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季節の話題 アーカイブ

2007年08月02日

夏料理「えだまめ」

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日本の夏を楽しむ、を考えた時私は食からをあげてみました。
夏の風物詩とされている食のなかには古くから伝わるものや、
面白い歴史を持つものなどがあります。
この時期、枝豆はビールのお供として欠かせませんが、いつ
頃から日本で栽培されたのでしょう。
調べてみましたところ、縄文・弥生時代には栽培されはじめ、
鎌倉時代には枝豆が食されたといわれます。枝豆にはアル
コールの分解を促し、肝機能の働きを良くする成分が含まれ
ていることからまさにビールとの相性が良い事がわかりました。
ご参考にしていただければ………

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Angel カテゴリー旬の話題(季節)

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フォト : えだまめ(グラフィック100万人の野菜図鑑「えだまめ」より)
http://alic.vegenet.jp/panfu/edamame/edamame.htm
野菜図鑑は独立行政法人農畜産業振興機構のホームページより
http://www.vegefund.com/

2007年08月08日

“ストリートライブ能”

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“能楽金春祭り”今年も8月7日に平和を祈願し、泰平を喜ぶおめでたい曲が銀座の金春通り路上で演じられました。千年の古儀を誇る「奈良金春」の能楽です。
七月九日に学習院大学の講堂にて金春流宗家の「能楽」についてのお話をおもしろおかしくうかがい、ご宗家の能をぜひにと出向いた次第です。毎年恒例となった江戸文化を継承すべく、この行事は能楽講座を導入して開催、八月一日の宗家の講演をかわきりに、三日は謡・仕舞、四日は楽器、六日は装束と、能についての知識を深めていきます。いよいよクライマックス、日枝神社系様式にてのしつらえを正面に、くじらまくが張られ、路上にての舞台と観客が一体となり能楽の世界へいざなわれます。ネオンの輝く銀座八丁目のこの一角はまさに別世界となります。
能楽番組は約一時間にわたり、延命冠者・父尉・鈴之段・弓矢立会と奉納能の儀式はおごそかに行われました。
簡易のイスに腰をかけ、客はこの時を共有し、ひと時現世を忘れます。路上であるがゆえに、シテ方の足元は全く見えず残念でしたが。(私はこの足元が大好きなのです)
ご宗家の、学習院での装束無しでの所作がやきついておりましたので、伝統とはかくあるべきかと、愛好家であった秀吉におもいをはせました。秀吉の庇護のもと大いに興隆し、金春家は能楽の筆頭として召しかかえられました。江戸時代、幕府直属の能役者として庇護し、金春・観世・宝生・金剛の四家があり現在に至っています。こうしてつかの間、古からの伝統能を目のあたりにすることが出来、「おもいは行動によって実現する」
ことと、至福の時を得ることが出来ました。
開催者の最後のあいさつに、暑い中この祭りに協力してくれた地元の方々、観客の皆様への感謝の言葉が心に残りました。何事も、主催する側と、お客があったらばこそ実現することの大切さを、流れる汗をぬぐいながら、今さらに感じた次第です。
金春家の家紋「五星」を、日向紋(白抜き)、陰紋とで染めたそろいの浴衣姿の地元の男衆、女衆の粋な姿がひときわ私の目をひきました。帯に扇子をはさみ、素足に下駄と、夏姿は涼しげでとてもステキで、江戸姿に好感が持てました。
金春通りに面したビルの一角にマナー教室として授業をもっていた関係から、金春湯の残り湯を使って毎年八月に実施している「打ち水大作戦」で、浴衣姿の男女が打ち水をしている様子が目に残っています。この金春湯は、文久三年(1863年)より続いており、一番湯を待つサラリーマンや、常連のお客が今もこの金春湯を楽しみに利用しています。一度体験してみたいもの、銀座の銭湯を! そしてずっと続いて欲しいと願います。
能楽の後は、しにせのそば屋に入り、ビンビールにまぐろのぬたでまず一杯、ザルそばを口に入れ、その後はそぞろ歩き、銀座四丁目の甘味店でお汁粉に舌づつみ。

2007年08月18日

男のきもの

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連日の猛暑に閉口するが、このお盆休みは妖怪に出会う時でもある。
ことに夏の夜を涼しくするには「怪談」、「幽霊」と「お化け」は似て非なるもの。
(前者はうらめしい相手をねらって出る、後者は土地や建物について誰が通り
かかっても出る)
菊乃助ファンの私は、どこまでも美しくおそろしい日本の夏を堪能したく、
「怪談」を上映中の劇場へと出かけてみました。

もちろん映画初出演を果たす、人気・実力ともに若手歌舞伎俳優を代表する存在の
尾上菊乃助、所作の一つひとつに洗練された和の美しさが香り立ちます。
美しい顔立ちとやさしい心を持った男、時代は江戸、煙草売りの新吉役にて終始
役を通しての衣裳とあいまった所作がエンドロールまで私を引きつけて、未だに
脳裏にやきついている。
きものをひもといて・・・普段着(労働着)としての、唐桟縞に角帯をしめた単衣の
紺地のきものは、煙草売りの姿。夏姿の濃紺の紗と透ける白の襦袢のコントラス
トの絶妙さ、粋な若々しいすがたは現代にも通じるもの、若だんなとしてのそろい
の羽織、長着の姿、格式ある男性のきものは羽織がつきもの。浅黄色の上品な
きものに役柄が表現されている。
 本来、式服としての黒の羽織と長着には、五つ紋つきに袴を着用するもの、
これを略し紬地の羽織と長着に袴姿。日常着としての着流し(羽織、袴をとっ
た姿)、襦袢の襟をきものに合わせて濃淡でたのしみ、角帯の結びをうしろ
中心より少しずらす。
裾をけるごとく、さっさと軽やかに歩く。
浴衣姿を見かけることの多い昨今、サラットきこなし、きものと所作の見事にあった
様子はうなってしまうもの(やはりナレがそうさせるのでしょう・・・)
男のきもの姿は全体から発する魅力、内面がいっそう表れるようでこわい気もする
が、時には堂々と、また粋にと男性のきもの姿が目につく和の文化では、舞台など
「出」の衣裳は必ず紋つき羽織、袴姿である。
 茶道における姿も着流しはなく、十徳を羽織ります。
知人のシャミソニヤン氏(三味線ひきと語り)は一年中きもの。洋服でお目にかかっ
たことがない。T.P.O.に合わせ、ご自分の体に合わせ、時には個性的に装いを楽
しんでおられる。
足袋やはきもの、小物に至るまで江戸時代からのこの姿は現代でも芝居や
映画を通して、また和の文化の中で、伝統行事では当然のごとく和服着用
である。
堂々と立派に、きもの姿は時にはやさしく、色っぽく、粋に、女性のそれと
は大いに異なって、時代を通して私の目をたのしませ、また、威厳をもって
せまってもくる。

近いうちに、そのようなドキドキする場面にそうぐうすることを楽しみに…

「怪談」 原作、三遊亭円朝による幕末から明治にかけて自ら創作した噺である


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題

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フォト : 日本の夏、『怪談』。『怪談』とくダネ・ガイドブックより

2007年08月22日

今年の鳴く虫の声第一号

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2007年08月24日

『手ぬぐい』の魅力

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夏になると、デパートなどのお店に『手ぬぐい』が並びますよね。
特に最近は、色々な色や柄があってとてもオシャレ。
若い世代でも「かわいい〜」と手に取りやすく、
それでいて、なんとなく“優しさ”や“懐かしさ”が
感じられてどことなく落ち着いたり、癒されるのが不思議。

実は、私も最近手ぬぐいにはまってしまったんです。
使ってみると驚くほど便利。
タオルではかさばるし、少し暑苦しく感じる、
でもハンカチだと逆に直ぐに濡れてしまって何枚も必要に。
そこへいくと、手ぬぐいは洗えばすぐに乾くし、軽くて、
そして大きさもあるため色々な使い道ができる。

先日もまとめ買いして、気分によって変えてみています。
柄の面白いものは飾っても絵になるし、テーブルセンター等インテリアとして
お部屋に飾ることができるのも手ぬぐいならでは。
また、ラッピングの代わりにもなりますし、
バンダナ風に頭に巻いても素敵ですよ!!

昔からあるものって、本当に便利なものがありますよね。
そして、今の時代に合うように工夫されて、
また活用されることはとても嬉しいことです。
日本の文化はやっぱり素敵ですね〜。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 airi カテゴリー 季節の話題

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フォト : てぬぐい

2007年08月30日

自分に負けないこと

「自分に負けないこと、チャンスを活かすこと」
熱い夏が終わります。いや季節はまだまだ暑さの中ですが・・・
TVを通して、また新聞の記事やラジオから、今年も全国から甲子園をめざして熱い
闘いをしてきた球児達の熱い夏が伝わってきました。
 私は春もそうですが、ことに夏の闘いは入場行進する球児達の姿を通して、画面
からせまりくるあついおもいでおもわず目から涙が(いや汗もながれますが)流れ
ます。高校生はなんと立派に成長しているのだろう・・・と。若さではちきれそう
な中、日頃の練習の成果を、うまい!と、うなるほどの守り、平常心を失わない
投球。チームが一体となってたたかうさまは、30℃にもなる部屋の中でウチワ
を片手に、姿をおいつづける私に元気を。熱のこもった応援に、昔とちがった
進化した姿で私を感動させてくれました。
 「一流は基本を大切にする」
この言葉はなにごとにもたとえられますが、きちんと基本を習得すること
にあるのです。
そこに結果が生じるわけですから。
 熱戦、熱戦の中、K大学OBの監督の言葉が耳にのこります。
一番大切なことは「自分に負けないこと」「チャンスを活かすこと」ですと。チーム
を信じて与えられたチャンスに自分の力を最大に発揮することが出来る。ピンチで
も、自分とのたたかいの中に勝利があると信じ無心にのぞむこと。これは実際に
体験をしたものでないと、
なかなか実感がないかもしれません。
 日本中をわかすこの夏の大会は、チャンスに応えられる自分でいることの大切さ
を,強く感じる時でもあります。それは日頃から自分をそのようにつくっていること
なのですね。
「ちょっと待て!」はないのです。
「どのような場面にそうぐうしても、最良をイメージしてやりとげる・・・」
夢の実現にむかって・・・
                                  

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題

2007年09月04日

公開講座「食文化をたのしむ」

マナー文化教育協会では「食文化をたのしむ」をテーマに和・洋・中の三大
食文化を会食しながらテーマを共有し、食材の恵みに、調理人、そして
サービスをしてくださる方々に感謝の気持ちを示しながら、おいしく、楽しく、
美しく、実施をしています。
9月はいよいよ秋のはじまり。この1日に「夏のヒロウ回復と紫外線で傷んだ肌と
ココロを自然の力でイヤス」プランの料理を堪能してきました。場所は虎ノ門
パストラルホテルの天壇(テンダン)にて。
12名のパーティからなる個室にての2時間はコースメニューによる冷菜から
スタート、大菜4種、湯(タン:スープのこと)、麺、点心(デザート)と、
ぞんぶんにそれぞれの食が体を癒してくれていることを感じながら、おいしく、
まさに至福の時を過ごしました。中国4千年の歴史と広大な土地からなる
豊かな食材、人々の旺盛なる食欲に敬服しながら、それにあやかるがごとく・・・。      
中国の人々は机以外、足の4本あるものすべて、飛ぶものは飛行機以外すべて、
何でも食する。そして、今、日本産の“ナマコ”も大人気とか。精がついて、
美容にも良いと最高級の日本のナマコを富裕族がこぞって指名している。
限りある食材に日本人の私は少々心配です。「不気味でもきわめて冷徹、淡美
、肴品中のもっとも佳いもの」と江戸の「本朝食鑑」もたたえています。
寡黙でつつましい生物と夏目漱石が詠んでいます。
次回は12月1日、そば文化をたのしみます。タイムリーな企画にご一緒しませ
んか?
天壇(テンダン)とは民衆の立ち入り禁止されていた神聖な空間「天子の祭壇」
をいい、現在、世界遺産となっています。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 いしいようこ カテゴリー 旬の話題

2007年09月09日

秋の七草

萩の花尾花葛花なでしこの花をみなへし藤袴又あさがほの花(万葉集)
先日長野へ参りましたら、ススキと萩をみつけました。東京でも向島百花園
では萩が咲き始めているようです。名残の夏のお隣に秋はやってきています。
自然は、いつも忙しくしている私にも、ねえ、ねえと呼びかけてくれている
ように、毎日毎日変化しています。時には驚異を見せつけることもありますが、
ほとんどの場合は癒してくれています。
さて、七草ですが、実りのない冬から一陽来復の春の季節には大地の恵みを
体にとりこみなさいというように、食することのできる草ばかりですが、
秋は目に美しい草花ですね。実りの秋には食するものがたくさんあるからで
しょうか?
梨、葡萄、栗、芋、米……。どれも大好きなものばかりです。
七草を愛で、虫の音に耳を傾け、美味しい味覚に舌鼓。夕日の美しさに魅せ
られつつも月を待つ。涼風に吹かれながら、お隣さんの今夜のおかずはサンマ
かな…?なんて、五感たっぷりの欲張りな秋の始まりです。萩、薄、葛、撫子、
女郎花、藤袴、桔梗、萩、薄、葛、撫子、女郎花、藤袴、桔梗……繰り返す
ことばの響きに眠りをさそう秋の夜長です………。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 usagi カテゴリー 旬の話題

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秋の七草参考ホームページ
http://kiransou.hp.infoseek.co.jp/akinonanakusa.htm


萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また 藤袴 朝貌の花
(はぎのはな おばな くずはな なでしこのはな おみなえし 
また ふじばかま あさがおのはな)       山上 憶良

2007年09月13日

限りある“時”に想う

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パバロッティ氏死去のニュースに、どうしてもブログにせずにはおれません。
それほど私の心に、耳に届いたあの高音の持主の氏を!
 プッチーニのオペラ中の「誰も寝てはならぬ」、皆様もいくどとなくあのメロディーを耳になさったことと思います。そうです。 トリノでフィギアースケートの荒川静香さんが金メダルを獲得した、あの曲です。(今もなお私の心に深くきざまれています。2006年のトリノ冬季五輪で開会式に登場、すでに2004年に引退でした)
 国連に平和のメッセンジャーとして任命され活躍、ポップスターとの共演など話題となりました。イタリア、100年の歴史に後進が出ないビッグスター、三大テナー、高音の持主、巨星と氏を評することばがつづきます。
 北イタリアのモデナに生まれ、4歳で歌にめざめ、25歳でプロ活動、強烈な個性の持主、人なつこい笑顔と人柄で日本でも広く愛されました。
 指揮者の小澤征爾氏は追悼のコメントで「何十年来の友人、スカラ座での私のデビュー
はパバロッティさんの強い勧めがあって実現した。彼の声はレストランなどで流れていてもすぐわかる。もう聴けないのは大変残念です。」と、又、後輩をそだてようとする気持ちの強い人。「こうした方が楽だよ」とアドバイスをくれたと、テノール歌手の市原多朗さんは言っている。
 東京での「三大テノール公演」が1996年6月に実現。私も国立競技場に足を運んだ一人です。会場いっぱいのお客と三大テナーをたのしみました。すばらしかったのです。場外でも歌声をきこうと、チケットが手に入らない方々がとりまいていました。
 あの感激がよみがえります。又、映像から、そしてラジオから流れる歌声に何度も何度もききいっていました。ウィーンでは、三大テナーのポスターが街中にはられ、彼等の活躍ぶりがうかがえ、たのしむことも出来ました。
 “努力は天才の母“と言われますが、感動をいただけるしあわせと感謝をいたしたしだいです。 

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー マナー

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フォト : 三大テノール公演のDVDより

※三大テナー:プラシド ドミンゴ・ホセ カレーラス・パバロッティー
        初めて、1990年7月にローマのカラカラ浴場にて実現。

2007年09月14日

「敬老の日」に思い出すこと

9月17日は「敬老の日」ですね。元々は9月15日が敬老の日でしたが、2001年の祝日法改正によって、2003年からは9月の第3月曜日が敬老の日となったのは皆さんもご存知かと思います。

敬老の日が近づくとついつい祖父母を思い出します。私の祖父母は父方母方共に既に他界してしまい、残念ながらプレゼントなどを贈ることはできないのですが、父方の祖父母とは一緒に暮らしておりましたので、特にたくさんの思い出があります。

両親が働いていたため、私は殆ど祖父母に育てられたのですが、実は大人になってその事がとても役立っているんです。
特に祖母には厳しく育てられました。普通おばあちゃんというと孫には優しいというイメージですが、私の祖母は全く違いました。どちらかというと口うるさく(ごめんなさい!)怖かったです。(苦笑)

挨拶すること、物を大事にすること、食べ物を粗末にしないこと、通常は母親から教わるような掃除の仕方やお米の研ぎ方なども祖母からでした。
そして、いつも祖母の口癖が「もったないない」でしたね。
例えば、トイレットペーパーは1回に15cmくらいで十分ですと言われ、幼いながらにも「それは無理だよ」と思ったことなど今でも忘れることができません。(笑)

漫才師・島田洋七さんのがばいばあちゃんのような名言はありませんが、無駄に使っては駄目と言いたかったのだと今では思えますし、その時々に身につけさせられた感覚は、今の私の原点になっています。マナーの原点を教わったのはもしかしたら、祖母からだったのかもしれません。今更ながら本当に感謝しています。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 airi カテゴリー 旬の話題

2007年09月20日

秋のハイキングに高尾山

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残暑が和らぐとハイキングにでも行きたくなる季節になります。
山と緑のオゾンを胸いっぱい吸い込んで、夏の疲れを癒やしに行きたいですね♪
東京から最も近く、よく行くスポットととして上げられるのは、【高尾山】でしょう。
私も何度も登っています。京王線で新宿から50分ほど。ケーブルカーを使えば
時間のない日でも、山の空気にふれることができます。
時間があれば、自分の足で汗を流しながら登ってみたいですね。足元のドングリ
を拾いながら、秋の七草はいくつみつかるかしら?
遠くの景色を眺め、行きかう人と挨拶を交わす。山歩きのあのすがすがしい挨拶
は同じこの自然を共有しているという親近感の表れなのでしょうか。自然の威力
は知らず知らずのうちに人間に美しさを分け与えてくれます。そんなことを考え
ながら、時々は、ふぅ〜と息をついてひと休み。あらぁ〜、昔はこんなに休んだ
かしら…?…なんて、我が身の変化に気付くのもよいかもしれませんね!?
さあ、いよいよ山頂!この瞬間はやはり最高に気持ちのよいものです!

さて、この高尾山には山頂近くに薬王院という真言宗のお寺があるそうです。
山登りもクライマックス。頂上ばかり目指していますから、気づかないで通り過
ぎてしまっていたかもしれませんが…。
そこに、「つもり違い10カ条」というのがあると今朝の新聞でしりました。
面白かったので、以下クイズ形式で載せてみます。皆さまも考えてみられては
いかがでしょうか?
1. 高いつもりで低いもの
2. 低いつもりで高いもの
3. 深いつもりで浅いもの
4. 浅いつもりで深いもの
5. 厚いつもりで薄いもの
6. 薄いつもりで厚いもの
7. 強いつもりで弱いもの
8. 弱いつもりで強いもの
9. 多いつもりで少ないもの
10.少ないつもりで多いもの
さあ、いかがでしょうか?いろいろな答えが考えられそうです。
職業によってもいろいろな答えが出てきそうで面白いかもしれませんね。
是非投稿してみてくださいませ。
また、答えを探しに秋の薬王院に出かけてみるのもよいかもしれませんv(^o^)v

(薬王院にかかがてある答えは次回のブログでお知らせ致します)


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 usagi カテゴリー 季節の話題

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フォト : 高尾山の地図 高尾山春夏秋冬ハイキングコースより

http://www.pat.hi-ho.ne.jp/strawhat/main.html

2007年09月25日

矢車草のブルー、9月の誕生石サファイア

サファイア.jpg

矢車草のブルー、9月の誕生石サファイア
 いつの頃からでしょう・・・宝石の知識はまだ幼いのにサファイアのブルーに
魅せられ、よそゆきのドレスはブルーを好みました。
青のイメージは私の心にどのように影響を与えたのでしょう・・・。
 9月の誕生石は“SAPPHIRE”サファイアを身につけると真実を語る人に
なるといわれています。ブルーの宝石は誠実を呼び起こす力があるようです。
サファイアはラテン語で青を意味し、中世迄はサファイアといえばラピスラズリ
のことでした。サファイアは紀元前7世紀以降、ギリシャ、エジプト、ローマで
ジュエリーとして使われ、中世には広くヨーロッパの王たちに好まれた宝石です。
13世紀にスリランカを訪れたマルコポーロも、その著書の中でルビーとともに
サファイアを高く評価しています。 スリランカのサファイアはそれほど価値の
ある重要な宝石であったようです。
 ロンドンの大英博物館では、イギリスの富と権力を誇る女王陛下のティアラに
飾られたサファイアを目にし、圧倒され一時見とれていました。
ロイヤルブルーとはまさにこのことなのだと! 王族たちに好まれ、ステータス
シンボルとして存在していたことがうなずけました。
 映画「タイタニック」の中でヨーロッパの貴族の娘ローズの胸に、大きなサフ
ァイアの宝石が輝いていました。その宝石のゆくえはなぞでしたが、宝石にはい
つの世もミステリアスな話があるようですね。
現代では生活の中のカラーがとりざたされ、色の放つ効果からカラーセラピスト
なる職業も出来、もてはやされています。
 又、エレガントな矢車草のブルーは、西洋料理を家庭にとり入れ創作花をアー
トフラワーと表現、パイオニアとして高く評価された飯田深雪さんに重ねること
が出来ます。
エレガンスを教えてくれる人として、飯田さんの、矢車草を帽子につけたブルー
のドレス姿は、まさに気品にあふれエレガンスそのもの。10月号のある婦人雑
誌にそのお姿を見ることが出来ます。
 私が矢車草の青はサファイアとして脳にインプットして30数年たちました。
本当に美しい花は人の目にふれないところにひっそりと咲くといわれます。外見
を通してはじめて本質をみきわめることが出来ます。
 宝石の中でもサファイアは、そんな心の目で楽しむ石におもえてなりません。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 いしいようこ カテゴリー 季節の話題

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フォト : ブルーサファイア

2007年09月26日

あさがお

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彼岸の最中、あさがおの花が咲きました。
濃いピンク色の大きな見事な花です。
もう一つ、明日にも咲きそうな同じ色のつぼみもあります。
今頃になって咲いたあさがおですが、
私は感慨深いものがあります。
このあさがおは、入谷のあさがお市で購入したものですが、大輪の四種類の
色の花が咲いてくるというものでした。
購入時はたくさんつけた緑の葉が美しく、専ら観葉植物のように葉を愛でて
おりました。
しかし、この夏の猛暑のなか、水遣りの不足と、玄関先の西日のせいか、
美しかった葉がほとんど枯れてしまいました。葉で隠れていた支柱がむき
出しになってしまい、3、4枚の葉を残すだけという、無残な姿になってし
まいました。
花は諦め、とにかく残った葉を生かそうと世話をしてきたのですが、美しい
花を咲かせてくれたのです。嬉しい限りです。
私はこの二つの花の種を収穫しようと意気込んでいます。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ブレンド カテゴリー 季節の話題

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フォト : イメージ写真「あさがお」

2007年09月27日

つもり10ヶ条の答え

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一昨日の夜は十五夜。東京は美しい月をめでることができました。
各地の友人からのメールでそれぞれの月を想像することができ、また何倍も楽し
めました。
「月は隈なきをのみ見るものかは」武蔵野の月は雲に見え隠れしながらだった
そうです。
広島の月も雲の合間からだったとか。会津若松はずいぶん遅くなってはっきりと
見えたそうです。コウノトリで有名になった豊岡は美しい月だったとか。私の住
む東京の月は、日の入りからはっきりと、冴えた空にきれいにみえました。左上
が微かに欠けた十五夜、まん丸お月様になるのは明日だそうです。十五夜が満月
とは限らないのだそうです。
ただ空を見上げるだけでも良いですが、そこにすすきとお団子をお供えすれば、
美的鑑賞から精神性にまで高められるお月見。
十五夜、十六夜、立ち待ち、居待ち、臥し待ち、更け待ち、とひたすら月を待つ
うちにいつしか秋も深まってゆくのですね。
さて、先日の【つもり10ヶ条の答えです(^-^)
1. 高いつもりで低いもの
<教養>
2. 低いつもりで高いもの
<気位>
3. 深いつもりで浅いもの
<知恵>
4. 浅いつもりで深いもの
<欲>
5. 厚いつもりで薄いもの
<人情>
6. 薄いつもりで厚いもの
<面の皮>
7. 強いつもりで弱いもの
<根性>
8. 弱いつもりで強いもの
<我>
9. 多いつもりで少ないもの
<分別>
10. 少ないつもりで多いもの
<無駄>

さあ、いかがでしたか?
もっと面白い答えを導き出した人もいらっしゃるのではないでしょうか?


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 usagi カテゴリー 季節の話題

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フォト : usagi photo 「今年の十五夜のお月さま」

2007年10月07日

暦を楽しむ「寒露」

こよみの語源は「日読み」なのだとか。他にも諸説はありますが、人間が暮らしていくには昔も今も暦は必要不可欠とされています。
現代ではカレンダーが暦に代わって日にちを確かめるためだけのものとなり、その用途は偏りがちです。けれども暦には日にちだけでなく四季のうつろいや、その自然に添って暮らしていく人間の知恵を読み解きできる魅力があります。
そして暦の中の言葉には私達が日常あまり目にしていない文字がしるされてあります。
今回は十月の暦の中で「寒露」は二十四節気(にじゅうよんせっき)の中の一つです。
二十四節気とは古代中国で作られた太陽の運行をもとにした季節区分法で、これはまた季節を知るよりどころでもありました。
各節気の一期間は十五日間です。
なお、この二十四節気が一ヶ月に二節ずつ配されて、正節と中気というように呼び分けられています。正節を基準として二節が始まり、これを節入りと言います。すなわち正節は十二節あることになりますね。その正節の中の一つに「寒露」があり、時期としては新暦の十月八日・九日ごろになります。日付が一定しないのは閏(うるう)があるからです。
「寒露」は秋分の十五日あとにあたり、「寒露」から気候は晩秋となって菊の花も美しく開き、草の葉の朝露を踏むと一段と冷たく秋の深まりを感じる季節が始まります。まさに季節を的確に表現するのが「寒露」の二文字なのです。
このように暦を楽しむことは、季節のうつろいに目を向けて、自然と共にそこに流れる時を自らの五感で少しでも感じ取ろうとすることでもあるのです。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Angel カテゴリー 季節の話題

2007年10月23日

今夜は十三夜

十五夜と十三夜は後の月は同じ場所で…!
今夜は十三夜。後の月です。
まん丸お月様ではないのですが、十五夜の頃よりも更に空が冴えて美しい月
です。それというのも、十五夜の頃は台風や秋の長雨で空も曇っていること
が多いのですが、この十三夜の季節はまさに秋晴れ!美しい月をめでること
ができます。
さて、この十三夜、実は日本だけの風習だそうで、平安時代から行なわれて
いると言います。十五夜は中国から伝わったものですが、日本人はアレンジ
能力が素晴らしいですね♪
秋晴れの観光シーズン、心も弾みどこかへ旅でもしたくなるこの時期、一方、
秋の収穫の時期でもあります。どこかへ出かけたい気持ちを抑え、農耕に
専念するためにも、「同じ場所で後の月を観ないと縁起が悪い」として、
戒めたようです。戒めや教訓をそのまま忠告めいて伝えるのではなく、
美しい言葉や行事にして表現する。日本人の昔の人たちの知恵ですね。

数年前、私は武蔵野で月見の会を催しました。
【十五夜の夕べ】と【後の月の会】です。
十五夜は台風と秋の長雨の中たった1日晴れた夜でした
(本当にラッキー(o^-')vでした)
すすきに燭台。二丁二枚の浄瑠璃「しょうじょう」秋の味覚の懐石料理に
奈良から取り寄せた清酒「しょうじょう」でほろ酔い気分。【芋名月】に
ちなみ、里芋に手作りの月見団子は十五個。そして、十三夜は【栗名月】
にちなんで、すすきに栗をあしらい、お団子の数は十三個。皆で短歌を
読み、浄瑠璃の曲をつけて語るという贅沢な催しでした。
昨年の十三夜は四国栗林公園の【掬月亭】でイベントをしました。
今年の十五夜は東京の都心からの帰りの道、車から愛でましたから、
今夜も帰りの車の中から愛でましょうか?帰ったら、私の簡単レシピ
栗のお菓子(栗を茹でてつぶし蜂蜜と混ぜてつなぎ茶巾絞りで形を
つけただけのお菓子)でもお供えいたしましょう。
家族は栗のままで(が)よい!?と言いますが…(^_^;)


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2007年10月24日

24日は二十四節気の【霜降】です。

お日様が遠くなる〜霜降
24日は二十四節気の【霜降】です。
大気が冷えてきて、草花に露がつく頃を【白露】(9月8日でした)その露が
冷たく草花に宿る頃を【寒露】(10月9日でした)露が冷やされ、霜が降り
始める頃を【霜降】といいます。農耕民族ならではの感受性を、美しい言葉で
表現した日本人の感性を私どもも感じて伝えていきたいですね。
この二十四節気ですが、本来の旧暦では約ひと月も先のことになります。その
上、地球の温暖化の影響で、寒さも厳しいわけでもなく、ピンとこない人も多
いかもしれません。
とはいえ、このところすっかり空気が冷たくなり、人々の服装は肌を覆い、その
色合いも白や淡い色鮮やかな色から、渋い濃い深い色合いに変わりました。
言葉は忘れられ、温暖化で気温の差が少なくなり、草花が身近になくなったと
は言っても、日本にはまだまだ四季の変化がそこかしこに感じられるものです。
秋色のワンピースにブーツ。ちゃんと季節を感じているのですね♪
太陽の黄道での一巡り(360°)を24に割って、15°毎に太陽との関わりを
示した(雨もまた太陽との関わりですから)のが二十四節気。立春と立秋を
0°180°としています。英語ではスプリングイクイノックスデイ(春分)
オータムイクイノックスデイ(秋分)
イクイノックスは【同じ】と言う意味ですから英語の方がわかりやすいかも
しれません。昼と夜が同じ日なんですね♪
春分の日から始まり15°ずつで太陽がだんだん日本に近くなり、清明ー穀雨
ー立夏ー小満ー芒種ー小暑ー大暑ー立秋ー処暑ー白露ー秋分(ここで180°)
ここからは太陽がだんだん遠ざかっていくわけです。「お日様〜、早く戻って
きて〜」というのが寒さに弱い私の気持ちです。寒露ー霜降ー立冬ー小雪ー
大雪ー冬至ー小寒ー大寒ー立春ー雨水ー啓蟄ー春分とひと巡りします。
ひとり言でも良いですから「今日はそうこうか…。寒くなったなあ」なんて、
オフィスでつぶやいてみるのもよいのではないでしょうか!


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2007年11月02日

年賀状、何も入れることはできないけれど

nenga3.jpg

ある新聞広告に目が留まりました。
丸1ページ割かれた広告には、
こんな意味の内容が、
短く素敵に綴られていました。
「年賀状はたった一枚の小さくて、うすい紙。
指輪も、セーターも、シャンパンも入らない。
でも、そこにはあなたの気持ちや言葉を入れることができる・・・」。
読み進むにつれて、私の心は温りぽかぽかに。
11月1日から年賀はがきの販売が始まりましたが、もうそんな時季なんですね。
一年で最初に相手に届く年賀状は、まさに心を贈るごあいさつ。
でも、ひょっとして、その贈った気持ちは年賀はがきの抽選で“海外旅行”
に変身してしまうかもしれませんよ(^・^)


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フォト : 日本郵便の新聞広告より

日本郵便 郵便年賀.jp 「年賀状は、贈り物だと思う」
http://www.yubin-nenga.jp/main/enter.html

2007年11月06日

暦を楽しむ「立冬」

今回は「立冬」についてお話しましょう。
「立冬」は前回も紹介しました二十四節気(にじゅうしせっき)のうち、十二節ある
正節の中のひとつです。新暦の十一月八日頃にあたり、暦の上ではこの日から
冬が始まります。

しかし四季の移り変わりが非常にマイルドな日本では、この時季に日没はどん
どん早くなって気温も日ごとに少しずつ下がり、時候の挨拶にも「初霜の便りも
聞かれ・・・」という言葉が出てくるように、世間では木枯し、初氷、冬枯れとい
う言葉を耳にはするのですが、実際にはまだ紅葉が色鮮やかな秋らしい季節
と言えるでしょう。この時季に春のような暖かい陽気になる日を「小春日和」と
表現することもあります。
本日はまだ十一月初旬ですので、晩秋の候という表現が適当かもしれません。

この“候”という表現について遡(さかのぼ)りますと、古代中国では各節気を
さらに三つの期間に分け、そのそれぞれに初侯、次候、末候という序数をつけ
た七十二候(しちじゅうにこう)という暦を用いており、ここにその発端を見ること
ができます。そしてそれぞれの候には一年にうち概(おおむ)ねその時季におこ
るであろう様々な現象を季節の移り変わりと共に生き生きと表現した、時候と
いう言葉ではまことに余りある精到な文辞(ぶんじ)が添えられているのです。

私達は知らず知らずのうちに、古代より脈々と伝わるすばらしい観念の一端を
手紙文の冒頭にしたためていたのですね。暦を季節のうつろいの一部として
読むだけでなく、その上に表された霊妙な言葉の魅力と実力を理解していく
ことも、また暦の楽しみ方のひとつなのです。
                           

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Angel カテゴリー 季節の話題

2007年11月17日

酉の市

kumade.jpg


11月も中旬になると寒いと感じることが多くなります。外出にはコート、
家ではストーブが欲しくなる頃でもありますね。そして酉の市が催される
頃でもあります。
『春を待つことのはじめや酉の市』(其角)「お酉さま」の愛称で親しまれ
賑わう酉の市。暮れの風物詩のひとつでもあります。
独身の頃、スキー仲間とのツアー計画会議?兼宴席?が盛り上がり「今日
はお酉さまだ」ということで大勢で浅草の鷲神社(おおとりじんじや)へ繰り
出したことを思い出します。
この市は値切るのが趣向だそうで、売り手と買い手のコミュニケーションを
楽しむという一面もあるようで、商談成立のあかつきには『手締め』と相成
ります。仲間の一人がよしとばかりにこのコミュニケーションに挑戦して極
めて大きな熊手を担いで帰りました。
「運をかき寄せる」「福を掃き込む」と、招福を願う縁起物の熊手。その発祥
は葛西花又村の酉の市で売られていた竹箒や熊手だそうです。
江戸時代にはこの花又村の鷲大明神の酉の市を「本酉」「大酉」「元酉」と呼
び、浅草の鷲大明神の方は「新酉」と呼んでいたそうです。
この酉の市、実は、花又村の大明神で行われていた収穫祭が元となってい
るのです。この花又村の大明神は、昔、ある武将が奥州征伐に向かう際、
武州葛花又村の寺のご本尊を拝借し出かけたところ、戦勝したので、帰り
にご本尊をお返しし、別堂を建てて大鷲明神として祀ったことに由来する
そうです。以降、武運の神様として参拝者が絶えず、のちに開運の神様と
して親しまれるようになりました。また、更に遡って由緒をたずねると、
それは、日本武尊(ヤマトタケルのミコト)が東夷討伐の帰路花又村に立
ち寄り戦勝を祝したことを縁とし、日本武尊の命日である11月の酉の日を
祭礼としたともいわれています。

しかしながら、武州は御府内から3里もあり遠かったことなどから次第に、
「新酉」浅草、鳥越の鷲神社が賑わうようになったようです。
また、吉原の隣り合わせにあったことも、「新酉」が賑わった理由かもし
れません。いつもは大門しか開けていない吉原がこの日には他の門も開け
て通り抜けられるようにしていたとか、お酉さまにかこつけて、吉原に繰
り出すのにも都合がよかったのでしょう…。また、日頃吉原には縁のない
人々もちょっと見たさの好奇心も手伝って出かけたからかもしれません…、
浅草の「新お酉さま」が流行ったようです。
江戸の人々の様子が浮世絵のように目に浮かびますね。
因みに、「本酉」の武州葛西花又村の大鷲神社は現在の足立区花畑(はなはた)
にあります。最寄り駅は日比谷線直通東武線【谷塚】です。

今年の酉の市は一の酉が11月11日、二の酉が11月23日です。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 usagi カテゴリー 季節の話題

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フォト : 浅草酉の市ホームページより 熊手

http://www.torinoichi.biz/

2007年11月21日

「小雪(しょうせつ)」と「大雪(たいせつ)」

11月23日は、「小雪(しょせつ)」。この日は「勤労感謝の日」でもありますね。
小雪(しょうせつ)とは小雪(こゆき)が舞い始める頃をいい、寒さもまだ厳しく
ありませんが、二十四節気の中に初めて「雪」が登場する日です。12月に入
れば7日には「大雪(たいせつ)」、雪が降り始め冬本番へと移り変わっていき
ます。でも、南北に長く伸びた日本列島では、すでに雪の季節を迎えていると
ころもあれば、まだまだ紅葉を楽しむというところも。

私が生まれ育った山口県の下関では、小雪(しょうせつ)の頃はまさに鮮やか
に色づいた木の葉が目を楽しませてくれる季節です。
中でも一段と風格をたたえているのが「功山寺(こうざんじ)」でしょうか。鎌倉
期に創建された禅寺で、国宝にも指定されている荘厳な佇まいの寺院です。
幕末に高杉晋作が明治維新への転機となる挙兵をした地としても知られてい
ます。
11月半ばを過ぎれば山門へ向う石段の両脇に続く真っ赤に色づいたモミジ・・・
のはずなのですが、今年はずいぶん紅葉が遅れていると聞きました。

この功山寺にも雪が舞うようになれば、風情もまたひとしおでしょう。精進料理
もいただけるこの寺院。心地よく冷たい空気に包まれて、ゆっくり味わうのも
よいでしょうね。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Nyan カテゴリー 二十四節季

2007年11月22日

祭りをつづる

新嘗祭(にいなめさい)−勤労感謝の日

収穫の秋も過ぎ、各地では実りを祝う祭りが催されております。

全国幾多の祭りのしきたりはこれまた様々で、古くから受け継がれてきた伝統的なもの、そして近年になって生活様式の変化、西洋化によって少しずつ趣がかわってきているものもあります。更に開催日なども主催者側の都合や参加者を募りやすいようにする配慮から多少前後させる事もあります。

 新嘗祭(にいなめさい)という近年あまり耳にしなくなった祭儀は、宮廷及び皇室にて最も貴ばれてきた儀式で、旧暦の十一月の二番目の卯(う)の日に挙行されていました。明治五年十二月三日を境に太陰太陽暦から太陽暦への改暦が行なわれてからは十一月二十三日へと挙行日が改定され、戦後は「勤労感謝の日」に名称も改まって現在は国民の祝日となっています。

 ところで、なぜ皇室ではこの新嘗祭を大事としているのでしょう?

神道的な皇室の見方に関わる事なので仔細は記しませんが、食物は食べられることによりその種子が大地に根づいて再生(復活)するという考えに基づき、天皇がその年に実った新穀(しんこく)を神殿に供え、つまり八百万の神(やおよろずのかみ)に奉じ、自らも食して翌年の豊作を、すなわち今年の種子が大地にしっかり根づくことを祈願するという解釈が一般的です。

 しかし神代からの歴代の天皇の皇統譜とされる「古事記」を繙(ひもと)いてみると、状況はいささか複雑になってきます。

 日本の国土創成及びその様々な自然・文化を司どる神々を誕生させたとされる伊耶那岐命(いざなきのみこと)、伊耶那美命(いざなみのみこと)の両神ですが、この神々の誕生の過程で美神(伊耶那美命)は命を落としてしまいます。死後は人間の死を掌(つかさど)る黄泉国(よもつくに)の大神となったため、岐神(伊耶那岐命)は地底の黄泉国を訪れますが、現し国(うつしくに)に戻って死の穢(けが)れ禊(みそぎ)により落としたところ、岐神が左眼を洗った時に誕生したとされるのが天照大御神(あまてらすおほみかみ)という太陽の神です。この太陽の神に岐神は「御頸珠(みくびたま)」という自身の御首飾りを与えました。この首飾りにも神の名があり、それを御倉板挙の神(みくらたなのかみ)と言います。つまり神聖な倉の中の棚に祭った神という意味です。

 日本では倉の中の棚に祭るのは穀物、特に米なので、米の神を身につけた天照大御神は太陽の神であると同時に穀物の神でもあるということになります。さらにこれだけにとどまらず、岐神は天照大御神を高天の原(たかあまのはら)といういわゆる天上界の主宰神としました。従って日本神道の体系においてはこの天照大御神が最高の神であるということになりますが、八百万の神を祀(まつ)る立場から見れば特段に区別するわけではありません。

 また、天照大御神の両手には五百もの珠が統(す)べられた御統の玉(みすまるのたま)が巻かれており、これを噛んで吐き出した息から五神が生まれ、これが日本各地の氏族の祖先、ひいては日本人の祖となったとされております。それゆえに新嘗祭において祭壇に供えた米を食すことは穀物の神かつ我々の祖先である天照大御神を食すことでもありますから、これによって種子となる我々の子々孫々が末永くこの地に繁栄するようにと願ってこの祭りは大事とされてきたのです。

 悠久の神話は、またそれを紡(つむ)ぐ時代の歴史でもあります。祭りを各地で楽しむことは、それを執(と)る各地の神々と共に現代の歴史をも楽しんでいることと言えるのでしょう。祖先をうやまい子孫の繁栄を願うことに今も昔も違いはないのです。


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2007年12月04日

針供養に思う

久しぶりにクローゼットの整理を致しました。ボタンがとれたままになっていた
衣服を見つけ、ボタン付けを致しました。
針を握りながら、『ボタンホールに合わせてガチャンとひと押ししたら、洋服に
ボタンの付けられるホチキスのような物があったらいいのに〜』……なんて怠
け心が顔を覗かせました(>_<)
こんな私でも、娘が小さかった頃は、自分でデザインした服を、型紙を作るとこ
ろからはじめて仕立てたこともあります。幼稚園のスモックに刺繍したことも…。
今やボタンひとつ付けるのも後回しの毎日です。忙しさや便利さの陰に優しさ
が隠れてしまっています。私が子供の頃、母はよく手作りのワンピースや手編
みのワンピースを作ってくれました。お正月が近くなると、晴れ着をだして、肩上
げやおはしょりを直してくれました。そばに座ってスルスルと運ばれていく針を
『魔法のよう』とみていたものでした。
12月8日は【針供養】の日です。(東京では2月8日という説もありますが)
針仕事で折れた針を供養する日です。
一年間、折れた針を集めておいて、この日、豆腐、こんにゃく、餅など柔らかい
ものに刺して(かたい物を縫ってきた針を柔らかいベッドに休ませるという優しい
気持ちが感じられますね)川に流したり、神社で供養する風習です。【事始め】
(暮れの煤を払い、歳神様をお迎えする準備を始める日)を控えて忙しくなるこ
の時期に、女性が一息付ける暇(いとま)を与えるという意味もあったようです。
この日には針仕事はしてはいけないとして、神社にお詣りをし、お世話になっ
た針に感謝をし、裁縫の上達を祈ります。
和歌山県の淡島神社が有名です。この起源は諸説ありますが、
【淡島信仰】では、祭神を【婆利才女(ばりさいじょ)】とするところから、
女性の仕事に縁の深い【針】の供養に付会したのではないかとみられています。

針に限らず、日頃お世話になった物に感謝したり、日頃の殺生を詫びて感謝する
というような行事は他にもありますね。茶人なら『茶筅供養』うなぎやさんでは
『うなぎ供養』などが行われています。
いづれにしても、今や地球上で一番偉いかのように君臨して、我が物顔で振る
舞っている人間に、少し謙虚になるようと気づかせくれる行事であります。
自然の恵みに感謝し、採った物、捕った物は無駄にせず加工して保存したり、
使った物もただ捨てるのではなく供養する。物や自然に、感謝する気持ちを忘れ
ないように、このような昔からの行事は伝えていきたいですね。
我が家には折れた針がありませんが、折れた針はなくても、【針供養】…心に留
めたい行事であります。


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2007年12月10日

クリスマスカード〜南の国から〜

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今朝、パソコンを立ち上げてメールのチェックをすると、ロザリオの名でクリスマス
の便りが届いていました。ロザリオとは、私が里親として高校から大学まで学費
援助をしていたフィリピンの女の子のことです。今年から親元を離れ、日本企業
のフィリピンの現地法人(セブ島)に勤めています。大学で日本語を学んではいま
したが、一段と日本語が上達したよう。使う漢字も増え、大人っぽく流暢な日本語
で文章を書けるようになっていました。
「よしよし、仕事がんばってるな・・・」
などと、子供のいない私の胸にほんのり「母心」でしょうか?
添えられたクリスマスカードの家族みんなで楽器演奏会を楽しむイラストが、いか
にも家族思いの彼女らしい。

彼女は高校生の頃から頻繁に私に手紙を送ってくれていたのですが、この度は
久しぶりのメールとクリスマスカード。精いっぱい仕事に励んでいたのでしょうね。
クリスマス休暇にはセブから両親の暮らすダバオまで船旅をするという彼女は、
ちょっぴり興奮気味の様子。きっと両手いっぱいに家族へのお土産を抱えて帰る
のでしょう。弟を自分の力で大学に進学させたいと言っていたロザリオ、やさしさ
と逞しさを私に教えてくれます。

「ありがとう」という言葉を忘れない南の国からのクリスマスカード、心の奥まで
あたたか〜い。私も忙しがってばかりいないで、こちらこそ「ありがとう」を添えて、
彼女にクリスマス・メールを贈らなくては・・・ね。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Nyan カテゴリー 季節の話題

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フォト : フィリピン政府観光省ホームページより「サンセット」

フィリピン政府観光省ホームページは
http://www.premium-philippines.com/travelinfo/index.html

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2007年12月11日

師走こそ走らずに(^o^)

師走に入りました。街はなんとなく活気付いてきます。デパートのお歳暮商戦、
クリスマス商戦、イルミネーション。忘年会に年越しの準備…と。
家でも暮れの大掃除のリストを掲げ大晦日までにお正月の支度をしなくては
なりません。年賀状書きもあります。銀行は混雑し、車は渋滞する。歩く靴音
もカツカツとスピードを増し、人々の顔もどことなく険しくなってきます。
師走とはよくぞ名付けたものであります。
しかし、こんな時こそ、ちょっと視点を変えてゆったりと過ごす日をつくらなくて
はならないような気が致します。
『忙中閑あり』
私は夜ばなし(口へんに出ると書く)の茶事の伴とう(亭主の手伝いをする役目)
を致しました。【夜ばなしの茶事】とは、ちょうど今頃の時期、寒さも厳しくなりつ
つあるこの時期に、夕刻から夜にかけて催される茶事です。
ゆらめく蝋燭の灯にゆったりと流れる時間。和気あいあいとおしゃべりに花を咲
かせます。炉の大きめの炭の起こりによく沸いた熱いお釜の湯。寒いこの時期
に最高のもてなしです。亭主はこの日のために何日も前から準備をします。
食材を集め、献立をたて、試作試食し、庭の手入れ、炭の準備…。お迎えの間
際に水を打ち、飛び石の余計な水を布で拭きます。ハラハラと枝から離れる落
ち葉を何度も拾い、つくばいに水を入れ、湯おけを備えます。
そうなんです。茶事のゆったりとした流れの裏側は、実は大忙しなのです。
しかし、懐石料理を茶室に運び出す時もお点前の時も、何事もなかったかの
ようにゆったりと振る舞います。
『忙しい』とは、心を亡くすと書きます。忙しい師走には、「忙しい、忙しい」と
いわずに眉間にシワを寄せないでにこやかに穏やかに用事を済ませたいも
のですね♪
師走に、夜ばなしの茶事が教えてくれました(^_^;)


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2007年12月14日

羽子板市〜江戸のモダンな賑わい〜

 
毎年12月17〜19日の3日間に渡り、東京は台東区の浅草寺観音様の
境内は羽子板市で賑わいます。
この羽子板市が始まったのは、およそ300年前(江戸時代初期の頃)。
江戸時代後期には歌舞伎の人気役者の押絵が登場し、飛び交う歯切れ
良い言葉とのコラボレーションは、その当時を想像しただけでもいかにも
江戸時代らしいモダンな光景です。
現代に至っても、藤娘や助六などが今にも飛び出してきそうな羽子板を手
にすると私たちの心がわくわくしてくるのは「伝統」と「江戸の粋」というもの
でしょうか。
もともと中国から錘り(おもり)として硬貨をつけて羽根を蹴る遊びが伝わり、
やがて羽根突きとなり、江戸時代には年末に「厄をはねる」縁起物として
羽子板を贈るようになったのだそうですが、なるほど今でも女の子の初正月
に羽子板を贈る習慣が残っている所以ですね。
暮れのこの頃、江戸時代を想わせる情景の華やぎの中で新年へと移りゆく
このときを感じてみるのも妙と言うものでしょうね。


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2007年12月17日

笑顔の貯金

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元手がいらない。利益は莫大。与えても減らない。与えられた者は豊かになる。(中略)
疲れた人には休養。失意の人には光明。悲しむ者には太陽。悩める者には自然の解毒剤となる。買うことも強要することも、借りることも盗むこともできない。無償で与えてはじめて値打ちが出る。クリスマスセールで疲れきった店員のうちに、これをお見せしない者がございました節は、恐れいりますが、お客様の分をお見せ願いたいと存じます。笑顔を使い切った人間ほど、笑顔を必要とするものはございません。
byデールカーネギー)
もうすぐクリスマス!
プレゼントが買えない人でも贈ることのできる最高のプレゼントです
そして、このプレゼントを贈られた人はたくさん貯金しておいて、また誰かに贈って行きます。その人もまた笑顔の貯金をして次の誰かへ……(-
)
電車で席を譲った時、エレベーターでボタンを押して最後に降りた時、赤ちゃんをあやした時、おいしい物を食べた時……

今年も笑顔貯金は利子がついて年々増え続けてくれています。しかもリスクがありません。

 

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 usagi カテゴリー 季節の話題

 

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イラスト : センスアップするための素材集より「サンタクロース」

2008年01月05日

着物で新春歌舞伎

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新年3日に国立劇場の新春歌舞伎初日に行って参りました。開演前の出演者による新年の挨拶も楽しみのひとつです。また、挨拶の後は鏡開きがあり、振る舞い酒を私も頂き、二百十九年ぶりの復活狂言を堪能いたしました。
幕間には獅子舞も舞われ、鏡もちと大きな凧の飾り付けにお正月らしい雰囲気を醸し出しています。
晴れのお正月に華やかな歌舞伎の舞台は、一年の始まりに相応しい感動です。

今年は特に着物姿の人が多く、殊に男性の着物姿が目立ちました。若い男性もなかなか素敵に着こなしています。男性も女性も一時に比べて、美しく着付けている方が多くなったように感じます。若い方の着物が増えたせいか、スタイルのよい華やかさが更に着物の美しさを強調しているようです。そして、振る舞いも美しく、マナーを心得た若い方が増えたように感じうれしくなります。
着物人口が増えたとは言っても、着物姿はまだまだ目立っ存在です。着物の美しさに負けないくらい美しい心もちでありたいと思います。

舞台は通し狂言『小町村芝居正月』
寛政元年(1789)に江戸中村座で上演されたものだそうです。
芝居はその時代時代の役者に合わせたものにすれば良いということで、今を象徴するギャグを交えて演じられ笑いをとっていました。資料も多くは残ってない中での演出。舞台は華やかで、わかりやすく、面白かったです。
『伝統は古い物を古いままするのではない』と改めて思った次第です。
大詰めの場では【手拭い撒き】があり、これもまた新春歌舞伎の楽しみです。
劇場で偶然お会いした知人と話に花が咲き、帰りに知り合いの楽屋へのご挨拶にもお誘いして、思いがけずバックステージツアーもさせて頂き
「こいつァは春から?、あっ、縁起がよいわいなァ?」
と、帰途につきました。

 

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フォト : 写真は国立劇場新春歌舞伎鏡開きの様子

 

2008年01月07日

「七草がゆ」

「?♪?せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ?♪?」、繰り返し口ずさみながら一生懸命暗記した思い出、あなたにもありませんか?

この春の七草を入れて炊き上げた「七草粥」は早春らしい清らかな味わいがします。七草粥の風習は中国から伝わったもので、1月7日の朝にいただくと邪気を祓い万病を除くとされていますが、年末年始のご馳走で疲れ気味の胃腸を休ませ、ビタミンの補給になるという意味でもかなりの優れものですね。

 

中でも、私は子供の頃から“せり”の食感と香りが好きで、今でもこの季節が待ち遠しくてたまりません。“せり”は消化を促進させ、風邪の予防にもなるのだとか。その他のものも、解熱や利尿作用、歯通、胃痛、吐き気、神経痛に効くなど、七草には数々のパワーが秘められています。それを昔の人は自然に体で理解し、日常の暮らしの中に取り入れていたのですね。

 

最近では七草粥の支度も便利になりました。スーパーには春の七草が揃えられ、この時期にはレストランのメニューにも加わっています。そして我が家には、レトルトの七草粥。フリーズドライの七草とお粥のセットです。私もずいぶん楽をしていますね(笑い)

 

七草粥をさっぱりといただいて、体調も万全。気持ちも新たに本格的に2008年に乗り出していきましょう!

 

 

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Nyan カテゴリー 季節の行事

 

2008年01月22日

風邪のマスクはマナー・・・ですねッ

kaze.jpg

冷たい風が肌を刺すような寒い日が続いています。風邪は万病の元、しっかり自己管理をしなくてはいけませんね。とはいえ、うっかり・・・ということもあります。
私は風邪をひくとたちまち喉を直撃。一気に喉の奥のほうまで真っ赤に炎症を起し、声帯まで傷めてしまうことも珍しくありません。声を出さずにいれば治りも早いのでしょうが、黙っていては仕事にならないのが辛いところです。

この数日間も風邪で熱や喉の炎症で苦しんでいました。こうなると、外に出かけるときはマスクは放せません。自分自身のためにもですが、周りの皆さんに風邪を移さないためにもマスクはマナー。電車や建物の中で、近くにいる人がくしゃみをしたりゴホゴホと咳き込んでいると、悪気はないのですが・・ついその人から遠ざかってしまいます。

あるカナダ人の友人から「日本は普段からマスクが必要なくらい空気が汚れているの?」と聞かれたことがあります。考えてみれば、欧米人は日常生活の中でマスクをする習慣はあまりなく、アジアに多いようです。
以前テレビか雑誌で見たことがあるのですが、東南アジアのある国ではピンクやブルーなどのカラフルなマスクをしてオートバイに乗るのがごく一般的なのだとか。これは排ガスから身を守るためのマスクですが、顔を半分くらい覆うほどサイズが大きく、柄物、しかもキャラクター物もあるというのには驚きました。遊び心いっぱいですね。でも、風邪のためにマスクを利用する習慣はないようですよ。

日本では、ご承知のように風邪や花粉症対策に私たちはマスクを利用します。寒いこの季節、風邪をひいたときには、周囲の人に配慮してマスクを着用する・・・私自身もこれは忘れないようにいたします!

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Nyan カテゴリー 季節の話題

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イラスト : イラストレーターわたなべふみの「子供と動物のイラスト屋さん」より
http://www.fumira.jp

2008年01月24日

合同新春パーティーに参加いたしました。

合同新春パーティーに参加いたしました。
教育事業として39年の歴史がありますハクビ総合学院は、毎年ホテルにて
年の始めを祝って、関東一円からお正月の装いをそれぞれにこらし、美しい
和服姿でお集まりです。
今年も「飛天」の間にて約2千名の方々がご参加です。ながらく日本の伝統
文化を継承し、広めることに携わり、又、文化を通して様々な形でコミュニケ
ーションを楽しんでおられる方々です。年頭にあたり、名誉会長からお言葉
をいただきますが、今年はイソップ物語の「北風と太陽」の話しを例に、太陽
のように暖かく、愛をもって幸せを共有出来るように、お相手を包みましょう。
と大寒の入りを翌日に寒さが底をついている時に、心のあたたかくなるお話
しに、参加いたした私も、「されてうれしいことを太陽のごとくに」とうなずきな
がらお聞きしました。文化はあたたかな心を育むことにあると…その後、新春
にふさわしい美味なるお料理とともに、アトラクションを楽しみました。
(アトラクションは多種多芸のゲストをお迎えです。)
今年はあの「飛んでイスタンブール」そうです30年前に大ヒットした懐かしい
歌を宝物にしておいでの庄野真代さんと、トリオのミュージシャンの方々を
お迎えでした。懐かしいニューミュージックのメドレーも加えて、彼女のメッセ
ージは心に響きました。現在、庄野真代さんは、NPO「国境なき楽団」を設立、
音楽活動を通して、ボランティア活動をしておいでです。出会った人、体験した
こと、聞いたことはすべて人生に取り入れようと、無駄にしたらもったいないと、
夢の実現に向っておいででした。今年もこのように参加でき、皆様とご一緒に
時を共有。ハッピーな気持ちとともに、続けることはなんと素晴しい!と元気を
いただき、晴れやかな気持ちで会場をあとに致しました。一部ご紹介まで。


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2008年01月26日

渋谷の「フグ」から家族団らんの「福」

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週末の夜、たまたま渋谷の街を車で通過中、ユニークなふぐの看板を見つけました。ふぐ料理店の玄関の真上の壁に掲げられた大きなフグの顔にはびっくり!立体的に造られている正面から見たフグの顔は、街の灯りの中、貫禄たっぷり銀色に輝いて見えました。

そういえば、しばらくふぐ料理を食べていません。
フグは魚の王様。中でもトラフグは最高級で、ふぐ鍋、ふぐ刺し、ふぐ唐揚げ、湯引き、そして雑炊・・・想像しただけでも幸せな気分です。
しかも、他の魚に比べコラーゲンの多いフグは、ローカロリーで心強い女性の見方でもあるのです!

私は山口県下関市の出身なので、子供の頃からフグはさり気なく我が家の食卓に上っていました。料亭の味には追いつかないかもしれませんが、母のつくる刺身は身が厚く、今考えてみればこれほど贅沢なことはありません。朝はお味噌汁の具として、寒い夜には「ふぐちり(関西ではてっちり)」と呼ぶ「ふぐ鍋」が定番メニューでした。

でも、子供だった私にはその味がどうも解らなくて、「美味しい」と言ったことがないように思います。母をがっかりさせてしまったのかな・・・。せっかく私たち家族に喜んでもらおうと用意してくれたふぐ料理だったのに「ありがとう」も言っていないなんて、私はなんという親不孝者なのでしょう。遅ればせながらの反省です。

飽食の時代と言われるようになってから久しくなりますが、食が溢れると同時に今や暮らし方まで変わってきました。家族団らんでの食事も少なくなってきているというのは、本当に寂しいことですね。

さ、今夜あたり久しぶりに「福」につながる「ふく(ふぐ)」鍋でもいただいて、身も心も温まってみましょうか。

※下関では「ふぐ」と濁らず「ふく」と呼ぶと言われています。ただし、この言葉を使うのは観光業界関係者や料理店関係者などで、私たち一般の者はやはり「ふぐ」と呼びます。


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イラスト : Demieのオリジナルイラストより「ふぐ」

2008年02月04日

雪合戦

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節分の朝目覚めると窓の外は一面の雪景色。立春の前日に、なんと関東2年ぶりの大雪です。我が家の猫たちに見せたくてさっそく抱きかかえたのですが、遠くが見えにくい目を持つ猫たちの反応は・・キョトン・・・の空振り。“親の心、猫知らず”です(笑い)。地面や草木に積もった雪を見せることができればよいのでしょうが、マンション8階からでは無理もない話ですね。

最近TVニュースで紹介されていた「雪合戦」の様子を思い出しました。その大会は宮城県で行われていて、ヘルメットを被った元気な子供達が防護壁に身を隠しながら雪玉を投げあう姿はいかにも楽しそう。確かトーナメント形式で決勝戦まで用意されていたように思います。選手の皆さんと呼ぶべきでしょうか、ある時は笑顔、ある時は頬を紅潮させ真剣に・・、本格的な雪合戦大会なのです。

「雪合戦」、実は1987年にニュースポーツとして現代風にアレンジされ、1988年には公式ルールが制定されたのだそうです。国際ルールでもあるこのルールに基づいて北海道や東北地方を始め日本各地で試合が行われ、北海道の昭和新山国際雪合戦ではチャンピオンを決定する大会も行われるとのこと。海外へ目をやると、フィンランドで欧州選手権が開催されるほどの人気ぶりのようです。

スキーやスノーボードもいいけれど、「雪合戦」はわざわざ遠出しなくてもちょっとした広場さえあれば、仲間同士で和気あいあい楽しめる正に身近なウィンタースポーツ。突然の大雪で外出を控えてしまい残念でしたが、「雪合戦」を想像しながら大いに元気をいただきました。


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フォト : 2月3日の雪の日の写真

2008年02月05日

12歳の挑戦 少年に春が!

?12歳の挑戦 少年に春が!?

二月一日は中学(私立)入試がスタートした日でした。
私の身近に、この日に第一志望校を受験した12歳の少年がいます。翌日彼は
私に受話器の向こうからはっきりとしっかりした声で「W中学校に合格しました。」
と告げます。私は「おめでとう!がんばりましたね。」風邪をひかないよう、ケガ
などもしないようにとつけ加えました。彼の身体をあんじたのです。私の耳には
凛々しい少年の声でした。彼を取巻く家族も、どんなにか喜んだことでしょう。
(もちろん私もですが、静かに受け止めました。)お正月も返上し、受験生をかか
える家族の過ごし方は、計り知れないものがありますから・・・
一月三日大安吉日に湯島天神に詣でました。私に出来ることをしようと思った
のです。絵馬に合格祈願を書き、境内のすずなりの絵馬の仲間としたのです。
もちろん申請をし、お正月も冬期講習(こんなことがあってよいのかと私は思い
ましたが。)に行っている彼の代わりに、神殿にて合格祈願の儀式をしていただ
きました。当日の湯島天神は、男坂は身動きも出来ません。ぎっしりの人人人
で長い行列です。正門も通行止めにして、大勢の人々であふれていました。
こんなにも受験生がいるのですね。湯島天神は受験生とその家族でひしめいて
いました。今年の中学受験は、小学6年生の6人に1人が受験すると言われて
います。受験生にそれぞれ、一日も早い春の訪れを祈ります。そして、いつまで
も夢と希望を持ち続けて、心身ともに健康に過ごせるようにとエールを送ります。
?東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春を忘れそ? 
菅原道真公 御歌
湯島天満宮は通称、「湯島天神」と言われ、学問の神様として有名な菅原道真
公が祀られています。
PS 彼を伴い、お礼と新たなる願いも込めて湯島天神に詣でるつもりです。
女の子でしたら十三参りもあるのですが・・・


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2008年02月08日

花の兄

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「花の兄」が咲き始めました。梅のことです。厳しい寒さの中で、凛と咲く梅に人の生き方を重ねて、その気高い姿に日本人は古来から歌にも絵にも敬いの心で接してきました。原産は中国。中国の国花ですが、百花に先がけて咲くことから、春の花の筆頭として、文人、墨客の間にもてはやされていました。「鉄樹」とはやはり梅のこと。梅の古木はまさしく鉄のごとくに、そこに白梅のほのかに咲く様は、一幅の絵になるのですね。「鉄樹開花」(テツジュハナヒラク)は目にする言葉です。
先日、東京では思いがけない雪の朝を迎えました。雪にうもれるように咲いていた寒椿も印象的で、厳しい寒さの中で、ひときわ美しい雪はすべてを覆い包み、見事でした。椿の花も梅と同様に、春の便りを尋ねる花として親しまれていますね。特に俳句の世界では、三冬を通して季語として扱われています。高浜虚子はこのように「雪かぶる日もありて咲く冬椿」と詠んでいます。雪の下からのぞく葉の青と、椿の紅はかさねの色目としても、平安人の心をとらえたのでした。
梅も椿も日本人の大好きな花。生き方の手本とされてきたのもうなずけます。
ps 三冬とは、初・仲・晩の冬のことです。


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フォト : ホームページ素材集Photoコレクションより「梅」

梅は、旧暦のお正月のころに他の多くの花に先立って咲く花でもありますから、「花の兄」とも呼ばれます。(ちなみに、「花の弟」は秋の終わりを飾る「菊」をいい、これももとは中国渡来の花です。)梅は「春を告げるめでたい花」として愛されいます。

2008年02月12日

ショコラの魔力

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毎年2月14日が近づくと街のあちらこちらでショコライベントが行われ、最近話題になっている有名ショコラティエによるバレンタインチョコレートはさすがに溜息が出てしまうほどファッショナブル。この季節ならではの華やかさに心が弾みます。

「ショコラ」という映画をご覧になりましたか?ある謎めいた母娘がフランスの小さな村へやってきてチョコレート・ショップを開店します。古くからの伝統を守り続けているこの村にはかなり異質な存在で、最初のうちは敬遠されてしまいます。でも、いつしか村人たちはチョコレートの魅力に夢中になっていきます。そのチョコレート・ショップではそれぞれの人にあったチョコを選んでくれ、村人たちは魔力にかかったように幸せな気持ちになるのです・・・とこんなストーリー。

バレンタインデーの習慣は、日本ではチョコレートメーカーにより紹介されたのが始まりで1960年代以降に広まっていったということです。本来2月14日は、キリスト教司祭バレンタインが殉教死した日で、ローマ帝国の時代にさかのぼります。時の皇帝が強い兵士育成のために若者の結婚を禁止したのですが、バレンタインは愛し合う二人をひそかに結婚させてあげたといいます。

日本では女性が男性にチョコレートを贈り愛の告白をする日として定着していますね。女性の皆さん、心を込めて贈るチョコレート。「ショコラ」という映画のように、チョコの魔力に期待しましょう!


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フォト : DVDショコラより

2008年02月15日

旬の野菜(みつば)

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食べ物は、人の生命の維持に不可欠のものです。
そして楽しみの一つに旬の物であったならば少ない量でも美味しさが何倍にもまして満足感でいっぱいになることが挙げられます。
厳寒の2月が旬の野菜で原産地が日本と限定してみますとセリ科の「みつ葉」があり、旬は2月から4月、香りのすぐれた野菜です。
ビタミンA、ビタミンC、カルシウム、鉄分などを含みますから、目や皮膚の粘膜を保護して視力の低下や肌あれを防ぐ効果があり、その他にも神経の興奮をしずめるため、常食すればイライラ解消に役立つでしょう。
特に2月は寒い季節です。保温効果のある食材なのでカゼの予防にも効果があるといわれ、民間薬として食されてきたようです。

選ぶ目利き
・葉がみずみずしく根のついたもの 
・一度に使いきるのが理想

調理    
・吸い物、茶わんむし、五目ご飯の具
・さっとゆでたおひたし・和え物、かき揚げ等


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フォト: 野菜図鑑「みつば」より
http://alic.vegenet.jp/panfu/zukanmokuji.html

2008年02月16日

寒い日にはホットビールがおいしい!

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冬でも暖房のきいた部屋では、冷えたビールは夏とは味わいが違って楽しめますが、この度、ホットビールを試してみました。初めての挑戦です。何故かと申しますと、ホットビールに熱い視線が注がれていることを知ったものですから・・・ さっそく私も、レシピにそって手作りです。ワクワクしながら・・・ 「黒ビールに卵黄とハチミツ、香りづけにシナモンをひとふり。」玉子の黄身にハチミツを混ぜ、50℃に温めた黒ビールをそそぎます。なんとも不思議な味。濃厚でシナモンの香りづけは、私をハッピーにさせてくれます。(興味のある方はどうぞお試しあれ・・・)薄焼き(サンドウィッチ用のパン)のシナモントーストを添えて、絶品と冬の夜を楽しみました。クセになりそうですよ!日頃は、スコッチのお湯割りに丁字を浮かべて、香りとともにハッピータイムのところですが・・・。ところで、地ビールもこのところ人気だそうですね。こだわりの方もずいぶんといらっしゃるようです。自称トソ・ソムリエの私は、このホットビールもトッピングに変化をつけて、抹茶や七味で試したくなりました。色もカラフルに、BGMは弦楽器がふさわしい。ヴァイオリンが響きます。今宵も“ジェット・ストリーム”とともに、星座を眺めながらホットビールに納得です。


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イメージフォト : ホットビール

インターネットアメーバーニュースより ( 1月17日 11時30分)

50度から60度で飲む「ホットビール」の楽しみ方
 キリンビールの横浜工場内にあるビアレストラン「スプリングバレー」では、キリンの黒ビール「一番搾り スタウト」を使用したホットビールの提供を始めた。温かいビールに、角砂糖とシナモンスティックがセットで提供される。日本では珍しいホットビールだが、ビールの本場ベルギーやドイツでは、頻繁に行われる飲み方だという。
 実際、ベルギービールの中には「ホット専用ビール」もある。「リーフマン グリュークリーク」という名のさくらんぼ味のビールである。そのままレンジで温めて飲んでもいいが、更にアニス、シナモン、クローブなど好みでスパイスを加え火にかけて、お燗より少し熱めの50?60度に温めて飲むのが通だ。
 温めて飲むこのやり方だが、「ビール醸造所の職人が体を温めるために仕事前に飲んだのが発祥」、「クリスマスに飲むホットヴァイン(ドイツには、クリスマスになると砂糖やシナモンなどで味付けした赤ワインをホットで飲む風習がある)のマネをしたのが始まり」など諸説ある。ちなみに通常のビールがおいしく飲める温度は5度。ギネスなどのスタウトビールは15度程度だという。

2008年02月22日

2月22日は猫の日です

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今日、2月22日は、ニャン(2)・ニャン(2)・ニャン(2)の猫の日。この日は我が家の2匹の猫(メス)たちと「猫」について語り合う日です(真面目にそうなのです”^_^”)。
せっかくの機会ですから、ここで猫のルーツ。家畜種のイエネコの祖先は中東地域に生息するリビアヤマネコなのだそうです。農業が最初に行われたのは地中海東部からペルシャ湾に及ぶ地域で、保存された穀物を狙うネズミを獲るために野生の猫が出現し、やがて人間に飼われるようになった・・・と推測されているようです。そして、犬などの他の動物たちと異なり、飼い猫の祖先の地は一つとみられているのだとか。我が家の猫たちの「わたしたちは他の動物とはちょっとばかり違うのよ?」という声が聞こえてきそうです(笑い)。
日本には猫にまつわる言葉が色々あります。「猫に小判」「猫の手も借りたい」「猫を被る」「猫の目」など、面白いたとえ方がされています。「猫の額」というのもありますね。私はマンション暮らし。たとえ「猫の額」ほどでもよいからベランダにミニガーデンを造ることができたら、きっと生活に潤いが出てくるでしょう。狭いと謙遜して使われがちな言葉も、場合によっては全く別な存在になり得るわけです。「…小判」はいちいち物の値打ちの程など執着せず、「…手も借りたい」は大して役に立たなくても多少なりとも助けになるものだ・・・、そう考えればとても心が楽になるものです。
そんなこんなで、我が家では発想に刺激を与えてくれる猫たちをたたえて、猫の日は「猫感謝デー」でもあるのですにゃん。


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フォト : 四君子六本木店オリジナル九寸名古屋帯より
四君子ブログより http://ameblo.jp/shikunshi/

2008年03月01日

春の嵐

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毎年立春が過ぎてしばらくすると、懐かしのアイドル・キャンディーズの「春一番」という曲を歌いたくなります。ちょっと・・・古いでしょうか(笑い)。土筆(つくし)が恥ずかしそうに顔を出している様子の歌詞がいかにも春の予感で心を満たしてくれるようで、ついつい口ずさんでしまうのです?♪

今年の関東地方の春一番は昨年より9日も遅い2月23日。黄砂ではないかと思わせるような土煙や、クレーン車が突風にあおられ傍の建物に倒れかかったりと、大荒れのものとなりました。翌日の24日も強風が吹き荒れ、春の訪れを告げるはずの風はあたりを凍りつかせるように冷たく、全国各地で強風、大雪、高波に襲われて様々な影響や被害が出てしまいました。

ブレンドさんがブログに書かれたように、24日は私どもが関係するマナー学院の認定授与式が行われました。北海道からご出席の生徒さんが東京都内の会場に到着されたのは、認定授与式も終了し、すっかり日の暮れてしまった午後6時頃。雪と強風の影響で飛行機の欠航が相次いだためです。
息急き切って駆けつけてくださった生徒さんの笑顔には救われるような思いでした。ホテルのロビーでささやかに執り行ったお一人だけの認定授与式は、春一番をも吹き飛ばし、美しく花開く春爛漫!のひととき。

元々「春一番」は漁師の間で使われていた言葉で、出漁中に突風に見舞われて大惨事となり、それ以来春の最初の強い南風を「春一番」と呼ぶようになったのだそうです。今日(27日)も関東全域で再び強風とともに真冬並みの寒さ。冬が遠ざかっていくにはまだまだ三寒四温を繰り返すのでしょう。春が巡り来ることを待ちわびる気持ちが花々の咲き乱れる頃には感動に変わり、私たちの暮らしを生き生きとしたものにしてくれるのですね。厚く重いコ―トを脱いでお出かけ・・・の日はもうすぐやって来ます。なんだか、またあの「春一番」を歌いたくなってきました?♪


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フォト : キャンディーズのアルバムより

2008年03月05日

暦を楽しむ

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啓蟄   新暦三月五日か六日頃
読みの由来 啓(ケイ)・・・ひらく
蟄(チツ)・・・ちゅうの慣用読みで 虫が土の中にかくれているの意味

三月六日頃はまだまだ寒い時期ですが、日中は春を強く感じるようになるのも此の頃です。
冬の間、地中にこもっていたいろいろな虫が穴を啓いて地上に這い出してくる時期ということから「啓蟄」と呼ばれるようになりました。
その他、この頃は春雷が大きく鳴りやすい時期で、昔の人々は冬ごもりの虫が、雷の音におどろいて這い出してくると考え「虫出の雷」とも名付けたようです。
皆様も、新芽が吹きだした若い草木に勇気をもらい、明るく暖かくあらゆるものが生命を輝かせる様子に心持ちも優しくなって、春ならではの楽しみが増す時季なのではないでしょうか?


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イラスト : 京都歳時記イラスト2002年より

啓蟄の日
2008年の啓蟄:2008年3月05日(時刻:13:59 太陽黄経:345度)
2009年の啓蟄:2009年3月05日(時刻:19:47 太陽黄経:345度)
2010年の啓蟄:2010年3月06日(時刻:01:46 太陽黄経:345度)
自然体験活動QQレスキュー隊のサイトより
http://www.jon.gr.jp/qq/climate/24seki/05ketitu.html

2008年03月06日

忙中の工夫

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♪灯りを点けましょ 雪洞に、お花上げましょ 桃の花?♪
我が家では、今年はこんな飾り方にしてみました。(写真)
いつもは段飾りをしますが、これがなかなかの重労働です。
とりあえず、人形たちを出して眺めていました。人形たちが一座にうち揃い、一年ぶりの再会をうれしそうに、互いに顔を見合わせているように私には見えました。「そうだ今年はこれにしましょう!」と思いついたのが写真です。(ちょっと手抜きの感がありますが…)

「段飾り」は 江戸時代から行われている桃の節句の室礼のスタイルです。身分制度を重んじる江戸時代…。段飾りはうなずけるところでもありますね。また、「士農工商」という表向きの制度とは裏腹に、商人の力を誇示するような新しい文化の表れでもあるように感じます。
さて、この雛祭り、江戸時代の前はどのように執り行われていたのでしょうか…?
まず人形を「飾る」という概念はなく「流す」というものでありました。人の形、形代(かたしろ)即ち人形(ひとがた)を作り穢れを移して川や海に流し、祓いをしていたのです。
その人形(ひとがた)が次第に手の加えられたものになり、流してしまうにはあまりに豪華になりすぎたため、「飾る」人形(にんぎょう)へと変化したのが、現在の「雛飾り」のルーツであります。
古来、中国では上巳(じょうし)旧暦3月上旬の巳の日に、川で身を清め不浄を祓う習慣がありました。それが日本に伝わり、平安時代には宮中で「曲水の宴」として執り行われました。庭に曲がりくねった小川を引き、その流れのところどころに緋毛氈を敷き、杯が小川の流れに浮かんでくる前に歌を詠む。歌が詠めたら杯を取り上げて御酒を頂く。
自分の前に杯が流れてくる前に歌が詠めないと御酒は流れて行ってしまいます。貴族の間で行われていたこの風習が庶民の間には【流し雛】となったのです。
東京でも、隅田川での流し雛のイベントに参加したことがあります。
鳥取県用瀬町の流し雛は室町時代からこの地方に残る行事だそうです。(昭和に復活)他にも和歌山県の紀ノ川や奈良や広島などでも流し雛が行われているそうです。
皆様のお宅ではどのようにお雛さまを飾りますか…?少し手を抜いても、毎年暗い箱の中からは出してあげたいですね。
我が家では旧暦のおひな様まで飾ります。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 usagi カテゴリー しきたり

2008年03月13日

ホワイトデー

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3月14日は、バレンタインデーのお返しに男性から女性に贈りものをするホワイトデー。男性が大切な人を想ってプレゼント探しに奔走するというのは、女性にとっては嬉しい限りです。あれこれと考えたり、わざわざ時間を割いて品を選んだりしている姿を想像すると、その人の誠意を感じずにはいられません。

ある男性の知人から2月のバレンタインデーに両手で数え切れないほどの女性からチョコレートを贈られたという話を聞きました。職場のことですから当然義理チョコが沢山(ほとんど?)あるのでしょうが、その話をする時の彼の嬉しそうな顔!義理だと分かっていてもこんなにもウキウキするものなのですね。ただ、彼いわく「ホワイトデーには、贈ってくれた女性全員にプレゼントしなくちゃ失礼かな…」。なるほど、贅沢な悩みもあるようです(笑い)。

あるアンケート調査によると、バレンタインデーの義理チョコはコミュニケーションに役立つとポジティブに考えている女性もけっこう多いということです。とすると、そのお返しも贈ってくれた人の気持ちに答える大切なコミュニケーションというものでしょう。日本の「贈答(贈る・答える)」という言葉にピタリと重なってきます。私自身もささやかでもバレンタインデーの義理チョコやホワイトデーのお返しは、職場や様々な場において人間関係をほっと和ませる良い機会をつくってくれるものだと思っているのですが、あなたはいかがですか?

そもそもホワイトデーは日本で始まったもので、欧米にはこの習慣はないようです。1977年に福岡県のお菓子屋さんがバレンタインデーのお返しにマシュマロを贈るというアイディアを思いついたのだとか。そして、ホワイトデー(キャンディーを贈る日)として制定されたのは1980年とのことです。
お返しは気持ちで答えるものです。豪華なものでなくても心は十分に伝わります。おしゃれなパッケージに入ったお菓子は、いくつになっても女性は嬉しいもの。恋人同士、職場、あるいは夫婦円満にも一役買うホワイトデー。男性の皆様、くれぐれも忙しさにうっかり忘れて・・などということのないようにお気をつけて。かくいう私は夫から一度もホワイトデーにお返しをもらったことがありません・・・・・・・。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Nyan カテゴリー 季節の行事

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イラスト : ホワイトデー
イラストレーターわたなべふみの「子供と動物のイラスト屋さん」より
http://www.fumira.jp/index.htm

2008年03月14日

初ものに舌づつみ 蕗のとう、タラの芽

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春の便り、春一番の初ものを食しました。
初ものは、75日長生きをすると言われていますが、五臓六腑にしみわたり、蕗のとうの苦味は私の臓器を蘇らせるごとく全身に流れ、春を感じました。
菜の花、タラの芽、蕗のとうと春を告げる野菜が出回ってきました。目で感じ、舌で味わって、幸せを実感です。
日本人のみならずフランスでも、タンポポの葉をサラダにしてこの苦味を楽しむとか・・・
身体にカンフル剤のごとくに、苦味は必要な五味の一つ。春の食材、初ものは次々に出回ります。季節を大いに取り込み、味わいたいものです。
PS 蕗のとう、タラの芽、どちらも天ぷらにして塩でいただきました。菜の花は、辛し和えが良く合います。また、すまし汁に浮かべて色を楽しむも良し、また、茶室では蕗のとうを活け、ダイニングには、菜の花を器に束ねて、マッスに活け楽しみました。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題

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フォト : 趣味の農園ホームページより「タラの芽」
http://www4.ueda.ne.jp/~farm-yamazaki/taranome.html

2008年03月19日

去る月、別れ月

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「一月は居ぬる、二月は逃げる、三月は去る」と言われ、瞬く間に新しい時は過ぎ行く例えとしてよく耳にします。(私はこの言葉を口にし、時の大切さを形容していますが・・・)ことにこの三月は、人との出会いに、また学校や会社など、卒業、転勤、退職の多い月であることから、「去る月、別れ月」と言われるのでしょうが・・・ 口にしてしまうと簡単ですが、よくよく考えてみますと、人生における転機に遭遇しますと感慨深いものがあります。そもそも「出会い」とは、会って別れることですから、常に起こりうることなので、今さらにとも思ってもみますが、この三月のこの言葉は心に響いてなりません。相方の心に感じるものを抱いて、次なる場所へ移り行くことは、自然のことですのに。身近に、今の仕事に骨を埋める覚悟で勤め始めましたが、それもままならずに去って行く人がおいでです。三ヶ月前に通告をされたそうですが、本意ではないことを伺い、本人の努力とは関わり無く、人生には様々な事象が生じるものですね。今さらに継続すること、出来ることの素晴しさを痛感せざるを得ません。お世話になったお礼にと、彼のお好きな日本酒を用意しました。ネーミングは「開運」(かいうん)。メッセージを添えました。また、新たな場で、生き生きと人生を送っていただきたいものです。
―去る月、別れ月―とは、なんとも深い意味のある言葉かと、今さらに思うこの頃です。新たなる出会いが早く訪れますように・・・
転・退職の場合には「記念品」「餞別」「お礼」などの表書きにします。メッセージカードを添えると、より心がこもります。


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フォト : 日本酒 開運
(株式会社土井酒造場) かたやま酒店のホームページより
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link01/07kaiun/kaiun01.html

2008年03月31日

巣立ちの時「卒業式」

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東京に大雨をもたらした翌日、横浜の私が授業を持たせて頂いている短大で【卒業式】が挙行されました。女子学生のほとんどが袴姿でありました。洋服の女子学生は黒いスーツ。男子学生はそれぞれのスーツ姿。あるいは、ブレザースタイルです。
留学生の中にも袴姿で参列した女子学生がいて、とてもよく似合っていました。日本で学び、日本の文化にも興味をもたれたということでしょう。うれしく思いました。
晴れやかな気持ちで迎えた【卒業式】それぞれの佳き日にご両親の姿も多く、お慶びのご様子でした。

【袴】は「はく裳(も)」が転じた名称ともいわれます。雛飾りの三人官女の衣装からも平安時代の宮廷のイメージがありますが、「古事記」に【御褌(みはかま)】という言葉が登場するようですから、奈良時代(古事記712年に献上)からあった衣服なのでしょうか。褌は「ふんどし」と読みますが「はかま」とは現在では読まないので、更に調べてみたいと思います。いずれにしても、【袴】の起源は定かではないそうです。

現在は、紋付き羽織りと袴は男性の正装とされています。
弓道、剣道などの武芸もこの袴を着用致します。
大学の卒業式と袴を結びつける因果関係は、明治から大正、そして昭和の始めに女性が学校生活を送る上で、着物の裾を気にしないですむ袴は女子学生の定番服だったことの名残と考えられます。

とはいえ、現代の女子学生には、決して動き易いとは言えない様子でした。
緊張と慣れない衣装でぎこちなさはあるものの、お辞儀の仕方は気持ちよく、礼を尽くす姿は美しいものでした。
式が終わり卒業パーティーでは、「先生、私のお辞儀大丈夫でしたか?」と私を見つけるや尋ねる学生もいて、「気にしながらお辞儀してたのね」と、ほめました。うれしいことです。

それぞれの進む道が決まり、桜も咲いて、もうすぐ入社式です。素直な皆さんの明るい前途を期待しています。願っています(^_^)
そして、この春、新社会人になられる皆さんにエールを送ります。


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イラスト : 「袴姿」ホームページ素材集より

2008年04月01日

お萩と牡丹餅

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関東の方では、お萩と牡丹餅どちらも同じもの。ただ、「おはぎ」は萩の咲く頃だから、秋のお彼岸に、「ぼたもち」は牡丹の咲く頃だから、春のお彼岸に食べるものとして呼び名が区別されるとか。でも買うときには、季節に関係なく「おはぎ」になっていますよね。
私の生まれた熊本では確か、ぼたもちはせいろでもち米をふかすときに、さつま芋も一緒にふかしていました。さつま芋は、私の田舎では、唐芋(からいも)と言っておりました。中国の唐から伝わったとかですが、お隣の大分県では、唐芋(とういも)と言うそうです。どちらも同じお芋なのです。そのもち米と唐芋を臼でつくと、白い餅が少し芋の黄色がつきます。それを手でちぎって丸めて、まわりにあんこ(小豆のつぶあん)をつけていました。ですから、「おはぎ」と「ぼたもち」は出来上がりがちょっと違うのです。もう何十年も前に食べたっきりで、田舎の人たちも、今あまり食べていないのではないかしら?ぼたもちのことを考えていましたら、今はもう病院で寝たきりでいる96才の母を思い出しました。いつも忙しそうで、ゆっくりしている姿をあまり見ることがなかった母。母の手作り料理も二度と食べることはありません。甘いものが好きだった母は、何でも味付けは甘かった。歯が丈夫でなかった為に、なんでもやわらかくして、細かくきざんでいた。もう少し歯ごたえのするものを食べたいなと思ったものでした。
おはぎから話しはとびましたが、私も甘い物が好きで過食気味。医者から5kg痩せましょうと言われ、5月の検診までどうしましょう。でも甘いお饅頭で、おいしいお茶を飲むととても気分が落ち着くのです。頑張ってみますネ。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Mami カテゴリー 季節の話題

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フォト : Yahooグルメより「ぼたもち」
http://recipe.gourmet.yahoo.co.jp/T001115/

2008年04月02日

都電荒川線に乗車

満開の桜が車窓から楽しめました

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都電荒川線の車中は、身動き出来ないほど花見客の人でしょうか・・・いっぱいの人でした。終点の早稲田まで、神田川沿いの桜も含めて、見所があるからなのでしょう。家並みが目の前に迫り、季節が手に取るように感じられる下町を走っています。
久し振りに、町屋文化センター(ここでは各種の文化講座が開催されています。)の特別講座に参加したものですから、帰路「大塚駅前」まで乗車してみました。途中、都電もなかで有名な「梶原」にて小休止。菓匠、明美で厚生大臣賞受賞のもなかを求めました。もう三十年近くになるのですが、このもなかをお土産にいただいたのが出逢いで、それ以来、数回足を運んでみましたが、本当に久し振りに手にし、味わってみました。可愛い都電の車両の中の、いっぱいに詰まったアンは見事。また、外箱は車両の絵柄で楽しめ、捨てるのが惜しいくらいです。車窓からは、軒下の季節の花々がうかがえ、生活の様子も知ることが出来ます。

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将軍の狩場であった飛鳥山は、桜まつりが行われており、にぎやかな音で、沢山の見物客が訪れているようでした。橋の上にも人々がすずなりでしたので、昔も今も、花を求めて出掛ける様子は変っていません。花に誘われて、しばし非日常に勤しむのです。年中行事は、またまた元気にしてくれます。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbowカテゴリー 季節の話題

2008年04月12日

『桜さくらサクラ』

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 全国あちこちから桜の便りが届いています。桜前線は1月から7月、遅い年は8月上旬までかかって、沖縄のカンヒザクラに始まり北海道の千島桜まで日本列島を移動します。
 桜といえばソメイヨシノ・・・オオシマザクラとエドヒガンの雑種で、江戸時代の末期に染井村(現在の東京都豊島区駒込)の植木屋が売り出したと伝えられています。最初にできた1本から挿し木や接ぎ木によって増やしていったので、日本全国のソメイヨシノはまったく同じ遺伝子、つまりソメイヨシノはすべてクローンなのだそうです。
 ソメイヨシノは満開の時の美しさと散る時の花吹雪の美しさで、日本だけではなく世界で愛されています。パッと咲いてパッと散る潔さが日本人の気性に合っているとも言われます。
 拙宅にも1本ソメイヨシノがあるのですが、道路に枝を張るようになったので、枝打ちしたところ花の付きが悪くなってしまいました。「桜切るバカ、桃切らぬバカ」というのは本当です。毎年チョボチョボしか花を付けない様子を見るたび可哀そうなことをしたと胸が痛みます。
 ですが、お隣の奥様から「今年もお宅の桜の葉っぱくださいね。」と言われ喜んでいます。お隣さんは小学生のお子さんと一緒に親子で毎年桜餅を作っており、うちの桜が青々と葉っぱを繁らせるのを楽しみに待っていてくださるのです。お役に立てるのは何よりも幸せです。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin カテゴリー 季節の話題

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フォト : さくら

2008年04月14日

袖すり合うも他生の縁

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「袖すり合うも他生の縁」 そば店でのことです

御殿山の桜も今日が見納めと、円座をくんで、またベンチに腰かけ、といっぱいの人です。(TVでも今日が最後の花見と言っておりました。明日は、雨模様とのことです。)
今年の桜は、佐保姫様のご機嫌もよろしく、長いこと楽しめます。公園を横目に、時折訪れるそば店に入ります。少し早い夕食に、その後フラフラと花明かりを楽しもうと、そんなつもりで暖簾をくぐりました。店内には3組のお客様、4人がけのテーブルがあいています。焼みそとお酒(熱燗)、天ざるを注文です。私の後に、杖を手にしたご婦人がお入りです。目の前の座敷が空いていますが、私は、「よろしかったらこちらへどうぞ」と声を掛けます。では…とこちらへお座りになるおつもりでしたが、隣の若いカップルが退出、そちらへお座りになられます。さらにご婦人の入店、私はすかさず同じように声をお掛けしました。私の斜め前にお座りのご婦人は、板わさにお酒と鴨せいろをご注文。私の注文した品が先にきました。私は、お先にと声を掛け、手酌で一杯口にし、焼みそをつまみます。ご婦人にも注文の品が並べられます。私は、おちょうしを傾け「いかがですか」と声を掛けます。袖すり合うもなんとやら…と、ご婦人も快く、猪口を手に、私のお酒をうけます。女性がそば店で、一人手酌で口にするなどとは考えられないことでした。これは男の世界でのことなどと、二人とも見知らぬ人同士、たまたまそばをつまみ、日本酒を嗜み、花を愛でる人であったのです。世の中も変ったものです。まるで、池波正太郎のごとく、おいしいそばを自分流で楽しむのです。そこに見知らぬ同志が、同じ目的で、同じ時刻に時を過ごす。「よろしかったら私のお酒を一杯いかがですか?」と声を掛け、お互いしばしそばに舌をつづみ、黄桜は甘口などと評し、池の水面の花いかだ、風に舞う花吹雪に、地面を覆う花のじゅうたんなど、季語を使っての会話。女同志、男の社会とは違っても、心の扉を開いて、心地よく過ごすことが出来ました。つかの間の出来事です。思いがけない見納めの花が、そしてそばが取り持つ縁となりました。お店を出るのは一緒。道路をはさんで別れたのです。花明かりにて、バス停を3つも歩いて一人帰路。しあわせでした。


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イラスト : 桜

2008年04月19日

ダイヤモンドは永遠に!

四月の誕生石 <ダイヤモンドは永遠に!>

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ジェームズ・ボンド主演の映画のタイトルは、「007 ダイヤモンドは永遠に」。映画のタイトルミュージックのBGMもさることながら、ボンドシリーズの中でも、この映画は、ボンドの魅力とストーリーの痛快さは、忘れることが出来ないほど虜になりました。
 四月の誕生石はダイヤモンド。身近に誕生日を迎える二児の母の女性がおいでです。彼女にお会いすると、必ずどこかにダイヤがありました。さりげなく身につけて、楽しんでいる様子がうかがえて、微笑ましくもありますが、なかなかお似合いなのです。多分、お人柄とソフィスケートされた、素敵なお姿がそうさせるのでしょうか… 感心しています。
 さて、ダイヤモンドはダイヤで磨くそうですが、永遠の宝物として、宝石が何代にもわたって愛される為には、硬く、傷つかず、容易に変質しにくいという耐久性が必要。ダイヤモンドは、その中の最たるもの。宝石のキングと呼ばれるダイヤモンドは、永遠の愛を象徴する宝石として、世界中の女性に愛されています。結婚指輪はもちろん、スウィートテンダイヤ(結婚10年目に妻にプレゼントするもの)、ダイヤモンド婚は、75年のお祝いです。語源は、ギリシャ語「征服されざるもの」を意味し、初めて人間に発見されたのは、古代インドです。それ以来、見たものを虜にしながら、数々の伝説も生み出して来たそうです。ダイヤモンドは永遠に輝く至高の輝き。帝国王朝はイギリスの載冠式の際、君主が身につける宝石として、1838年につくられた王冠には、ダイヤモンドだけでも2800個以上。世界で2番目に大きいダイヤモンド「カリナン」が表面に飾られています。私はレプリカを目の当たりにして驚きました。君主の宝石はこのようなものと… ダイヤモンドをこよなく愛した、マリーアントワネットは有名ですが、グレースケリーもダイヤが相応しい方とお見受けしました。
PS 第一番目のダイヤはどこかと言いますと、1661年につくられた、十字架の飾りとされているそうです。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 いしいようこ カテゴリー 季節の話題

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フォト : ダイヤモンド

2008年04月23日

春祭り

桜が咲く日は、町の方より約2週間位遅れて、4月14日の春まつりの日は必ず桜の花が咲きそろうので、毎年不思議に思っています。昔の人の想いに感心させられます。それは見事に野から山から美しく咲きます。また、お祭りと一緒に楽しみます。“蚕”を取り、多くの織物が出来る事を願っての神社です。
鳥居をくぐると石の階段になっており、急な坂を登るのですが、上を見上げるとあまりの急に足を止めたくなります。一息ついて、約80段位登るのでしょうか。両脇は小さな芽を出し始めた木々、すみれやラン、小さな花を付けた春草があり、早春の山道です。その道に沿い、祭りのちょうちんが下がり、桜の花の枝がひときわ美しく、私たちを迎えてくれます。登りきると神社の本殿があり、右手にお神楽殿が渡り廊下でつながれています。周辺は笹の枝で飾られ、地域ごとに餅が供えてあります。本殿の方にも、お神酒・塩・くだもの・餅等が祭壇に飾られ、早朝から神主より祝詞をいただき、皆で酒や料理、楽しい話しでざわめいています。桜の木の下ではテントが張られ、ゴザが敷かれ、赤飯や菓子・くだもの・弁当と、所狭しと置かれ、老人会や子供たちが大勢います。神楽の舞と笛・太鼓の音が響きわたります。“天照大神”が岩戸からお出ましになるまでのストーリーで、間にはキツネや漁師など、ユーモラスな登場人物も出て、皆を笑わせます。終わりに近くなると、餅やわらじを、舞台より皆に投げて渡します。
私たちは本殿に詣で、お祝いを奉納すると、“くじ”をひかせていただきます。日用品や帽子、ほうき等が当たります。婦人の方が“甘酒”をすすめてくださり、テントの下に座り、桜を見たり、お神楽の舞を見たり、皆さんと話をしたりします。天気の良い日の祭りはひときわ楽しいものです。秋祭りより盛大で、神社近くの高台に色とりどりの登りが、爽やかな風にゆれ、多くの人の手により、今もなお伝えられてゆきます。一年の豊作、地域の発展、生きることへの感謝をしつつ、笛・太鼓の音が村中に響きます。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Coral pink カテゴリー 季節の話題

2008年04月25日

四国のお遍路さんのお接待 (その2)

四国のお遍路さんのお接待 (その1)よりつづく

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お練りの後は、初日を明日にひかえ、前夜祭とも言うべく、栗林公園では桜のライトアップのイベントが繰り広げられていました。秋は紅葉のライトアップ。春は桜です。夜の公園を解放してのイベントは、クリアしなければならない問題を抱えていました。それらをみごとにクリアして下さった方々がいるからこそ、美しい夜桜を楽しむことができるのです。夜桜の宴がこれからも続くように、私たちは感謝の心をマナーにのせて表したいですね!
さて、私は、一昨年前秋、紅葉美しいこの栗林公園【掬月亭】で公演させて頂きました。
栗林公園とのご縁は、その年の6月、あるお寺で創作浄瑠璃の会をさせて頂いた時、見に来て下さった栗林公園のSさんたちとのご縁です。そして、その方々こそが、夜の公園解放の立役者でもあります。
前回の公演では、高松と江戸のご縁についてをテーマにお話を交え「置いてけぼり」の演奏を致しました。
今回は桜のライトアップの前庭を通り抜けて更に奥【掬月亭】へと提灯に灯籠の灯りだけを頼りに歩を進めます。
遠く鶴亀の松のライトアップは緑をくっきりと照らし出し、まるで能の舞台があるのかと見がまう美しさでした。
幻想的な掬月亭のライトアップは、創作浄瑠璃の会に起こしになる方々のためだけの贅沢なライトアップでした。このライトアップは、異動になったSさんが公休をとって準備して下さったと聞きました。

今回のテーマは「瀬戸大橋開通20周年記念」です。 創作浄瑠璃「友情泣赤鬼物語」の演奏と語り、トークをさせて頂きました。
浜田広介さんの書いた童話「ないたあかおに」が浄瑠璃になったエピソード、浜田家との不思議な出逢い、山形と香川の話、そして【青おに】が香川の観光マスコット「親切な青おにくん」として活躍していること…。瀬戸大橋開通20周年記念として、青おにくんはどのようなルートで香川までやって来たのかを検証してみました。「瀬戸大橋20周年」の節目に青おにくんを里帰りさせて、山形と香川の観光の架け橋になるとよいと結びました。
ここ高松で活躍する青おにくんの親切は、この地域の【お遍路さんのおせったい】に通じるものだそうです。昔から四国八十八箇所を巡礼するお遍路さんに対して、優しく、親しみを込めた町ぐるみの接待があったそうです。
この数回の訪問で、【お遍路さんのおせったい】の心、皆さまと接するにつけ、私にはよく想像ができます。
赤おにくんのために一肌脱いだ青おにくんがここ香川に落ち着いた気持ちがよくわかる気が致します。
瀬戸内海にぽっかりぽっかり浮かぶお椀を伏せたようなまあるい島、しま、島、小高くまあるい山、やま、山。
香川の風土とおせったいの心。…
公演終了後Sさんは新しい部署での歓送迎会を抜け出して迎えに来て下さいました(涙)

【お遍路さんのおせったい】が深く深く身にしみて、春爛漫の香川の夜はふけていきました。
つづく


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 usagi カテゴリー 季節の話題

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フォト : 栗林公園
http://www.pref.kagawa.jp/ritsurin/


四国のお遍路さんのお接待 (その1)
http://www.manaken.net/blog/2008/04/post_188.html

2008年05月01日

暦を楽しむ「八十八夜」

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「八十八夜」…雑節の一つで「立春」から八十八日目のこと。
新暦では五月二日頃にあたり、三日後には立夏を迎えることから重要な節目と考えられてきました。
今年の八十八夜は五月一日です。この頃は昼夜の温度差が激しく、霜がおりることがあります。この日が過ぎれば霜の害はなくなるとされ、「八十八夜の別れ霜」や「忘れ霜」という表現はここから生まれました。農作物に大きな被害を与えるため、農家に、注意するように、という意味で作られた雑節が八十八夜です。その他の雑節には、節分やお彼岸などがあります。
この「雑節」について簡単に説明しますと、季節の変わり目のことを「節」といいます。暦の基本ともいえる中国由来の二十四節気はこの「節」を表していますが、日本の実際の気候とにずれがあったため、農作業や季節を知る目安に五節句と「雑節」が作られました。代表的な農作物として、八十八夜のこの時季にその年最初の茶摘みが始まります。
八十八夜の日に摘んだお茶の葉は、栄養価が高く極上の味わいと言われ、不老長寿、縁起物の新茶として珍重されてきました。また農村部だけではなく漁村部でも八十八夜を漁の目安にする地域があります。瀬戸内海では産卵のため鯛が外洋から入る時季にあたり、海上から見るとまるでその様子が島の様に見えるといわれている位で、また種子島や屋久島では八十八夜は豊漁の続く頃とされ、漁の開始時ともされているのです。
 私達の日常には皐月(さつき)の味覚もいくつかありますが、特に八十八夜の新茶は大切に煎れ、丁寧に味わって五月を満喫する楽しみのはじめの一つに是非したいものです。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Angel カテゴリー 季節の話題

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フォト : 5月1日の茶畑の新芽

2008年05月03日

道づくり

都会の方では、“クリンデー”でしょうか。近所の人達で、道や川の中、川の土手などの雑草や木の枝の伐採と少し大掛かりです。年に4回位あります。春は、あまり草木ものびないので、早く終えて花見をします。主人が植えた桜が家の周りにあり、花を咲かせるようになりました。橋のたもとでもあり、邪魔になりません。シートを敷き、バーベキューをします。7軒でちょうど良い人数かも知れません。私は都会のスマートな付き合い(?)が好きですが、そうも言っておられません。煮物や菓子を持ったり、また、義母を連れたりして参加しています。夏や秋の道づくりはそれは大変で、主に男性にお願いしています。草刈機・カマ・軍手・帽子・タオル・虫よけスプレー・水入りのペットボトルなどが必需品です。背丈より高い草を、山道に沿って刈り、虫やヘビだって出てきます。そのかわり、美しい小鳥の声と涼しい風はご褒美です。道もいろいろあります。コンクリートの道、石ころの道、山道、あぜ道、人の通る道を歩きよくするのが道づくりと言うのでしょうが、昔は生活のために、生い茂る雑草をかき分けながら山道を確かな道にし、また、登山する人々のためにも、身を削っての作業だったに違いありません。今も「“道づくり”があります。」と声が掛かりますと、そんな情景が目に浮びます。そして深い言葉に思います。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Coral pink カテゴリー 季節の話題

2008年05月10日

四国のお遍路さんのお接待 (その3)

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四国のお遍路さんのお接待 (その2)からのつづき

高松3日目の朝も快晴です。朝早くからKさんが最後の1日のご案内をして下さいます。
このKさんこそが高松とのご縁を下さった方なのです。まだお若い女性です。
昨日も歌舞伎の後は琴平宮を私がお詣りするのを待っていて下さり、高松空港近くのサンセットポイントまで夕日を見にドライブして下さいました。瀬戸内海の静かな海を横目で見、小高い丘に落ちる夕日を一緒に拝みました。美しい夕日でした。(写真)
夕食も彼女のお薦めのお店(古民家のイタリアン)で、お友達も交えて楽しい一時でした。
そして、今朝は、素敵な方にお引き合わせ下さいます。
茶道の研究家でもあるお茶人です。後継のいらっしゃらないこの方は、ご自身のお道具を市に寄贈し、資料館として開放なさっていらっしゃいます。その庵の名は「恕庵」です。
Kさんが2年前の私どもの公演の場所を探している時にこの「恕庵」を見つけて、それ以来その庵でお茶のお稽古を始めたのだそうです。Kさんは私のブログを読み「恕」の話を一番最初のマナー講座で話しているのを知り、「いつかお引き合わせを」と密かに考えてらしたそうです。
「恕庵」の主(あるじ)は、初対面の突然の訪問にも拘わらず、3時間近くもお話下さり、お茶室やお道具を拝見させて頂きました。おもてなしのお菓子は大宰府のもの。いつ誰が来てもよいように備えていらっしゃるのですね。しかも取り寄せのお菓子です。
お抹茶を頂き、おしゃべりに時のたつのも忘れました。話は、主(あるじ)の生死を分けた不思議な人生の巡り合わせの話にまで至りました。
お茶も人生も奥深く、懐の広い方です。教えを受けたいと感じました。
去り難い気持ちを抑え辞去する私どもを表まで見送っ下さいました。晴れ渡った空に鶯谷が鳴きました。Kさんのおかげで本当に爽やかな時を過ごさせて頂きました。
その後は下見も兼ねて、農村歌舞伎の舞台のある【四国村】に連れて行って下さいました。
和三盆を作っていた小屋というのも移築して残してあります。いつも頂く【おいばね】のお菓子はこうやって作られていたのだと、改めて思いました。
お菓子も人々の生活も実際に触れてこそわかることができます。今の時代はインターネットや、情報器機が生活の中心にあり、実際に遠くまで出かけて行かなくても情報が得られ、見ていなくても見たような気になり、知った気になってしまうことが多々あります。
怖いことも知れません…。
ランチは讃岐うどん。
信号の数より遥かに多いと言われている讃岐うどんの店。
1日目の讃岐うどんは、市の観光課の方の案内で庶民的な讃岐うどんの食べ方を教えて頂きました。映画「うどん」にも多々出てきたお店です。
そして今日は、風格のあるお店です。どちらも全く違って、いずれよしです。
シコシコしたうどんとダシのきいためんつゆに蕎麦湯を注ぎ、残さず一緒に、四国の旅を飲みこんで、春爛漫の四国高松をあとに一路東京へ…。
空港ではチェックインの後も、最後の最後までお互いに手をふり立ち止まって別れを惜しみました。
【お遍路さんのおせったい】の心は今も讃岐の人々の中にあります。
讃岐だけではありません。日本のあちらこちらにおせったいの心はあります。
住まいするわけではない者たちへの温かい配慮…おもてなしの心です。
私は、いつも、帰りの飛行機の中で、『万が一この飛行機が落ちたとしても、悔いはない』と思うのであります。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 usagi カテゴリー 季節の話題


四国のお遍路さんのお接待 (その1)
http://www.manaken.net/blog/2008/04/post_188.html

四国のお遍路さんのお接待 (その2)
http://www.manaken.net/blog/2008/04/post_196.html

2008年05月15日

初夏のまつり -葵祭-

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「伝説のバレリーナ、世界遺産に舞う」
 3月30日世界遺産の京都上賀茂神社で、「ボレロ」を踊るプリンセツカヤさん。能楽師の梅若六郎氏、日本舞踊 藤間勘十郎氏との共演です。プリンセツカヤさんは82才、現役最高齢にして「20世紀最高のバレリーナ」と称される方です。NHKのTVから流れる映像を息をころして見つめました。すごいことが行われているのです。
 放映は5月に入ってのこと。京を彩る初夏の祭事が、もう10日もすると行われようとしている時に、まさに私は目を疑いました。小雨のけむる中、あの「ボレロ」の調べに、鼓や笛の音が共鳴し、三人の形は融合し、それぞれの文化が引き立てられているのです。素晴しいコラボレーションです。
 さて、京都には、古い歴史を伝える祭りや行事が残されていますが、5月15日の葵祭は華やかな平安絵巻に酔いしれます。上賀茂神社と下賀茂神社の祭礼で、正式には賀茂祭と言いますが、平安時代の初め、天皇の命令によって行われる祭礼となり、両社の神紋 双葉葵にちなみ、「葵祭」と呼ばれるようになりました。京都御所から、下賀茂・上賀茂神社へ参向する路頭の儀は見事です。藤の花で飾った牛車が美しく、行列の長さはほぼ1キロに及びます。一番の人気は、何と言っても斎王代(さいおうだい)。斎王とは、伊勢神宮や賀茂神社に奉仕した未婚の内親王や皇族の子女のことです。その伝統にならい、現在では京都に住む未婚の女性が選ばれ、斎王代と呼ばれます。今年も、ゆかしい女性が選ばれたそうです。濃き長袴の装束は未婚のしるし。葵のかづらで飾られたまぶしいほどのお姿を、私は幾度も、遠くから決められた席で眺めました。東京から、この京を彩る祭事の行列を見物し、京の歴史、文化にふれることを目的として出掛けたものです。今年もたくさんの人が出向いて住時を偲び、脈々と続いているこの行列に、古へへの想いを重ねることでしょう。…
「江戸っ子だってね」
「神田の生まれよ!」と言葉が行き交う江戸の祭り 神田祭、浅草の三社祭と続きます。
 江戸を代表するこの祭りは、神田生まれが俄然元気になると言われ、初夏の祭りとして親しまれています。江戸っ子は、ソワソワ、ワクワク、次々に続く江戸の下町風物詩を楽しみます。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 いしいようこ カテゴリー 季節の話題

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フォト : 社団法人京都市観光協会HPより「葵祭り」 http://www.kyokanko.or.jp/

2008年05月16日

うれしいサプライズ

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5月の第二日曜日の11日は「母の日」でした。
「母の日」の当日は、海外に出かけて留守になる娘から一足早いカーネーションが手渡されました。ゴールデンウィークは急ぎの仕事に追われる毎日だった私にとって、うれしいサプライズでした。
そういえば、娘は小さい時から毎年一度も欠かさず、母の日や誕生日やクリスマスにはプレゼントをしてくれていました。どんなに忙しい学校行事やクラブ活動、習い事の合間にも。いつの間に?というタイミングでプレゼントを用意しておいてくれるのです。
私は、いつもこのサプライズにびっくりさせられ、うれしさも2倍に膨らみます。
最初はクレヨンで描いた絵でした。そして、金色の折り紙で作ったリング(指輪)やブルスレットでした。いつも、花とカードが添えられていました。
留学中にも、いいタイミングで荷物が届くのです。開けてびっくり!母の日に、誕生日に、クリスマスにと届きます。
どちらのご家庭のお嬢様方も、そのようでありましょう。我が家においても、身内の話で恐縮ながら、やはりうれしいことであります。
先日、テレビのニュースだったか、番組の中での街頭インタビューがありました。「母の日にもらってうれしい贈り物・母の日に贈りたい物」でした。
若いお嬢様方の贈りたい物の1位は花でした。
そして、気になるお母様方が贈ってほしい物の1位がブランドバッグでした。
私は?と訊かれたら、「うれしいサプライズ」と応えるかもしれませんね。
そして、今年の母の日は私も娘を見習って、カーネーションの花束と久しぶりの訪問のサプライズを届けに行ってまいりました。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 usagi カテゴリー 季節の話題

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フォト : カーネーション

2008年05月20日

クレオパトラの愛したエメラルド

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 新緑がまぶしいこの五月は、まさに「エメラルドグリーン」の言葉がふさわしい。エネルギーに満ちあふれ、緑に癒され、平和のシンボルそのものです。この月の誕生石は、あのエジプトの王妃(世界三美人の一人)、シーザーの愛したクレオパトラにふさわしく、富と叡智、そして美をも表現します。吸い込まれるようなグリーンは、その言葉通りに女性をとりこにします。いや、歴史に名を記す人々は、ステータスシンボルの一つとして身に着けていたようです。リズ・テーラーの扮するクレオパトラは、「エメラルド」そのもの。男性を、人々をとりこにしていました。スクリーンでのクレオパトラは、今でも目に焼きついて離れません。
 先日、結婚20周年(磁気婚)を迎えるご夫妻の招きで、ご自宅を訪れました。5月20日が結婚記念日。奥様の誕生月でもあります。ご夫妻の結婚式に、私は主賓としてお祝いの言葉を述べました。お二人ともその言葉を、今でもはっきりと覚えておいでで、私に話して下さいました。思いがけないことで驚きです。式当日は、この季節にふさわしい緑の色留袖でのぞみました。明年、ご長女は成人式を迎えるとのこと。下の男子は高校2年生で、テニスに力を入れているそうです。一緒に仕事をした仲間が、こうして幸福な家庭をきづき、お子様を育て、しかも仕事もこなしておいでです。
 人の生き方をご自分でとらえ、道を歩んでいるのです。ご両親の姿を目の当たりにした、お子様の成長も楽しみです。さらなるAnniversary を祈って、ささやかにお祝いの品を用意しました。幸せなご家族と出会えることは、この上もない喜び。私も、とても幸せな気分になりました。

PS.
「エメラルド・ラッシュ」とか!
アフガニスタンでは、大変危険な作業が行われているそうです。一獲千金をねらって、鉱山に出向き、エメラルドを探す。人生の変化に期待をして出掛けているのですが、富を得る為に、危険を省みず体をはっている様子を目の当たりに、言葉がありませんでした。5人の子供をかかえ、親と一緒に生活している、まだ若い父親の姿に、無事なる日々を祈らずにおれません。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbowカテゴリー 季節の話題

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フォト : ジュエリー大辞典「エメラルド」より
http://www.mur-c.com/dictop.html#EMERALD

2008年05月26日

5月のオープンカレッジはパーソナルカラー

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美しい光の5月にふさわしく、深紅のバラが担当講師を引き立てていました。庭のバラを持参されての講座です。手描きのポスターには、子供の頃から色に興味を持ち、兄妹で似合う色の違いのあることに気づき、追求してこられた、色に対する情熱がうかがえました。
講師のやさしい語り口は、お人柄からくるものなのでしょう… まず、モデルさんに合わせての実演。モデルは参加者の中からお選びです。その後、それぞれ自分の色を見つける楽しい作業には、いくつものチェック項目が有ります。診断結果は、健康状態などで日々変化するとも言われていますが、自分の色を知り、効果的にその色を使うことで生活を豊かにし、また、仕事への意欲にもつながります。マナーとしての色を知ることは、大切な心得。ライフスタイルに合わせて色を選び、コミュニケーションの道具(カラー)は疎かには出来ません。効果的な色の使い方など、知れば知るほど興味が湧いてまいります。ことに色を表現する日本語の豊かなこと。日頃表現しないボキャブラリーで、色の形容をすることは楽しいものです。また、勉強にもなりました。
我国の色目は平安時代には季節の色として、組み合わせが200組にも及びました。平安人の美意識がうかがえ、季節感を大切にした、初夏の「山吹」「藤」「卯花」「菖蒲」の重ねなど、色の楽しさは、現代に語りかけてくれます。現代では、「勝負カラー」「癒しカラー」「安全カラー」などとも言っていますが、知れば知るほど楽しくなりますね。
5月のオープンカレッジのご紹介でした。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 いしいようこ カテゴリー 季節の話題

2008年05月28日

お中元商戦スタート

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まだ「衣替え」の時季を迎えていないというのにお中元商戦が始まりました。
「もう?!」と一瞬驚いてしまいましたが、そういえば年々早まっているような気がします。一般的に7月初旬から(旧盆の地域では8月初旬から)贈り始めるお中元も、その時期自体が少し早くなってきているのだそうです。

各デパートではお中元情報合戦が盛ん、それぞれが時代の変化に合わせたテーマを掲げています。食の安心・安全を前面に押し出している商品や全国のご当地の味ギフト、品の選び方から木目細かなサポートをアピールするなど様々です。まもなく時期も本格的になれば、お中元用の特設コーナーはもちろん、デパ地下も一段と活気に満ちて、お目当ての品は決まっていても目移りしてしまいます。

毎年同じ品を贈るのもよいし、毎年違う品を選んでみるのも楽しいもの。要は、相手に感謝の心を贈ることが肝心なのです。我が家の場合は…というと、毎年ハムのセットを贈って下さる方がいらっしゃいます。でも、届けられるハムをいつも夫が独り占め。実はこのハムがなかなかの高級品らしく、燻製の香りが好きな人にはたまらないようですが、私はその香りが苦手なのです。なぜ毎年贈られてくるのかというと、私がお礼状の文面に「さっそく美味しくいただいております」と書いたことが原因のよう(笑い)。きっと夫婦二人で食べている姿を思い浮かべたのでしょうね。でも、美味しそうに食べる夫の顔を見るのも嬉しいものです。これもまた幸せ、幸せ。今年も贈ってくださった方に感謝の気持ちをこめて、一切れ一切れ丁寧に包丁を入れ、夫の待つ食卓に運ぶことにします。


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フォト : 燻製ハム

2008年05月31日

衣替

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日本には気候に合わせて衣服を替える習慣があります。
夏期を迎える6月1日、そして冬期となる10月1日に「衣替」あるいは「衣更」の行事が定着したのは明治時代とされております。この行事は平安時代において物忌み(ものいみ)の日に行う祓え(はらえ)の行事として始まり、宮中の「更衣(こうい)」という行事へと発展しました。この時代には中国の風習に則し、旧暦で4月1日と10月1日にそれぞれ夏装束と冬装束を替えておりました。当時は四季に応じた衣装はなく、下着やその色合いなどで調節をされたといわれています。
 江戸時代になると衣替えの回数は年2回から4回へと増やされ、4月1日からは袷小袖(あわせこそで)という裏つきの着物、5月5日からは一重帷子麻布(ひとえかたびらまふ)という裏なしの着物、9月1日からは再び袷小袖、9月9日からは綿入小袖(わたいれこそで)と定められていました。参考までに記しますと、「四月朔日(しがつついたち)」と書いて「わたぬき」と読んだといいます。9月9日から3月31日までは綿の入った着物を着るという習慣から判断すると、当時の初秋はもううっすらと寒さを感じていたのではないでしょうか。
 近年は四季の変化がはっきりと体感できない気候ですけれども、6月1日になると、学校あるいは制服のある職場では夏服に衣替えをするところも依然として多く見られます。冷暖房が完備しているオフィスがほとんどの今日、衣替えの行事の意識もますます薄らいでいくかもしれませんが、現在ではクールビズなど地球の変化に合った工夫も生まれ、豊富な材料を使ってデザインを楽しみながら装うよう時代と共に変化はしているものの、街をよく見れば季節感だけでなく時節柄や日々の天気も考慮し、流行色を取り入れ、さらにはこれらを様々にアレンジする手法も発達している様子には目を瞠(みは)るものがあり、ときに一年を通して思いもよらない衣替えのシーンがわずか一週間のうちに何度も起こりうる古来の「衣替」の季節であるこの時季には、日々の気候の移り変わりに合わせて手軽に毎日少しずつ衣替えを行えるようになっただけでなく、街中の人々の装束に目を向ければこのような衣替えの経過を同じ視野の内に観ることもできるため、皆様それぞれが独自の感性で四季の変化を実感していることは間違いありません。
 「衣替」は文化や習慣であるという考え方があります。しかし、私たちは古来より培われてきた意識によって日本の春・夏・秋・冬それぞれの季節の間の季節までも敏感に指摘し表現できると考えたとき、ひとつの行事をこえて存在する日本人の美意識に、私は少々誇りを感じております。


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フォト : CoolBiz

2008年06月04日

芒種(ぼうしゅ)

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6月5日は、二十四節気のひとつ「芒種(ぼうしゅ)」。また、この日から夏至までの期間をも指します。「芒(のぎ」というのはイネ科植物の実の外殻に見られる棘(とげ)のような突起のことで、「芒種」とは稲や麦など芒(のぎ)を持つ穀物の種を蒔く頃をいいます。この頃には秋に蒔いた麦などの刈り入れも行われ、田植えなど農作業が忙しくなる季節となります。

農家の皆さんが腰を曲げてこつこつと田植えに励んでいる光景も、田植え機が普通となった今ではただただ懐かしいものとなりました。こつこつと手作業…といえば、小学生のころ学校で小さな田んぼを再現して田植えから収穫までを体験した思い出を持っている人も多いことでしょう。私もその一人。最近はバケツで稲を育てて出来栄えを競うコンテストなどもあるそうですね。子供から大人まで個人や団体の部門に分かれ、参加者の気合の入れ方も半端ではないようです。バケツを田んぼ代わりに利用するなんて、その発想がなんとも面白い。

日本人は縄文時代から稲を育て、それを主食としてきています。長い歴史の中で、大切な儀式の折には塩と共にお米も供えられてきました。栄養面でもデンプンの他、たんぱく質、脂肪、ミネラル、ビタミン類などもバランスよく含まれているという優れものなのです!

でも、時代とともに食生活も変化し、米飯を食べる人が減少しているようです。とはいえ、お米は日本人の主食、なくてはならないもの。私は一日の食事でご飯はお茶碗に1?2膳いただいています。そうしないと、どうも力が出てきません。あなたはいかがですか?そんなことを考えているうちに、蛍の季節、そして梅の実も熟し雨の季節へと移ってゆきます。


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フリーイラスト : ホタル

2008年06月09日

カルガモ親子の季節

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最近、東京都八王子市の長池公園のカルガモがずいぶん話題になりました。親鳥とひなが泳いでいたところ、とつぜん一羽のひなが姿を消してしまった・・・。水面が乱れた瞬間のできごとで、ブラックバス、あるいはミシシッピアカミミガメが丸のみした可能性があるということですが、このニュースに心を痛めている人も多いことでしょう。

実は、私の自宅近くの遊歩道を流れる川でもカルガモ親子のほほえましい姿が近隣住民の間で大人気。交通量の激しい幹線道路から徒歩でたった数分ほど中に入った所なのに、こんな癒しの風景があるなんて、東京も捨てたものではありません。母親を先頭に9羽のひな達が列を成してたどたどしい足取りで行進する様子は例えようもないほど愛くるしく、また時折ひな達が見せてくれる水面を滑るような素早い泳ぎは通りがかりの見物人たちを驚かせます。

ところで、地域の皆さんの注目の的は、ひな達よりも母親のようです。健気にひな達の世話をしている頑張りぶりに拍手喝采!もちろん心の中で拍手を送るのですよ。カルガモ親子が大きな音に驚いて不安な気持ちにならないように、私たち人間の当然のマナーでしょう。子供達を引き連れ、道を横断して川のポイントを移動していくのですが、母カルガモは決して子供達から目を離さず、全員が無事に川へ入っていくまで鳴きながら誘導していきます。私たち人間は、移動が終了するまでは足を止めて祈るように見守ります。その見守る中から、「何も教わらなくても、ちゃあんと育ててるのよねぇ。」と、ひとりの女性のささやく声。本当にその通りですね。

カルガモのひなは10羽中2?3羽しか無事に育たないということですが、この遊歩道は人通りが多いため、ひな達はカラスには襲われにくいものの、猫や蛇に襲われる危険は多いのだそうです。このたび話題になった、一瞬のうちに消えてしまったカルガモのひなの場合は、人の手によって放された外来種(ブラックバスやミシシッピアカミミガメ)が原因ではないかと言われています。これは、大変な人間の失態です。私たち人間は、今一歩、踏み込んだところから考えて行動したいものですね。

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フォト : カルガモの親子

2008年06月10日

雨に遊ぶ(入梅)

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久しぶりに、てるてる坊主を作ってみました。
結構まん丸のかわいい顔にするのは難しいものですね(写真)

最近の都会生活では、雨がほとんど気にならない人が多くなっているのではないでしょうか…。かく言う私は、一年の内に長い柄の傘をもつことは皆無です。軽量の折りたたみの傘を使っています。電車の乗り継ぎも地下、買い物もデパートの地下、通路も地下道…。ほとんど、傘が要らないのです。その上、折りたたみの傘は、年々、軽量化され、より小さくコンパクトサイズになりました。しかも安価であります。梅雨時の満員電車で、あちらの傘、こちらの傘にピッタリ押され、足もとがビッショリ、なんてことも少なくなったのではないでしょうか…?
小さな折りたたみの傘は閉じると持ち歩くのがかえって不自由ですから、私はハンドタオルに包みビニールの袋に入れて、バックに入れてしまいます。
最近はファッションとしてビニールの長靴がおしゃれですが、やはり履く機会はほとんどありません…。
洗濯物も乾燥機の活躍で昔ほど困らなくなりました。
それでも、「雨に遊ぶ」ことはできますね♪
たまには、子供の頃にかえって、てるてる坊主を作ってみるのもよいですね(^_^)
近所を歩いて紫陽花に這うかたつむりを見つけたり…。
着物姿に雨コート、ジャノメの傘に爪革をつけた足駄なんていうのもよいかもしれませんね。

「雨に遊ぶ」そのくらいの余裕をもって、梅雨明けを迎えたいですね!

東京は今日も雨。暦の上では10日が雑節の「入梅」です。雑節は二十四節気よりも、より日本の気候に基づいて名付けられたものですが、ちょうど、梅の実の実る頃の長雨を「梅雨」といい、その「梅雨」に入ることを「入梅」といいます。今年は少し梅雨入りが早かったようですが、梅の実は実ったのでしょうか…?
作物の実に欠かせない雨。「どうか、程よく降らせて下さい」などと、勝手な願いを【てるてる坊主】にお願いしました。


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フォト : てるてるぼうず

2008年06月11日

「源氏物語と和菓子」展

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「源氏物語と和菓子」展 -虎屋文庫-

 雅やかな王朝の世界を楽しんでまいりました。
 今年は、源氏物語千年紀にちなみ、「菓」「茶」「香」「装」と様々に趣向をこらした、文化を楽しむ場に臨むことが出来ます。(源氏物語千年紀記念事業)
 「源氏物語」とは平安時代、紫式部によって著わされた五十四帖からなる日本最古の長編小説。その成立は、「紫式部日記」寛弘五年(1008)11月1日条に「源氏」や「若紫」などの記述があることから、すでにこの頃には宮中で読まれていたと推測されています。昨秋あたりから、にわかに、ラジオ、テレビ、そして著と、私が親しんでいる茶の道具にも取り上げられています。まさにブームです。そんな折、毎年訪れる虎屋ギャラリーでは、ストーリーに基づいた菓子の展示と室礼を堪能しました。もちろん地下の菓寮では、開催を記念しての抹茶あんみつに舌つづみです。さらに「源氏物語」「若紫」の料紙(片野孝志氏)は、私達を王朝の世界へ誘い、夢幻的な美を放っています。皆様はどの帖がお好みでしょう…!
 初夏をおもわせる、十一帖花散里の菓子は「押物製 浄き庭」御簾(みす)に橘を配し、花散里邸を思わせる意匠。 ?橘の 香をなつかしみほととぎす 花散る里をたづねてぞとふ? 源氏は父の女御であった麗景殿の屋敷に昔なじみの花散里を訪ね、思い出を語り合う。
 源氏物語との出会いは16才の頃、はるか千年前の物語から、当時、私は何をイメージしたであろう…。その後、作家 近藤富枝先生とのお出会いをいただき、先生のご講演をあちこちと追いかけたのが、昭和48年頃。語りの見事さ、それに加え、装束、香、料紙にまで、雅な世界へ私は誘われ、今日に至っています。作曲家(別宮先生)のオペラ「葵上」は車あらそいの場にて圧巻。忘れようがありません。
 よきお出会いがあることをのぞんで、ブログにしてみました。
 6月16日迄、楽しむことが出来ます。


PS 近藤富枝先生は「王朝継ぎ紙研究会」も主宰され、その作品を今秋に拝見することが出来ます。料紙は、染めたり、文様を刷った鳥の子、楮などの和紙を、「切り継ぎ」「破れ継ぎ」「重ね継ぎ」などの技法でつなぎ合わせていく装飾的な紙のことで、平安貴族たちはこの紙を手紙や歌の贈答、歌集の筆写などに用いていました。近藤先生は、「西本願寺本三十六人家集」に魅せられ、雅な平安朝の継ぎ紙の復元研究に力を注ぎ、多くの方々が受け継ぎ、愛好者・ファンが日本全国においでです。


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源氏物語千年紀展
http://www.bunpaku.or.jp/

源氏物語の1000年-あこがれの王朝ロマン-
http://www.yaf.or.jp/yma/

2008年06月17日

旬の味

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 6月の旬の食材として代表的なものは、何といっても「鮎」でしょう。川魚の女王とも言われ、味はもとより、その姿の美しさは女王と呼ばれるにふさわしく、西瓜(すいか)に似た良い香りがすることから「香魚」とも呼ばれている高級食材です。
 近年では、養殖も出回っておりますが、天然の鮎には到底かなわず、「香魚」たる香りもありません。調理方法は、塩焼きが素材に合うためお薦めです。たで酢で焼きたてをいただくと、まさに至福の味わいになると感じました。またこの時季には、和菓子でもカステラ風の生地で鮎の形を焼き、ウロコ、目、口などは焼印の技法で、本物の鮎を表現されたものが店頭を飾ります。先日、私の個人的な関係者より、老舗のこの夏菓子をプレゼントされた折、手軽なお菓子の形から、やはり実際の鮎は高級品なのだろうと感じ、旬の味を形で楽しみたいという心の豊かさを考えさせられました。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Angel カテゴリー 季節の話題

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イラスト : 鮎 イラスト素材の素材ダスより

2008年06月19日

「細雪 ささめゆき」

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「細雪 ささめゆき」 なんと格調高い美しい舞台なのでしょう!

細雪の観劇に帝劇に足を運びます。入場のさい求めたプログラムは、紅枝垂を中心に美しい「細雪」の文字。題字は、谷崎淳一郎夫人の松子様。表紙からすでに、四人姉妹の物語。あの美しいきもの姿の昭和絵巻を彷彿させてくれます。なんと美しいプログラムでしょう…!「細雪」は戦前迄大阪文化の中心であった船場の旧家、蒔岡家の四人姉妹を主人公に、時代の波で滅んでいく旧家の暮らしを綴った物語です。
 谷崎淳一郎のこの文学は、昭和41年芸術座で上演され大ヒット。美しき昭和絵巻と評され、これ迄1200回をこえる上演を記録しているとのことです。美しい四姉妹が、次々にきものを替えて登場する華やかさ、きものの虫干しの場面の豪華さは、観客の目を楽しませ、女優の、個性あふれるパフォーマンスと耳に入る関西弁は、活字を追う理解と異なり、美しいのです。
 京都の花見の枝垂桜を映して、降り出した細い雪がラストシーン。そして、終幕の紅枝垂は圧巻です。そこに四人姉妹の美しいきもの姿。客席への丁寧な立礼姿は、いつ迄も目に残ります。この細雪は舞台のみならず、映画でも度々上演され、観客を魅了していました。白黒からカラー映像に至る迄、魅力いっぱいの女優が四人姉妹を演じていました。(京まち子・山本富士子・若尾文子・吉永小百合などなど)この魅力的な谷崎文学を、幾度も読み返してみました。日本の美しい情景が、四季を通して描かれていますし、四人姉妹の営みも様々に、心に響き感動でした。私も、四人姉妹の四女、この妙子の生き方は、現代では当たり前のようですが、それぞれに美しい花を咲かせています。舞台は、見所いっぱいの格調高い美しいものでした。
 映画「春の雪」にご出演の三谷侑未さんのご案内で、この度、四人姉妹のごとく、麗しい女性とともに、帝劇に足を運びました。三谷さんによい席を予約していただき、お誘いした甲斐がありました。(映画のお手伝いをしたご縁がきっかけで、またとない機会を得たしだいです。)きもの姿はなんと美しいことでしょう。コーディネートの見事さ。きものの柄に色づかいに目をみはり、次女役の賀来千賀子さんのお声がまた魅力的でした。彼女はかつて、1982年にポスターのきものモデルで私たちにはおなじみ。大人の女優へ成長しておいでです。三谷さんにサンクスカードをしたため、心ばかりの差し入れを楽屋へとお願いして、帝劇を後にしました。
 皇居の緑を眺めながら、ワインとともに、和の文化に、ストーリーに、美しいきもの姿にと、感動を述べながら、豊かな時を持ったことを加えておきます。プロムナードから始まり、非日常はまたまた元気にしてくれます。
「さまざまのこと思ひ出す桜かな」 芭蕉


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 いしいようこ カテゴリー 季節の話題

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フォト : 細雪ホームページより
http://www.tohostage.com/sasameyuki/index.html

2008年06月20日

あじさい寺(本土寺)をたずねて

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 JR常磐線 北小金駅より商店街を抜けると、「長谷山本土寺」の文字を刻んだ石門が有り、これより参道となり、松・杉などの大木が連なること数百メートル。朱塗りの仁王門を仰いで境内に入ると、木の間越しに本堂が見え、左方には五重塔、右方には諸堂が見渡せます。木々の下には紫陽花が幾重にも咲き、みずみずしい葉に、白・紫・ブルーピンクと大きなかたまり小さなかたまりに、今が盛りと咲き、見事です。どんよりとした梅雨の日に、明るく楽しくしてくれる紫陽花は素敵です。また、見上げれば楓の繊細な葉が、緑のレースのように涼しげに揺れ、空を透けて見せてくれます。順路に沿って石畳を歩くと、寺の建造物、木々と苔、そして紫陽花が快く調和しています。道は狭くなり、両脇は頭より高い紫陽花でいっぱいです。上り道、下り道と続き、やがて小高い道をいっきに下ると、急に前方が明るく開け、下は池になっています。視界一面に色とりどりの菖蒲の花でうめつくされて、皆ビックリします。大変大きな池、水辺なので、花の数も数えることが出来ないでしょう。中央に何本かの渡り木の橋があり、菖蒲の花の大胆さに圧倒され、夢のような風景でした。このお寺より近いせいもあり、今回で4回目の見学となります。
 今は結婚した、息子の小学生姿と私、お茶会姿の私、写真を見るにつけなつかしく思い出されます。本土寺は一万坪の起伏に富んだ地形と、桜、楓が織りなす春秋の趣、また、特に初夏の菖蒲と紫陽花、秋の紅葉は大変な賑わいとなります。
 もと源氏の名門平賀家の屋敷跡と伝えられ、七百年前、日蓮大聖人より長谷山本土寺と寺号を授かったのに始まりました。今日“あじさい寺”として観光名所となり、花寺としても親しまれています。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 コラールピンク カテゴリー 季節の話題

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フォト : 本土寺のあじさい
あじさい寺 長谷山本土寺ホームページ
http://www.hondoji.com/

2008年06月23日

暦を楽しむ「夏至」

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今回は「夏至」についてのお話しです。「夏至」は、私がたびたび紹介しております二十四節気(にじゅうしせっき)のうち、十二節ある正節の中のひとつにあたります。新暦の六月二十一日頃を指しますが、今でこそ北半球では夏至と言うと一年のうちで一番昼が長く、夜の短い日のことを表すものの、本来は次の正節である小暑(新暦の七月七日頃)までの期間を表しているのです。二十四節気はそもそも太陽を中心とした一年を二十四等分する目的で設けられたため、漢(かん)の時代の時刻の打ち方である辰刻(しんこく)で表せば子の刻(ねのこく)が午前零時を中心とした約2時間を表すのと同じく、節はひとつの期間を表すものなのです。
 日本で夏至を迎えるのはちょうど梅雨の最中になるため、昼の時間の長さを感じるのは、本格的に夏の日差しを受けてからになるのでしょうが、日本では古来より、もうひとつ重要な意味が、この暦には込められているのです。
 古代中国では、各節気をさらに三つの期間に分け、そのそれぞれに初候、次候、末候という序数をつけた七十二候(しちじゅうにこう)という暦を用いていたというお話しを以前致しました。現在では、食料自給率が40%を割り込んでしまいましたが、農業は近代以前の人々にとって生活の要だったことをご存知だと思います。特に日本人の主食であるお米を作る稲作は、全国各地で営まれ、その土地の人々の生活を支えてきました。大正時代までは、田植えは六月中旬に行っており、ちょうど今頃が田植えの時季にあたっていたのです。手作業で田植えを行っていた時代には、悪天候などで作業ができず、せっかく肥えた土地の栄養が雑草のものになってしまうこともあったようで、こうなると、その年は凶作に見舞われることになります。水田に生える種類のものではないのですが、畑の雑草には半夏(はんげ)と呼ばれる生薬の元となるものがあります。いわば薬草なので、個人的には雑草と呼ぶのは忍びないのですが、烏柄杓(からすびしゃく)という名が付いていることからも想像できるように、少し不気味な外貌をしています。この草が生える時季を呼んで、半夏生(はんげしょう)という名称が付いたのが、夏至の末候初日にあたる七月二日、つまり夏至から数えてちょうど11日目の日なのです。
 また、この半夏生は日本の暦の中で雑節にあたり、以前「八十八夜」の項でもご説明しましたように、農作業や季節を知る大切な目安となっております。「半夏半作(はんげはんさく)」という言葉に表される通り、半夏の生える時季までに農作業を終えれば、例年の半分の収穫はあげられるとされ、昔の農家の人々はどんなに遅くとも、半夏生までに農作業は終えることとしておりました。
 このように「夏至」はその昼の時間の長さという自身の特徴とともに、雑節の基準になっているという別の特徴もあわせ持つ特殊な日です。暦の内に息づく不思議な関係を知ることで、昔の人々は、自然と食べ物の大切さや農家の人々の苦労も知ることができたわけですね。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Angel カテゴリー 季節の話題

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フリーフォト : ホームページ素材集Photoコレクションより

2008年06月24日

6月の誕生石 真珠

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真珠は清純、無垢、気品を表現します。

 エリザベス女王一世のネックレスに、ナポレオンのジョセフィーヌ夫人のティアラにと、100年前は、世界でも一握りの人達のものであった真珠は、今では広くあまねく人々の宝石となっています。真珠王と呼ばれる御木本幸吉が明治初期に、自然の産物として、努力、研究を重ねた末に成しえた宝石。(御木本幸吉物語を12才のときに読んで、感動した覚えがあります。)
 我国では、西洋化の時代(鹿鳴館時代)に、一部の女性が身につけたのが始まり。彼は、女性を生き生きと輝かせるものとして、自分の手で作ろうと手がけたのです。苦労の末、養殖真珠に成功。世界の女性に、真珠で輝かせようと、夢が実現。まさに宝石界の革命でした。アコヤ貝から宝石が出来ることで、一部の女性達から一般の女性へと広まっていったのです。
 大正13年5月24日のパリの万国博覧会で認められます。貝が真珠を生み出すのです。アコヤ貝は異物が入ったとき、実を守るために液を出します。その液が幾層に重なって、やがて美しく輝く真珠となるのです。
 苦節30年、真円真珠を作り出すことに成功します。御木本幸吉の願いは、一般の人達、女性に笑顔を!でした。美しいものを身につけると、誰しも輝き、女性を輝かせる力が真珠にはあると言われます。心に自信がついて、より美しくなるのですね。宝石のクィーンと呼ばれる所以でしょうか…?
御木本幸吉…昭和29年 96才で亡くなっています。奥様は真珠の成功を知る由もありませんでした。1927年エジソンとの会見は、幸吉の生涯で記念すべきこと。2月25日、ニューヨーク郊外の自宅を訪問。発明王エジソンは、幸吉の贈り物のミキモトパールに見入り、感嘆してこう言った。「私の研究所で出来なかったものが二つある。一つはダイヤモンド、いま一つは真珠です。不可能とされていた真珠を、発明、完成されたことは世界の驚異です。」発明に対する真の理解者の言葉に、彼の幸福はいかばかりであったろう。
フォーマルにもカジュアルにも、装いを引き立て、いや、女性を引き立てます。
いつでもそばに置いて、まさに私には守護神のようです。


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フォト : 真珠 ミキモト真珠島サイトより
http://www.mikimoto-pearl-museum.co.jp/

2008年06月25日

ホタルのプロポーズ 

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ホタルの光は、どうしてあんなに美しいのでしょう?
私は東京・椿山荘の2万坪にも及ぶという庭園で幾度かホタル鑑賞を楽しんだことがありますが、その度に感動の繰り返しです。日が暮れると日中の緑美しい景色から一転、夜空に瞬く星の間を宇宙遊泳しているかのような気分。フットライトを頼りに暗い庭園の道を行くのは、足取りもゆったりと、周囲に人が居ることも言葉も忘れ、静かに自分ひとりの世界に浸ってしまうという不思議さです。

こんなに神秘的な輝きを昆虫が持っているというのにも驚きますが、これほど昆虫を優雅に鑑賞できるというのも、そうはないでしょう(他には蝶くらいでしょうか?)。ゲンジボタルとヘイケボタル、私は勉強不足でこれくらいしか名前が思い浮かびませんが、日本には40?50種類くらいが生息しているのだそうです。成虫となり、光を放ちながら活動する期間はわずか1週間程度。子孫を残すためにオスは光を放ちながらメスのもとへ飛んでいきます。メスは葉の上でじっと待つのみ。つまり、ホタルの光は求愛のしるし。なるほど、大事な大事なプロポーズのシーンという訳です。ホタルの光はまさに命の輝き。だからこそ、私たちの心を惹きつけるのですね!この神聖なる光の舞を、私たちはそっと、温かく見守らなければなりません。

全国にホタルの名所は数々あります。懐中電灯は控えて、車のライトも鑑賞の妨げになるので注意。興味本位で捕まえてしまうのも可哀そう。そんなことをすると、ホタルは1日も命がもたないのだそうです。


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フォト : ほたる 椿山荘のホームページより
椿山荘 夏の風物詩 ほたるの夕べ
http://www.chinzanso.com/

2008年07月03日

夏の花贈り“サマーバレンタイン”

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私が折にふれて利用していますHIBIYA-KADANでは、“サマーバレンタイン”と称して花贈りとともに、七夕にあわせて、短冊祈願を今年も募集しています。
 お盆に、お中元にあわせて、大切な方への夏のご挨拶として、まごころをフラワーギフトに託すことなのですが… それにあわせて、七夕祭りに夢や願い事も大募集。お預かりした短冊は、仙台大崎八幡宮(国宝)に奉納され、祈願成就を祈念していただくとのことです。一年に一度、織姫と彦星が天の川で出会う七夕伝説は、中国・台湾などのアジア諸国では、この七夕の日に男女が愛の告白をする“サマーバレンタイン”がもてはやされているそうです。
 そのようなことから、サマーバレンタインの花贈りで、大切な方に自分の真心を贈ってみてはいかがでしょう…!となるほどとうなずきます。以前から花に託して、お誕生日を迎える友人、恩師、また、記念日をお迎えのご夫妻にと、人生を彩る一つのアイテムとして、花の贈答はうれしいことと大いに利用しています。
 夏の風物詩のほおづきやあさがおにメッセージを込めたり、7月の誕生石にあわせて、ルビーを彩るフラワーボックスなど、贈る人のセンスを相手にあわせて、あれこれとめぐらすのも、この季節ならではの楽しみでもあります。
“夏の花贈り サマーバレンタイン”ステキです。ブログにしたくなったしだいです。

※七夕短冊は、7月7日まで。オンライン、携帯サイト、店頭などで受付中です。
http://www.hibiyakadan.com/summer/tanabata.html


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フォト: 日比谷花壇七夕特集 七夕アレンジメント「あまのがわ」

2008年07月08日

短期集中講座

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短期集中講座…ミーア・キャットのことです… (熱血教育一家 みんなで狩りへ)

日曜の夜7時30分 NHK TVから流れるケニーGのメロディとともに、“ダーウィンが来た”は私のお気に入りの番組です。画像に映る動物達のいとなみは、現地で彼等をカメラで追っているごとく喜々として迫力があり、また、微笑ましくもあり、癒されます。
先日、「短期集中講座」の字幕を見つけクギづけになりました。人間以外、ミーア・キャットだけが熱血教育一家として、皆で狩りをすることを知ったのです。子供を一人前のハンターにするまで、短期に教育していく様に、壮絶の一言でした。育てることを放棄してしまう人間社会のニュースに、心が痛みますのに、なんというミーア・キャットの子育てぶりでしょう!アフリカ南部カラハリ砂漠でのこと、サソリ獲得に立ち向かう14匹の家族は、凛として2本の足と尾で立ち、お腹を温め活動を始めるのでした。生まれてから1ヶ月の赤ちゃんは、手のひらに乗る、約10cmのサイズ。リーダーだけが出産し、家族は子育てに協力し助け合う。(私たちは、どこかに忘れてきてしまったようですが…)サソリ退治に全員が教育者。短期に一人前にすることで、生存可能となるのです。(これは雨期に入る前の短い季節だけのこと)
子供の成長ぶりにあわせて、
1…サソリは餌であることを覚えさせること、毒の尾についた針を切り離して与える。
2…生きたサソリに挑戦させる。
3…しっぽ付き毒針付きで実践訓練。(餌を捕ってきて与えることはしていません。自ら獲物のサソリと格闘です。)※親は、完了まで見守っています。
驚きました。壮絶な戦いです。短期間のうちに身につけ、生き延びる術を習得するのです。短期集中講座とは、自分たちの獲物を獲得する術をまず、自分たちに必要な獲物であることを覚えさせ、与えられた獲物を食べることから、自ら獲物を獲得して自立していく課程だったのです。
 覚えさせ、やってみせて、見守りながらステップアップ。ミーア・キャットの必死になる姿に教えられました。自ら求め戦う姿は、人間社会の教育と同じですね。またまた大切なことを学んだ次第です。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 いしいようこ カテゴリー 話題

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フォト : 「ミーア・キャット」ダーウィンが来たより
http://www.nhk.or.jp/darwin/program/program106.html

2008年07月11日

ほうずき市

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 浅草寺、ほうずき市が7月9日、10日に開かれました。
私も参拝に出かけてまいりました。広い境内はほうずき店はじめ、数々の露天が所狭しと並び大変な賑わいでハイテンションになります。
 オレンジ色のかわいいほおずきを見ていると、子供のころほおずきの実で遊んだことが懐かしく思い出し、風鈴のついた涼しげなものを一鉢(2500円)購入。
 現在は観賞用として栽培されているほおずきですが、昔、ほおずきは、大人は癪を切り、子供は虫の気を去ると言われ、薬用としても使われていたそうです。
 ほおずき市が開かれる、7月9日、10日に参拝すれば、四万六千日分のご利益があると言われ、この、四万六千という数は、米一升分の米粒にあたり、一升と一生をかけたと言う説があります。本来は、7月10日一日だったのですが、一番乗りで参拝したいと、前日から多くの人出があり、7月9日と10日の両日が四万六千日のご縁日と受け止められるようになったそうです。
この度の参拝は昼間でしたが、来年はライトアップした夜の浅草寺を参拝したいという楽しみができました。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ブレンド カテゴリー 季節の話題

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フォト : ほおずき市 浅草観光.comより
http://www.asakusa-kankou.com/schedule/hoozuki/

2008年07月15日

千年の古都にふさわしい日本の祭

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― 祇園祭 ― 千年の古都にふさわしい日本の祭

涼風を待つ夏祭(祇園祭)の宵に
 山口百恵演ずる双子のヒロインがすれ違います。観客(私)は胸の高鳴る中、ストーリーの展開を見守ります。川端康成の「古都」は映画化され、美しい京都の風景と年中行事は、巧みに取り入れられて、今も宵山の名場面が目に浮びます。
 かつては(いや現在も)、NHK朝ドラから、また、タイムリーな話材として映像から目にするだけですが、京都の町衆の祭礼は、祇園祭として京を代表する三大祭りの一つとなっています。― 都の町衆の誇りと気位がそこここに見て取れ、朝廷や貴族の祭りである、葵祭や時代祭りに対して、千年の古都にふさわしい祭りは、“コンチキチン”の祇園囃子が聞こえ、情緒いっぱい、熱気いっぱいの宵山三十二基の山鉾の華麗な巡行は、まさに日本一の祭りと言われています。
 始まりは、疫病を鎮めること。夏は、腐敗や疫病の恐ろしい季節。災いから都を守る為に神仏に祈ること。平安時代の初め、八坂神社の地に、疫病を鎮圧制御する神を祀り、御霊会が催されたことから、京都を代表する年中行事となりました。この祭りに参加できるのは、八坂神社の氏子達。京都の中心部三十二町が山鉾を持っています。“コンチキチン”と鳴り渡る祇園囃子の笛・太鼓は男衆のもの。女性達は裏方に徹します。六月に入ると、練習が始まるとのことです。見所は、周囲に飾られた華麗なタペストリー。十七日の山鉾巡行の前日、前々日(宵山、宵々山)に各町内で展示されるので、じっくり鑑賞するのが祇園祭ならではの楽しみ方です。タペストリーの多くは、室町時代から江戸時代にかけて、中国・インド・ヨーロッパ各地からもたらされたものばかり。中国の故事や、ギリシャ神話などを題材としており、山鉾巡行が、動く「美術館」と言われ、十七日の熱気は最高潮となります。三十二基の山鉾が都大路を埋め尽くします ―
 七月一日の神事から、三十一日 八坂神社での夏越祭でこの行事は終了するそうです。ぜひこの時季に一度、夏姿で訪れたいものです。
 今年も、画面を通して感じ取りましょう!都大路に思いをはせながら…


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 いしいようこ カテゴリー 季節の話題

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フォト : 社団法人京都市観光協会 京都祇園祭ページより
http://www.kyokanko.or.jp/3dai/gion.html

2008年07月16日

暦を楽しむ「お中元」

 毎年七月のこの時期になりますと、デパートではにぎやかなお中元商戦が繰り広げられます。お中元は日本独特の年中行事だそうで、ルーツは中国で生まれた道教(どうきょう)という宗教にあります。道教は仏教・儒教(じゅきょう)と共に中国の三大宗教のひとつであり、不老不死を追求して仙人になることを理想としている不思議な教えで、日本では形を変えて陰陽道(おんみょうどう)にも取り入れられたそうです。平安時代の安倍晴明(あべのせいめい)などの陰陽師(おんみょうじ)をご存知の方も多いでしょう。
 この道教の行事として三元節(さんげんせつ)があります。三元とは、上元、中元、下元のことを言い、雑節(ざっせつ)ともされている日本のお中元は、三元の内の中元と深い関わりがあるのです。今回は三元についてお話しをしながら、この関わりを見て参ります。
 まず、三元とはそれぞれいったいいつのことを指すのでしょう。上元は旧暦正月十五日、中元は旧暦七月十五日、下元は旧暦十月十五日という様に具体的な日付のみを挙げてもよいのですが、それぞれにはやはり意味があるのです。旧暦である太陰暦では月の動きを基に暦を定めています。1年は約12ヶ月であり、これを6ヶ月(半年)、3ヶ月、3ヶ月に分けるとその節目(節目)の月は正月、七月、十月となります。太陰暦では十五日の夜を十五夜と呼び、この夜の月は満月となるため祭典にふさわしく、古代中国ではよくお祭りやお祝いが催(もよお)されました。三元とは一種の行事だったのですね。では、どのような行事だったのでしょうか。
 ここで再び道教のお話しに戻りますが、先の三元それぞれの日は、道教の神様である三官大帝(さんかんたいてい)という竜王の孫たちの誕生日にあたっているのです。長男である天官大帝(てんかんたいてい)は上元一品天官賜福大帝(じょうげんいっぴんてんかんしふくたいてい)と称され、「賜福」という言葉からも分かります通り、福をくださる神様なのです。求める人々に誰にでも福をさずけるという日本人の想像する福の神とは少し異なり、疫病神を遠ざけたり人々の日頃の功罪は善悪を監督していたりもします。
 続いて次男である地官大帝(ちかんたいてい)は中元二品地官赦罪大帝(ちゅうげんにひんちかんしゃざいたいてい)と称され、「赦罪」という言葉の通り、既に犯してしまった罪を赦(ゆる)す神様です。
 最後に三男である水官大帝(すいかんたいてい)は下元三品水官解厄大帝(かげんさんぴんすいかんかいやくたいてい)と称され、もうお分かりの通り、「解厄」つまり災厄(さいやく)をよける神様です。
 このように上元、中元、下元はそれぞれ天、地、水の神様を表しており、道教では上元と言えば天空、中元と言えば陸地、下元といえば水中を現す言葉でもあるのです。
 中元説が罪を赦す神様の誕生日をお祝いする行事だということが分かりました。するとこの日には皆様はどのような事をしたいと思うでしょうか。せっかく日頃の行いを見守り赦してくださる神様のお誕生日なのですから、この日は一日感謝をし、これまでの自身の行動を省(かえり)みて慎み深く過ごしたい。このような日にしたいとは思いませんか?古代中国では終日、贖罪(しょくざい)の気持ちをこめて庭などの陸地(=中元)にて火を焚き、神様をお祀(まつ)りしていたと伝えられています。
 こうした習わしが日本に伝わった際に仏教行事のお盆(盂蘭盆会〔うらあぼんえ〕)と時期的に重なったこともあり、祖先の霊にお供え物をしたことをはじめとして親族から、そして徐々に親族以外の方々に対してもお世話になった方々に感謝の気持ちをこめて贈り物をするようになったのです。皆様のご家庭でもお盆にお迎え火を焚く習慣が残っているかもしれませんね。日本ではこの火は故人をお迎えする火であるとともに、贖罪の炎でもあるのです。こうして現在のような独特の「お中元」という習慣が出来上がりました。
 旧暦と新暦に差があるため地方によって時期はそれぞれなのですが、関東地方などのようにお盆を新暦で迎える地域の場合には、お中元は七月初めから十五日くらいまでに贈るのが一般的です。関西では旧盆として八月にお盆を迎えるため、お中元は八月初旬から十五日くらいまでに贈ります。贈り物としては暑い時期でもあるため、そうめんなどの麺類、果物、菓子などの食べ物を先祖の霊へのお供え物として贈るしきたりだったのですが、現在ではこうした傾向は薄れ、あまり形式にこだわることはなくなって参りました。しかしデパートの店頭やカタログの商品を見ていますと依然として食べ物は多く、特に昨今では産地から直送する食べ物に人気があるようです。
 このような贈り物を通して、私達は家族、祖先、そして久遠(くおん)の神々と関わり合うことが出来ます。後にはまだ見ぬ子々孫々との一脈の絆(きずな)にもなることでしょう。お中元が時代を越えて伝えているものは、もしかしたらお互いを思いやる心なのかもしれません。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Angel カテゴリー 季節の話題

2008年07月17日

夏のおでかけ

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最近、街へ出ると色とりどりの着物を着ている人をよく見かけるようになりました。
初詣から始まって、雛祭りやお花見など、沢山の方が着物を着ているのを見るとうれしくなります。
私も着物の装いが好きで、友人との食事会や観劇などにも着物を着て出掛けるのですが、6月下旬頃から夏が近付き暑くなってきたこともあって、最近はカジュアルな席に限って浴衣で出かけるようになりました。
本来浴衣は和服の一種ではありますが、湯上りに着て肌の水分を吸い取らせる目的でひろく用いられたもので、木綿地の単物、生地も薄く、寝巻きとしての用途が主でありました。
しかしながら、最近はいろいろなデザインの物が売られ、また様々な帯や帯〆、帯揚げ、半襟等も用い、ちょっとした着物風にアレンジできたりしますので、気軽に外出着としてきる事が出来るようになりました。
着物や浴衣で出掛けると、やはり日本人の性なのでしょうか、会う方皆さんが声をかけて下さったりします。それがとても嬉しくて、その度に「着物(浴衣)を着てきて良かった」といつも感じます。
私が、和装が良いと思うのはもうひとつ、帯を締めることで少し背筋も伸びて、凛とした気持ちになることです。そして、姿勢を正すことで、普段何気なくしている仕草も少し丁寧に意識をして行える様になります。そんなところも着物の良いところではないでしょうか。

着物を着るのはなかなか難しいと思われる方もいらっしゃると思いますが、その点浴衣はとても簡単に着る事が出来ます。最近は雑誌にも着付方が出ていますし、インターネットの無料動画サイトでも着付方法を見ることができます。
着物への関心や、着るきっかけには浴衣はとても入りやすいものだと思います。あまり着た事の無い方も、是非今年は着てみていただけたらと思います。
これから、靖国神社のみたま祭りや深川八幡祭り、川崎大師の風鈴市、朝顔市や花火大会、等々沢山のイベントがあります。お近くの楽しいイベントに、粋な浴衣を着て外出をしてみませんか?
私も、改まった席や、昼間の外出には着物。夕方からのカジュアルな席には浴衣。とこれからもTPOに合わせて和の装いを楽しんでいきたいと思います。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ☆Fain☆ カテゴリー 季節の話題

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イラスト : ゆかた

2008年07月22日

土用の丑の日

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お中元に滋賀の【鰻茶漬】が届きました。19日は土用の入りです。立秋の前18日間を【土用】といいます。その間の丑の日を【土用の丑の日】と言います。江戸時代、暑さで食欲も減退して売上げの落ち込む【鰻】の商売。
さてさて、どうしたものか、と相談を受けた平賀源内は、さらさらと紙に「今日は丑の日、うなぎの日!うのつく、うなぎを食べましょう!」のような宣伝文句を書き、店の前にはりました。
すると、うなぎが飛ぶように売れた。…という通説は、皆様も耳にされたことがあるでしょう。

私は、うなぎが大好きですから、張り紙がなくてもきつと買ったでしょうが…(^o^)
さて、この【土用】は俳句の世界では「夏」の季語に据えられています。うなぎの日としても、生活の中に密接に関係があるのは「夏」の【土用】です。
しかし、この【土用】ですが、実は一年に4回あるのです。季節の変わり目、春、夏、秋、冬にあります。「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前18日間をいいます。「立春」の前が「冬の土用」、「立夏」の前が「春の土用」、「立秋」の前、つまり、今の季節が「夏の土用」です。そして、「立冬」の前が「秋の土用」となります。

【陰陽五行説】では、すべての事象を、陰と陽、木、火、土、金、水に分類して世界を捉えます。五行説では、春は「木気」夏は「火気」秋は「金気」冬は「水気」と分類されます。
「土気」はどこに…?と言うことで、それぞれの季節の変わり目である「立春」「立夏」「立秋」「立夏」の前18日間を「土気」に分類して「土用」と呼ぶようになったという訳です。
現代社会で一番身近に捉えられる「夏の土用」。
今年の「土用の丑の日」は二度あります。7月24日と8月5日です。二度目の丑の日を【二の丑】といいます。
我が家では、土用でなくても鰻は頻繁に食卓に上りますが、梅雨も明け、夏本番の酷暑に備え、まずは、頂いた滋賀の「鰻茶漬」を頂くことに致します。暑い夏本番に向けて、送って下さったあの方のお気持ちと、鰻のビタミンAを取り込んで、夏バテしないように、ヒートアイランドの都会の夏を元気に乗り切ります!鰻の苦手な皆様には、土用しじみ、土用卵。あるいは、「う」のつく食べ物、梅干し、うどん、瓜、馬の肉(馬肉)、牛の肉(牛肉)なども効果的と言えるそうです。
皆様のご家庭の食卓には何が並ぶでしょうか(^_^)


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 usagi カテゴリー 季節の話題

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イラスト : 「うなぎ」ホームページをセンスアップするための素材集より

2008年07月25日

日本一空に近い散歩道

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明年六月二日に、開港150年を迎えます。 -日本一空に近い散歩道-

 地上273m、日本一空に近い展望フロア「スカイガーデン」は、横浜ランドマークタワー69Fにあります。目の前の広い空間にビックリ!テニスコートが5つも入ってしまうとのこと。まさに空の散歩道です。エレベーターは750m/分で日本最高速。滑らかな乗り心地で、エレベーター内のスピードメーターを見ながら、約40秒の空中移動を体感です。驚くのはまだ早い、なんと都庁から伊豆大島まで、4面ガラス張りの大パノラマ。ガラスを通して見る前方の景色は迫力満点。横浜港を出入する船、流れる雲、赤レンガ倉庫、観覧車、山下公園、ホテル…いつまでも見ていたいほど。飽きない光景に、時のたつのを忘れてしまいそうです。ライトが灯ります。夜は“魔もの”などといいますが、灯りはまたまた別世界を呈します。横浜スタジアムは、どこの試合でしょうか!花火のような観覧車。海に浮んで見えるようなあの赤レンガ倉庫。オレンジがかった赤は、特別な色として目に焼きつきます。さすがヨコハマ!なんとロマンチックなのでしょう!
 「赤い靴」や、「青い目の人形」、「ヨコハマ、たそがれ、ホテルの小部屋」と一世を風靡した山口洋子の詞が浮んできます。
 歴史と、固有の文化とともに発展してきたヨコハマ。おしゃれが似合う、多様な人種の行きかう場所。アイスクリームもスカーフも、日本で一番初めに取り入れたところ。ハマッコの自慢するものはまだまだ… 絹貿易が盛んであった明治初年から賑わい、発展してきました。シルク博物館はそのなごり。多様な文化とともに、おしゃれで活気のある街は、交通のアクセスも整って、都心からわずかに離れたとっておきのところとして、人々が密集しています。古きよき時代の面影が、そこここに見うけられ、大切にしてきた人々の思いも伝わります。古都、湘南、避暑地…美しい緑を背に、港町ヨコハマは、すこぶる魅力的なところ。ライトアップされた地上を眼下に、湘南ビールを飲みほしながら、非日常を味わいました。せっかくここまで来たのですもの。憧れの地に足を踏み入れた感でいっぱい。ファミリー、カップル、グループなど、楽しめることうけあい。もうすでに皆様もご体験では?と、たそがれは汐風が体を吹きぬけ、一瞬、磯の香りにつつまれたのです。
今さらにブログにしてしまいました。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 話題

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フォト : 絵葉書とお土産の赤い靴の形をしたチョコ
ランドマークタワー69階スカイガーデン
http://www.landmark.ne.jp/sg.html

2008年07月29日

夏こそ、ベースボール

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夏こそ、ベースボール 熱い想いをおくります

 連日の猛暑に、少しでも涼をと今年も打ち水作戦が全国で始まりました。我国独特の文化スタイルにて、目に映る光景から涼しさを感じ、夏の風物詩は微笑ましくも思います。いやいやそのような中にあって、“夏こそベースボール”と声をあげている私です。
 星野ジャパンの活躍はいかにと、先日北京オリンピック出場メンバー24名が星野監督より発表されました。まもなく夏の甲子園も開始です。甲子園を目指す球児達の戦いは続き、次々に各地で出場校が決定しています。勢ぞろいした出場校は、どのような熱戦を繰り広げてくれるでしょう!日本のプロ野球でも優勝のマジックがついたとスポーツ紙がはやし立てています。海の向こうのアメリカンリーグのイチロー選手の活躍も放映され、気になる毎日です。何故って彼はタイトルを狙って、攻守共に目を見張る活躍をしているからですもの… 先日、本場「メジャーリーグ」のオールスターゲームをTVから観戦することが出来ました。ヤンキースタジアムは今年が最後の試合です。野球発祥の地のスタジアムの歴史は、79回のオールスターでENDです。(明年から新しいスタジアムで開催) 歌が披露されます。日本では見られない光景。アメリカンスタイル、かつて100年を記念して歌のコンテストがあり、選ばれた曲は「私を野球に連れていって」だそうです。さすがアメリカ、曲が歌われます。ちなみにアメリカで一番人気の歌は、「ハッピーバースデー」、次に「米国国歌」、そして3番目がこの曲「私を野球に連れていって」だそうです。国歌に次いでよく歌われている歌とか。さすがベースボールの米国。人気の歌の傾向から、個人を、国を、野球をと国民性がわかる気がします。この試合は終了まで引き分けなしで、どちらかが勝利するまで戦います。すでに11時を過ぎているというのに、スタジアムは満員のありさま。アメリカンの賑わいは、日本のそれとは伝統文化の差でしょうか、国民性の違いでしょうか。興奮冷めやらぬ時間を、現地にいるごとく過ごしました。8年連続出場のイチロー選手のこの快挙は、なんという凄さでしょう。人気のほどが伺えます。この日も、一番打者にて攻守共に活躍、ニューヨークのファンも大喜びです。「私達の選んだ人よ」とでも言いたげに!


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題

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イラスト : 「ベースボール」ホームページをセンスアップするための素材集

2008年07月30日

ヤンキースタジアム(ルースの家)を祝福する

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ヤンキースタジアム(ルースの家)を祝福する

 殿堂入りした往年の選手が、そして現役の出場選手が次々と家族と共にオープンカーにてスタジアムへ入場です。なんという光景でしょう!これがアメリカヤンキースタジアムを祝うパレードなのです。明るく陽気なアメリカン。(イチローも夫人と共に、初出場の福留も、子供連れにて喜びの顔が印象的でした。) 1923年、ホームラン王のルースが建てたこの球場は85年の歴史があり、ルースの家として、愛され親しまれてきました。ルーゲーリックの引退スピーチ、彼は不治の病にて、39才にて、地球上でもっとも幸せな男ですと引退スピーチしたことで有名です。マリリンモンローと日本へハネムーンに来たあのジョー・ディマジオは56試合連続ヒットの偉業をつくるなど、次々に名選手が活躍したスタジアム。YMCAが流れ、パフォーマンス。選手がどんどん攻守共に変っていきます。イチロー選手の言葉です。「入場の際、殿堂入りした人々から、自分のことを知っていてくれる雰囲気が伝わって、やさしい老人が孫に声を掛けてくれているようで、非常に嬉しかった。全員から声を掛けられたようです。」と先輩が後輩にエールを贈っているように思えました。またこのようにも言っていました。「自分がよくなるためには、誰にでも教えを請う。素直に意見を聞きまねをするよう努めている。」とオールスター男は、やはり際立っていました。さてここで、「道」をつくったNOMOの話に触れましょう。彼は大リーグを夢見て、日本で初めて夢の舞台へのぼり、そして「Mr.K」と異名をとるほど「奪三振」男。ストレートとフォークボールの2球から、次々とストライクをとり、ノーヒットノーランの偉業を成し遂げたのです。海の向こうの彼の活躍に、米国人ならず、日本人も驚きの連続でした。素晴しい「道」を開き、後輩が夢の舞台へと続いています。イチローも、松井も、松坂もまだまだ、今年甲子園に出場の球児もきっとそうでしょう。「自分にかけてみる、夢の実現に向かって」と。この度40才を直前に、図らずも引退宣言をネットでしています。彼らしい自分の始末のつけ方でしょうか…!?トルネードの男?
 あなたの人生は素晴しい!夢と希望を後輩達が持ち続けて歩みます。足跡をつくった第一人者。不可能はなかった、あるのは努力と…少年達は目を輝かせ、あとに続きます。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題

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イラスト : 「ベースボール」ホームページをセンスアップするための素材集

2008年07月31日

隅田川花火大会

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 7月26日土曜日、第31回隅田川花火大会が催され、私も出かけてまいりました。
隅田川花火大会は、桜橋から言問橋で打上げる第一会場と、駒形橋から厩橋で打上げる第二会場があります。私は、第一会場で観ました。90万8千人もの観客が来場し、人人人・・・それは大変なもので、打上げ数も、両会場あわせて約2万発と驚く数でした。
花火は、夜空を彩る光の芸術と言える様な、美しさを放っていました。夏の夜空の黒いキャンパスに、大小、色とりどり、様々な光が私達を存分に楽しませてくれました。また、フィナーレの5分間には、両会場で約4千発が打上げられ、それはそれは、見事なもので、歓声と拍手で花火大会の幕が閉じられました。
 夏の風物詩でもある花火大会、これからも各地で催される事でしょう。お時間が許せば、是非、足を運んでみては如何でしょうか?


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ブレンド カテゴリー 季節の話題

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フォト : 花火(ホームページ素材集Photoコレクションより)

2008年08月04日

夏の思い出

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 私は、夏になると、小学校5年生の時に林間学校で行った清里の清泉寮を思い出します。あの頃の清里は、観光地化されておらず、清里駅は小さなローカル線の駅で周辺にはお店もなく、ソフトクリーム屋もありませんでした。あるのは八が岳に抱かれた緑の高原と赤い屋根の清泉寮でした。駅から大きなリュックサックを背負って、赤い屋根を目指してただひたすら歩きました。

周辺にバンガローが点在し、そこに班ごとに宿泊しました。夜になると真っ暗になり、初めての移動教室体験で母親が恋しく、せつなくて、虫の声が寂しさを助長します。
美しの森散策や飯盛山登山、飯盒炊さん、キャンプファイヤー、星空観察などをしたことを覚えています。本館にアメリカの青年たちが泊っていて、You are my sunshineを歌ってくれたり、ギターを弾いてくれたり・・・。当時、小学生にとって国際交流などは珍しいことで、私には刺激的な経験でした。

今思うと、この時に蒔かれた種が心の中で育ってきたような気がします。子どもは夏に背が伸びるといいますが、精神的にも逞しく育つのは夏ではないかと感じます。
パソコンと冷房と親から離れて、リュックを背負い自然の中へ行きましょう。朝の光と、昼の暑さと、星空が待っていてくれます。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin カテゴリー 季節の話題

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フォト : 清里の駅

2008年08月07日

暦を楽しむ「立秋」

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 立秋は二十四節気の正節の一つで新暦の八月八日頃に当たります。
皆さんもご存知のことでしょう。「立秋」は夏も終わり秋が始まる日。でも秋と言ってもまだこの季節は残暑が厳しく、暦の上では「立秋」の前日は一年でもっとも暑い夏の土用が終わります。実際には「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、秋の彼岸まで厳しい暑さが続きます。立秋以降の暑さは「残暑」と表され、この日から挨拶状などには「残暑見舞」と記し、また何か品物をおくられる際には「残暑御伺」と記すことでお互いのコミュニケーションにも季節の変化が表されています。
 心地よい秋風を期待しながらも、過ぎ行く厳しかった暑さを惜しむ、複雑な心境が見えるこの時期、果物の桃は成熟し、萩(はぎ)の花や、さるすべりなども開花が始まり、身近にコオロギやヒグラシの涼やかな鳴き声も耳にするようになります。
 自然異変があまり大きくならない事を望みながら、和(なご)やかに秋を迎えたいものですね。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Angel カテゴリー 季節の話題

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写真 : 百日紅(さるすべり)

2008年08月08日

セントラルパークの空中散歩

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緑の大切さを知ってもらいたいと、気球を飛ばす米国らしいアイデア。この気球は8月27日迄、誰でも体験することが出来るそうです。ニューヨークからの情報です。広大な緑地の外側に、摩天楼が林立。NHKの有働特派員が気球に乗り、臨場感あふれるコメントを残していました。エコがさけばれ、地球を守ろうと取り組んでいる現在、緑の大切さを知ってもらおうとのニューヨークらしいアイデアです。かつて私は、ワシントンからニューヨーク迄飛行機で飛んでいますが、眼下に広がる、とにかく広大なアメリカを、それもほとんどがファーム。こんなにも大きな国なのだと、当時(20年前のこと)つくづく思い知らされました。時差のあることはもちろんですが、はるかに離れた現地からの情報は、体験することの出来ない感動を与えてくれます。
 陽のあたる、明るいポジティブな情報ばかりではありませんが、とにかくニューヨークスタイルは、米国文化とともにいつもドキドキさせられているのです。以前(1年前まで)は夜のニュースの中で明るく登場。大阪出身のアナウンサーらしいこともうかがえ、楽しみました。今彼女は、ニューヨークでの特派員としての生活の中で、歴史、国民性、そして文化を体感しながら、人種の坩堝の中で、陽気に取り組んでいる姿を微笑ましく思う私です。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題

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フォト : セントラルパークに誰でも乗れる本物の気球Aero Balloon公式サイトより 
http://www.aeroballoon.com/locations-newyork-cp.shtml

ニューヨークの遊び方のブログ
http://nyliberty.exblog.jp/9163841/

2008年08月11日

ビールの適温、今や0℃

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「ビールの適温は8℃が常識ですが、今や0℃ ご存知ですか?」
(こんな飲み方でこの夏をのりきろうとNHKからの情報です。)

 冷たいビールは、仕事から解放されて、仲間と、また家でシャワーを浴びてまず片手にビールと、のどごしに幸せを感じるひとときです。連日の猛暑から解放されようと、ビアガーデンはおろか、ビールを提供する店は連日、ビール党が集まっています。無条件でビールなのです。この暑さで、ビールの消費もうなぎのぼりとか!そのような折も折、またまたビールの楽しみ方が増えました。ぜひトライと、試してみませんか?デザート感覚でいただくその頂き方とは、白ビールにレモンの搾り汁を入れ、冷凍庫でシャーベット状にする。(爽やかで、ビールの苦味とともに味が口いっぱいに広がり、極上とか。)また、黒ビールに生クリームを入れ、シャーベット状にします。(コーヒーのごとくにビールの苦味は消え、マイルドになるそうです。)味わってみたいですね。あくまでもビールです。アルコールのあることをお忘れなく。
新たなビールの頂き方に、さっそく試してみました。フレッシュハーブを添えて、ハチミツ、シナモンも加え、オリジナルを楽しみました。器にもこだわってみたいもの。オリジナルな大人のデザートとして楽しめそうです。私は以前から二重底の間に液体の入ったグラスを冷凍庫で冷やし、ビールを楽しんでいますが、この夏は、これにも人気だそうです。ビールを楽しむグラスは他にもありそうですが、適温の8℃を、マイナスまでに冷やすのがこの夏のビールの頂き方とか。オリンピックをこのビールとともに…と楽しみです。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題

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フォト : ビール(ホームページ素材大全)

2008年08月13日

NIPPONの夏

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「NIPPONの夏」-期間限定の夏をどのように過ごしていますか-

 固有の文化と環境の中で、季節感を大切にしてきたかつての日本人。私達の今の生活はどうでしょう… 期間限定、いや時間に限りがあるからこそ大切にしながら、夏を季節を感じて過ごしたくなります。日常に活かしてこそ、生活に身近に感じてこそと思いつつ、自らの欲求に、私は足を運びます。日本人と「夏」の関わりを、美術品を通しての紹介です。江戸時代では、朝顔が咲く朝に始まり、日中は水辺の情景に涼を求め、また、祭礼に心躍らせ、夕立の雨を経て、涼風が吹きはじめる夜には舟遊び、蛍狩、花火に出掛けます。夏独特の暮らしや、楽しみ。麻や絽の薄物のきものをまとい、身の回りに水辺の風景を描いた絵画や調度品を置き、目にも涼しげなガラスや染付けの器で食事をする。暑い夏を快適に過ごす、先人達の知恵や工夫を今の生活に取り入れられるものは…?と楽しみながら多くの作品に見入りました。薄物、紗のきものをまとい、日本橋の三井美術館を訪れました。会場入口では、三井家の家宝の茶道具が迎えてくれます。うす灯の中、一品一品先人の残した道具をしつらいとして楽しめます。広重、北斎の絵からは、タイムスリップして、我が身がそこにあるがごとくにも思えるのです。(素晴しい作品の数々)両国の川開きは5月28日に始まり、8月28日で終わりとなる、夏の風物詩。花火の賑わいは私をその場から離しません。日本の夏の関わりを美術品を通して紹介しています。会期は、前期後期と出品作品が変り、9月15日迄開催です。
 夏のひととき、ぜひにとおすすめしたく…


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 いしいようこ カテゴリー 季節の話題

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フォト : 三井記念美術館 NIPPONの夏より -応挙・歌麿・北斎から「きもの」まで-
http://www.mitsui-museum.jp/index2.html

2008年08月14日

郷愁の盆踊り

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 私は小さい頃、毎年一夏を母の実家がある仙台で過ごした。
 
祖母は浴衣を、曾祖母は下駄を孫たちの成長に合わせて、用意して待っていてくれた。その浴衣と下駄を身につけ、ウチワを背中に差して、颯爽と地元の盆踊りに繰り出すのである。本番の前に、盆踊りの練習日というのがあって、町会の婦人連が子どもたちに踊りの指導をしてくれた。この、踊りを覚えられる練習日が私は待ち遠しかった。東北民謡もいろいろあったが、花笠音頭は調子が良くて私のお気に入りだった。

盆踊りは、日蓮が餓鬼道に堕ちた母親を救うために7月15日のお盆に祈祷を行い、その結果、母親が救われ喜びのあまり踊ったのが由来になっているといわれる。
盆踊りの意味については、様々な説があり、お盆に精霊をお迎えした喜びの表現という説、精霊を慰め餓鬼や無縁仏を送るための踊りという説などがある。室町時代末期から民衆娯楽として発達したようだが、宗教的行事の意味がうすれ、踊りを楽しむお祭りとなって今日に至っている。

お盆が過ぎて、つくつくぼーしが鳴く頃、東京へ帰る日がやって来る。別れ際、曾祖母はいつも泣いて私たちを見送った。「これがきっと最後だよ。」・・・と。
そして、曾祖母、祖父、祖母、母が亡くなり、何度の夏が巡ったのだろう。

今年もあの公園で盆踊りは繰り広げられる。私たちの思い出をのせて・・・ハア ヤッショ マカショ シャン シャン シャン。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin カテゴリー 季節の話題

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フォト : 正調花笠踊り講座
http://www.mountain-j.com/hanagasa/html/dan.html

2008年08月20日

富岡製糸場

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レンガの建物「富岡製糸場」(国指定重要文化財)は、115年間操業し続けました。

日本の近代化の幕開けに、明治維新を迎えたばかりの我国は、工業化を進める取り組みとして、製糸から始まりました。明治3年、群馬の富岡に製糸工場がつくられます。立地条件がよかったのです。桑がたくさんあり、蚕のエサの確保がたやすいこと。石炭と水の供給が可能であることから、明治5年に完成し、日本の近代化を担い、当時の建物の中で、現在唯一残っています。ですから冷房施設もありません。真夏の陽射しの中、白の上布を涼やかにまとい  昨年、重要文化財に指定。世界文化遺産に指定される前に訪れました。青い空に夏雲。レトロな木骨レンガづくりのこの建物は仏人技術者(ポール・ブリューナ)と日本の職人の努力の結晶とも言えます。瓦しか焼いていない職人がレンガを焼くのです。当時の富岡の人達は外国人を受け入れています。素晴しいですね。製糸場として115年操業し続けたこの建物は、変ることなく135年の歴史を誇っています。
明年開港150年を迎える港ヨコハマは、絹貿易が盛んであり、当時の絹はこの富岡製糸場で生産され、取引されていました。日本の絹は素晴しかったのです。当時の、上流士族の工女は国の政策に基づいて、全国各地から集められ、指導者としての教育を受けます。その力を各地で発揮し、教育者として貢献しています。(工女は460人から586人が最高で、寮生活をしていたそうです。)当時のエピソードとして、今では笑い話になりますが、外国人(仏人のこと)は、人の生き血を毎日飲むそんなところへ大切な娘をやれるものか…と(フランス人の飲むワインを生き血と思っていたのです。)猛烈な反対もあったようです。長野県出身の工女時代の回想録「富岡日記」の著者 和田英は反対を押し切って、指導者として率先して女工に応募。その後、絹産業は日本の近代化に貢献しました。
私は、ガイドのK氏の熱い語りに大きくうなづき、笑いも含めて興味ある絹織物と建物の歴史とその後など、時間の経つのがおしいほどに聞き入り、そして見学を楽しみました。
昭和20年代は「居座機」で、東京でも村山大島など、家庭で機織は女性のたしなみでもあったようでしたが…
絹に代わるウール・ナイロンなどの出現から現在に至っています。
「知ることはよろこび、そして楽しいですね。」
チャンスがあったら、再度と願いながら…

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 いしいようこ カテゴリー 話題

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フォト : 富岡製糸場ライトアップ
富岡製糸場
http://www2.city.tomioka.lg.jp/worldheritage/index.shtml

2008年08月22日

ペルセウス座流星群が楽しめました

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 夏山、富士登山を五合目から登る人、人、人。世界遺産に登録されてからは、登山者が益々増えているという。登山者の中年男性の喜びの声は「ご来光も眺められ、おまけに天体ショーも見ることができ大喜びです。」と興奮気味。よい時季に登山を楽しまれたのです。私もかつて富士登山をいたしましたが、自然界の営みと天空の様子に声をあげ、感動したことを覚えています。今年は、8月のこの時季に天体ショーが楽しめる。夜明け前の3時頃が見ごろと情報を得ていました。まさに登山者はその情報を知ってでしょうか、偶然かもしれませんが、富士から眺める流れ星はどんなにか素晴しかったことでしょう!高原や高地で眺める夜空は満天の星。恒例の(家族)旅行先でも、いく度も夜空を楽しんでいました。(あの宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」も盛岡の地で、今頃の夜空をあおいで、大流星群が駆け巡っていたからではないでしょうか… ライトダウンしなくても、盛岡では夜空の星は美しく輝いて、彼の心をとらえたのですね。)
 今年は、我が家のベランダで、このお盆中に流星群を眺めることが出来ると、180度パノラマの空をとせっかくの夏休みです。明日のことを考えないで、蚊取線香をともし準備万端。夏の夕方はまず、月と火星のランデブーからスタートです。雲水が行脚するごとくの夜空の雲の流れは、薄くシャドーをかけたように時折流れます。時を惜しむがごとく短い命を燃やし鳴き続けるアブラゼミ。夜半だというのにジージーと、なんとけたたましいことか…。これが自然界なのです。12時を過ぎていますが、流れ星とおぼしき星は見当たりません。間もなく2時、やはり変化はないようです。耳元で蚊の音に目を覚まします。ジャストオンタイム、3時です。よい時です。夜空はシャドーをかけたようですが、目をこらしているうちに慣れてきました。東の空に蛍が飛び交うごとくに、また、流れるごとくにショーの始まりです。小さな星たちもいっぱいに広がって見ることが出来ます。高原のようにはいきませんが、想いが叶いました。セミの声はおさまり、鳥のさえずりの中、流星群は約10分あまりのショーを見せて、消え去りました。得がたい世界に身を置き、夜から朝にかけての自然界の営みの変化に、私は心を奪われました。時間を戻すことは出来ません。当たり前のことなのに、過ぎ行く時の中、天空に、そして自然に身を置いた連夜でした。やがて夏も終わりに… 夜空にも変化が生じます。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題

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フォト : ペルセウス座流星群ガイドより
http://astro.ysc.go.jp/perseid2.html

2008年08月25日

桃のスープ

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桃は私の大好物。
その桃を食材にした、まさに『桃のスープ』を季節限定で食せるレストランがあると聞いておりました。
是非一度味わってみたいと思っていたところ、誘いを受け“美味しいもの大好き人間“の4人で行って参りました。麻布台にあるichiRyuという和風フレンチのお店です。落ち着いた店内はゆっくりくつろげる空間で猛暑を忘れさせてくれました。
さて、『桃のスープ』のお味は、ジャガイモと玉葱をベースに桃を加えたまろやかな食感。冷えたスープが喉越し良く、後から桃の味と香りが口一杯に広がりました。目的を達成できた満足感で幸せであります。
桃のスープのことを先に記しましたが、前菜もメインディッシュもデザートも、食材の品質がとても良く、これらも大変おいしくいただきました。
また料理だけではなく、これらを盛りつける器も食材と同様、季節感を取り入れ、趣があり楽しいものでした。オーナーシェフのおもてなしの心が伝わってきます。
私たち4人は満足感100パーセント以上の気持ちで、家路に向かいました。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 ブレンド カテゴリー 季節の話題

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フォト : ichiRyuからの葉書
http://ichiryu-world.com/

2008年08月27日

夏の軽井沢は、きもの姿がお似合い

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夏の軽井沢は、きもの姿がお似合い
--- ここにおいでの軽井沢夫人は皆様が夏衣 ---

 高原を吹き渡る涼風が心地よい軽井沢の夏。避暑地として、また、ハイカラな雰囲気のただよう文化的で豊かな自然の歴史とともに楽しめる、ご存知の地に出向きました。きもの学院の免許授与式後にマナーの講演を依頼されてのことです。4年ぶりに訪れ、懐かしい講師の皆様と再会。美しい音羽の森ホテルでは、ウェディングも行われており、憧れの軽井沢は健在でした。出席者の皆様は、新潟・松本・長野・上田と各地からこの地にお集まり、美しい絽の訪問着姿に夏帯を締め、白扇を付けてのご出席です。避暑地のこの場所だけは異空間、凛とした、皆様の美しいお姿が印象的で、ゲストの私は、拍手で迎えられました。私も、皆様の晴れ姿に惜しみない拍手をお送りいたします。歩き方、手の所作、にこやかな笑顔、立礼の美しい仕草はきもの姿をいっそう際立たせます。長年、目標に向かって取り組まれたお姿は、輝いておいでです。そうです、今日は皆様の晴れの日、数々のライセンスを授与されるこの良き日に、こうして立ち合わせて見守らせていただけることに感謝でいっぱいです。講師の皆様もどんなにかお喜びでしょう… また、お仲間が増えていくのですから…
 季節の食材をアレンジしてのフレンチは美味、スープのなんと美味しいことでしょう!… ゆかたコンテストの前に、私の講演です。メインディッシュの後に少々慌しいことですがマナータイム。「デザートと共に、私の声をBGMのごとくにお聴きください。」と。そして、「本日の皆様は、海外、フランスにいらしてレストランのお客となっても、店では最高のお席に案内されます。」とスタートしました。何故って、美しくステキなお客は店の大切なお客様として、周りの方々の目につく席に案内されますもの、それがお客に対するマナーですから…。その店に相応しい(店に相応しいお客のマナーも心得て)本日のようにステキなお姿は、大いに歓迎です。さらにまず、非言語コミュニケーションの大切さと、ハレとケの使い分けをなさりながら、メリハリのある日々を心を込めて、一期一会いつまでも輝いてまいりましょう。でも努力なくしては成し得ませんわ、と笑顔で結びました。時間は瞬く間に過ぎ行きましたが、皆様はゆかたにお召し替え、ご自分のイメージを話され、コンテストはお開き。賞が手渡されました。夏のイベントも盛りだくさんに、軽井沢の午後も暮れはじめたのです。
PS 軽井沢で毎年、夏をお過ごしの方のご招待にあずかりました。雷雨の中、こんなこともあろうかと思う雷鳴の轟く高原の夕暮れ、シェフの心からのおもてなし料理に舌づつみです。当日のお客だけにとのメニューに合わせた白のシャブリと、長野産のメルローの赤は極上のワイン、旬の食材を見事に演出されたお料理とのマリアッジ。さすがに、東京で腕を磨いた相馬シェフのお料理は、また訪れたいと私をかき立てます。白樺のあるこの空間。そして、おもてなしの心は、料理を通して私の心に響きました。左手がお使いになれない、ご一緒の方の為に、さっそくにカトラリーはすべてのフォークを右に並べられナイフははずされました。タクシーを列車に合わせて手配、シェフ自ら傘をかたむけてのお見送りはいつまでも心に残りました。ご招待くださった方の私への心遣いもあわせて、お客とシェフとおもてなしの料理がコラボしたステキなひとときでした。
レストランの名は「ラ・バスティッド・ドゥ・軽井澤・シェ・ソウマ」で、「別荘」を意味しています。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 いしいようこ カテゴリー 季節の話題

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フォト : レストラン 「ラ・バスティッド・ドゥ・軽井澤・シェ・ソウマ」
http://www.karuizawa-soma.com/

2008年09月03日

源氏物語千年紀記念古典芸能鑑賞会

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源氏物語千年紀記念
…古典芸能鑑賞会… 於国立能楽堂

 この夏も源氏物語をテーマとした鑑賞会がいくつも催され、足を運びました。会場ごとに舞台と観客、そして演出も様々に魅力にあふれ、興味は尽きません。晩夏のひととき、4時間あまりを「源氏物語」にちなんだ邦楽と能の名作を、当代最高の配役と称される舞台を鑑賞いたしましたのでご紹介です。
 歌人の馬場あき子氏の講演「源氏物語と花」では、(ただただ遥かにご尊顔を拝しながら、独特の語りをお聴きしています私には)舞台上の先生のお姿は格別です。物語にあらわれる四季の花々を取り上げ、興味深い語りはいっそう源氏の世界へと誘われます。「夕顔」は花の夕顔の精なのか、夕顔の君の霊なのか。「能」における表現の世界を解かれました。19才で短歌と能の世界へ入門、執筆活動をお続けの先生の語りに魅了されます。
 山田流筝曲「石山源氏」は、人間国宝 山勢松韻の芸は、源氏供養を筝曲にした名曲で圧巻でした。(以前にもお聞きしていましたが。)さらに、地歌筝曲「新青柳」は、柏木と女三宮の秘恋の物語を筝と三弦にての表現。これもバチさばきの見事さが加わり、迫力いっぱいでした。そして、喜多流の能へとつづきます。能「半蔀 はじとみ」は、シテが塩津哲生、ワキは人間国宝の宝生閑の配役にて、はかない恋の逢瀬に命をおとした、夕顔の君と夕顔の精に重ねて描いたこの能に、池坊古法の立花が舞台を飾ります。これは特別演出。私にとっても初めてのことです。「一夕一期の恋」17才の光源氏と夕顔の君の物語「半蔀」は、情趣豊かな風情のある人気曲。配役、演出に最善を尽くし、最高の配役にて鑑賞する時を得て、源氏物語への想いは益々深まるようです。千年紀にあたり、身近に表現を楽しむ企画に参加できることは嬉しいことです。今も生き続けている「源氏物語」は、様々な角度から取り上げられています。(神田紅氏の講談もなかなかのものです)
 皆様はどちらに関心をお寄せになりますか。そして何をお感じでしょう。
 月明かりに照らされながらの帰路、晩夏のひとときでした。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 話題

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フォト : 半蔀

2008年09月04日

源氏物語の1000年

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特別展「源氏物語の1,000年 …あこがれの王朝ロマン…」が開催

この度、特別展開催にともない、前日の特別内覧会に出向きました。会場は、横浜みなとみらいの横浜美術館です。主催のご案内には、『世界の文学史における名作の一つ「源氏物語」が歴史に登場して、今年1,000年を迎えるにあたり、「源氏物語千年紀」に関連する東日本最大の企画展として開催。主人公光源氏の恋愛や人間関係が豊かに綴られ、1,000年の長きにわたって愛されてきた長編小説は、物語を読みつぐ歴史と新たな芸術を創る歴史をもっている。現代まで描き続けられてきた、「源氏絵」をはじめとする源氏物語や紫式部にまつわる絵画を中心に、国宝、重要文化財、重要美術品約20件を含む豪華絢爛な作品を展観いたします。』とありました。原文朗読も一部交えて、1,000年の昔を思いやるナレーションは加賀美幸子アナウンサー、音声ガイドに導かれ、憧れの王朝ロマンは圧巻です。
紫式部日記により、1,008年には宮中で読まれていたことが確認されており、平安朝から現代にまで、人々を惹きつけてきた源氏物語は、魅力いっぱいに私達に迫ってきます。かつて私は、あの石山寺を訪れています。丸窓に向かい、女房装束を身に着けた美しい紫式部が筆をとり、構想を練っているのでしょうか?絵のような人形の姿に出会いました。始まりはこのように、「いづれの御時にか女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり」
会期は8月30日から11月3日まで。休館日は毎週木曜日。11時?6時(但し、金曜日は8時まで)
じっくりと再び秋の一日訪れたく思うしだいです。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 いしいようこ カテゴリー 話題

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フォト : 国宝紫式部日記絵巻ほか
横浜美術館 特別展 源氏物語の1000年-あこがれの王朝ロマン-
http://genji1000.jp/

2008年09月10日

秋茄子は嫁に食わすな!

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 茄子があまりにも美味しいものですから、独り占めをしたくなります。しかし、大勢でいただくといっそう美味しさも増すものですね。
 古来から「秋茄子は嫁に食わすな!」などと云われています。なぜなのでしょう…「秋茄子は味が良いので嫁に食べさせるな」「秋茄子は体を冷やして毒だから」「秋茄子は種子が少ないから子種が少なくなるのをきらって」などと諸説いろいろです。
 「初もの」に命を延ばし、「旬」でそのもののエネルギーをいただき、「なごり」ではいっそう味わい深く、食の味わい方も日本人独特の美意識、感覚も取り込み、美しい言葉とともに楽しみます。
 ケースの中で鈴虫は、秋茄子をベッドに美しい声で鳴いています。埼玉にある、県立(農業)高校では、夏休み中も鈴虫の養育に専念し、今が盛りと、鈴虫のコーラスは見事です。秋茄子は鈴虫の好物。虫も美味しいものがわかるのですね。かつて皇太子様にも献上されているそうです。今秋は、愛子様にもプレゼントされる立派な鈴虫のケースが目に入りました。長月一番のホットニュースです。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題

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フォト : ホームページをセンスアップするための素材集より「茄子」

2008年09月13日

暦を楽しむ「十五夜」

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 旧暦八月十五日の満月は一年でいちばん美しい月といわれており、現在の太陽暦では「十五夜」は九月十四日前後に当たります。
 大切な方と「十五夜」の秋のひとときに月を鑑賞する「お月見」ですが、定番のしつらえは、三方におだんご、里いも、季節の果物などをお供えし、秋の七草を飾って月を眺めるというものです。同時に農耕民族が営む我が国では秋の収穫を祝う行事の一つでもありました。平安時代の貴族たちの習慣が一般庶民の間に広まったのは江戸時代以降であるという歴史。この習慣はぜひ続けていきたいものですね。また満月の夜、月に願い事をすると叶うなどの言い伝えもあることから、大切にしたい習慣でもあります。自然現象ですから十五夜が曇りで「お月見」が出来ないことも多いため、十五夜前日の月を待宵(まつよい)の月・十六日の以降を順に十六夜(いざよい)の月、立待(たちまち)月・居待(いまち)月・寝待(ねまち)月・更待(ふけまち)月と呼ぶ事にも十五夜の満月の夜がいかに大切な節目であったかを感じ取ることができます。
 今年の九月十四日の夜空はどのような神秘の世界が見られますでしょうか?

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Angel カテゴリー 季節の話題

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フォト : ホームページ素材集Photoコレクションより

2008年09月18日

コスモス - 秋桜 -

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春のお花見が桜なら、秋のお花見はコスモスでしょうか。全国各地にコスモスの見所があり、春の桜前線とは逆に北から徐々に南下して花を咲かせていきます。和名は「秋桜(あきざくら)」。花の形が桜に似ているところから名付けられたということですが、原産地がメキシコというのがピンとこないような、それほど日本の風景によく似合いっています。ピンクの濃淡色も愛らしいし、白は清楚、青空の下の黄色いコスモスは元気でさわやか、濃茶色のチョコレートコスモスは香りもチョコレートのように甘く、個性的で大人っぽい雰囲気を漂わせています。

ところで、あなたのお好きなコスモスの見所はどこでしょう?私は富士山の裾野に広がる富士五湖周辺です。この辺りは豊かな自然が四季折々に姿を変えていきます。なかでも山中湖、河口湖の周辺が私の気に入っている行楽スポット。山中湖から車でたったの数分という「山中湖花の公園」は、富士を望む広大な花畑です。夏の百日草の季節が終わると、いよいよ秋のコスモスが咲き乱れます。秋風に揺れる一面のコスモスの花は、ふわり広げたシルクのスカーフのよう。ちなみに今年は大雨などの天候不順が原因で、コスモスの開花時期が遅れているそうです。

ほのぼのとした気分で散策できる所としては、やはり山中湖とは車で十数分の距離にある忍野八海(おしのはっかい)が私の一押しです。忍野八海というのは、富士山に降った雨や雪が地下で溶岩濾過され、それが約80年という長い年月を経て再び地上に湧き出て出来た八つの池のことです。池底に手が届くのではないかと錯覚するほど透度の高い湧き水は、まさに自然の神秘。そして、この忍野八海めぐりに辿る道の端にはコスモスがそっと佇むように花を咲かせます。郷愁を誘う、日本の里の秋の風景そのものなのです。

コスモスはそれぞれが線の細いいでたちですが、その生命力には圧倒されます。強風などでなぎ倒されても、茎の途中から新たに根を出し立ち直り、再び花を咲かせるといいます。私たちを感動させてくれる美しさの陰には、力強く生きようとするエネルギーが満ちているのですね。花を見る私たちが単に美しいと感じるだけではなく元気まで与えてもらえるのは、そういったこともあるのでしょう。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Nyan カテゴリー 季節の話題

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フォト : コスモス

2008年09月29日

秋草をたのしむ

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「茶花としての藤袴と風船唐綿」

 お茶席を飾る、大切なお客をもてなす心のこもった馳そうの一つに茶花があります。野にある花のはっとする美しさ、季節の色合い、可憐、と容姿は様々。秋の演出をテーブルにしつらえてみました。野生種の藤袴は、いまや環境省の絶滅危惧のレッドリストに入っているそうです。秋の七草の一つでも実物を知っている人は、案外少ないようです。この藤袴は香りの強い植物。昔は、葉と茎を陰干しにして、それを細かく刻んで袋に詰め、箪笥に入れておいたそうです。花の形は、まるで人が着る袴を逆さにしたような姿であるのですが、つぼみからは想像出来かねます。花はいっせいに白く咲き、いちだんと風情をそえます。蜂がこの小さい花の蜜を吸うために飛来する様は、春とはことなり、秋の風情をかもしだします。秋草はこの行き合いの長月に夏を惜しむがごとくに、また、秋を謳歌するごとく、それぞれにさりげなく主張しています。水ひきそう、赤まんま、ホトトギス、風船葛、すすき、と風に揺れるワレモコウも加わり、こんな所にー?と人知れず咲いている姿を見つけると感動です。郊外の女人館(お茶人)では、庭いっぱいに秋の野草を、楽しんでおいででした。ご一緒にゆくときをみつめたことが思い出されます。久しく訪れていませんが、今年は、どのようにお庭を楽しんでおいででしょう…。情景が目に浮んでまいります。
「花鋏 露の秋草えらむべく」 -中村汀女-

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題

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フォト : 藤袴と風船唐綿

2008年10月01日

『自然が創り出す美』

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 私が自然観察会を実施する山中湖近くの森には、ヤマトリカブトが群生しています。8月下旬から9月にかけて美しい紫色の花が森を彩ります。トリカブトの名称は、花が鳥の兜のような形から名付けられました。その花の形の流線形も非常に美しいのですが、紫色のあでやかな色彩は、自然が創り出すものは、これほど美しいかと目を見張るほどの鮮やかさなのです。兜の部分が濃い紫色で、下の部分が薄い紫色です。一つ一つの花は長さ2センチほどに小さいのですが、一株に鈴なりにびっしりと花が咲きます。その咲きほこった満開のようすは美しさを超越して、異様さと、凄みまでも感じさせ、全身がゾクゾクするような感覚です。
 葉の形がヨモギに似ていますので、ヨモギと間違えて食べてしまうという話も聞きます。トリカブトは特に根が猛毒ということは知られていますが、根だけではなく、葉にも花にも毒があります。花をつけていれば、これは尋常の植物ではないと直感的に察することができますが、葉っぱだけですと食用の植物の風情があります。
 私はトリカブトの花を見つけると、つい引きつけられて見入ってしまうほど、
不思議な魅力を感じます。人工では決して創れない美し過ぎる魅力です。トリカブトの花を見ていると、自然が創り出すものの美しさと、人の力を超えた自然の魔力を感じずにはいられません。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin カテゴリー 季節の話題

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フォト : ヤマトリカブト 「植物園へようこそ」より
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/yamatorikabuto.html

2008年10月02日

「秋刀魚(さんま)」で感謝

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数日前に、北九州の親戚から海産物がどっさりと送られてきました。明太子、鯛竹輪、おぼろ昆布、ししゃも、そして秋の味覚の代表格「秋刀魚(さんま)」。早速その日の夕食に秋刀魚を焼いてみました。首周りがずんぐりと太い秋刀魚は脂がのって美味しいと言われていますが、全くその通りで、リッチな味に大感激いたしました。

そこで思い出したのが東京・目黒のさんま祭り。実は目黒のさんま祭りは2つあります。JR目黒駅は品川区にあるのですが、この駅を挟んで品川区側は7日に、目黒区側は14日にと、それぞれに分かれての開催でした。先発開催の品川区側では岩手県宮古漁港直送の秋刀魚6000匹と徳島県産のスダチ・栃木県産の大根で、目黒区側では岩手県気仙沼産の秋刀魚5000匹と大分県産のカボスで勝負に挑んだ「さんま祭り」。今年は例年を上回る人出で大盛況だったようです。

炭火で焼くというのも大きな魅力だったでしょう。七輪で秋刀魚を焼いているうちに、猫が一匹、二匹と集まってくる・・・という光景は今では遥か遠いものとなってしまいました。さんま祭りは賑やかな大イベント、残念ながら猫たちが仲間に加わる隙はありませんね。それにしても秋刀魚を楽しみにして、交通費を使い、2時間も3時間も並ぶというエネルギーには感心します。私だったら途中でくじけてしまいそうです。

これほど日本人は魚を好む食文化を持っているのに、燃油高騰のあおりでサンマ漁の現況は本当に厳しいようです。そんな中でも秋刀魚が無料で振る舞われるなんて、足を運んだ皆さんは美味しさを堪能しただけではなく、感謝の思いもいっしょに味わえた一日となったのではないでしょうか。

東京のさんま祭りは目黒だけでは終わらないようです。10月12日には目黒の隣の渋谷区恵比寿で「恵比寿 となりのサンマ祭り」と題して開催されます。恵比寿の中でも開催場所にビール坂下を選ぶとは、上手く考えたものですね(笑い)。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Nyan カテゴリー 季節の話題

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フォト : 恵比寿となりのサンマ祭りより
http://www.ebisunavi.com/sanma/

2008年10月04日

秋の七草と「花寄せ」

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お茶の稽古の中に【七事式】というものがあります。表千家七代【如心斎】が考えだした稽古の形態です。お茶の世界では、秋の最も重要な行事に【天然忌】があります。この法要は、【如心斎】を偲んで行われるものであります。【如心斎】は、現在の茶道の形に体系づけたことから【表千家の中興の祖】といわれています。【天然忌】は9月13日ですが、今頃の季節には、それぞれの稽古場で如心斎宗匠の功績を讃え、故人を偲んでこの【七事式】が行われます。
その【七事式】のひとつに【花寄せ】というものがあります。
庭中の花を寄せて集め花台に載せ、水次(水さし)と花切りナイフを添えます。部屋には、たくさんの花器がしつらえてあります。「行き合い」のこの季節に、花器は、かごあり、焼き物あり、竹ありとこだわりません。形や大きさもこだわらず、大ぶりあり、一輪挿しありとバラエティーに富んでいます。花も、この時ばかりは茶花にこだわることなく、どんな花でも生けてよいそうで、「名残り」を愛でるのだそうです。

花の魁と言われる梅に始まり、桃、桜、藤、あやめ、菖蒲、紫陽花…朝顔、夕顔、つゆ草、てっせん、竜胆、曼珠沙華…と春から夏、夏から秋へと季節の移り変わりに合わせ、私どもの生活に彩りと潤い、安らぎを与えてくれた折々の花…花…。
いよいよ初秋から晩秋へと移り変わるこの時期、花も名残りの時期となります。
一同に会した人たちが、順番に、それぞれ、生けたい花器に思い思いに生けていく「花寄せ」。床の間の花器、葭(よし)屏風にかけられた花器、書院棚の前にしつらえられた花器…。8分目程の水に満たされた花器の中に次々に花が入っていく様は、次第に華やかに演出されて、まるで夕日が沈む前の残照のように美しさを際立てます。そして、そこには、花を生ける人たちの心が反映されているのでしょうか…ある人はかわいらしく、またある人は凛として、あるいは楚々として、また、あるいは大胆に…生けられていきます。
ここには特別なルールはありません。好きなように生けるのです。「好きなように生ける」これが難しいことであります。
上客になったら、遠慮せず、凛として正面に入れる。一番のポジションを後の人が入れるのは気の引けるものです。そのあたりのことを察して潔く振る舞うことも肝要です。
また、隣に薄のようにス?と伸びる花材が入れば、こちらは低めに大輪を入れる。白い花の隣りの花器へは、赤やピンクなんていう色彩のある花を入れてみる……。周りとの調和を心掛ける。
「相手を立てて、己も光る…」美しい花々を、より美しく生ける。「花寄せ」をすると、人々がひとつの世界で「美しく生きる」とはどうあることかが見えてきます。
萩・薄・葛・撫子・女郎花・藤袴・桔梗…秋の七草です。
お茶の稽古の世界だけでなく、生けてみたくなる花々がたくさんあるこの季節です。「花は野に咲くように」利休居士のことばにならって生けてみてはいかがでしょうか…。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 usagi カテゴリー 季節の話題

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フォト : 萩

2008年10月08日

秋たけなわ

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-今年も木犀が香りはじめました-

 秋を、季節を告げる香りの代表格として、中国原産の木犀があります。秋の彼岸の頃には線香の香りと共に木犀が香っていました。今年は、いや近年は気候の変化と共に、自然界の樹木の営みにも変化があるようです。秋たけなわ、濃き色の花々は秋色に装いをこらして、私たちにアピールします。可憐に、ひっそりと大人気に…心をくすぐります。ハナミズキも真っ赤な実をいっぱいにつけて、葉も色づきはじめたようです。
さて、10月7日は、旧暦の9月9日「菊の節句」。長寿にあやかり、菊酒を愉しむことは、平安の昔からの習わしです。江戸時代より広く栽培、品質改良され、園芸品種として菊花展で愉しんできました。謡曲の「菊慈童」は、山奥で菊の露を飲んで700年も若いままで過ごした少年の話しですが、菊は能装束(菊水模様縫箔)をはじめ、家具、調度品にも美しい模様を散らし、時代と共に生活に生かされています。源氏物語、枕草子でもこの菊は取り上げられ、女御たちが、菊にきせ綿をし、香りと露をしみ込ませた綿を交換する(美容液としても使っていたようです。)習わしがあったようです。現在では、このきせ綿を和菓子として表現。赤坂の虎屋ではじょうよ饅頭にて、茶席でも大いに楽しみます。また、練りきりで様々に形を表現した菊の菓子が、美しく和菓子店に並びます。
秋の植物は、さまざまに私たちの生活に活かされ、彩りを添えてくれます。秋たけなわ、さまざまな秋を満喫したく…

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フォト : 金木犀

2008年10月15日

寒露のお客様

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寒露に入り、短大の教室に思いがけないお客様がやって来ました。蟋蟀(コオロギ)です。講義中足元に動いていて、学生も集中できないでいました。
つぶすのは忍びない(とてもできない)し…さりとて気になるこの珍客。ドアをあけて、そちらへそちらへと追い立ててお帰りいただいたのであります(笑)
まさに【寒露】のお客様。「蟋蟀戸に在り」 です。寒くなりコオロギ(キリギリスはコオロギの古称)が家の中に入って来たのでしょう。自然界の生き物たちは敏感に季節の移り変わりを感じとっているのに驚かされます。
先日、確か寒露の8日、山形でしたでしょうか…白鳥が渡来したとニュースでききました。
まさに、鴻雁来る(こうがんきたる)ですね。渡り鳥たちはまだ汗ばむこの日によくぞ飛来するものです。二十四節気(季)更に5日ずつに3つに分けた期間を七十二候といいます。鴻雁来る→菊の花開く→蟋蟀戸に鳴くとなります…。
短大の授業にやって来た蟋蟀君は少しせっかちだったかもしれないですが、わずかな誤差に過ぎませんでしょう…。
そういえば今夜は虫の声が聞こえません…。次の二十四節季は【霜降】です。10月23日です。もしかしたら、霜の降りるのも早いのではないでしょうか……?
霜はじめて降る→小雨時々降る→もみじ蔦黄ばむ。→立冬までの5日、5日の流れです。このようにして、知らず知らずの内に私たちは自然との関わりをもちながら暮らしているのですね。


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イラスト : コオロギ

2008年10月23日

べったら市

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「べったら市」旬の味を楽しむ 「大根」

10月19日夜より10月20日の2日間、東京日本橋の大伝馬町から小伝馬町をつなぐ通りで、200ほどのお店が大根の浅漬けを店頭に賑わいした。
秋が訪れると、それはそれは大根が美味しくなって参ります。大根というと日本が原産と思われがちですが、実は地中海沿岸から中央アジアにかけて広がる一帯で生まれたようで、シルクロードを渡って弥生時代には早くも日本に入り、現在まで栽培されている食べ物です。また、大根にはデンプンの消化酵素であるヂアスターゼが多く含まれ、自然の消化薬・健胃薬としても高名です。大根の食べどきは、10月から2月ぐらいまでとも言われ、美味しさを初めて堪能できる10月中旬に行われるべったら市は、元来、10月20日の恵比寿講に用いる品物や道具、食べ物などを売る恵比寿市でした。東京では現在も駅名として御座いますが、江戸時代から農業や漁業の神である恵比寿さまへの信仰が盛んで、10月19日から20日にかけて木彫りの恵比寿さまや、塩鯛や根菜などの青物を売る市が開かれていました。中でも、大根の浅漬けは一番よく売れたようです。浅漬けには2週間前後かかるため、食べ頃を迎えた10月の初旬の大根が丁度この市に漬け物として出されることにも関係していたのかもしれませんね。
東京日本橋にある恵比寿神社の恵比寿講で、大根を麹に漬けた浅漬けを売り出したのですが、当時は紙が高級品だったため、包み紙として用いることができず、この浅漬けを買った人は縄で縛ったまま持ち帰っていたそうで、人込みの中では何かの拍子に着物などに浅漬けの麹が付くこともありました。そこで、「べったりついても知らないよ」と掛け声を発しながら道を空けてくれるように頼んだことから、「べったら」の名前が生じ、市場もいつしか「べったら市」と呼ばれるようになったのです。
現在では、干し大根でつくる沢庵漬と共に、このべったら漬は東京名物の一品となっております。日持ちのしない漬物ですので、ご賞味の際は是非お早めに。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Angel カテゴリー 季節の話題

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フォト : べったら市の旗

2008年10月25日

車窓からの風景

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先日、急に思い立ち四国に住む母に会いに行くことにしました。羽田-松山間は飛行機で1時間20分・・・が、飛行機が苦手な私はいつも新幹線を利用します。今回もおいしそうな駅弁を昼食用に買い品川からのぞみに乗りました。目的地に着くのは夕方の5時過ぎ、それまで普段の睡眠不足を補うために眠ったり、本を読んだりしながらのんびりと過ごします。時折、窓の外を眺めると田んぼの中の細い道を車が走っていたり、おばあさんが歩いていたり・・・ちょうど今は稲刈りの季節らしく刈り取られた稲が振り分け荷物のように長い棒に干されている光景をたくさん見かけました。やはり日本は瑞穂の国なのですね。私のまわりには農業に携わっている人間はいませんし、水田のそばに住んだこともありませんが、何故か懐かしい気持ちになります。やはりあの風景は日本人の心の原風景なのかもしれません。食糧自給率の低さが最近よく話題になりますが、日本には農業を守っている方がたくさんいます。安全な食料を届けるべく頑張っていただきたいと本当に思います。
新幹線が岡山に到着すると次は瀬戸大橋を通って四国へと渡ります。そこからは予讃線です。予讃線は線路のほとんどの部分が単線なので、すれ違いのために途中の駅に何回か止まります。駅員さんもいないような小さな駅もあります。地方の小さな町にはその町なりのゆるやかな時間が流れているのを感じます。
電車は海沿いを走ったり、山あいの道路のそばを走ったり。今回ははじめて白装束のお遍路さんをみかけました。杖をつきつつの道中の安全を、車中から「お道ように」と願いました。四国の言葉で「あなたの行く道がよい道でありますように」という意味だそうです。
予讃線の終着、宇和島駅に着いた頃にはもう日が暮れかけていました。腰が痛くなるほど座り通しだったのに、きっとまた次回も窓からの風景を楽しみながら電車で旅をしていることと思います。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Fuwari カテゴリー 季節の話題

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フォト : 鉄道(JR四国)より
http://www.hpmix.com/home/morikawa/AI23.htm
JR四国予讃線 今治駅 YouTubeより
http://jp.youtube.com/watch?v=hraWU_yiRyU

2008年10月29日

紅葉狩り

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- 京都の高尾の紅葉は今も目に美しく焼きついて… -

 紅葉狩りとは、紅葉の美しい名所として知られている所に出掛けること。春の花見のような華やかさはありませんが、赤や黄で彩るもみじを見ていますと、秋を惜しむ気持ちがつのってきます。(源氏物語にも、光源氏は美しい紅葉を背に青海波を舞っています。輝くほどの美しい方が美しい景色の中、美しくです。光君は“美しいでしょう!”と問うのです。さぞかしとイメージをする私ですが…)紅葉舟、紅葉茶屋などの言葉もあり、風流に遊んでみたくもなります。旬をご紹介して、紅葉を身近に感じてみましょう。
「眼をつむれば今日の錦の野山かな」…高浜虚子
美しく紅葉した野山に一日遊び、いざ眠りにつこうとしたとき、今もあの彩りがまぶたにありありと蘇ってくるという、それほど印象的な景色であったと…。
「龍田姫 月の鏡にうち向ひ」…青木月斗
 秋の女神は龍田姫と呼びます。奈良の西の竜田山の龍田神社に龍田姫は祀られています。女神が月の鏡に向かって装っている想像です。なんと素敵なのでしょう!竜田川は紅葉の名所ですね。訪れてみたい竜田川です。水が紅葉している様は、どんなに美しいことでしょう…。

P.S. 春の野山の美を司る女神は佐保姫といい、佐保山は奈良の東にあります。陰陽五行説では、春は東、秋は西にあたります。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題

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フォト : 紅葉 (ホームページ素材集Photoコレクションより)

2008年11月14日

炉開き

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炉開き --- 11月は茶人のお正月 ---

 11月は茶人のお正月と言われます。何故かと申しますと、この月に炉を開き、火を入れ、茶壷の口を切って、茶を取り出し、そのお茶で点てた茶を服します。まさに「炉開き」と「口切り」の時節ですので、一般のお正月気分となり、茶人にとっては大切な月、大切な行事となります。
 10代から茶道の稽古を始めた私は、この月に礼装をして、師の炉開きの稽古に伺いました。11月の初めの稽古は、今も格式のある伝統行事として親しまれ、いそいそと礼装でのぞみます。
 炉開きは、陰暦10月の亥の日に行われたことから、11月の最初の稽古は、炉を開いてお茶をいただきます。半年間眠っていたお茶をいただきますので、お目出たいわけです。(大河ドラマの篤姫も、11月のある日炉にてお茶を点て、さしあげていました。)挨拶は「炉開きお目出とうございます。」と申し、お菓子は、善哉をいただくのが習わしです。善哉は、五穀豊穣の象徴でもあるからです。毎年この日は楽しみにお稽古にのぞんでいます。茶事形式の稽古では、御酒も添えられ、おなます柿と栗もいただき、濃茶で気分一新となるわけです。

PS. 炉は、11月から翌年の4月、それを過ぎると風炉になります。茶室はそれまでの風炉から炉に切り替えます。そして半年間壷の中で熟成された茶葉をいただきます。まさに新茶をいただくことから、新年と言われるのです。初めて壷の封(口)を切ることから、口切りと言われます。
「門を開けば落葉多し、雨を聴きて寒更尽き」…無可上人
初冬の、ものかなしい、まさに、寂枯の極みとでも申しましょうか… 雨の音は落葉の音であったのです…。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 いしいようこ カテゴリー 季節の話題

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フォト : しるこ碗

2008年11月20日

ボジョレーヌーボー解禁

ボジョレーヌーボー解禁 --- 11月20日 ---

 ボジョレーヌーボーの中吊り公告を見つけました。11月の第三木曜日。今年もその時がやって来たのです。今年のワインの出来は?“ボジョレーヌーボー”かつてずいぶん騒がれましたが、最近は静かになっています。それでも初もの好きの日本人はまだまだ…好奇な目で楽しむのも伝統になっているようです。先日、ひと足早く山梨ヌーボーを楽しみました。山梨ヌーボーは11月3日に解禁でした。キリリとした辛口の白。その味は、松花堂弁当と見事にマッチ。黄金に紅葉したイチョウの木々の向こうに富士山がそびえ、山々に囲まれたこの地は、豊かな大地の恵みいっぱいに輝いていました。日本のワインも、世界に誇れるほどに向上し、和食とともに日本通の人々に愛されているようです。海の幸、山の幸、(畑・田の幸)と豊かな食材は、地元で丹精に完成されたお酒によく合います。身近にある食にあわせて、各地のお酒、ワインをしみじみと味わってみたくなりました。まさに「食は文化なり」です。そこには、様々に文化の融合があります。人が集まれば集まるほど、地域が広がれば広がるほどに…
 「ワインは人生の味も深めてくれる」と言いますね。

とっておきのワインの紹介です。
・ボルドーワインはワインの女王(プレゼントにはボルドーを…)
・モーゼルワインはローマ帝国の遺産(ドイツの白ワインはさすがです。)
・ハンガリーのキフワインは、奇跡が生んだ蜜の味(幸せに酔いしれます。)
・ポルトガルの宝石はポートワイン(輝くルビー色の赤は宝石です。)

P.S. 今年は、ワインのボトルがペットボトルもあるとのこと。おいしさに変りはなさそうだが、より安く気軽にとのことでしょうか…

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題

2008年11月28日

紅葉ライトアップ

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六義園 --- 紅葉と大名庭園のライトアップがスタート ---

 紅葉狩りに出むきました。
 今年で8回目を迎える六義園の「紅葉と大名庭園のライトアップ」は、連休の初日からスタートです。私達は、朝からの授業を終了し、夕方5時にライトアップされた公園の正面から入門。古式ゆかしい門構えが迎えてくれます。四季折々の自然が楽しめる評判の庭園は、朱色や黄金色に色づく紅葉に、水面に映し出される紅葉は幻想的な彩りとともに、見事に景色がライトアップされています。往路脇のライトは竹で覆われ、その姿はまるでかぐや姫のようです。静かに暮れ行く中で、にわかカメラマンも見事な景色にシャッターを押します。私達は庭を巡る園路を歩きながら、移り変わる景色をいそいそと楽しみます。さすがに名園です。都会の中にこんなにも深くて美しい広大な自然が大切に保存されていることに驚きです。
 特別名勝 六義園は、現在残された数少ない大名園の一つ。国の特別名勝として、文化財保護法により指定されています。
 元禄15年に回遊式築山泉水庭園として完成。園名は、古今和歌集の序文に見える六義にちなみ命名され、国内88箇所の名勝とともに、元禄時代を代表する和歌趣味豊かな大名庭です。あの柳沢吉保が、駒込のこの土地を将軍から賜り、自ら設計をしました。
 次回は、陽だまりの中ゆっくりと訪れたいものです。水鳥の鳴く声、流れ行く水音、カサカサと踏みしめる落葉、銀杏。吹上茶寮では、抹茶のサービスもあります。甘味で暖がとれるもみじ茶屋も風情をそえています。移り行くしっとりとした情緒の庭園を楽しみました。
ライトアップ 11/22から12/14 9時から21時まで。
駒込駅前の染井門も開門しています。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 いしいようこ カテゴリー 季節の話題

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フォト : 六義園の紅葉

2008年12月02日

「酉の市」巣鴨大鳥神社に詣でる

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11月の「酉の日」は酉の市、お酉様である。
 巣鴨のお酉様は、元治元年(1864年)に初めて市が立ち、第二次大戦で一旦途切れたそうだが、近年は活気を呈しているとのこと。祭神は、日本武尊である。浅草の鷲神社、新宿の花園神社も有名であり、賑わいが、時折映像から覗える。今年は、11月5日が一の酉、二の酉は17日、そして三の酉は29日。駅前には、お酉様の案内が目についていたことから、さぞ賑わっているであろうと足を運んでみる。夕方5時過ぎのこと、幸い風も穏やかである。巣鴨駅から白山通りを左に、徒歩にて10分ほど。巣鴨大鳥神社は、文京区千石4丁目の表示。駅から神社まではちょーちんで飾られており、新しい熊手を持った人と行き交う。案内の声もスピーカーから流れ、初めてのお酉様、導かれるごとく賑わいの中を神殿まで辿り着く。順番を待ち、お賽銭をあげ、手を合わせる。「商売繁盛・家内安全」と、これを仕事に結びつけて願ってみる。熊手の売買が決まって、「シャン シャン シャン」と威勢のいい手締めが境内のあちらこちらでいくつも鳴っている。今年の売れ行きはどうなのであろう…。巫女さんによるお神酒のサービスもあり、有料の甘酒・樽酒は、地元の商店街のおかみさんであろうか、すすめ上手である。簡易の縁台にすわり、どちらも楽しんでいる人が見受けられて和やかである。お社は、大きいとは言えないが、ご利益には関係ないと…。
 酉の市(市とは祭りのこと)は、関東一帯で行われる江戸時代からの年中行事で、関西のえびす信仰に対応するもの。「取り込む」に通ずることから、熊手が縁起物として売られている。お多福面・宝船などの縁起物もあり、古い熊手を納め、新しいのに替えるのである。「三の酉」のある年は火事に気をつけろ!と言われるが、酉の市をダシに、夜遊びをするのを戒めるためとか…。火事は俗信であろう…。師走に入る前のこの行事も、江戸から現代へと続く情緒ある商人・市民の拠りどころとして賑わっているのである。


冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 いしいようこ カテゴリー 季節の話題

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フォト : Enjoy TOKYO より 巣鴨酉の市

2008年12月12日

人生の誇り

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今年もそろそろ年賀状を準備する時季を迎えました。
私が毎年一番心待ちにしている年賀状は、95歳の義父からの1通です。律儀な義父は今も何百通もの年賀状を病院で書いていると思います。数年前に脳梗塞を患った義父は、かなり生活レベルが落ち不自由な面もあるのですが、宛名は震える字ではありますが自筆で書いています。
文面は印刷ですが、自分の現役の頃の仕事について力強く述べています。

2003年の秋ニューヨークで起こった電線損傷による大停電のトピックを取り上げ、『ニューヨークやヨーロッパと違い、日本の主要高圧電流送電線は2回線なので、送電線に故障があってもニューヨークのような大停電はないものと思う』と書いています。

義父は電力会社で電気工事技師として、日本各地において高圧電流を送る送電線を設置する業務に携わってきました。自分が生涯をかけ、成してきた仕事を心から誇りに思っているのだと感じます。義父のまさに生きた証しだと思います。

ここ3~4年、前後のあいさつは多少違いますが、この同じ文面が年賀状にしたためられています。最初に読んだ時、義父の山間での厳しかった仕事や長い人生に思いを馳せました。自分が遺した仕事、自分がやり遂げたこと、社会に捧げた貴重で膨大な時間、人生の誇り、それらがいく重にも重なった思いとなって私たちに伝えているのだと思います。

来年の元旦も義父の思いが北陸から届くでしょうか。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Marin カテゴリー 季節の話題

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フォト : 日本郵便「2009年 年賀状」
郵便年賀.jp 「Lady的年賀状マナーブック」
http://www.yubin-nenga.jp/lady/index.html

2008年12月16日

SL広場のクリスマス

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SL広場イルミネーションパフォーマンス・クリスマスバージョン
 12月25日の夕方5時から11時まで楽しめます。

 華やかな銀座通りのクリスマスイルミネーションを尻目に、新橋の駅前広場に降り立ちます。毎年行われているSL広場のクリスマスイルミネーションは、今年も08年バージョンにてライトアップ。SL-C11 292には、サンタの機関士の顔がのぞいています。SLに散りばめられた星のふもとには、トナカイが先導するごとくにしつらえてあり、このSL広場は、白と青のイルミネーションで静かにクリスマスの到来を告げています。サラリーマンで賑わうウィークデー、土日はやはりカップルや新橋駅に降り立った人が、目にとめて楽しんでいます。三脚を携えた男性は、もう5、6年前から毎年撮影を楽しみにしているとか… SLをバックに恋人をケータイカメラに納める男性。ほのぼのとした情景です。
※新橋は、日本で最初の鉄道が営業を開始した地です。今でも正午・3時と汽笛が時を告げています。
 SL広場の機関車は、このシーズンはオシャレに変身。ごきげんなジャズが流れます。そして、30分おきのクリスマスキャロル。よき時代の懐かしい情景が思い浮かびますが、今様のイベントも開催され、クリスマスシーズンは大人のとっておきの場として、夜空の星とともに冷気の中、お一人様でも静かに時が過ごせそうです。休日の新橋に私は足を運び、駅前の驛舎珈琲店で、いつものようにおいしい珈琲を口に運びました。この19日(金)は17時より23時まで、ワンコイン500円でワインと、クリスマスグッズのプレゼントがあり、DAY&TMCのコンサートが行われます。主催は、愛宕一之部連合町会によるものです。このようなアウトドアのクリスマス、音と光のイベントもいかがかとご紹介です。

驛舎珈琲店
SL広場前に5、6年になるのでしょうか。懐かしい、新橋から発車する当時の壁絵が2F、3Fと眺められ、ステンドガラスも風情を添えています。
駅舎の歴史に思いを馳せながらくつろげるお店。カレーライスがおすすめです。
銀座と日比谷の椿珈琲店でもおなじみです。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Rainbow カテゴリー 季節の話題

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フォト : 驛舎珈琲店ポストカード
http://www.towafood-net.co.jp/cafe/ekisya/index.htm

2008年12月22日

旬の食材  12月の旬「白菜」

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 私達の食生活で白菜は一年中お店に顔をみせていますね、でも「白菜」の旬は12月なのです。今では用途も広く、シンプルなものは白菜漬、それから鍋物やスープに使ったり、さらには炒め物にもよく合い、やわらかな芯はサラダにもおすすめです。白菜は原産地の地中海沿岸から中国へと伝わり、そして品種改良されたものが日本には日清戦争の時代に日本の兵士の方たちによってもたらされたということで、もとはトルコ高原のように涼しい地域で栽培されていた冬の野菜なのです。白菜料理の説明に入るとき、霜が降りる頃の白菜はおいしい、とよく耳にします。どうしてでしょう。畑に霜がおりると白菜は成分の澱粉を糖に変えて凍らないように身を守ります。この糖分が美味しさの原因なのです。種類には一般的な結球タイプと半結球タイプがあり、山東菜のように結球しないタイプもあります。ビタミンCが豊富で冬にはかかせない野菜です。霜が降りて外側の葉が茶色くなっている白菜は甘くて美味しいです。選ぶ目利きとしては持って重いもの、半分にカットされているものなどは葉の間に隙間がないものがよいです。新鮮なものは茎がパキッと音を立てて割れます。何年か前のことですが料理の鉄人というテレビ番組の中で鉄人の対決者が決められた時間で白菜をメインにした料理をそれぞれ何品か作った時の目新しい料理が大変印象に残っております。ベシャメルソースやトマトソースを使った洋風ものからスープ、デザートまでそれは見事なものでした。
 食は生命のみなもとです。旬の食材は味わって食したいものですね。

冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記 作者 Angel カテゴリー 季節の話題

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フォト : 白菜