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こころ豊かに アーカイブ

2008年01月28日

心豊かな暮らし

気の置けない友人の家に遊びに行って参りました。
彼女は小学校二年生の女児の母親でもあります。彼女の家には何年も前から何度か訪問しているのですが、突然の訪問であっても、いつも部屋の中は綺麗に片付いてとても心地よくリラックスできます。あまりにもいつも綺麗なので、極意を尋ねてみました。
彼女が心がけていることは、「空間の確保」であること。限られたスペースの中で、ほしいままに物を増やすと、あっという間に空間が狭まれてしまうので、空間の確保をなによりも大切にしているそうです。
その為には、「衣類はクローゼットの中だけに納める。サイズが合わなくなった服は、クローゼットの中だけで眠っているのは気の毒。喜んで着てもらえる人にあげたり、フリーマーケットに出したりする。人間でも血の巡りが悪いと健康によくない。クローゼットの中も循環させたほうが健康的。」私はなるほどと納得してしまいました。
「子供の学校の作品などは、暫く家で飾っておき、その後は写真に収め処分するものもある。基本的に思い出は、物を残すよりも、心の中に納めるようなき気持ちで。そのほうが心豊かでいられる。」と、話してくれました。
私は彼女の話を聴き、必要な物、不必要な物を見直し、心豊かに暮らせるよう心がけたいという気持ちが沸々と沸いてまいりました。暫くは片づけを楽しみます。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ブレンド カテゴリー こころ(豊かな心)

2008年02月21日

おけいこ

親戚のお嬢様に着付を何回かお教えすることになりました。
ピアノ・書道・華道・茶道と多才で、最近習い始めた茶道で、着物を自分で着たいと思ったそうです。前からのお約束でした、“普段着から始めますよ、何回も繰り返しお稽古しませんと、すぐには無理ですから”とお話しをしてあります。
彼女の家に出向いての稽古です。お母様の若い時の着物を出してこられ、「あまり、好きな着物ではありませんが」とおっしゃって、黄八丈のこまかい格子柄がかわいいお着物でした。「帯は」と三本ほど出してこられましたが、赤い地に白とピンクの大きな梅の花が染め抜かれている名古屋帯を選びました。
始めに挨拶をし、足袋の履き方から、私と一緒に腰を屈めて始めます。襦袢や腰巻も1つ1つ、コツを教えながら進めますと、彼女は良くわかってくれ、わからない所は、2回3回と私のすることを真似、長襦袢・着物とひもを使っての着付で出来上がります。伊達締めをしっかり結び、今回はここまでとしました。帯は私自身が締めて見せ、彼女にはお太鼓を結んであげました。私の手使いを良く見ている様子でした。黄八丈の黄色が白にはえ、(赤い帯がなんとも美しい着物姿となりました。)お母様、お祖母様も大喜びで、お人形のようで、“うっとり”庭で写真を写し、冬の日に春のようなひとときです。
「脱いだら、そのまんま、もう一度一人でやり直してご覧なさい。」と宿題を出して帰りました。次回は何度か復習をし、半衿の付け方、伊達衿の付け方等を少しずつ教えてあげたいと思っています。私の習った時より、よほど覚えが良く楽しみです。(後日、聞いてみますと、もう一人で着ていたそうです)・・・ とてもうれしい事です。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 コーラルピンク カテゴリー こころ豊かに

2008年03月22日

お茶をたのしむ(日本茶)

三月の公開講座は日本茶でした。講師は、お茶のインストラクターの資格を有して、たくさんの経験をお持ちです。お茶の歴史も、古くは禅宗の僧よりもたらされた中国伝来の食文化です。当時は薬として用いられ、特権階級のみのものであったものが、広く手軽に、いつでもどこでも、今は口にすることが出来ます。ペットボトルで飲めるなんて考えられなかったことです。また、別のたのしみ方にお金を払って、異空間で時間をかけ、器とともにお茶を楽しむ大人のたのしみ方が流行っています。甘味処では、玉露や煎茶を自分でその場で入れていただきます。抹茶は点て出しといって、点てたお茶をいただきます。
薬であったものが、手軽にお菓子とともに器も、そしてその場に合わせたしつらえまでもが、四季折々を取り込み、たのしませてくれます。
思いがけない発見と重なって、春の講座から、またヒントをいただきました。テーブルに置かれたお茶の枝には青い葉と実がいっそう風情をそえて(本物です)、各種の葉の香りを、目で舌で堪能し、番茶、ほうじ茶、玄米茶、粉茶に至るまで奥深く、味わい方も様々に学びたのしみました。
「茶腹も一時」
「茶々を入れる」
「お茶をにごす」
など、言葉も様々に生活に根づいています。
お茶をおいしく入れるコツは、やはりサイエンスとココロ、「丁寧においしくお茶を入れていただく。」
後世に残したい文化でもあります。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー こころ豊かに

2008年06月27日

おすそわけ

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夏に向かうこの時期になると、野菜の種まきや、苗の植え付けに忙しい毎日です。素人の主人が定年を機に野菜作りを始めて3年になります。先祖からの畑は広く、草に覆われてしまうのもすまない気持ちから始めたようですが、やはり始めると、思ったより大変で、土おこし、有機栽培の土入れ、苗の間引き、支柱への支え、朝夕の水やり、害虫取り、また、気温が上昇せず雨ばかりでも病気になり、気温が上がり、雨が降らない日が続くとまたまた枯れてしまいます。野菜が土に付いて元気になったのを見計らって、千葉の家のほうに戻りますが、近所で大変お世話になっている友人宅に、野菜をおすそわけしております。前回は、大根・ほうれん草・春菊・フキなどで、3軒のお宅にお届けしました。皆さん喜んで下さり、大高評でした。家を留守にすることが多いのですが、いつも安心して田舎の方に出掛けています。また同時に、義母の介護もありますので、私を心より応援して下さり、気遣って下さいます。「こちらの家の方は私たちに任せて、いつでも出掛けなさい。」と…。本当に嬉しい言葉をいただいています。私も田舎より帰るとすぐに、電話で帰ったことを告げお礼を申します。家の中を整えると、さっそく野菜を携え、友人宅へ伺います。そのことだけはずっと心掛けています。心配して家を見に来て下さる友人、郵便物を預かって下さる友人(お隣りさん)。いつもいつも心より感謝をしております。“ありがとう”と野菜達も伝えてくれているみたいです。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 コーラルピンク カテゴリー こころ豊かに

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フリーイラスト : 野菜

2008年10月24日

車の中から“ありがとう”

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主人の運転で出掛けます。軽トラックの時もあり、その時は座席が高いので、前方と左側の景色がよく見渡せます。山々や四季の移り変わりゆく田園、道端の草花。今は黄金色の稲穂が一面に波打ち、また、刈り取りの済んだ所は、稲の株が何列にも並び、実りの秋の色がそこかしこに見られます。働く人々の姿も、収穫の喜びに満ちていて、歓喜の声が聞こえそうです。農道から大通りの道に出ると風景もがらりと変わり、自動車も多く、道が狭く渋滞の所もあります。細い道では、1台しか通れないと通るのを待ってから動きます。待たせてしまう時は、運転席で手を上げたり、“プッ”とシグナルをならし、“すみません”“ありがとう”という合図をして通ります。また、大通りの列に横道から入れてもらう時も助手席の私が手を上げて入れてもらい頭を下げます。互いに自動車の中でのひと時の出来事ですが、心が通う一瞬です。言葉だけではないあいさつもとても心に残ります。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 コラールピンク カテゴリー 心豊かに

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イラスト : イメージイラスト

2008年12月05日

思いがけない再会です

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 「先生!」と声をかけられました。肩越しに美しい女性がにこやかに立っておいでです。何年ぶりでしょう!… ご主人とお嬢さまを紹介されます。当時、現在小学2年生になる彼女をお母さまに預けて、マナーインストラクターコースで学んでおいででした。現在、中学3年生を頭に3人の女の子を育てながら、ご自分の夢の実現に目的を持って暮らしておいでのようです。毎年いただく年賀状から、当時、群馬からお通いでしたのに東京在住になられておいでです。「娘たちには、先生からのマナーの教えを伝えています。」と… 当日は、季節のご挨拶の手配にと、新宿の百貨店に出向きました。その会場にて、かねてから興味もあり、また、レッスンを時折受けているフラワーアレンジ(プリザーブドフラワー)のデモンストレーションのお誘いを受け、間もなく(約15分後)あることから、4つある椅子の一つに、行きずりの私は腰をかけ、これも何かのご縁とせっかくの休日60分あまりこちらで過ごしてみよう…と、さくらのごとくお待ちいたしていた矢先です。彼女は、これから始まるデモンストレーションのフラワースクールの受講生。先生に魅かれ、常盤台本校まで通っておいでとのこと。短い間に情報を得ました。このスペースは19日から日替わりで、15人の講師が担当。この連休がファイナルでした。外国人の作品も見受けられ、本物のフラワーアートにふれることも出来ました。講師のJ氏はさすがに魅力いっぱいに、ブーケ・キャンドルフラワーなど三つの作品を仕上げられました。軽井沢の自然からイメージを湧かせた作品には、ダイナミックさと繊細さに加え、色のコーディネートが見事にコラボ。素晴しいと拍手をした次第です。まだまだお若い、スタイリッシュでステキなJ先生。隣りの女性はすでに3年通っておいでの受講生。それぞれに自分の生活に、人生に彩りをそえ、また、将来に夢を描いて輝いておいでのようです。目的を持ち、行動することから、思いがけない再会を得ました。いつもお着物でステキでした。と彼女の言葉。ステキに人生を歩まれておいでの姿に、こちらもうれしくなります。ご家族とご一緒の美しい姿に、心が弾みました。偶然の思いがけない出会いは、かつて共有した時間が、目的が、意義のあるものであったと思わずにはおれません。
うれしい再会でした。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 心豊かに

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フォト : フラワーアレンジメント

2008年12月18日

“谷根千”散歩

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先日、マナー文化教育協会・公開講座の『日本の伝統と食文化』ということでノスタルジックな街、谷中・根津・千駄木を訪れました。
まずはお昼時ということもあり、谷中にある加賀料理のお店へ。
隠れ家的なとても温か味のあるお店で、郷土の物を大切にしたものばかりが並びます。金沢の見事な金箔で作られた金屏風に迎えられ、加賀の美味しいお酒で乾杯。見事な器で食すお料理はどれも丁寧で大変美味しいものばかりでした。初めていただいた鴨肉や名産すだれ麩等を使った加賀の郷土料理“じぶ煮”もとても美味しく、こちらのお食事は五感で味わう事のできる素敵なお店でした。
お腹も満たされたところで谷根千のお散歩です。
所々に点在するお寺や神社を見て歩きます。推定樹齢600年と言われる都指定の天然記念物“大椎”もあり、歴史が感じられます。
レトロな手焼きのお煎餅屋さんや金太郎飴、甘味処、うたごえ喫茶等、昭和を感じさせるお店もちらほら。
大きな通りをそれ、路地に入ると懐かしい情景が広がります。小さな八百屋さんやお花屋さん、外階段の木造アパート。そして、古い民家が立ち並ぶこの路地の家々には何処も植木やお花でいっぱいでした。
路地を抜け、不忍通りから根津神社へ。ここは江戸の神社建築としては最大の規模を誇り、国の重要文化財に指定されていて、4月中旬?5月上旬にかけては見事なつつじの花が咲く事で有名です。数十種3,000本ものつつじが咲き揃うそうです。今は銀杏の黄葉が見事で黄色い絨毯が敷き詰められておりました。夏目漱石や森鴎外など、多くの文豪が住んだこの地は文豪の街でも有名です。漱石等が心癒されたこの街を散策し、お天気の良い日はつつじや銀杏を愛でながら読書をするのもいいですね。
木枯らしが吹く夕方になりちょっと体が冷えてしまったところで甘味処へ入りひと休み。美味しい田舎しるこでホッと一息ついて身体を温めました。
帰りは散策途中で見かけたお豆腐屋さんへ。手作りのがんもどきと厚揚げがとても美味しそうです。聞くとこちらのお店のご主人は60年もこの地でお店を営んでいるそうで、80歳にもなるご主人が元気に働いていらっしゃいました。
“谷根千”は、毎日ビルの立ち並ぶ都会の中で喧騒に紛れ、日々忙しく過ごしていると、つい忘れてしまいがちな人との触れ合いや、物を大切にする心を思い出させてくれる、そんな街でした。
時には忙しい毎日を忘れ、日本の古き良き時代の面影を残した下町をゆっくり散策してみるのも良いものです。今度は春の桜が美しい谷中霊園でお花見もよろしいですね。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者Fain カテゴリー こころ豊かに

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フォト : 谷中・根津・千駄木「根津神社」

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