬温泉にて下車。ここで、山岳ガイドの大島氏が私たち一行を待ち受け、合流です。
 年齢の違いこそあれ、このハイキングを目的に、前日、軽井沢サロン泊の男女15名(その中にサロンの男性1名が同行です。)が参加です。
軽井沢サロン誌に掲載のEVENTの内容は、「信濃路自然歩道、旧三笠ホテル、ショーハウスを巡る約10K、3hのハイキング」とあります。「ハイキングは初心者の方にもお薦めの旧軽井沢へ下る散策コース。ガイドが草花、樹木、軽井沢の歴史を丁寧に解説しながら皆様をご案内します。旧軽井沢への道すがらに建つ、国指定重要文化財の旧三笠ホテル、ショーハウス記念館にも立ち寄ります。」とありました。
 「信濃路自然歩道ハイキングと歴史」に惹かれ、1週間前にまだ間に合う!と申し込んだところです。かねてから自分へのご褒美と称し、食・旅・文化のいずれかをセッティングするのが常の楽しみでもある私です。心地よい疲れと五感が満たされ、初体験となったハイキングは、またまた知るは喜び、和やかで豊かな時が持てました。
信濃路自然歩道に足を踏み入れ、少々たじろぐ。日傘をさしながら平坦な遊歩道を勝手にイメージしていたのである。早速にイノシシの歩いた跡を発見。ガイドは熊よけのスプレーを持参し先導、時には一列に後に続き、また、ガイドを囲み、彼の手にする葉を眺めて説明を受ける。熊の登った木の幹には、鋭い跡が残っている。
 この度のハイキングで、自然界の摂理に則って植物は賢く進化していることを学ぶ。カサ・カサと落葉を踏みしめ、この音による心地よさも味わう。このカサ・カサを癒し効果があると、治療に役立ててもいる。時折、木立の間の青空に目を向け、ヒーリング効果抜群の空気と香の中を、足元をみつめながら自然歩道を登り、また下りと、レクの森を抜ける。落ちていた太めの枝を杖代わりにするのも知恵の一つ。たった一度の水分補給と、持ち合わせた飴玉を一つ口に入れ、落伍者とならぬよう、右下にかすかに見え隠れする国道に目をやり、ひたすら信濃路歩道を歩き続ける。
 ウルシの葉はまだ黄色。楓・椎・楢・黒モジ・空木、紅葉樹が混じり、青紅葉・黄紅葉はこれからが美しいのであろう… 自然の摂理に合わせた植物のあり様は、雄と雌で葉のつき方も違う。茎のある葉は風に揺れ、サラサラと陽を浴びることが出来る。圧巻は朴の葉の落ちた地面。辺りの草は絶え、この現象に驚く。これは朴の木の他感作用の仕業。自分の子孫を残すために、葉が落ち、犠牲になって木を守る。朴の葉は殺菌作用があることから、皿として使用。朴葉焼きはお馴染みである。赤い色が美しい五味種は、やがて黒く色を増し、動物たちの食用となる。踏みしめた栗の毬からは実は一つも見つけることがなく、すっかり先人の食となっている。わずかにどんぐりと松かさを拾う。山のご馳走が少ないこの秋は、動物たちにとって辛い冬となる。昨年たくさんの家族を持った、熊やイノシシが麓へ食を求めて来るのは、自然の成り行き、昨年の山は豊かであった。
 自然歩道から、またまた感動と学びを、更に得がたい体験となった2010年のハイキング。軽井沢はやがて美しい紅葉のときを迎える。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題
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フォト : 国指定重要文化財の旧三笠ホテル

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2010年11月02日

文化の日

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 11月3日の文化の日は、「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」として1948年に国民の祝日に定められました。新憲法である日本国憲法が1946年11月3日に公布され、半年後の1947年5月3日から施行されました。この経緯から11月3日を「文化の日」、5月3日を「憲法記念日」としたのです。11月3日はもともと明治天皇のお誕生日で明治節と呼ばれる祝日でしたが、文化の日は明治節とは関係なく定められました。
 
文化の日には、皇居で文化勲章の授与式が行われます。国や公共に対して功労のある方、社会の各分野において優れた功績のある方が表彰されます。また、文化功労者および各種褒章の受章者の伝達式が行われます。文化勲章は1937年に制定され、2月11日の紀元節、4月29日の天長節に授与式が行われてきましたが、文化の日制定以降は11月3日の文化の日に贈られることになりました。
 
文化の日にあやかって、11月3日は、漫画も文化であることから「まんがの日」、レコードは文化財であることから「レコードの日」、文具と文化は歴史的にみて同義であることから「文具の日」という記念日になっています。
 
また、11月3日は晴天になる確率が高く「晴れの特異日」として有名です。七五三のお祝いをする家族も多く見られます。
高校や大学では文化祭、学園祭が開催され、各地では文化の祭典が繰り広げられます。文化歴史に親しみ、健全な情緒を育む一日になりますように。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin  カテゴリー 年中行事
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2010年11月06日

冬のはじまり …立冬…

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 今年最後の節分『立冬』です。『冬』がやってまいりました。
 『ふゆ』は「冷ゆ[ひゆ]」「振るう[ふるう]」「震う[ふるう]」や動物が出産するという意味の「殖ゆ[ふゆ]」などからきた言葉です。冬になると山の動物は冬篭りをし、大地からは緑が消え、新しい生命の始まりとなる春までの充電期間となる季節。その冬の始まりが『立冬』です。
 2010年は記録的な猛暑に見舞われ、とても暑い毎日を過ごされたかと思います。春からあっという間に夏になり、毎日の真夏日でした。
 暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、お彼岸を過ぎると急に冷え込み、秋を迎えたかと思うと、今度はあっという間に木枯らし1号が吹き、早い内から雪の降る地方も。半袖から、あっという間にコートやセーターを着込んで歩いています。
 『冬』は先にもありますように、春までの充電期間となる季節です。農業等は春から秋にかけて仕事を仕上げ、冬は来年の準備期間としたり、一年の締めくくりをしたり、また一年を振り返る時期でもあります。私達も新年度へ向け一年の反省をし、身の回りでは煤を払い、新しい年を迎える準備を徐々にしていきます。そのようなことから、この時期の行事は一年を締めくくったり、振り返ったりする為の行事が多いようです。
 楽しく、煌びやかな行事から、まっさらな新年を迎える準備の為の行事など、様々です。
 私は、今まではキラキラした街並みを楽しみ、その名を借りて家族や友人たちと楽しみ、また反省の為の行事はただこなすといった感じでありましたが、今年は行事ひとつひとつの意味を紐解きながら、本来すべき事を考え参加していきたいと思いました。
 これから一年で一番寒い時期を迎えます。四季の中では一番長い季節でもあります。寒くてカラダが凍えて、重い腰が上がらなくなる季節でもありますが、これから迎える年中行事の数々の意味を考えると、今年はそんな寒さもちょっと楽しみになるのではないでしょうか。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ☆Fain☆ カテゴリー 年中行事
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2010年11月12日

全国きものの日

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 11月の第二日曜日、14日は‘全国きものの日’です。普段あまりきものを着ない方や興味はあるけれど持っていない方などにも、きものへの関心を高めてもらおうと、いろいろな催しが企画されているようです。
 「きもので街にでかけよう」というイベントもあります。きものを着て浅草を歩いたり、紅葉狩りをしたり、茶道にしたしんでみたり・・・興味のある方は、是非ネットの検索などをしてご自分にあったイベントを探してみてください。
そして11月15日は七五三の日です。子供たちのきもの姿にあわせて、お母さま方もきものを着る方が増えますね。きもの姿の子供とお母さまをお見かけするとたとえ知らない方々でも「おめでとうございます」という気持ちになります。素敵に見えるのは日本の伝統的な衣装だからでしょうか。子供たちも普段と違う格好をして、うきうきと楽しそうにしているように感じます。女の子はおしゃれをしてどの子もお姫様のようです。男の子の袴姿もかわいいですね。

 私もたまにきものを着る機会に恵まれますと、立ち居振る舞いから女らしくなるような気がします。背筋が伸び、姿勢もよくしようと心がけますし、歩幅が小さくなったり、手を動かすときに自然とたもとをおさえたり、‘おしとやか’になるのでしょう。
 きものは着慣れていないものにとっては少しハードルが高いところがあるのは事実ですが、慣れてくるとそれもあまり感じなくなります。せっかく日本人に生まれたのです、是非、きものを着て街を歩いてみてください。新たな自分を発見することになるかもしれませんよ。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Fuwari カテゴリー 年中行事
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2010年11月16日

霜月の風物詩

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 雪を頂いた美しい富士の姿が目に入るようになりました。
 やがて冬が到来、霜月11月は、各地で冬支度が始まります。京都では大きな聖護院かぶらが専用のカンナでスライスされ、樽に漬けられ、千枚漬けとなります。やがて新物がお目見えです。
 米どころの新潟では、杜氏による新酒づくりがスタートしました。日光の二荒山神社の境内では、見事な落葉焚きの様子が目に入りました。都内の街角には、年賀ハガキの販売所が見られます。
 季節に合わせたそれぞれの仕度は、今年も始まりました。東京タワーのイルミネーションも温かな冬衣に変っています。毎年、美しいイルミネーションでこのシーズンを飾る、赤坂のホテルのクリスマスイルミネーションは、今年が最後の風物です。
そして今年も不景気を吹き飛ばすごとくに、10月には酉の市を前に、飾熊手作りが最盛期を迎えていました。今年の酉の市は7日が一の酉。開運や商売繁盛を願い、浅草の大鳥神社は熊手を買い求める人で賑わっていました。今年の熊手は、「荒波を乗り越える」という縁起をかついだ船形の熊手が人気です。そのニュースを目にしながら、新宿にある花園神社の酉の市に出向きました。入口からすごい人、人の波です。毎月訪れている神社ですが、この日は特別なしつらいにて、なんと賑やかなことでしょう… 人波は、神社の入口から正殿をめざして繋がっています。静かに行儀良く並んだその姿は圧巻でした。神社の階段は何段あるのでしょう… 流れるように動き、拝殿に辿り着きます。シャンシャンと手締めの声が後方から聞こえ、この人ごみも楽しいことです。
伝統ある神社の酉の市。古い熊手を納め、新しい熊手を買い求める人、酉の市は始めての神社です。私は心に思うことありと、小さい達磨を求め、人並みに楽しみます。近くの百貨店の花園饅頭は、お馴染みの店。いつものごとくに立ち寄り、「お酉さま饅頭」を求めます。山芋と小豆のやさしくおいしい饅頭は、酉の市だけの販売です。器の箕に盛られた紅白饅頭は酉と熊手の焼印があり、なんと愛らしいことでしょう…
温かな酉の市は、去りがたいほどにエネルギーに溢れ、情景は特別の姿となって目に残りました。
福を呼び込む風物は、ここでも健在です。
今年は19日が二の酉です。こちらも賑やかになることでしょう。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題
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フォト : お酉さま饅頭(花園饅頭)


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2010年11月17日

きものでウォーク・イン表参道

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 きものの日にはきものを着ましょう!
 街中は紅葉が始まり、11月14日は風もなく、輝く秋の陽射しも少し雲に隠れて、穏やかな10月の気温であると気象予報が知らせていました。
 “きものでウォーク”にはもってこいのきもの日和です。振袖、訪問着、大正ロマンのきものなど、一行60名あまりは渋谷の桜丘をスタートし、渋谷駅を抜け青山通りを経て表参道へ向かいます。時折、けやきの葉が舞い落ちる中、二列に行儀良く、人に迷惑のかからないよう並んで歩く姿は、さすがに人目を惹きます。立ち止まって私たち一行を待ち受ける人の、“きれい!”の声が耳に入ります。“きもの愛好家の集まりですか?”などと尋ねられたり、カメラを向けるのは外国人だけでなく、日本人の若者にも見受けられます。笑顔でポーズ!とはいかないまでも、大和撫子の一行は歩き続けます。目を奪われそうなオシャレな店、老舗の和菓子店など、まるでおもちゃ箱のように魅力的な店があったのかと、あらためて認識です。
 今日はきものの日、きものに親しむ日です。あちらこちらでイベントが催されている様子です。人目に触れることも目的に、美しいきもの姿の一行は、5kmをおよそ100分。日頃一人では歩くこともしないキャットストリートや、地下道も歩きました。大勢で歩くことはなんと気持ちの良いことでしょう… そして楽しいのです。一行の中には久しぶりにきものを着た人もあるようです。カメラマン役の父親は振袖のお嬢様をずっと追いながらシャッターをきっています。若いカップルは連れだって一行の中を歩きます。非日常は、また新たな題材を提供しあいそうです。
 仲良く歩く姿は、教室での稽古とは異なり、思い出を街の景色に重ねます。先生に美しく着せていただいた振袖姿の女性は、当院の表玄関の前でポーズをきめています。微笑ましい姿に安堵の気持ちで、サービスのアメ玉とお茶を口にしました。
 今日、日本女性のきもの姿を目にした外国のお客様が、日本をより深く知るきっかけになると嬉しいことです。私も、先人の残した文化を慈しみ、チャンスをつくり、四季折々にきものに親しむつもりでいます。大好きなきものなのですから…

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題
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フォト : 表参道ウォーク


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2010年11月19日

小雪

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 11月22日は小雪(しょうせつ)です。小雪とは二十四節気の一つで「わずかながら雪が降り始めるころ」のことです。今年の日本の猛暑はすさまじいものがありましたから、涼しくなるのは大歓迎だったはずなのですが。夏が終わり、急に寒い日が訪れて、今年は秋が短かったような気がします。食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋・・・いろいろな秋を楽しむ前にもう冬がやってきてしまいそうです。
 初霜、富士山の初冠雪、初氷などの便りが届き、列島を南下してきた紅葉前線もそろそろ終点に近づきます。こうした四季の移ろいを感じるとき、私は日本人に生まれてよかったと心から思います。我が家の小さな庭にある、それなりに大きな柿の木は今年はほとんど実をつけることなく、ただただ大きな葉を紅葉させていきます。昨年は百個近く実ったのではないかと思うのですが、どうも一年おきに豊作と不作が繰り返されるような気がします。我が家の庭にはもうすぐ落葉のじゅうたんが敷き詰められることでしょう。
 
 小旅行から帰る新幹線の中で、小さいといわれる日本の広さを感じるときがあります。関西地方では気持ちよく晴れていたのに、横浜あたりから雨、品川で降りると真冬並みの寒さに震えました。思わずバッグの中から大判のショールを取り出し羽織りました。家に戻ると、やはり季節が寒い方へ進んだのを感じましたので、暖房器具を出してきました。火の色は見ているだけで暖まりますね。これから少しずつ寒さに向っていくのでしょう。北の地方の天気予報を見ると、もう雪だるまがちらほらと登場しています。日本は、私が思っているよりも広いのかもしれません。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Fuwari カテゴリー 年中行事
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2010年11月22日

勤労感謝の日

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 11月23日は、「勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝しあう」ことを趣旨として、1948年に国民の祝日に関する法律(祝日法)で制定された国民の祝日です。
 戦前、日本では、勤労感謝の日が制定される以前は、11月23日に新嘗祭(にいなめのまつり)が行われていました。「新嘗(にいなめ)」とは、その年に収穫された新しい穀物のことをいい、新嘗祭は「瑞穂の国」の天皇が国民を代表して農作物の恵みに感謝する式典でした。農業中心の時代には、この行事は重要な儀式でしたが、戦後農業以外の産業に従事する国民も増え、新嘗祭という考えが改められ、現在の勤労感謝の日が制定されたのです。新嘗祭は1872年までは旧暦11月の2回目の卯の日に行われており、1873年の新暦に移行後も継承されて、1873年の2回目の卯の日が11月23日であったことからこの日が固定化されました。
 律令制度のもとでは、9月11日に神嘗祭(かんなめのまつり)、11月の最初の卯の日に相嘗祭(あいなめのまつり)、2回目の卯の日に新嘗祭が行われていたのです。天皇が即位して最初に行う新嘗祭を特に大嘗祭(おおなめのまつり)と言い、実質的に天皇の即位を天下に知らせる大規模な祭典でした。現在でも宮中では10月17日に神嘗祭、11月23日に新嘗祭が行われています。
 勤労感謝の日には、7世紀から始められた日本古来の重要な儀式の歴史が込められていることに思いをいたし、日々の勤労によって生み出される生活に感謝をしたいと思います。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin  カテゴリー 年中行事
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2010年11月24日

第三回「大人学」セミナー

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 11月20日に、マナー文化教育協会は「葬儀を考える」をテーマに第三回大人学セミナーを開催いたしました。人を弔うことの意義は、近年話題になっており、葬儀のあり方が多岐にわたっていますが、あらためて弔いの文化を考える機会となりました。
 第一部では、「週刊誌では分からないお葬式・・後悔しないお見送りをするために」と題したお話を、株式会社セレモニー葬祭部統括責任者山野井様より伺いました。昨今は家族葬、密葬、直葬(霊安室から直接火葬場へ向かう葬儀)が増えている傾向にあります。大切なことは故人と遺族が最期の別れの儀式として後悔しないお見送りをすること、納得できるお別れであることです。大切な人の死に直面すると悲嘆というショック状態に陥ったまま、せかされるように葬儀に立ち合わなければなりません。その結果、葬儀について満たされない思いが残ることもあります。故人と遺族の意思を上手に組み合わせたお見送りをするために、生前からの準備が必要です。自分の葬儀の希望を家族に伝えておけば、家族も慌てずに判断して対処できます。写真を選んでおいたり、亡くなった時に連絡して欲しい人のリストや葬儀の形式、戒名などについて希望を記載しておく「エンディングノート」を作成しておくのはよい方法です。
 第二部は、株式会社ケアサービス様による納棺の儀式の実演でした。故人があの世へ旅立つ旅支度を整える納棺の儀式は、納棺師のご進行により家族の手で整えることが大切です。最愛の家族との別れをこの儀式を通じて受け入れていくことができるように思います。
 第三部は、セレモニー取締役鳥羽様とマナー学院石井院長の対談形式で、参加者の皆様のご質問にお答えしました。宗派や地域により葬儀の慣わしは様々ですので、家族に合わせた葬儀の知識を身に付けておくといざという時に役立ちます。
 葬儀は家族に任せ自分の意思を残すのは残したい人だけと考えておりましたが、意思を残しておくことは自分のためにも家族のためにも大切なのだと気づきました。自分の生を心残りなく全うするために、そして自分の死を肯定的に受け入れるためにも、葬儀の意義について考える貴重な経験となるセミナーでした。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin  カテゴリー 葬
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フォト : 納棺の儀式の実演


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