メイン

おもてなし心 アーカイブ

2008年05月02日

神楽坂界隈

arai.jpg


同好の友人たちと神楽坂でまったりとした夕食を共にしました。友人の一人が時々使うというお気に入りのお店を予約してくれました。そこは神楽坂通りの裏通りの横丁にある町屋造りの一軒屋で、「阿ら井」というお座敷二つの粋なお店でした。普段は予約で一杯だそうですが、月曜の夜でしたので運よく一部屋貸し切りで、ゆったり会席料理を堪能することができました。先付けから始まり、お吸い物、煮もの、焼き物、お刺身、天婦羅など7品に最後は海苔茶づけと香の物、果物で〆です。これで5000円、3500円のコースもあるそうです。
お料理もさることながら、器や箸袋、箸置き、徳利、お猪口のひとつひとつに女将の心意気を映し、玄関からお座敷の隅々まで掃除がいきわたり、特にお手洗いが清潔に整えられて、気持ちよく使わせていただくことができ、そこここに、おもてなしの心づかいが感じられました。
また、女将は私たちの会話の邪魔にならない程度に、お料理の説明やら、お店の由来、昨今の神楽坂の様子などさりげなくお話しされ、和の粋なおもてなしの極意を学ばせていただきました。
今でも神楽坂には30人の芸者さんがいるそうで、芸者さんが上がる料亭が6軒残っているそうです。昔は600人の芸者さんが行き交っていたそうな。
帰り道、ほろ酔い気分で石畳の横丁や階段をそぞろ歩いてきましたが、一軒一軒の店構えに主の見栄がはんなりと息づいており、小粋な風情に魅せられた神楽坂の夜でした。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin カテゴリー マナーおもてなし心

-----------------------------------------------------------------------------

フォト : 神楽坂 日本料理屋 阿ら井 http://bimiarai.web.fc2.com/

2008年05月23日

玄関の表情

私は一、二ヶ月に一度、数人の仲間と一緒にS先生のお宅に伺うのを楽しみにしています。その理由はもちろん先生にお会いしていろいろとお話を伺えることですが、その他にもう一つあります。それは先生のお宅の玄関です。お邪魔するたびに飾りがかわっていて、それが何とも言えず可愛いのです。クリスマスには小さなねずみのエンジェル達が迎えてくれましたし、前回は高さ10センチほどのこいのぼりが飾られていました。どれも手作りと思われる優しい風情で、実際に奥様のお母さまの作品が多いとか。その季節に合わせて玄関を飾り、来客をもてなす奥様の心配りをいつも嬉しく思っています。
我が家を振り返りますと、せいぜいクリスマスとひな祭りにそれらしく飾る程度です。普段は小さめの額と鍵類の入った木の箱と印鑑のケース。われながら味気ない玄関だと思います。たまに外出するついでに出すつもりの郵便や生協の申し込み書が置いてあることもあります。ちょっとのつもりで置いてしまいますが、そういう時に限ってどなたか訪ねていらっしゃってばつの悪い思いをいたします。迎える側に心のゆとりがなくて忙しく過ごしているとそれは不思議なものでお客様にも伝わってしまいます。
玄関はお客様をお迎えする大切な場所です。部屋まで上がらず玄関先で用事が済む方がほとんどです。掃除が行き届いているのはもちろんでしょうが、季節感のある玄関を心がけお客様をゆとりをもってお迎えしたいと思います。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Fuwari カテゴリー マナーおもてなし心

2009年01月20日

八ヶ岳おろし

maki-1.jpg


 八ヶ岳おろしが冷たい風をつれてくると、私の住んでいる山梨の家は、冬の真っ只中となってきます。朝は3台のストーブをつけ、朝の支度をする。一番辛い時でもあり、空気がきれいで冷えきっています。それでも家の前の畑は、まだ緑のほうれん草や小松菜・白菜・大根の葉が青々と繁っているのでほっとしています。植え付けが遅いので(虫に食べられて育成が遅れ)寒くなると虫もいなくなり、やっと大きくなってくれるのです。
 千葉の家の友人が、お正月に山梨の方に帰る時、“お母さんに”と贈り物を下さいます。うれしく頂き、今日、箱に野菜を詰めて貴女宅にお送りしました。一番お世話になっている友人ですが、“野菜が甘くて楽しみにいただいています”と、いつも喜んでくれます。多くの方に(千葉の家の)土産にとお渡ししますが、喜びの言葉が一番心に残るのは何故でしょうか。人の心・人の生き方に共感できる大きな力を持っているのでしょうか。40年来のお付き合いですが、礼儀を忘れない仲なので長く続いているのでしょう。信頼は短期間では出来ませんね。そして、大切な友人は宝物のように人の心を光輝かせてくれます。貴女の高血圧症が、この青い葉で良く(癒える)なってくれればと願っています。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 コラールピンク カテゴリー おもてなし心

2009年06月26日

文化流行最前線 高架下の魅力を紹介

 いつの時も、人と人のつながりが大切。ラーメン店のオーナー曰く、「誠心誠意客のおもてなしに徹する、夢の実現の今、景気の悪さは感じていない。」と(NHK TVから)くぎづけである。必要あってよく訪れる新橋駅。その高架下は、サラリーマンが駅に入る前にちょっと一杯、その日のウサを払う。狭いスペースなのに人気のスポット。入れ替わり客がテーブルにつく、ここにもサラリーマンの文化が…
 小田急線の経堂駅、この高架下にはなんと図書館。帰宅前に、サラリーマン、OLが本を借りていく、「便利で嬉しい!」とお目当ての本を小脇に満足顔。
千葉県は浦安駅の高架下はホテル、近代的なホテルは、80%の稼働率とか。駅の下とは便利そのもの、使い勝手がよく、しかも安眠できる。これも今ようの文化である。思いがけないスペースを上手く活用。安全と安心は当たり前のこと。便利に使えて値段も手ごろ。オーナーが代わってもそこに行けば満足が得られる。受け継いだ文化は、人から人へとつながっていく。ここにも相手の喜ぶ顔をイメージして、こちらも嬉しいと喜びの姿でお客に応えているのである。新たな発見にまたまた感動である。
文化とは、相手の心を開き喜びとするものでもある。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー おもてなし心

2009年08月22日

引継ぎの大切さ

引継ぎの大切さ  --- 大切なお客を後任に紹介 ---

 Coffee Shopの店長が転任です。
 「この度、本社の内勤になります。近々お目にかかれましたら、新店長をご紹介します。」とさりげなく、彼女は残り少ない職場の様子を見に来ていたのであろうか… 私服姿で私に声を掛ける、前任者もまたその前の店長もそうであった。大切なお客にさりげなく、移動することを伝え、感謝の言葉と変らぬご愛顧を願って別れていくのである。神戸へ京都へと…(その後の仕事振りは皆目わからず仕舞いであるが…)
 もうどのくらい前になるのであろう… 駅ビル内のCoffee Shopが開店と同時に、豆の購入と、時折カウンターでCoffeeを楽しむこともしている。店長以下3から4人のアルバイトも含めて女性ばかりのスタッフがShop担当。シーズンに合わせて、煎れたてのコーヒーの試飲サービスも楽しめ、若いスタッフのコスチュームとともに、時折はずむ客との会話も店内ではここだけが他の店とは異なった、親しめるオアシスのような場でもある。常連客とは言葉をかわしたことはないが、目が合ったりするとお互いに笑みがこぼれる。お客は中年の男女がちょっと一休み。買い物の帰りに、通りすがりに、カウンターが空いていると一息ついてということであろう… 長居をすることもなく、煎れたてのコーヒーを、時にはおすすめのケーキやドーナツとあわせていただき、この夏は手作りの水羊羹がおすすめである。
必要とされて働くことの嬉しさは格別。現場にはない新たな発見も含めて、働き甲斐のあることを祈りたい。将来のある社員にキャリアを積ませて、チャンスを与える職場はここにもあった。それぞれにやりがいのある仕事に携われることも大切な人生。細やかな心遣いは当たり前であるが、真摯な姿にエールを送りたい。

PS. レシピも用意されており、さっそく我家でも作ってみる。(レシピは彼女の置き土産)羊羹は日本酒にもあわせて愉しむのもワタシ流。ブルーマウンテンのアイスコーヒーに寒天を加え、こし餡と砂糖を入れ煮詰めて型に流し、冷やして出来上がりである。器も冷やして、好みの形に切り分け盛り付ける。今年もまた、夏の愉しみが増えて嬉しいことである。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー おもてなし心

インターネットから取得できる実用マナー検定

2010年01月26日

ファンを作るには…

 私はいつも、電車とバスを乗り継いで通勤している。特にバスにおいては、毎日違う運転手の方であるが、何度も顔を見たことがある運転手さんもたくさんいる。そのような毎日で、いつもきちんとした対応でお仕事をしているなあと感じられる運転手さんがいた。その方は、挨拶をはじめ、全くバスの乗り方を知らないお客様に対しても懇切丁寧な態度でもって教えてあげたりしている。他の運転手さんは、正しいバスの乗り場を黙って指だけで指し示す人もいれば、「このバスじゃないよ」とだけ冷たく伝えるだけの方もいる。しかし、常に誠意ある態度でもってお客様に接している運転手さんは本当にいつも素晴しい。
年齢はまだ30代前半であろうか… そんなある日、私の地域でとても寒い朝を先日迎えた。バスターミナルで寒さをこらえてやっとバスが到着し乗り込むと、余り暖かさが感じられない。「あれっ」と思っていると、お客様が全員乗り切ると、運転手さんは立ち上がり乗客に向かって、「申し訳ございません。暖房が故障しており、皆様にはご迷惑をお掛けいたします。」旨を伝え、またお詫びし、深々と頭を下げたのである。この行為だけでも驚くのに、何と乗客がブザーを押して降りる度に、一人ずつ、「本日は申し訳ございませんでした」と必ず声を掛けられていたのである。
この誠意ある態度に心を打たれ、その光景を見ているだけで、心もそして体も温まっていったことは言うまでもありません。今までも同じような故障は必ずあったが、そのような応対をされたのは初めてであった。あの運転手さんには、ずっとお世話になりたい。久しぶりにお客というより、ファンになった気がした!

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Oyasai カテゴリー おもてなし心

----------------------------------------------


インターネットから取得できる実用マナー検定

2010年02月25日

伊香保へGO!  (1日目)

ikaho_1.jpg


「やっぱり旅館はいいね」

 主婦はいつもそれなりに忙しい、しかしあまり報われない・・・たまには流行りの‘自分へのご褒美’ということで、友人と一緒に冬の伊香保温泉へ一泊二日で行ってまいりました。
 電車を指定席にしてあれば待ち合わせを特にすることもなくて便利ですね。私は上野から、友人は大宮から、各自、駅弁を調達して乗り込みました。渋川からはバスです。降りたバス停から電話をすれば旅館からのお迎えを頼めますが案内には徒歩3分と書かれていたのでお迎えは自主的に辞退して歩き始めました。山の中の温泉郷ですから坂道でしたが、すぐに旅館に着きました。チェックインには少し早かったのでロビーで待たせていただきました。その間に出していただいたこぶ茶になんと本物のこぶが入っていて楊枝がついています。粉末のこぶ茶しか知らなかったので、ちょっと感激してしまいました。

部屋に案内されると、ちゃんと生花が活けてあり、お茶の用意とお茶受けのお菓子にお漬物、こういうところが日本旅館のいいところですね。しばらく休んだ後、伊香保神社と石段街の散策にでかけました。旅館の車で石段街の途中あたりまで送っていただき、さぁ名物の石段です。伊香保神社は石段街の一番上にありますから、登って登っていい運動になりました。ふと振り返ると素晴らしいながめです。遠くの山並みは雪をかぶって白く輝いて見えました。さて、帰りは下り。途中にあるレトロなお店をのぞきながらのんびりと旅館まで歩いて戻りました。冬にしては暖かい日で夕食前のほどよい散歩になりました。

 温泉も、大浴場と露天の両方を楽しみ、くつろいでいると食事が運ばれてきます。何もしなくても夕食になるなんて、主婦にとっては何よりの贅沢と感じます。いつもお疲れの友人が8時にマッサージを頼んでいた関係で、6時半にお願いしていた夕食が少し早く運ばれてきました。部屋の係の方が気をきかせてくださり、私たちが部屋に戻っているのを確認して時間をはやめてくれたのです。こういう細かい気配りをしていただくと、旅館の印象がぐっとよくなりますね。
 目にも嬉しい盛り付けなども楽しみながらおいしく食事をいただき、あとは夜も更けるまで、楽しくおしゃべりをしながら一日が幸せに終わっていきました。(つづく)


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Fuwari カテゴリー おもてなし心

-----------------------------------------------------------------------------

フォト : 伊香保神社の石段

就職に活かせるマナー検定はこちら

2010年03月23日

一流企業の撤退!

10.3.19_isetan.jpg


--- この街に、ひとに、たくさんのありがとう--- 2010 White Day

ISETAN吉祥寺店の店内のエスカレーターの降り口で、感謝のクッキーがお客様に一つずつプレゼントされたのである。
 手もとの、パッケージされたクッキーをながめて、これはプレミアもの…と感慨深くながめているのであるが…
 店長の挨拶に客から拍手があがった正面入口で、従業員を背に大勢のお客が並ぶ前である。「本日をもってISETAN吉祥寺店は閉店します。これ迄の間、様々なお客様に支えていただき、誠に有難うございました。」と38年の歴史に幕を降ろしたのであった。
 「首都圏で住みたい街」のランキングでいつも上位になる吉祥寺。人波の絶えない駅前商店街の中心部にあるISETAN。新宿、渋谷から20分、中央線と京王井の頭線を利用の若者で賑わうところでもある…が、歴史と文化の香る、ミドルエイジも楽しめるオシャレな大人の街でもある。
 「百貨店」は選び抜かれた商品を提供するところ。そこにお客が集まり、商品に接客にとお客は満足する。百貨店とはそのようなところ。一流企業の顔が一つ消えていった。店を愛して利用していた客は困惑、この先どのように…と、昨年の3月に閉店を発表してから、利用客は残念に思いながらも、店から離れずに、客として店員とのコミュニケーションも楽しみながら満足を得られる店として、これまで愛してきたのである。私もその一人であるが…
 この日、お別れの挨拶を兼ねて、おいしく提供してくれている店でランチをいただく。レジでの支払いどきに添える店長のユニークなことばと笑顔。また味わいたいと、料理とホスピタリティーはお客を満足。支払がいのある店は、どこに行っても健全であるだろうと…
 いくつかの売り場で最後の買い物をし、お礼を述べる。店員の方々の有終の美を飾ったファイナルの姿。客と店員の関係は、時代と共に育まれ、一流企業の顔としてよい関係は続いていった。
 仕事で得たスキルとホスピタリティーは錆びることなく、これからの人生でも輝いていくことであろう… 客としての満足度は忘れられない思い出。
 出会いとは別れでもある。この春の別れは格別である。
 時代が、要求が変化し、あそこもここもといくつもの店が変わっている。文化やホスピタリティーは成長する街になくてはならない。変化は避けられないものの、「人の集まる、何かが生まれる。」よろこびの街であってほしい、と願わずにはおれない。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー おもてなし心

---------------------------------------------------

フォト : 感謝のクッキー


就職に活かせるマナー検定はこちら

2010年04月05日

白雪姫のお城

Alcazar-Segovia.jpg


 娘と2人でスペインに行ってきました。マドリッド市内やトレドの観光、そして本場のサッカー観戦など短い中にも盛りだくさんの予定を詰め込みました。順調に予定をこなせたので、予備日のつもりであけておいた最終日が暇になってしまいました。そこで、白雪姫のお城のモデルになったセゴビアのアルカサル(王宮)を観に行こうということになり問い合わせてみると・・・日帰りのツアーは行なわれないというのです。どうしたものか迷っていた丁度その時、半日市内観光に行った時の日本人ガイドさんからホテルの部屋に電話がかかってきました。用件は支払いの間違いについてだったのですが、私がセゴビアの話をだすと、それは事細かに情報をくださいました。
 セゴビア行きのバスは私たちの泊っているホテルの目の前から出発すること、約1時間で着くこと、マドリッドに比べて随分寒いこと。そして、セゴビアに着いてからの観光の順番、写真を撮るポイントなどなど。ここまで教えていただいたら、もう行かねばならないでしょう。
当日の朝、ホテルを出てバス乗り場を探していた私にホテル前で客待ちをしていたタクシーの運転手さんが「駅を探しているの?」と聞いてきました。「駅ではなくて、セゴビア行きのバス乗り場」というと親切に教えてくれました。言われた通りに帰りの時刻がブランクになった往復チケットを買いました。バスの中では連日の疲れからか眠ってしまい、目が覚めてびっくりです。なんと一面の雪景色。外の気温は零下3度。晴れているのに身を切るような寒さの中でしたが、ローマ時代の水道橋、大聖堂そしてお目当てのアルカサルなどを見て回ることができました。

情報をくれたガイドさん、乗り場を教えてくれたタクシーの運転手さん、彼らにとっては他愛ないことでも観光客にはどれほどありがたかったことか。私も街で困っている方を見かけたら、外国人、日本人を問わず、親切にしてさしあげたいと思った素敵な経験でした。おかげさまで素敵なショートトリップになりました。グラシァス(ありがとう)!

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Fuwari カテゴリー おもてなし心

-----------------------------------------------------------------

フォト : セゴビアのアルカサル(王宮)

インターネットから取得できる実用マナー検定

2010年07月06日

日本人のもてなしに注目

china.jpg


 「笑顔で“ニーハオ!”親切で礼儀正しい日本人の対応は好評である。」
中国からのお客に、日本での旅行を楽しんでもらおうと、政府観光局も余念がない。笑顔で“ニーハオ”とお迎えすること…と。
 中国人観光客が増大する。理由は、ビザの対象が中間層まですそのが広がる。ゴールドカードを所有し、犯罪歴が無いことが条件である。日本各地の観光地はもちろん、ホテルのフロント、銀座の有名ドラッグストア、都内のタクシードライバーに至るまで、中国語を話せる人を配し、中国人観光客をターゲットに営業を展開。NHK TVの映像から、様変わりする様子に驚く。
 7月1日の富士山の山開きに中国人観光客も、美しい富士山にと多数訪れている。ゴールドコースがお目見え。富士山を眺め、富士吉田の遊園地で楽しみ、日本のハガキにスタンプを押して中国へ送るのが人気であるとか。中国語での対応も、なかなかなものであった。京都や大阪もコースに入っているらしい。ツアーだけでなく、個人で日本を訪れたいと、女性客は花火や金魚すくいもしてみたいと述べている。日本の風物詩も楽しみたいのである。ぜひ経験して欲しい!出来うることなら、浴衣を着て楽しんでもらいたい…と、そんな思いもよぎる。
 ショッピングやサービスだけでなく、日本人のもてなしは好評。さらに磨きをかけて美しい日本の思い出もお土産にもってお帰りいただきたい。心のもてなしを第一に…そうすれば、経済効果もさらにアップすることになる。また日本に行ってみよう…!と。
 先頃聞いた話であるが、もう7年も日本に滞在の日本語を勉強している中国人女性が、久しぶりに中国に里帰り。静かで親切な日本人との生活に慣れたからであろうか、「中国人はうるさくて、早く日本に帰りたかった…」とのこと。日本も中国人観光客が増大することで、大きく変化がありそうである。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー おもてなし心

---------------------------------------------------

フォト : バスツアーで富士山五合目に到着の中国人旅行者(日経ビジネスより)

インターネットから取得できる実用マナー検定

2010年07月09日

絶品!桃のスープ

soup.jpg
          

 TVスープ職人チャンピオンの金子隆一シェフのお店、和風フレンチichiRyuに伺いichiRyuランチをいただいて参りました。お目当ては、7月上旬から8月上旬までの桃のスープです。
 六本木一丁目駅から飯倉片町方面へ向かい、行合坂(いきあいざか)を経て、交差点を左折、レストランキャンティ横の路地を曲がると、ichiRyuのひっそり佇む看板を見つけました。奥様のお出迎えを受けて店内に入りますと、そこはベージュに統一されたインテリアとオルゴールのメロディーが流れる癒しの空間です。
 シェフがプロデュースする、初めていらっしゃるお客さまも家族の気持ちでお迎えする「お帰りなさい」のおもてなしは、本当に居心地が良いものでした。テーブルクロスやカトラリーも敢えて取りはらい、お箸でいただけるのは無用な緊張感がなく、お料理を堪能することだけに集中できます。
 サービスの白ワインとホタテの網焼きの温前菜に感激していると、冷製の桃のスープが登場しました。香り、お味、温度、色彩が絶妙なハーモニーを奏でている芸術品、まさに五感でいただきました。今、後悔しているのは、もっとゆっくりいただけば良かったということです。桃は山梨県産とのこと、材料は他に牛乳と生クリームを使うそうです。
 シェフは、素材を最高に活かすために、素材に「どうして欲しい?」と問いかけ素材と会話するとおっしゃっていました。また、素材は手をかければかけるほど味が活きるとも言われ、可愛がれば可愛がるほど良い子になると。
 洋梨、そら豆、黒豆、聖護院蕪などのスープも旬に合わせて提供されます。
素材を心から愛し、最大限の持ち味を引き出すシェフの技と飾らないお人柄に出会いにぜひichiRyuをお訪ねください。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin  カテゴリー おもてなし心

----------------------------------------------

フォト : 桃のスープ

P.S ---ご案内---
金子シェフのフレンチ「桃のスープ」を味わうランチの会を実施します。
日時は、7月28日(水)PM.12:30より
ご興味のある方は、お問合せ下さいませ。(03-6696-2711)

インターネットから取得できる実用マナー検定

2010年07月15日

年代物のワイン

wine.jpg


 先日、私たちの結婚に際し、仲人を務めてくださった大学時代の恩師のお宅に招かれました。お招きの趣旨は‘新婚旅行のお土産のワインを皆で飲みましょう’というもの。あの当時すでに年代物、私たち夫婦は春に銀婚式を迎えたのでいったいどんなことになっているのやら。

 お目当てのワインはシャトー・ムートン・ロートシルト、1970年物です。今でこそワインのラベルに絵画が用いられることは珍しくなくなりましたが、ムートンはその先駆けとなったワイナリーでした。ピカソやミロ、ウォーホルなど、ボトルは著名な芸術家の作品で飾られました。私たちが買い求めた年はマルク・シャガールの絵です。(今ちょうど上野でシャガール展が開催されています。)

あの時、新婚旅行先のパリで買い求めた時点ですでに15年物。それから25年を恩師の家で過ごし、つごう40年の時を経て眠りから覚めるのです。ワインはあけるとすぐ酸化が始まるということで、グラス、お料理と準備万端ととのえて、いよいよコルクを抜きました。 

 奥様が作ってくださったローストビーフとそれはそれはよくあって、食事をますますひきたててくれる深い味わいのワインでした。一口目より二口目とだんだんに味がなじんでおちついてきます。私のようにワインに詳しくないものにもその変化は感じとることができました。

 食事の途中で私たちの結婚式の写真(集合写真と2人の写真)まで出してきてくださったのには驚きました。もう何年も見ていない写真です。懐かしくもあり、気恥ずかしくもありです。ご無沙汰ばかりの私たちですが、銀婚式を覚えていてくださって、そのお祝いをしてくださったのだと。そのためにあのワインを大切にとっておいてくださったのだと、幸せな気持ちになった夜でした。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Fuwari カテゴリー おもてなし心

-----------------------------------------------------------------

フォト : シャトー・ムートン・ロートシルト

インターネットから取得できる実用マナー検定

About おもてなし心

ブログ「冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記」のカテゴリ「おもてなし心」に投稿されたすべてのエントリーのアーカイブのページです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

次のカテゴリはこころえです。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35