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2011年01月 アーカイブ

2011年01月01日

初詣

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 家長が祈願のために大晦日の夜から元日の朝にかけて氏神の社に籠る「年籠り(としごもり)」の習慣がありました。これが次第に大晦日の夜の除夜詣と元日の朝の元日詣に分かれます。元日詣が現在の初詣の原形と言われています。もともとは氏神またはその年の恵方の方角の社寺に詣でること(恵方参り)が多かったのですが、近年は氏神や恵方とは関係なく有名な社寺への参詣が普通になっています。除夜に一度氏神に参拝して一旦家に帰り、元旦になって再び参拝する二年参りを行う地方もあります。
 元日詣を行うだけの初詣は明治時代に広まりました。恵方の意味が忘れられ、有名な神社仏閣に人が集まるようになったのは、鉄道網の発展が影響しているようです。
 初詣には特に定められた期間と回数の規定はありません。正月三が日に参拝するのを初詣といいますが、1月中に参拝すればいいようです。回数に関しても多数の神社仏閣に参詣すれば、いろいろなご利益があるという説もあります。
 神社の参拝方法の「二礼二拍手一礼」をご存知の方は多いですが、手水舎(てみずや)の使い方も知っていると便利です。手水舎(てみずや)で手と口を水で清める時は、まず右手で柄杓を持ち左手に水をかけ清め、左手に柄杓を持ち替え右手を清めます。次にまた右手に柄杓を持ち替え左手に水を少しため、その水で口をすすぎます。残りの水で左手と柄杓の柄を水で清めて終わりです。
 ゆく年の無事に感謝し、くる年の幸を祈願しに初詣にいざ出陣。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin  カテゴリー 年中行事
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2011年01月06日

寒中見舞いはいつから書くの?

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明けましておめでとうございます。

皆さまには、お健やかに穏やかなお正月を迎えられたことと存じます。本年も皆さまにとって素敵な一年でありますように、そして、世界中の人たちが平和で優しい気持ちで過ごせますようにお祈り申し上げます。

なかなかブログをかけないusagi ですが、今年はウサギ歳ですから、usagi も頑張ってブログに参加したいと思っております。

本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。

今年も新年のご挨拶を綴った年賀状が皆さまのお手元にたくさん届けられましたでしょうか?それとも、パソコンメールでしたでしょうか?昨今は年賀状離れともいわれますように、年賀ハガキの売れ行きは、ピークだった頃の半分くらいと聞きました。

若い世代の方々はパソコンや携帯からメールでの年賀状を送ることが多いと聞きますと、なるほど、この現象も納得のいくところだと思います。

いずれにしても、パソコンで作る年賀状が多いはずです。プリントアウトした年賀ハガキの状態で送るか、添付ファイルで送るか…?!ですね。 どちらの形態でも、新年あらたまってのご挨拶は大変うれしいものですね。例え、元日に着かなくても、遅ればせながらでも、気にかけて下さる方がいる、気にかかる方がいること、人との繋がりこそがうれしいことだと思います。

さて、私はといえば、年末の忙しい時に慌ただしく印刷するプリンター任せの年賀状より、歳が明けて、穏やかな気持ちで書く年賀状のほうが良いでしょうとばかりにお正月三が日はハガキに向かっておりました。

7日は「人日」。松の内も明けます。6日は小寒です。

これから出すハガキ(松が明けてから届くハガキ)は「寒中お見舞い申し上げます」にかわります。

暮れに「年賀の欠礼」を頂いた方々にも、寒中見舞いをお書きします。心を込めて…親しくして下さる方々へ。 なかなか会えないですが、年に一度の一枚のハガキが、寒いこの季節にあたたかさを運んでくれますように…。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 usagi  カテゴリー 季節の話題
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2011年01月07日

お正月最後に -- 七草粥 --

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 1月7日は「人日の節句」。五節句の1番目の節句です。お正月最後のこの日は、七草粥をいただいて、1年の豊作と無病息災を願います。
 元々は、唐の時代中国で、人日の日に「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」という七種類の若菜を入れた汁物を食べて、無病息災を願ったというこの風習が日本へ伝来し、年の初めに若菜を摘んで頂戴し自然界から新しい生命力をいただく「若草摘み」という日本古来の風習と結びついて「七草粥」となり、平安時代の宮中行事として七草粥を食べるようになったそうです。
 七草粥は、お正月のご馳走で疲れた胃腸を労わり、青菜の不足しがちな冬場の栄養補給をする効用もあり、この日に七草粥を食べることで、新年の無病息災を願うようになりました。
 一般的に、七草粥の七草は
・セリ
・ナズナ・・・ペンペン草
・ゴギョウ・・・母子草
・ハコベラ・・・ハコベ
・仏の座・・・子鬼田平子
・スズナ・・・カブ
・スズシロ・・・大根
の七種類。これを細かく刻んで粥に入れたものが七草粥です。
 七種は、前日の夜にまな板に乗せて七草囃子を歌いながら包丁で叩き、当日の朝に粥に入れます。
 ♪七草なずな 唐土の鳥が、日本の土地に、渡らぬ先に、合わせて、バタクサバタクサ」(地方により多少異なります) 等と歌います。面白いですね。
 しかしながら、七草粥は春の七草とは限らず、七草粥のルーツが「七種菜羹」であるように、元々は七種類の若菜であり、春の七草になったのは後世のことです。ですので、春の七草以外でも構わず、冷蔵庫にあるネギやほうれん草、三つ葉など、お好きな野菜を使っても良いようです。出来るだけ新鮮な若菜を使うと、自然界から新しい生命力をいただくというコンセプトにマッチしますので、お好きな新鮮野菜を入れてみるのも良いかもしれません。
 せっかく七草粥をいただくのですから、楽しんでいただいてみて下さい。
 今年の人日の節句には、春の七草の効用を取り入れつつ、七草囃子を歌いながら楽しく七草粥をいただきたいと思います。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ☆Fain☆ カテゴリー 年中行事
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フォト : 七草


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2011年01月12日

左義長(どんど焼き)

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東京のどんどやき

東京ではなかなか難しくなったどんど焼き。

先日八日、浅草の鳥越神社で行われました。たぶん、東京ではここだけ?でしょう…か。

松の内があけて我が家のお正月飾りもお炊きあげをお願いしました。午後一時から火がつけられます。始めは燻った煙りがあがり(写真1)子どもたちが竹で地面を叩きながら「どんどどんど」と掛け声を掛けて煙りの周りを周ります。次第に火が勢いを付けて燃え上がっていきます(写真2)

そう広くはない境内は人でいっぱいです。

火が勢いよく燃えると、竹の先に吊るされた餅を釣れた魚のように竿から垂らして、火に翳して焼くのです。ひとしきり燃え盛るどんど焼きを見てから、喧騒を逃れて神社の裏へ周りお詣りさせていただきました。

裏では、消防団の人たちがビニールプールのような組立て式の水槽(貯水槽)にポンプを入れて、スタンバイしていました(写真3)

華やか表舞台の裏には必ずこのような裏付けがあるのですね。

表裏一体、陽と陰、表と裏、光と影、火と水…

今年も穏やかに暮らせますようにと祈りました。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 usagi カテゴリー 季節の行事
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フォト :どんど焼き

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2011年01月17日

感謝

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 このたびマナー文化教育協会より5年勤続表彰を賜りました。コーチング講師として出発してから5年がたちました。その間、マナー学院長のご教授で日本の伝統文化とマナーを学ばせていただいております。
 会長から直々に表彰状と記念品をご授与いただき、大変光栄でありました。マナー学院長からは5本のチューリップの花束を贈っていただき、誠に感激いたしました。微力な一講師を温かいお心を添えて励ましていただき、感謝でございます。
 5年勤続はひとつの節目、小さなゴールであると同時に新たなスタート地点となりました。
次のゴールは10年勤続です。目標とすることは、コミュニケーションスキルの専門性を高めること、日本女性としての立ち居振る舞いを流れるように所作できるよう身に付けること、日本の伝統的芸術文化を受け継ぐために自分の基盤を固めることです。そして、自分の職責を深く理解し、お役に立てるように日々精進を重ねてまいりたいと思います。

いくつになっても忘れてならないのは、情熱と素直な気持ちと自分の可能性を信じることだと思います。また、教育に携わっている者は、常に最善を尽くす努力を怠ってはならないと考えております。
チューリップの花のように、真っ直ぐ姿勢を正して、シンプルに、潔く生きていきたいと念じた初春でありました。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin  カテゴリー 心構え
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2011年01月18日

女正月で骨休め

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 先日致しました研究会は、『女正月』を楽しむことをテーマに行われました。
 『女正月』は、本来1月15日で正月の全てが終了すると言われており、暮れの大掃除から、おせち料理作り、年始客の接待等々、何かと忙しかった女性達のお正月疲れを取るための休息日です。男子禁制の酒宴「女の酒盛り」や、男性が夕飯を作る地方があったりします。現代においては、核家族化や共働きが増え、家全体で祝うお正月も少なくなり、女性だけが忙しく立ち振る舞うことは少なくなりましたが、それでもいろいろと忙しい年末年始を過ごすことと思います。ですので、お正月が明け、お互いに労を労いつつ『女正月』を楽しむのもまたよろしいのではないでしょうか。
 研究会では、そんな『女正月』を楽しむため、お正月に因んだ設えを施し、1年間の邪気を祓い、長寿を願ってお屠蘇をいただきましたが、お屠蘇は松竹梅に因んで3種類、それぞれ違ったブレンドのお屠蘇です。特にピリッと生姜の効いたお屠蘇は新鮮味があり、美味しかったです。
 お酒の肴は、海の物・野の物・山の物で、鯛・金柑・黒豆をいただきました。
 宝尽くしや亀甲、鳳凰の文様の着物の写真は、いつ見ても美しいと思います。この様な文様を取り入れた帯や着物を身に着けてお正月を迎えるのはとてもおめでたいことですね。他にも、旅館で「良い夢を見られますように」といただいた回文と宝船の描かれた絵を掛け軸にされた物を拝見させていただきました。サービスでいただいたものも、この様に手を掛け、掛け軸にすることでとても立派になり、いつまでも大切にしていかれる宝になるのですね。とても素敵な事だと思いました。私も是非このようにとっておきたいものに手を掛け気持ちを注入し、いつまでも大切にしていかれる様にしたいと思いました。
 今回の研究会ではサプライズでゲストの方におめでたい唄に合わせ踊りを披露していただきました。宝尽くしやまゆ玉など、小正月に因んだ言葉が含まれた唄と優雅な踊りを拝見させていただき、とても良いお正月を迎えられたと大変嬉しく思いました。
 最後に皆で歌を詠み、女正月を締めくくりました。
 1年間の健康と、長寿を願う小正月、慌しさもひと段落でちょっと骨休めの女正月。今年のスタートは大変優雅な女正月を楽しみました。そして、優雅な気持ちと共に、目標や夢に向かう決意を新たにした1日でした。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ☆Fain☆ カテゴリー 年中行事
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2011年01月19日

辛卯・干支の置物が到来

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 白うさぎはおめでたい動物と称えられ、兎は月の精。月にあって不老不死の薬を搗くと信じられていた中国伝説が、日本では、月で餅を搗いていることになる。インドでは、「月に兎」と言われ、満月の夜に月の中でうさぎが人間に慈悲を説いていると言われるようになる。国によって様々な言伝えは、国民性とともに興味深い。因幡の白兎は、子供の頃から絵本で読み聞かせられた話し。善行を施すことの大切さを教えられた。
 和歌や俳句の題にもなり、着物や帯の柄、調度品にと日本人とのつながりは深い。今では、ペットとしてヨーロッパ産の耳の長いうさぎがもてはやされているのは、ピーターラビットの影響であろうか…
 身近に新婚夫婦がヨーロッパ産のうさぎを飼い始めたら、新妻が身ごもり、うさぎは実家に預けられ早4年。畳の上を駆け巡り、襖をかじったりとやんちゃぶりを発揮しているそうである。昔、我家で飼っていた白うさぎは、ポロポロと子供をたくさん産み、子供の頃は名前をつけるのをおもしろがったが、当時の餌のハコベを探しに、土手を歩いた日常が思い出される。
 戦前戦後と、食用として秋田大仙市のうさぎはもてはやされ、貴重なタンパク源。すき焼き風や「日の丸鍋」にと大切な食文化であった。
 今では少なくなった赤い目のうさぎは、白色在来種。うさぎの毛は防寒衣用、特に子供のマフラーなどに使われ、医学の実験用に、愛玩用にと親しまれ、---うさぎ うさぎ何見て跳ねる--- と歌にも歌われ、うさぎを追って野山を駆け巡り、見上げれば月の中にうさぎが…と、古来から日本人に親しまれてきたのである。
 この度、青竹の中に一対のうさぎがいるかわいい置物をいただき、早速に披露。作者は、工芸作家の武関翠篁(ぶせきすいこう)による。縁あって手元に大切に運ばれてきたうさぎである。うさぎのようにジャンプ!柔らかな心で、向上心に燃え、しなやかに処することとしよう… きっとうさぎを運んで下さった方も温かく見守って下さることであろう。
 今年は寒さもひとしお。雪が降ったらその雪でうさぎを作り、盆に乗せ、「雪うさぎ」と楽しむことが出来るのである。また楽しみが増えると喜んでいる。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題
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2011年01月20日

大寒

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 大寒は二十四節気のひとつで、太陽の黄経が300度に達した時で、太陽暦の1月20日頃に当たります。この日から2月4日の立春までの期間を指すこともあります。大寒は一年のうちで最も寒い時期で、各地で最低気温が観測されるのもこの頃が一番多いようです。日本の本州では、大寒より立春の頃が月の平均気温が低くなるようですが、二十四節気が生まれた中国の黄河中流域では、大寒の頃が極寒とのことです。
 1月5日頃の小寒は、寒さが最も厳しくなる前とか、寒さが加わる頃という意味で寒の入りとなります。小寒後15日で大寒に入り、大寒後15日で寒が明けるわけです。小寒から2月3日の節分までが寒の内です。寒中見舞いは小寒の日から出し始めます。

 武道などで寒稽古が行われるのは丁度この頃です。大寒の頃は、凍り豆腐、寒天、酒、味噌など寒気を利用する食物が仕込まれる時期にも当たります。寒さで美味しさがギュッと縮んで封じ込められ、キリッとした旨みが生まれる寒仕込みだから美味しいのだと思います。

寒さの中、雪の下でフクジュソウやスイセンは花を開きます。西日本では、白梅や紅梅も咲き始めます。厳しい寒さの中だからこそ自然の営みがとてもいとおしく感じられます。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin  カテゴリー 年中行事
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フォト : Infoseek天気より


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2011年01月21日

「御料車」それは走る美術館

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 正月三日、私は衣紋(えもん)を正して、「大切な方とお会いする」気持ちで新幹線の人となった。2011年の初春は青空がいっぱいに広がり、車窓からの眺めは喜びに満ちあふれているようである。私自身がそのような気分でいたからなおの事そう思ったのであろうか…
 東京発仙台行きの列車は乗客もまばらに、大宮迄の距離を旅気分で過ごす。
 年末にテレビからの御料車の映像は私の心をとらえ、ぜひこの目で本物を拝見したいと、背を押されるごとくに行動にうつす。なぜなら、天才職人の手がけた秘蔵の一点物の世界へ足を運び、知的欲求を満たす今年の第一号にするつもりであったからである。紋付に松の柄の帯を締め、装いに不足はないかと己をチェックし、走る御料車(お召し列車)は、憧れと畏敬の思いで、側近くに参れる喜びにあふれていたのである。
 鉄道博物館開館三周年特別企画展「御料車---知られざる美術品---」は1月16日まで公開であった。日本の至宝にTVからの出会いは、既に胸震え、明治・大正・昭和の天才職人らが手がけた秘蔵の一点ものを見ることが出来る。しかもそれは最初で最後であるらしい…と思うと、もう一度足を運びたい。
 第一期・第二期は既に終了し、第三期のみであったが、素晴しい美術品の数々は、その背景と重なりため息がこぼれるほどに魅せられたのである。
 天皇のお召しの黄櫨染(こうろぜん)にて、玉座は金糸で霞を綴織で川島織物の制作である。御料車内は、玉座やテーブル以外にも、置物・扇風機・御化粧台など数多くの調度品が備え付けられている。これらは各御料車に合わせ制作されたものや、宮家からの贈り物の一部が展示されている。お召し列車は時間と労力を駆使して、「動く宮殿」として存在、国の重要文化財1号車は、イギリスの制作にて明治天皇が意のままに列車を動かすことが出来る、まだ鉄道のない時代のもの。天皇の意思により、列車を止める事が出来るなど、今では考えられないことである。2号車はドイツからの輸入。総漆塗りの列車の外観と内装のすべては、いぶし銀のごとくに宝物そのものであった。平成19年E655-1がお目見え。天皇陛下はカルロス国王夫妻とともにご乗車しておいでである。明治から130年あまり、その間、歴史とともに御料車も変化。昭和天皇が戦後、国内をお回りになられた12号は簡素な美が求められている。ご乗車になられる賓客のために、工夫と配慮がなさられた御料車、当時の人達が最高の品として、英知と技のすべてを込めた、ネジ一つからなる作品の数々に、天皇への畏敬とともに、日本人の美しい心から発する物作りに込められた、その力は美術品を通して、私の心を捉えたのである。
 大切なものへの気持ちを、大切に形にする和の魂を垣間見たのであった。まさに、「美は心、力である」と…

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 文化
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フォト : 鉄道博物館開館三周年特別企画展パンフレット(一部)


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2011年01月24日

一千光年の宇宙 - プラネタリウム -

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 六本木ヒルズで開催されております『スカイ プラネタリウム - 一千光年の宇宙を旅する』へ行ってまいりました。
 本来のプラネタリウムのような椅子に座り、空を見上げて鑑賞するものと違い、星空の中を歩く感覚で楽しめる体験型プラネタリウムです。開場全体に散りばめられた一千光年の宇宙の中を歩いていきます。
 会場の中に入り、進んで行くと、まず東京タワーを中心とした東京の街の模型と、空には日の沈む映像が映し出されます。徐々に暗くなり、街のネオンと共に、空には一気に星空が現れ、宇宙への旅が始まります。
 続いて観たのは宇宙空間の中のオリオン座。冬空にひと際目立つオリオン座。普段は平面に見えますが、実際宇宙ではひとつひとつの距離はバラバラで、横から見ると全然分りません。それを並べ、スコープを覗くとそこには普段見ているオリオン座が現れます。宇宙空間の中のオリオン座と地球から見たオリオン座は全然違うのですね。
 そして、一千光年の立体宇宙散歩です。中心に地球儀が浮び、その回りは一千光年の星が輝き、壁面には地球から一千光年より遠い星や、肉眼で見える限界とされる7等星より暗い星がMEGASTARという機械で映し出されていました。本当に星空の中を歩いているようで、とても幻想的な浮遊感を楽しめました。星の色や明るさ、座標をそのまま再現し、数千個の星が空間に配置されています。とても美しい空間でした。
 次へ進むと、137億後年離れた宇宙の果てを見ることができます。宇宙空間シュミレーターを使い、壮大な宇宙の旅を体感できます。
 今見えている光は、何年、何十年、何百年・・・前の光。そして、その光が何百億とある宇宙はとてもスケールが大きくて、未知なる空間です。そんな壮大な宇宙の事を考えつつ、本物の星を眺めてみると、いつもとはちょっぴり見方が違ってくるのではないでしょうか。
 こちらではスカイラウンジへ行き、カクテルを飲みながら星空や夜景を楽しむことができます。皆さんも、壮大な美しい宇宙を体験し、実際の星空を楽しむ、ちょっと贅沢なひと時を過ごされてはいかがでしょうか。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ☆Fain☆ カテゴリー 季節の話題
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フォト : 六本木ヒルズ『スカイ プラネタリウム』

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2011年01月27日

七つの福

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 1月も早過ぎ行き、間もなく節分を迎える。
 松が明け、まだまだこの月もたっぷりあると予定をこなしている間に、なにやら気ぜわしくなる。元旦から吉例となっている行事を、公私ともに済ませながら、心を揺さぶる事柄に思いを寄せてみる。その一つに、今年は七つの福を求めて、江戸市中でも有名であった浅草名所の七福神詣での実現である。
 本来、七福神めぐりは、七日の松の内にめぐるのを吉としているのが古来からの慣わし。ゆっくりとその歴史を慮り、福を求めて決して急いで軽んじるような行動は慎みたいものと… しかし現代では一日で、それも短時間で七つの福を求めるのが今流のようである。地域に誕生した七福神は、あらたに人々を呼び込むものとして付け加え、七福神として存在しているところもある。
 本来、信仰から生まれた神仏へのそれも、やがてそれぞれの願望から、家内安全・商売繁盛・縁結び・出産・成長・立身出世・学業成就・健康長寿など、人の望みごとは様々にある。七つの福もその時代時代で願望により合理的に解釈、自分の心の有り様がそうさせたのであろう… 七福神の神徳を信ずることを篤として、人生を救われる人がたくさんいることから、その信仰が現代に継承されていることは確かなことである。
 鎌倉時代は日本古来の守り神、恵比須信仰に中国を経て、インドからの大黒天・弁財天が加わり、室町にかけて三神の信仰が庶民に深まる。毘沙門天・布袋尊・福禄寿・寿老人の四神が加えられ、人々の願望は巡拝して、一年の福徳を願うようになる。
 ゆったりと七つの福を求めて、その土地に親しまれた福の神とのおもしろい出会いが重なる。信仰を通して、自分自身の「心の有り様が問われるのである」

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 風習
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フォト : 浅草名所七福神会パンフレットより


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2011年01月31日

近頃、都(みやこ)に流行るもの…

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 「南南東」に向いて恵方巻をガブリ! 関西で発した節分の風習は、縁起をかついでこの東京でも大流行。凄まじい現象となり、コンビニの販売からスタートの恵方巻は、手作り料理教室の応募は3倍にも達し、この1月にすでに3回も済んでいるとのこと。家庭で味わう恵方巻づくりがブームになっている。また、デパ地下では、各種の恵方巻が勢揃い。予約を受けつけ、2月3日に一斉に手渡される。
 アイデアいっぱいのこの巻物の具は、縁起をかついだ、「カツ巻」から、中華の具のフカヒレ・エビチリ等もお目見え。「勝負にカツ」から「体によい食材」と、おいしく、しかも楽しいことが今の時代は要求され評判となる。チャレンジすることに楽しみを見出すことは、季節の風習からも見出せる。
 今年の恵方は南南東である。吉方をたぐり寄せたく、恵方巻をそろってかぶりつく姿を想像しただけでワクワクしてくる。願望が形となって生活に取り入れられている。他にもまだまだありそうで、良いことは流行るのである。
※タイトルは新聞紙上と同一です。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 年中行事
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フォト : 恵方巻イメージ


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