『茶室での作法』

梅雨晴れの初夏を感じさせる目映い一日、マナー文化教育協会の特別講座「茶室での作法」に参加いたしました。
神楽坂下、明治2年創業の「志満金」で点心をいただいた後、地下1階の茶室「山庵」へ伺いました。
茶室での作法は、入室の準備から始ります。寄付となるところで身支度を整えます。和装の場合は足袋を、洋装の場合は白いソックスに履き替え、腕時計やアクセサリーをはずします。そして自分の荷物を風呂敷で包みます。荷物を一つにまとめておくためには、風呂敷はとても重宝です。寄付での身を整える緊張感と静寂さは、日常とを隔てる静謐な時空間であると感じました。
つくばいで手を清め、お茶室に通されたら、床の掛け軸、花、釜、棚を拝見します。時節に合わせられた掛け軸『一雨潤全山』、一輪の紫陽花、芒種に合わせた種入れの水指にご亭主の歓迎のお心遣いを感じます。
お菓子は、名も「水無月」、ういろう仕立ての上に小豆をちりばめた爽やかな甘味のご用意でした。濃茶の色、舌触り、甘さ、温度など深い味わいに触れさせていただいて、五感で堪能する粋だと学ばせていただきました。
茶道は、建築、焼き物、書道、華道、和服、和菓子などの日本の文化との関わりが深く、統合された和の文化であり、人と人との温かい心の交わりが原点にあることを知りました。
お茶室でのご亭主の細心のお心遣い、無駄のない動き、お客との息の合った所作などから、忘れかけていて和の心に気づかせていただく機会を頂戴いたしまして、日常の生活でも心がけていきたいと思いました。
冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin カテゴリー マナー作法
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フォト : お茶席の写真


