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葬 アーカイブ

2007年11月07日

三回忌法要

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先日、一つ向うの村の、主人の叔父の三回忌に出席しました。二人とも黒の
スーツで出掛けました。近所や親戚の方々が30人ほどです。
二つの客間を通しにした大広間に祭壇が飾られ、叔父の遺影、おもりもち、
影膳、両脇に白い花がすがすがしく置かれ、叔父の元気な頃のことを思い
出します。
「御仏前の袋」「菓子折」を供え、線香を立て合掌します。
叔母はじめ家族の方と挨拶や話を交わし、そうこうしていると皆さんも席
につき、御僧侶が入室され三回忌の法要が始まります。
僧侶の法話をとおし、叔父を惜しみ哀悼の意をのべられ読経となります。
その間焼香の盆が廻り一人一人ていねいに焼香をし、皆に行きわたると
部屋は香でつつまれます。
追善供養の経もすむと近くの墓に御僧侶と共に皆で詣でます。
良い天気のもと、秋の草花が咲き、快い風も吹いていました。家にもどる
と食事の用意がととのっており、身を清めて席につきます。
甥の挨拶があり叔父の作ったブドウのワインで献杯。
自慢の松の庭をながめながら故人をしのび、食事をいただきました。
久しぶりの皆さんとも語り、そして親族からお礼の言葉があり無事三回忌
を終えられます。お返しの中にワインも入っていました。家族や皆の想い
のこもったよい法事だったと思いました。
法要はふつう、亡くなった日から七日ごとに、初七日、七七日(四十九日)
まで行い、その後一年、三年、七年、十三年、十七年の順で行います。
私達が現在生きていることは、両親はじめ祖父母、また先祖の人々のおか
げです。
「おかげさまで生きられる」という感謝の気持ちをいつまでも持ちつづけ
たいものです。
法事は、その心のあらわれだと思うのです。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Coral pink カテゴリー 葬

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イラスト : フリーイラスト素材集より

2007年11月09日

年賀欠礼のハガキが届きました。

極月(ごくづき)を前に
晩秋を迎え、手もとに「喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます。」
と、早々に年賀欠礼のハガキが届きました。
丁亥のはじめにご主人様が永眠されたとのことです。あらためて、年賀状交換
のみの方々とのおつきあいにおいてはそうであったのかと、喪中のハガキにて
知り得ることになります。
今年も11月1日に年賀ハガキが発売となりましたが、すでに「喪中ハガキの印刷
承ります」との張り紙も目についていた矢先のことです。
年々、喪中ハガキが多く届くようになってまいり、さけられないこととはいえ
考え深いものがあります。
明年、七草(ななくさ)がすぎた頃に寒中の見舞い状をお出しすべく用意
をいたしましょう。
(いや、年内にご機嫌うかがいのハガキをお出しすることもよいでしょう)

月半ばを過ぎますともう冬、そろそろ、この一年を締めくくる準備をせねばな
りませんが、喪中ハガキをお出しする習慣も年賀状の用意をするのと同じよう
に、段取りよく師走を迎える準備の一つと言えます。
喪中ハガキは物故者との関係が夫婦、親、子、兄弟の間柄となります。12月
には届くよう準備し郵送します。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 いしいようこ カテゴリー 葬

2008年03月11日

葬儀の手伝い

突然の訃報の知らせを受け、ここ田舎(山梨)でのことです。親戚の御祖母様でした。最近は葬儀もセレモニーホールで行う事が多くなりましたが、自宅で執り行うと聞き、主人と共に取るものも取りあえず駆けつけ、お線香を上げさせて頂き、お手伝いをしました。男性は早朝に集合し、村の組の人達と家族で、様式、進行、準備、係り等を話し合います。それを受け、女性は家の中の片付けのお手伝い、買出し、接待、昼食、通夜の料理等、手短に話し合いさっそく始めます。接待は、お茶とお菓子、みかんなどを並べ座布団にすわって頂くようにします。村の人、家族、私達お手伝いの人の昼食を作り、約60名の食事となります。煮物、サラダ、お汁・・・等、量が多いので、てんやわんやです。午後になると祭壇や花輪、テント、お返しの品など運ばれ、きれいに整います。そのころより、通夜振る舞いの準備に入ります。私は自分で出来そうなことをしているうちに、料理の係りとなりました。食器の準備、次に出すべき料理を揃える事、美しく器に盛る方法など、皆さんと一緒に行います。
翌日(本葬の日)は、女性は朝8時半に集合し、告別式、初七日の流れと、料理や僧侶の接待、もちつき等の係りなどを決めます。世話役の方が、「料理の方をお任せしたい」と私に依頼されましたが、「いいつけて頂ければ皆さんと一緒に致しますので」と皆の顔を見ますとニコニコとうなずいて下さり、昨日同様、それぞれ得意の場で対応しました。
昼食も精進落も、なにせ約100名以上の方の事なので、臨機応変に手の足りない所を補い、13名の方々と見事に終える事ができました。また、家族や親類の方々から大変感謝されました。自宅での葬儀はとても大変です。しかし勉強になることも多く、ご近所との付き合いを大切にする良い機会でも有ります。支えあって暮らしていた昔の人々の生活を感じました。“お疲れさま”と皆さんと言葉を交わし家路につきました。空には、美しくまたたく星が皆にエールを送っているようにも見えました。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 コーラルピンク カテゴリー 葬


※参考までに「お悔やみの言葉」の一例として※
ご遺族に対して
「このたびはご愁傷様でございます」
「心からお悔やみ申し上げます」
「このたびは突然のことでたいへん驚いております。何と申し上げてよいやら、お察し申し上げます」
「このたびは御愁傷様でございます。いろいろと大変だろうと思いますが、どうぞお力おとしのないように…」
受付で香典を渡すとき 「ご霊前にお供えください」
受付を終えて 「おわかれさせていただきます」
故人との対面をすすめられたとき 「ひと目だけお目にかからせていただきます」
一言 「安らかなお顔ですね」

2008年03月29日

香典返し

香典返しも地域によって様々のようです。たまたま仙台在住の私の知人から聞いた話ですが、長野県の親戚から香典返しの催促があったというのです。それは、その私の知人の身内が亡くなり、四十九日もとうに過ぎたある日のこと。葬儀に参列してくれた親戚の人が「何か忘れていませんか?」とわざわざ電話をかけてきて、香典返しの品の具体例まで挙げて教えてくれたのだそうです。そこで、慌てて失礼のない内容の品を送って一件落着となった・・・ということなのですが、今となっては笑い話のように話してくれる知人も、当時は冷や汗ものだったでしょうね。

知人の住んでいる辺りでは、葬儀の会葬者全員に「即日返し」という一律の額の品を香典返しとして渡しているのだそうです。電話をしてきた親戚の人の地域では、きっと忌明け後に香典の額に応じて品を贈られることが習慣となっているのでしょう。四十九日過ぎても何も届かなかったことから、自分の持参したはずの香典が何かに紛れるなどして分からなくなってしまったのではないか…と不安になったのかもしれません。

誰でも長年住み慣れた環境の中で、同じ習慣を持つ人たちに囲まれて暮らしていれば、他の場所の習慣の違いなど思い浮かばないでしょう。私はこの数年の間に、葬儀当日に贈る即日返しで済ませる場合も、四十九日の忌明け後に贈る場合やその少し前に贈る場合も経験しました。
冠婚葬祭においては、自分では当然のことのように思っていても、地域によって驚くほど習慣が異なるというのも珍しくありません。この「異なる場合がある」ということだけでも、私たちは互いに認識しておくことも必要なようですね。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Nyan カテゴリー 葬

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